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2019年09月の課題図書


2019年9月の課題図書はJ・D・サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」です。

青春小説の傑作として愛される不朽の名作は、様々なタイトル・訳者によって読み継がれてきました。

『ライ麦畑でつかまえて』野崎孝訳
『危険な年齢』橋本福夫訳
『ライ麦畑の捕手』繁尾久訳
『キャッチャー・イン・ザ・ライ』村上春樹訳

読書好きの皆さんには訳者による違いも楽しんでいただける作品です。
是非、読書の秋の一冊として。

Book Information

ライ麦畑でつかまえて

3.5 3.5 (レビュー8件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 924 円

発表から半世紀、いまなお世界中の若者たちの心をとらえつづける名作の名訳。永遠の青春小説。

いいね! harujack Minnie

    レビュー

    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 3.0

      知らない人がいない程の名作「ライ麦畑でつかまえて」。

      名作だと言われているけれど、正直なところ、あまり感銘を受けませんでした。鋭い視点だと思ったところもありましたが、あらゆるものをインチキだと感じる主人公にどうしても共感ができなかったからだと思います。

      若くて色々なものに反抗したくなるようなそんな時期に読んだら全然印象は変わっていたかなぁ。

      とても文章が読みづらかったもの気になりました。独特な文体でなかなか慣れず、物語に入り込むのに時間がかかりました。

      村上春樹が翻訳しているものもあるから、もし機会があればそっちも読んでみたいと思います。
      >> 続きを読む

      2012/11/19 by

      ライ麦畑でつかまえて」のレビュー

    • 高校時代に、ヤンチャな英語の先生が推していたので読みました。

      ただ、当時はあまりピンと来なかった記憶が有ります。

      家に有るはずなので、もう一度読んでみよう♪
      >> 続きを読む

      2012/11/19 by ice

    • 昔、若い時に読んだんです。
      感想は「悪くなかった」。読み出しで嫌な感じと思った割に、素直に読めた。
      ただし、感動・共感はしませんでした。
      何よりも、その当時既に「若者言葉」として、受け付けられない程の奇妙な言葉づかい。
      それが最も入りにくく感じた原因なのでした。

      村上春樹さんの訳は主人公が別人に感じますよ。ぜひぜひ読み比べてみて下さい。

      野崎訳 おれ~~~だぜ  村上訳 僕~~~だよ  です。

      どっちが正しいかは原語で読んでいないので判別しかねますが、
      ホールデンは実際、金持ちのボンボンだったという事実から考えれば、
      あの、荒い口調とやっていることの腑抜けさの齟齬という印象が、
      主に翻訳のせいだということがはっきりします。
      >> 続きを読む

      2012/11/19 by 月うさぎ

    • 評価: 3.0

      これはだな。ホールデン・コールフィールド少年のささやかで無軌道な冒険の告白ってやつだ。
      ホールデンってゼンゼン悪い奴なんかではないのさ。
      ただ奴さん、大嘘つきだし、訳のわかんないことばかりくっちゃべるイカレた男なんで、まあ、友達に是非なりたいってタイプじゃないってことは確かだな。
      驚いたことにあいつはプレップ・スクールを4回もドロップ・アウトしてる。
      でも不良とか、そういうんじゃないんだぜ。
      だって教師たちにはお行儀よく敬語なんかも使っちゃってさ、ケンカは弱いし、女の子にもオクテな方だし、おぼっちゃま丸出しなんだよ。だからなんであいつが落第しなきゃならないのか全然わかんないな。
      低脳なのか?いや、ただ単に勉強が嫌いなんだろうな。作文はうまいんだから。さすが人気作家の兄がいるだけのことはあるな。
      それとも、勉強しないことで自己主張しているつもりなのか?
      ありえるね。
      子どものできる反抗なんてそんなもん位だからさ。
      でも普通、それってせいぜいローティーンがやることだと思うけどな。

      ホールデンのそんなとこ、実はわりと嫌いじゃないのさ。
      要するに価値があるとかないとか、そんなのを他人に決められたくないっていうかね。自分には自分の判断があって、本を読むことだったり、恋愛に心を奪われたり、そういうことが大事だっていいじゃないかって思う訳だ。
      「大人になれよ」
      周りの連中はいうけれど、そんなこと言われると余計意固地になるもんだろう?そんなもんさ。

      例えばスティーブ・ジョブズが偉い人って信じてる人に対して異論はないけどさ、誰だって彼のようになれる訳じゃないし、自分はなりたいとはこれっぽっちも思わないね。
      まあ、そっちは勝手に自己実現してくれよって事なんだ。

      そういう意味では、ホールデン、お前の気持ち、おれはわかるぜ。
      そう言ってやりたい気持ちがちょっとはある。うん。間違いなく、ちょっとはあるね。
      でも遠慮なく言わせてもらうと、あいつはガキすぎるんだ。
      え?ナイーヴ?それが青春だって?
      そう?まあ、そうとも言えるかもな。
      けどさ、ホールデンが若者一般だとか代表者だとか、そんなこと真面目に信じるのはやめといた方がいいぜ。
      ブスな女の子みると憂鬱になるとか貧乏人を見下げた発言したりさ。人の持ち物が安物だろうと、そんなことほっとけよ。だろ?
      大体親が弁護士で荒稼ぎしてようが、それは自分の金じゃないんだしさ。
      そのくせ、金を憎んでいるみたいなところもあって、スノッブっていうんだよ、そういうの。
      あとさ。奴ったら自分がゲイになっちゃうかもしれないって本気で心配してやがんだよ。
      自分じゃ、まともなつもりだけどさ。そもそも過剰反応するってこと自体がさ、そのケがあるってことなんじゃないの?って思っちまう。
      おまけに、ブラコン、シスコンもいいとこなんだぜ。
      ホールデンの尊敬しているのは作家の兄のD.Bだけだし、死んじゃった弟を神格化しているし、愛しているのは10歳の妹のフィービーだけだ。
      両親への愛が歪んで兄弟、妹に偏っているのかな?
      コンプレックスの裏返しかもしれないね。
      家族の中で自分だけが馬鹿者だと思ってる。
      まともな人間なんかどこにもいないっていう事実を思えば、その程度の異常は、べつにどうってことないよな。

      堅物の親が大騒ぎしてホールデンを精神療養だかなんだかの医療施設に送り込んだってことで、退院したらまた新しい学校に送り込まれる予定だ。現代なら確実に引きこもりになるだろうけどね。

      実はこの小説は第2次大戦後という時代を反映した小説なんだけど、今の日本人が読んだらきっと全然そういう読み方はしないだろうね。
      引きこもってる少年少女たちにホールデンってどう思う?って聞いてみたい気がすごくする。
      彼のことわかる?ってね。

      奴は周りのいろんなことにがっかりしてる。そして自分にも自信がない。
      口では嘘ばかりいうけど、自分のことが全然わからないっていうことは正直に認めている。
      本当はここが一番難しいんだけどな。

      「ライ麦畑のつかまえ役になりたい」っての、ホントのところなんだかよくわかんないけど
      子どもの夢の中にずっと住んでいたい。
      子どもとしてじゃなくて、その世界でたった一人の大人として。
      そんな願望を感じる。
      麦畑の心象風景は映画ならものすごい遠景かソフトフォーカスの映像だろう。

      その逃避の裏には徴兵制拒否の強い衝動があるんだってこと。
      日本じゃ日米戦争のあとは『戦後』なんだって?
      アメリカじゃ、戦争はずっと続いてんだぜ。
      ホールデンの場合は朝鮮戦争さ。
      18歳になっちまったらおとなしく兵隊にとられるか、徴兵拒否で終身刑か悪くすりゃ銃殺だ。
      そんで、ホールデンは「戦場に送られるくらいなら、ただちに逮捕されて、すぐに銃殺隊の前に立たされる方がマシなんだ」って言ってるだろ?
      こういうことってなかなか口にだせないだろう?たぶん本音だぜ。

      間違ってるかな?
      でもまあ、おれが言えるのは、そんなところだ。


      以上、野崎訳テイストでレビューしてみました。
      真剣にやったわけではないので、学術的な検証・批判はご勘弁。
      お遊びと思ってご容赦ください。


      再読(それも20代のころから30年ぶりの再読)なので、新鮮さがまったくなくて、逆に消化不良的な部分もあまりなくて、でも悪くない。っていう感想なんです。
      初読の当時、野崎訳の文体がすごく古臭く感じてしまってそこが好きになれなくて、16~17歳の少年の言葉遣いにしちゃなんかおっさんくさいよ。みたいな。
      なんていうか立川談志の口調みたいというか。
      1964年発表の本作
      この当時、流行っていたとは思いませんが、談志さんみたいなのが若い世代にとってのトレンドだったのかしら?

      でも、注意深く読むと、文体が特におかしな言葉遣いなのは冒頭部分からしばらくと、最後の部分に顕著なだけで、
      翻訳者もずっとこの言葉遣いで書き続けるのは無理だったのかな。なんて思いました。(^m^ )
      >> 続きを読む

      2019/06/08 by

      ライ麦畑でつかまえて」のレビュー

    • この本、大学生だか卒業したばかりだかに読んだんですよね。ぜひ再読して村上春樹訳もあわせて読んでみたい本です。

      文芸漫談なんて今まで行こうと思ったこともなかった(というか存在も知らなかった)ですが、今は無理でもそのうち行ってみたいなぁ^^

      そして、shikamaruさんとのやりとりが羨ましすぎて、ステキで、いいね10回くらい押したかったです!!
      >> 続きを読む

      2019/06/11 by chao

    • chaoさん
      私も同じような年代でこの本を読んだんですよ。当時の私は作品背景なんか知らないし、そもそもアメリカを全然理解していなかった。
      というのも、子どものころに親しんだ作品はほとんどがヨーロッパ文学で、
      アメリカ文学っていうのは「トムソーヤ」か「アンクルトムの小屋」程度
      「若草物語」はイギリスの話だと思っていましたし。
      この作品が世に出たころ、アメリカ文化自体が「文学の貧困」を感じていた時代だったかもしれません。
      主人公ホールデンが、ヘミングウェイの「武器よさらば」を批判していますが、
      アメリカ独自の精神性を表現する小説ではない、ということではないでしょうか。

      文学漫談は、以前読書ログのお友達から聞いて知りましたが、今回ようやく行けたんです。
      「漫談」なので本当に笑えます。奥泉さんって話が面白いんですね。
      彼の作品はというと、やはりどこか真面目じゃないです。本質が笑いを取りたい人なのね、きっと。
      いや~~。どうも話に口を突っ込みたくなって困った( ̄∇ ̄;)
      ビブリオ・バトルなどで他人を言い負かそうという気合ムンムンの人を相手にするのは考えるのもうざったくて嫌なんですが、漫談のノリなら楽しく話せそう。
      文学評という大上段のものではないので、自分と同じ目線で楽しんでいる感じ。
      ああ。私も語り合いたい!って。って思っちゃった。
      英語の原文との比較などしてくれてすごくためになった部分もあります。
      次回は9月にシェイクスピアの「ハムレット」ですって。こちらも期待できそう。
      ぜひ行きたいな~と思っています。
      >> 続きを読む

      2019/06/15 by 月うさぎ

    • 評価: 3.0

      大人社会の欺瞞・・・ありますね。無責任な世間・・・分かります。16才で、そんな社会が見えたら、腹も立つかもしれない。いやにもなる。大人は偉そうにするな、と。ごもっとも。その通り。

      そこで、自分はどうするか。子どもの自分にはどうすることもできそうにないと思う。無力感。社会が悪い、人が悪い、大人なんてきらいだ。これぞ思春期。でも、成人しても同じように悩んでいる人はいっぱいいる・・・。

      私は、16才の頃は多分大人のことや社会のことがあんまり見えてなかったし、深く考えもしてなかったから、けっこうお気楽にしてたな~。子どもの頃は、見ない、考えないっていうのも必要かも。親の世話になってる間はね。そんなもんか~くらいで。
      でも、今は情報過多だから、見えすぎて、でもどうしていいか分からなくて、ただ怒ってる人が多いね。
      怒っても解決しません!!逆です。怒ったら解決しません!!

      大人になるとは、(経済的にも精神的にも)自立すること。冷静になるということ。客観的に見て、自分で納得できる判断ができるようになること。
      怒る人は、子どもなんだよ。何歳になっても子どもの多いこと・・・。

      ホールデンは、ライ麦畑で遊んでる子どもが崖っぷちから落ちないように捕まえてあげられる大人になりたいと願いながら、実は、自分が落ちないように捕まえてもらいたいのかもしれない。


      共感する人と、ぐだぐだ文句ばかり言ってんじゃないよって思う人と分かれるだろうね。
      (野崎さんの訳し方か、アメリカ的な言い回しだからか、けっこう読みづらかった)
      >> 続きを読む

      2013/04/11 by

      ライ麦畑でつかまえて」のレビュー

    • >野崎さんの訳し方か、アメリカ的な言い回しだからか、けっこう読みづらかった

      右に同じ… >> 続きを読む

      2013/04/11 by ただひこ

    • >サリンジャー

      戦隊モノっぽいお名前で・・・w

      2013/04/11 by makoto

    • 評価: 4.0

      今思えば無駄にヤンチャだった頃に読んだ。
      なんであんなに大人げなかったのか...と思わないでも無いものの、それも青春ってヤツなんだろうな。

      無駄にツッパって恋に憧れて...振り返るとセンチになっちゃうな。

      2012/03/23 by

      ライ麦畑でつかまえて」のレビュー

    • 前々から気になっていた本です。
      青春らしいものを体験するために読んでみようと思いました。
      >> 続きを読む

      2012/04/19 by chika

    • 評価: 評価なし

      私がこの本を読んだのは、大学1年の時でした。

      読み終わってまず、この本にもっとはやくに出会いたかったと思いました。

      この本を読めば、青春時代をもっと楽しく変えられるはず!

      中高生にはぜひ進めたい1冊だと思います。
      >> 続きを読む

      2012/05/26 by

      ライ麦畑でつかまえて」のレビュー

    • 私も大学生の時に読んだんですが全然印象に残ってなくて、近々また読み直したいな~と思ってます! >> 続きを読む

      2012/05/27 by chao

    • 良くも悪くも影響を受けた方が多い名作ですよね。
      私はラッキーなことに高校時代に読んだ気がします。 >> 続きを読む

      2012/05/27 by ice

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    ライムギバタケデツカマエテ 
    らいむぎばたけでつかまえて

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