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今月の課題図書をみる

2018年06月の課題図書


2018年6月の課題図書は原田マハさんの『本日はお日柄もよく』です。

OL二ノ宮こと葉は、想いをよせていた幼なじみ厚志の結婚式に最悪の気分で出席しています。
ところがその結婚式で涙が溢れるほど感動する衝撃的なスピーチに出会う。
それは伝説のスピーチライター久遠久美の祝辞でした。

空気を一変させる言葉に魅せられてしまったこと葉はすぐに弟子入り決意。
久美の教えを受け、最初は友人の結婚式のスピーチに成功。
そして、「政権交代」を叫ぶ野党のスピーチライターに抜擢されることに・・・。

こと葉をチェンジさせたスピーチの力、言葉の力は私たち読者の心にも響き渡り、
何度も繰り返し読みたくなり、言葉をもっともっと大切にしたくなります。

いつも頑張っている皆さんに、今、この本を届けたい!

Book Information

本日は、お日柄もよく

4.2 4.2 (レビュー18件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 680 円
いいね! Maripon kanzo taiji KojiUehara

    レビュー

    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 4.0

      東海道線の電車広告で目に留まり、昨年の1月に読みました。
      いわゆるお仕事エンタメ小説かと思いきや、ストーリーは国勢選挙のステージへ。フィクションとはいえ、当時の日本の政権交代を思い出し、今読むとちょっと残念な気も。スピーチライターという職種は初めて知った。「大事なのは中身で、なんか体裁だけ整えても…」と最初思ったが、限られた時間で様々な条件の中、聴衆に想いを届ける、ナカナカにシビアな仕事だ。登場人物も魅力的で、一気に読んでしまいました。

      2018/06/09 by

      本日は、お日柄もよく」のレビュー

    • 評価: 評価なし

       6月の課題図書という事で読んでみました。学生の時から課題図書が好きで、それは自分だけの視野の狭い好みでなく、広い目で見た意外な良書に巡り合えるからです。

       原田マハさんの本、通称、マハ本は、好きなものと苦手なものがあってその決め手は、言葉の使い方やチョイスだと思います。
      この本はまさに「言葉」を仕事にするスピーチライターの世界を描きます。

       『楽園のカンヴァス』で、キュレーターという仕事を描きながら、絵画の世界を描いたように、この物語では、同時に政治、選挙の駆け引きの世界も描いています。

       主人公は、お気楽というか、ほとんど給料泥棒的な完全に腰かけ仕事をしている大手製菓会社の社員、こと葉。
      幼馴染の結婚式で、だらだらと長いスピーチに眠気がさして、着物なのにスープに頭を突っ込むこと葉。

       しかし、そんなこと葉の目をさますような、素晴らしいスピーチをする女性がいました。
      それが久美さんという女性で、公の場でのスピーチ原稿を書く仕事、スピーチライターをしています。こと葉は、翌月、同期の結婚式でスピーチを頼まれていますが、不安な為、その久美さんという女性に指導してもらうことに。

       そこから、こと葉はスピーチというものの難しさと同時に言葉を扱う楽しさとやりがいを見つけていきます。そんな時、幼馴染が選挙に立候補することになって・・・こと葉は政治、選挙の世界にひきずりこまれてしまう。

       とてもテンポがよくて、よみやすい、というのがこの本の一番の良さでしょう。
      若者にはなじみの薄い、政治や選挙の仕組みなどの説明も実に鮮やか。そして、スピーチの重要性。感動的な数々のスピーチ。

      人の心をつかむ言葉選び、話し方、間の取り方、態度、色々な要素でいいスピーチというのは決まります。久美さんというベテラン・スピーチライターの言葉がとても重いのです。

       先日、観た映画『ウィンストン・チャーチル』でも、チャーチル自身は癖のある政治家と描かれますが、なんといっても演説が上手かったという点が政治家向きだったのです。

       説得力ある言葉ほど強い武器はありません。読みやすさ、という表向きもありますが、芯の部分は、言葉というものへの執着であり、愛着であると思います。
      >> 続きを読む

      2018/06/16 by

      本日は、お日柄もよく」のレビュー

    • 評価: 5.0

      2017、最初のレビュー。

      いやはや参りました、原田マハさま!
      今年のカレンダーを買ってないことに気づき向かった書店で
      この本がワタシを待っていた。としか思えない出会いでした。

      も〜なに?
      このジャケットの素敵なこと、
      ひらりとめくった最初の一文から惹きつけられる感じ、、、

      読みはじめたら止まらず、トイレも忘れるほどの一気読みは久しぶり。
      ヤバいです。ぐんぐん読ませるのに、
      時折ぐぐっと喉の奥が締め付けられて、熱いものが込み上げてくる。

      手帳に書き留めておきたい素敵な言葉がいっぱい。
      どれかは言わない、このシンパシーはワタシだけのものだから。
      ぜひ、あなたも、琴線をくすぐる言葉を見つけて下さい。
      超おすすめです。

      2017.1.1 本日はお日柄もよろしく、新年読書生活、好スタートです。
      >> 続きを読む

      2017/01/02 by

      本日は、お日柄もよく」のレビュー

    • 新年早々、素敵な作品に出逢われたようで、なんだか嬉しい気持ちになりました♪

      2017/01/02 by ice

    • ありがとうございます♬
      密林のお買い物も便利ですが
      こういう思いがけない出会いがあるから
      本屋散歩はやめられませんね。
      >> 続きを読む

      2017/01/02 by nekoya

    • 評価: 3.0

      ある日披露宴の長々とスピーチをしている前で舟を漕ぎスープに顔をぶちまけ、周りの人々に醜態を晒してしまったこと葉。
      その場にいた言葉の魔術師久美と出会う。その日を境にこと葉はスピーチライターとして様々な事を学んでいく。

      自分も喋るのが好きなのですが、ついつい同じ事を繰り返したり何度も同じ話をしてしまう事があります。
      それより何よりまず大事なのは相手の話を聞いてあげる事。
      小説でありながら啓発本の様に自分の考え方も変えてくれる本でした。

      2018/04/28 by

      本日は、お日柄もよく」のレビュー

    • 評価: 5.0

      特にイヤな気持ちになることもなく、それでいて読み終わった時に「あぁ、いい本だったなぁ」としみじみ思う本。

      とあることからスピーチライターという耳慣れない職業に興味を持つ主人公、こと葉。彼女が迷いながらも言葉が持つ力を信じて成長していく姿に心打たれます。

      文章はとても読みやすく、こと葉が何かを感じた時の表現が彼女らしくていちいち面白かった。
      構成は途中、軸になりそうなものをあっさり蹴ったのが新鮮だった。その恋愛路線に行かなくてもいいのでは…という流れも納得のオチで回収。

      また読み返したい。
      >> 続きを読む

      2017/09/10 by

      本日は、お日柄もよく」のレビュー

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    ホンジツワオヒガラモヨク 
    ほんじつわおひがらもよく

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