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2013年01月の課題図書

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2013年01月の課題図書


「週刊文春ミステリーベスト10」 の 「20世紀国内部門」 第一位に選ばれた本をご存じだろうか。

それは、1978年に発表された天藤真の 「大誘拐」。

2013年の最初の課題図書。

一度読んだことある人も、ない人も。
ミステリー好きも、そうでない人も。

面白い本を読もう!

Book Information

大誘拐

天藤真推理小説全集〈9〉 (創元推理文庫)
4.6 4.6 (レビュー18件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 882 円
いいね! ybook chao Aslan tadahiko emi Minnie sunflower atsushi bakabonn kuuta

    レビュー

    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 5.0

      さすが「週刊文春」の20世紀傑作ミステリー第1位。
      面白かったーーー。

      私が今まで読んできたミステリーは殺人だったり、人間のダークな部分の描写だったりが多かったが、これは今まで読んできたミステリーとちょっと違う。

      桁違いの額の身代金を要求する、大富豪・柳川家の女主人としこ刀自の大誘拐。
      繰り広げるのはユーモア溢れる愛すべき登場人物たち。
      刀自がカッコいい!

      犯人たちと人質の柳川とし子刀自のやり取りがおかしくておかしくて笑いを堪え切れずカフェで肩を震わせながら読んだ。それでいてスケールは大きく、警察と犯人の駆け引きもしっかり楽しめる。

      テンポ良く、最後まで全く飽きさせない。
      ラストもすごく好きで、読後の満足感は最高。
      >> 続きを読む

      2013/01/07 by

      大誘拐」のレビュー

    • カフェで大誘拐を読みながら笑いを堪えてる人が居たら、こっちまでニヤニヤしちゃいそう。

      関西弁のお陰で名もない警官や町の人のセリフですらテンポがよくて面白いですよね。
      >> 続きを読む

      2013/01/07 by ybook

    • Tsukiusagiさん
      この作品は刀自の魅力がなかったらこんなに面白い作品になりえないですよね。悪と戦うただの正義の味方とも違う、悪とも違う、なのにこの魅力とインパクトはなかなかありませんよね。映画も観てみます♪♪

      ybookさん
      最初から最後まで飽きないですよね~♪
      ybookさんのレビュー拝見して即買った本だったのですが、大満足でした♪
      >> 続きを読む

      2013/01/07 by chao

    • 評価: 5.0

      課題図書読みました!

      愉快で、読み終わって気分がスカッとするようなユーモアミステリーでした。

      刑務所で知り合った3人が企てた大誘拐をめぐるストーリー。
      大誘拐の計画が二転三転…予想もつかないような展開で最後の最後まで楽しみました。

      スーパーおばあちゃん、大富豪のとし子刀自もかっこいいですし、誘拐犯の3人の人柄も好きです。3人があたふたしている様子に親近感を覚え「ミステリー、誘拐だったらまぁこういう展開でしょ」みないな自分の中のイメージを覆してくれます。

      読んで面白いと思っても、好みの問題もあるし、なかなか人に薦められませんが、これは色々な人に薦めたい小説です。
      >> 続きを読む

      2013/01/15 by

      大誘拐」のレビュー

    • iceさん
      ☆5ですが、たしかにミステリーとしてというより、エンターテインメント作品として☆5ですね!

      ybookさん
      映画も観てみまーす!
      >> 続きを読む

      2013/01/16 by ただひこ

    • 映画もみました!!!

      本も読みました!!!

      両方とっても楽しかったです!!
      >> 続きを読む

      2013/11/25 by yayopeta

    • 評価: 5.0

      「週刊文春ミステリーベスト10」20世紀国内部門にて90年代の名作を抑えて見事第一位を獲得。
      国内ミステリーの最高峰と評される事が多い大傑作。

      個性に富んだ魅力的な登場人物達、全世界を巻き込んだスケールの大きな劇場型犯罪、警察と犯人との頭脳戦に興奮します。

      ミステリー作品と言うより痛快な犯罪エンターテイメント作品。無駄がなくテンポの良い展開にマンガのようにさくさく読み進められます。
      それでも単なるドタバタ活劇ではなく結末で柳川家の当主・とし子刀自が語る動機も良い。良く練られたストーリーだと思う。
      出版から30年経ちますが、今読んでもその面白さにかげりを感じません。
      >> 続きを読む

      2012/10/12 by

      大誘拐」のレビュー

    • 北林谷栄さんと緒方拳さん。素晴らしいですよね。私も大好きです。
      こっちのほうでも気が合いますね(^^)
      お二人とも故人になられてしまって、哀しいです。
      原作よりもコメディを全面に打ち出しているかなと思いますが、
      テンポもよく、楽しめるいい作品でしたね!
      >> 続きを読む

      2012/10/12 by 月うさぎ

    • 名前は聞いたこと有りますが、たぶん未読です。
      これを機会に読んでみよっと♪

      2013/01/02 by MissTerry

    • 評価: 5.0

      人が死なないミステリー。愉快な誘拐事件。
      いえ、これは、おばあちゃんの言葉を借りるなら「メルヘン」なのです。

      銃撃戦もカーチェイスもなし。主人公は小柄な82歳のおばあちゃん。
      なのに、知的でスケールの大きなストーリー展開。
      ユーモアと人間的魅力がたっぷり。
      ワクワクするエンターテイメント作品で、かつ社会派ドラマ。
      いっぱい笑えてちょっぴり苦く、ほろりと泣けます。


      4万ヘクタールもの山林を持つ和歌山の名家の名代・柳川とし子刀自が誘拐され、
      身代金100億円という前代未聞の金額が要求された。

      誘拐団「虹の童子」の素性は?目的は?
      そして、陰のリーダーは?

      事件の裏にある本当の動機はいかなるものだったのか?
      国のあり方。人の幸せ。個人の尊厳。

      温かく爽やかな読後感と、胸を打つ痛みとが、共に忘れられない傑作。
      日本のミステリーで一番好きな作品です。


      日本の国土の大部分を占めているにも関わらず、森林の知識が無く、考えるきっかけもない人が大半だと思います。
      最近は、水資源、防災にも大いに重要な働きをしているとクローズアップされています。
      しかし日本国は、国家的に森林を保護してきたと言えるでしょうか?
      ここには、代々お山を愛し、守ってきた家の女主人の誇りがあります。
      タラを愛したスカーレット・オハラにも似ているような気がします。


      作者天藤氏は大正時代に生まれ、第2次大戦では従軍記者として前線にも行っているそうです。
      戦争と戦後をリアルに知る庶民の実感、戦争への怒りも込められていると思います。

      この物語が1978年、バブル期に先駆けて発表されたものであることも、知っておいてください。
      多くの都市在住者が自宅を相続税のために手放し、
      土地高騰に郊外の農地が法外な値段でみるみる宅地化され
      「土地が無くなってしまう」かのような流言が飛び交っていた時代に、
      森林の重要性を顧みた人がどれほどいたか。
      この物語はきっと、時代に先んじ、逆行した問題提起だったに違いありません。

      この小説が古さを感じさせないとしたら、それは、人の心も、
      社会のあり方も、よい部分も悪い部分も変わっていないからなのかもしれません。

      お国は、たった今も、庶民の生活を踏みにじり、先祖代々の土地を奪い、
      自然の恵みを顧みることもなく金銭に変えて平然としているではありませんか。


      今回は映画「大誘拐/RAINBOW KIDS」(1990年)も観た後での再読なので、
      いろいろなシーンが浮かんで来るし、何よりもとしこ刀自の役を演じられた北林谷榮さんのセリフをイメージして読めたのが楽しかったです。
      (トトロのばあちゃんの声をやった方ですよ)


      以降、内容的に必然的にネタバレを含むレビューとなります。
      なるべく本作読後にお読みください。(文庫の後書きも要注意ですよ)


      柳川とし子には、戦争で三人の子供の命を奪われた心の痛みを抱えていた。
      さらには相続税を課すことで森林を略奪しようとする日本国政府。
      自分の死後、山が切り売りされたなら、美林は確実に崩壊する。
      美しい山々も、命をかけて愛し、育ててきた樹々も「国という名の権力者」の「餌食」となってしまう。

      「……お国って、私には何やったんや。」
      息子や娘を戦争で奪い、自分の命にもひとしい山を奪おうとしている「お国」への憎しみに気づくのでした。

      これは、国家権力に挑んだとし子刀自の一世一代の戦いだったのです。

      その結果、誘拐という事件により、窮地に立った家族の愛と団結も確信でき、
      最低限の森を守り、刀自の博打は大成功だったといえましょう。
      そして、虹の童子たちの人生も刀自との出会いで激変します。
      本当の大団円とはこっちのことかもしれません。
      >> 続きを読む

      2013/01/06 by

      大誘拐」のレビュー

    • ybookさん
      完璧。ひっかけまで読んでる~

      >RKがブラフで電報署名のRCが正解
      にしても、細かい点をよく覚えてますね。
      簡単すぎちゃったか~(*^▽^*)
      >> 続きを読む

      2013/01/07 by 月うさぎ

    • 読み終えました~♪

      > 主人公、健次だと思った?(^^)

      はい!(笑)
      >> 続きを読む

      2013/01/09 by ice

    • 評価: 5.0

      1月の課題図書「大誘拐」を1月34日に読み終わりました~♪

      まだ読み終わる前から、我慢できなくて皆さんのレビューを読んでしまうと言う過ちを繰り返してしまいましたが、幸いにしてこの作品はみなさんとはツボが違ったみたいです。

      確かに、おばあちゃんに目がいきますけど、翻弄される楽しさみたいなものが虹の童子には有ります。

      自分たちが主役なはずなのに、あれれ!?ってw

      子分肌と言うか、ボス変わってんのに結局は指示に従っちゃいます的なw

      もし、この作品に登場できるなら、迷わず虹の童子の一員になりたいです♪

      こんなに大それたことをしたにも関わらず、やっぱり身の丈に有った分の報酬でいいや!って言うのも小市民っぽくて好印象ですねーw
      >> 続きを読む

      2013/02/03 by

      大誘拐」のレビュー

    • >子分肌

      ぴったりの言葉ですね!
      makotoさんのレビューはみなさんと一味違っておもしろいです。 >> 続きを読む

      2013/02/04 by アスラン

    • おめでとうございまーす☆

      やっぱりmakotoさん視点おもしろいです♪

      2013/02/04 by MissTerry

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