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2012年05月の課題図書

今までの課題図書

2012年05月の課題図書

今月の課題図書は「深夜特急」。

「深夜特急」と言えばインドのデリーからイギリスのロンドンまで、バスだけを使って旅行を綴った紀行小説。
根強いファンも多く、この本を読んでバックパッカ―となり世界中を旅した人も少なくないのでは。

第一巻は香港とバンコク。
エネルギッシュなアジアの空気を堪能できます。

この本を片手に国内一人旅などいかがでしょう?
それともこの本を一気に読んで、著者のように片道航空券を手に世界放浪の旅に行きますか?

なんて贅沢な時間!

Book Information

深夜特急

3.8 3.8 (レビュー21件)
カテゴリー: 地理、地誌、紀行
定価: 452 円
いいね! makoto chao sunflower tadahiko tomato halujack ice momomeiai

    レビュー

    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 4.0

      「なぜ旅に出るの?」「深夜特急を読んだから」
      そんな会話をしたことがありました。

      それで読んでみたのですが、確かに強烈な「熱」のようなものを受け取った気分がしました。
      多くの青年がきっとこの本を読んで旅立ったことでしょう。
      そして、「放浪中毒」になっていく…。

      この本に出てくる香港はいかにもアジアンな、
      怪しくてわい雑で魔界のような世界なのですが、
      今では、こんなタイムスリップしたような旅は香港・マカオではできないでしょう。

      この本が出版されたのは80年代ですが、
      旅自体はさらに10年前になされたものです。
      まだ「世界遺産」なんて概念もないし、香港はイギリス領でマカオはポルトガル領
      香港にディズニーランドもないし、マカオにはラスベガスからきた豪華リゾートホテルもない。
      当時のカジノは単なる吹き溜まりのような賭博場にすぎませんでした。

      沢木氏自身「『深夜特急』は僕のなかでは、ノンフィクションではないのです」
      という発言をしているそうです。
      沢木氏は本の中ではただ自由に無計画にさまよっていたかのように見えますが、
      実際は金銭出納帳がわりのノートと手紙を書きまくっていたそうです。
      この本の中のリアル感は、そういう細かい「記録」によってできあがっているのです。
      ですから、この紀行はノンフィクションである。
      一方で、記憶の中で再構築された世界はある意味虚構でもあるでしょう。
      旅の現実というよりは、自分個人の中に出来上がった印象や観念としての旅を描いている。
      この本ならではの疾走感と夢の中のような感覚は「終わった旅」だからなのかもしれませんね。

      けれど、だからこそ、人が魅了される「文学」たりえているのだと私は思います。
      「深夜特急」は夢を与えてくれる、とても「面白い読み物」なのです。


      それにしても、この「暗い情熱」はいったい何だろう?
      日常から切り離された漂う個体としての自分
      しがらみや責任や関係性から解き放たれた生身の人間として
      日々を生きてみる快感。

      海外に出て日本を省みるとか自分の真の姿を見つめるとか、
      その国の歴史や人間の観察をするとか、
      そんな哲学的な態度は無し。
      ただ、感じるだけ。行為があるだけ。

      そしてとにかく熱い。

      まるで酒を飲み続けて酔いが醒めないみたいに。


      しかし男ってみんな、そんなにも不自由なんですかね?日本では。
      >> 続きを読む

      2012/04/27 by

      深夜特急」のレビュー

    • 深夜特急は先が長いようですが、1巻に関しては香港が舞台でしたので見事に私の興味分野にハマりました。
      コレ系の作品は読み漁っているに近いので正直あまり強い印象は残っていないのですが、そうで無い方なら確かに熱さは感じるように思います。

      日本でもそんなに不自由なく生きてますよ~(笑)
      >> 続きを読む

      2012/04/28 by ice

    • iceさんのレビューも興味深く読ませていただいております。アジアにはお詳しいようですね。
      「深夜特急」は、1巻の香港・マカオ編が一番勢いがあって面白いと思いました。

      ただ、これは、ルポじゃないんですよね。
      「旅」は個人のもので「追体験」することはできない。

      そのあたりを勘違いしてしまう人たちが続出した現象が、なんか不気味だなと。

      〉日本でもそんなに不自由なく生きてますよ~(笑)
      つまりiceさんは健全なんですよ。非常によいことです(^^)
      >> 続きを読む

      2012/04/28 by 月うさぎ

    • 評価: 5.0

      旅に旅に旅に旅に旅に出たい!
      Any day now!

      読むときっとこうなるんだろうと予想はしていたが、
      やはり旅に出たくなってしまった。

      香港の熱に、マカオの博奕。

      diceの複数形がdieである云々の後、
      「賽は投げられた」とくる。
      そこからのくだりが好きだ。
      破滅に向かっていく快感が爽やかに描写されている。

      マカオに行って大小をやってみたい!
      >> 続きを読む

      2012/05/30 by

      深夜特急」のレビュー

    • >旅に旅に旅に旅に旅に出たい!
      >Any day now!

      深夜特急、2巻まで読んで他の本を読んじゃったりしてましたが、Irisさんのこの2行を読んで一刻も早く、続きを読みたくなりました~♪
      3巻読もっと♪
      >> 続きを読む

      2012/05/30 by chao

    • 1巻が一番衝動を感じさせますよね。
      私もマカオの賭博のシーンが気に入っています。
      画チックなシーンが目に浮かぶようです。

      でも、今のマカオのカジノのイメージは相当ラスベガス化しています。
      ホテルもMGMとかヴェネッイアンなどのラスベガスのホテルが次々にオープンしてますし。
      本が書かれた当時はポルトガル領だったから、
      ヨーロッパの最果ての植民地というレトロ感が良かったのかもしれない。

      本で心の旅をしたほうがドラマチックだったりして。
      >> 続きを読む

      2012/05/30 by 月うさぎ

    • 評価: 5.0

      読書ログ(過去の)課題図書からのチョイス。

      インドア派ですが、人並みには旅行に行ったことは有ります。

      それでも、この作品の中で描かれている旅行とは質が違う経験しかしたことが無いことを思い知らされました。

      団体で名所旧跡を廻るような旅行でも満足して来ましたが、何だか味気なかったようで、想い出が色褪せてしまったようです・・・

      自分では、まだまだ若いと思っていますし、見聞を広めたいという好奇心も持っていますので、近々旅行に行ってみたいと思います。

      でも、まずは国内から・・・臆病なんでしょうか?奥ゆかしいからにしておこうと思います(笑)

      出無精な私を外の世界に連れ出してくれるパワーを持った本です。この本と出合えて良かった♪
      >> 続きを読む

      2012/10/31 by

      深夜特急」のレビュー

    • おっと、11月の課題図書発表のタイミングでフェイントw

      2012/10/31 by makoto

    • ホント、パワーある本だと思います。
      読むと旅立ちたくなりますよね~!!

      2012/10/31 by ただひこ

    • 評価: 4.0

      私がデキル!!と思う先輩が、好きな本は「深夜特急」と「月と六ペンス」だと言っていたことがきっかけで読みました。

      読み終わった感想は、面白い!

      香港、行きたい!!
      マカオ、行きたい!!

      「深夜特急」にファンが多い理由もとてもよくわかった気がします。理屈じゃなくて、本を読んだ時の、今すぐにでも旅立ちたくなるような、なんなら一緒にその光景を見ているような、ワクワクする感じ。この感じが人を惹きつけるのだと思います。

      旅の最大の醍醐味は自分の知っている常識や世界をぶち壊すような何かに出会うこと。この本を読むとそれが疑似体験できるような気がします。

      でもやっぱり疑似体験だけじゃ物足りないですよね。
      旅に出て、自分の常識を大いに覆されたい気分です。
      >> 続きを読む

      2012/08/02 by

      深夜特急」のレビュー

    • >旅の最大の醍醐味は自分の知っている常識や世界をぶち壊すような何かに出会うこと。

      ホント同感です!!
      旅でも本でも映画でも、良い意味で今までの考え方をバーンと覆されるような衝撃を与えてくれる出会いは宝ですね☆
      >> 続きを読む

      2012/08/02 by chao

    • 評価: 4.0

      旅好きとしては、絶対に読まないと!と思っていた一冊。読んでいると、著者が見た香港・マカオの光景を自分も見ているような気がしてくる。そして旅に出たくなる!

      最後の対談も本編と同じくらい面白い。しかし学生だった20歳の頃にバイトしてお金を貯めては色々な国に旅行していた身としては、「旅に出るなら26歳がベスト。早くても遅くてもダメ。」という点には断固反対。

      このシリーズを読んで会社を辞めて旅に出てしまう人もいるのだとか。確かにこの本を読んでいると「何もかも辞めて旅に出よう!」と言われているような気がしてくる。恐ろしい本である。 >> 続きを読む

      2011/11/12 by

      深夜特急」のレビュー

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