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2013年02月の課題図書

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2013年02月の課題図書


アーネスト・ヘミングウェイの晩年の作品「老人と海」。

ヘミングウェイのノーベル文学賞受賞はこの作品によるところが大きいとも言われ
今もなお世界的なベストセラーとして読み継がれている。

聞いたことはあるけど、実は読んだことがないという人も多いのではないだろうか。
たった170ページの本とは思えない、濃く、壮大な物語。

この本を読まないなんて勿体ない!

Book Information

老人と海

3.7 3.7 (レビュー25件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 452 円
いいね! Tsukiusagi Minnie su-kun sunflower cocodemer niwashi ryoh3

    レビュー

    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 4.0

      月が変わり、課題図書も新しく発表されてしまいましたが、ちゃんと2月中には読み終わっていたのさ!!と誰に対してかわからない言い訳からはじめよう♪w

      今回も読み終わる前から、皆さんのレビューを読んでいました。

      当然、途中で結末も知っちゃうことになるのですが、今回はこれで正解かも♪って思っています。

      やっぱりオチみたいなものを求めると、この本は正直厳しいと思うからです。
      日常を描いているというか、そこにオチみたいなものは感じられなかったから・・・

      でも、なんとなくメッセージみたいなものは受信したように思っています。
      代替わりというか、時代を作ってきた老人の寂しさと、未来を託す少年への希望というか・・・

      先人達が作ってきた歴史の上に存在するのが人間。
      常に若い世代へのバトンタッチにより、その主役は代替わりして来ました。

      時代を作って来たという誇りとともに、衰えを感じている旧世代。
      これからは自分たちが支えていかないといけないんだ!!と使命感に燃える新世代。

      ある地域の漁師さん達を描いているようで、実は全人類を描いているのかもしれませんね。

      渡せるものなんて何も用意できないかもしれないけど、気持ち良く若い世代にバトンタッチしてあげるおじいさんになりたいな♪って思いましたー
      >> 続きを読む

      2013/03/04 by

      老人と海」のレビュー

    • みなさんに褒めていただいて機嫌がいいので、自分にいいね!w

      2013/03/04 by makoto

    • 私の場合、読んだことがあるような、ないような。確か短編だから読んでいると思いますが(失礼!)、カジキマグロを死闘のすえ捕獲したのに、サメに食べられてしまう記述がありましたね(多分)。自然の厳かさを述べる作品かと思いました。 >> 続きを読む

      2013/03/19 by iirei

    • 評価: 5.0

      子供の頃に親に「老人と海」を買ってもらって以来、ずっと大切にしている本です。

      私が本屋さんで「老人と海」を選んだらしいのですが、当時ヘミングウェイの本も読んだことなかった私がなんで「老人と海」を選んだのか、さらには最初に読んだ時にどう思ったのか、もう覚えていませんが、とにかくとても思い入れのある本です。

      なんといっても最後のシーンが好きなのです。
      不屈の精神をもって闘って帰ってきたサンチャゴ。
      年老いたサンチャゴを慕う少年の存在。
      とても良い読後感です。

      シンプルな文章の中からも、自然への畏敬の念、生きること死ぬこと、そして老いること、そんなことについて考えさせられる作品です。
      >> 続きを読む

      2013/02/27 by

      老人と海」のレビュー

    • つい先日読みましたが、いい年齢して心のひだがわからないらしくピンと来ませんでした...

      子供時代でも感動されている方も多いですよね。

      でも、もしかしたら多感な子供時代に触れていれば感動できたのかも知れないと言う負け組の言い訳...
      >> 続きを読む

      2013/02/28 by ice

    • みなさんコメントありがとうございます!
      私の場合は完全に思い出の本になってしまっていて、客観的に評価できない感じになってしまっています。でも本とか音楽とかってそもそもそういうものであるような気もしますよね。これからもみなさんと意見交換などしながら、良い本と出会っていきたいです。 >> 続きを読む

      2013/03/04 by りんご

    • 評価: 4.0

      この小説は、なんと言えばいいのだろうか。

      読みながら、ひどく退屈なような気もしたし、一方で、とても面白かったような気がした。
      深い内容な気もしたし、浅いような気もした。

      なかなかうまく形容できないが、物語は単純。
      ある年老いた漁師が、海で巨大な魚と格闘し、ついに仕留める。
      その魚はあまりに大きくて船に引き上げることができないので、横に縛って港まで帰ろうとするが、途中で鮫に何度も襲われ、ついに骨だけになってしまう。

      老人が渾身の力を振り絞って闘ったことは無駄だったのか。
      また、魚の死も、その魚を食べようとして老人に殺された鮫の死も無駄だったのか。

      徒労のような気もする闘いだったが、その一方で、そこには渾身の力をこめた、緊迫した生のドラマがあったことも事実。

      思えば、人生というのも、そのようなものかもしれない。
      長い忍耐や、必死の格闘。
      そして、その成果たるや、束の間のもので、結局最後はすべて無に帰すのが、生れてから死ぬまでのこの人間の人生というものかもしれない。
      必死に生きて戦っても、最後は手ぶらで死んでいかないといけない。
      老いや生きるためのややこしいさまざまなことや病気や痛みも始終降りかかってくる。
      運不運にも左右される。

      しかし、にもかかわらず、この老人は、あえて闘った。
      全力で生きた。
      そのことを、ヘミングウェイは伝えたかったのだろう。

      ほとんどの人は老人のこの格闘の意味もわからないし、覚えてもいない。
      最後は、観光客が、やたら巨大な魚を、ちょっとだけなんだろうと思いながらも、あまり気にもとめない様子が描かれる。

      しかし、老人と友達の少年だけは、涙を流して戻ってきた老人のために飲み物を用意し、疲れ果てて眠っている老人の介抱をする。
      きっと、その少年の心の中だけには、老人は英雄として残っていくのだろう。

      人間は、精一杯懸命に生きれば、決して多くの人の心にではなくても、ほんのわずかには、自分のことを理解し、心にその姿をとどめてくれる人がいるのかもしれない。
      それだけで、その人の人生は十分立派なのだと思う。

      生きることは大変だが、冒頭の方で、長く運に見放されていてなかなか漁がうまくいかない老人が、それでも自信に満ち溢れ、決してうなだれたりしない様子は、胸を打つものがある。
      人は、どのような状況でも、たしかに自信を持って生きるべきなのだろう。
      そして、全力を尽くして、生きて闘うべきなのだろう。

      そんなことを考えさせられる作品だった。
      >> 続きを読む

      2013/02/24 by

      老人と海」のレビュー

    • >魚やサメの側の心情
      すごいですね。atsushiさん。そこまで感じられるとは。
      子みすずさん、私も好きです。
      「大漁」の詩にはとても打たれ、影響を受けました。

      アメリカ人というよりも、キリスト教徒には。といってもいいかもしれませんね。
      一神教の人たちの世界観は、人間中心なのです。
      人間は神に似せて作られ、万物の霊長たるべき存在として位置づけているので。
      動物に意志があり感情があるということは、西洋では近現代で「発見」されたことです。

      キリスト教文化の人の中では、この老人をキリストになぞらえる解釈があるそうです。
      それについては、ちょっと理解に苦しむのですけれど。
      >> 続きを読む

      2013/02/26 by 月うさぎ

    • <Tsukiusagiさん

      コメントありがとうございました^^
      金子みすゞの「大漁」の感性との違いが、やっぱり気になりますよね(^^;w
      やっぱり、キリスト教は、あんまり魚の側の心情などは頓着しないのかもしれませんねw
      この老人をキリストになぞらえる解釈があるんですか?
      おっしゃるとおり、ちょっと驚く解釈ですが、ただ、漁師というのは、キリスト教圏ではイエスやペテロを連想させて、何か格別な意味があるものなのかもしれませんね^^
      イエスそのものというより、ガリラヤで漁師のままでイエスと出会わなかったペテロたちは、ひょっとしたら、この老人のような感じの老人になっていたのかもしれないなぁというのは、御話を聞いてちょっと思いました^^
      >> 続きを読む

      2013/02/28 by atsushi

    • 評価: 3.0

      読んだのはかなり昔です。

      って言っても、司書さんとお話しした記憶があるので、まだ2年前くらいですね☆

      海上を静かな格闘を続けながら彷徨う姿が映像として浮かび上がってくるような記憶が残っています。

      きっと、おじいさん。

      男のプライドを賭けた最後の大勝負だったんだろうな☆

      勝ったけど勝ちきれなかったような結果ではありましたが、きっと達成感に満ちた目をしてくれたんじゃないかと思ってます☆

      やりきった男性ってステキだと思います♡
      >> 続きを読む

      2013/06/13 by

      老人と海」のレビュー

    • これぞ、男のダンディズムという感じですね。名作です。

      2013/11/05 by iirei

    • 老人の真似できないような誇り高い生き方が本当にかっこいい素敵な作品だと思いました >> 続きを読む

      2015/04/24 by ぺんぎん

    • 評価: 4.0

      ノーベル文学賞受賞者による20世紀屈指の名作に敬意を表して、少しだけ本音で話をしよう。


      いきなりだが、本書を読んで「面白い」「感動した」という人の気持ちが理解できない。いや、理解できないからお前らは間違ってると言いたいのではなく(そんな価値観の押しつけは主義に反する)。ただ単にボクはそこまで面白くなかったと言いたいだけだ。

      おそらく、好みの問題もあるのかもしれない。同じヘミングウェイでも「武器よさらば」あたりは(あらすじを読む限りだと)ボクなんかに上手く合うような気がする。だから、巡り合わせが悪かったのかもしれない。


      まして近年の物語消費にブヒブヒ言ってるゆとり世代としては、本作から「心に響くストーリー」なんてものを見いだせない。お陰さまで、面白いストーリーには事欠かない時代に生まれついた。ヘミングウェイらロストジェネレーション世代が過ごせなかった、平穏な青春時代だ。

      もちろん、昔から名作といわれてきた作品は、そのストーリーで勝負してきたのではない。その根底にある人間の普遍的な何かを描き出したから評価されているのは百も承知だ。あるいは、社会を鋭く描き出したか(こちらの名作はほとんど見ないけれど)。

      かといって、写真や絵画を深読みして感動できるほどに高尚な教育も受けていない。


      とにかく、偉そうな大人が「フフン、ストーリーしか楽しめないなんてお子ちゃまですね~」なんて言ってくるのは甘んじて受け入れよう。

      だって実際その通りだし。

      「お前らに何が分かる!」って噛みつくのもアリなんだけど、それをするにはいささか中途半端に分別がつきすぎる。開き直ってハイハイと聞き流せるくらいには「大人」だ。

      「坊やにはまだ早かったかな~?大人になったら分かりまちゅからね~」みたいなのについては、内心忸怩たる思い(あえて誤用してみる)でいるかもしれないけれど。



      サンチャゴの力強さに触れて、読中(そして読後も)、いろんなことが頭をよぎったし、何かを感じなかったといえば嘘になる。


      「なんて写実的な表現なんだ。徹底的な外面描写で内面を描き出そうとしているのだろうか。まるで写真を見ているか、はたまた一緒に船に乗っているかのようだ。」

      「サンチャゴとかじきの戦いが少年漫画のライバルみたいに男心をくすぐってくる。互いに認め合ってるけど、絶対に決着をつけねばならない。その愛憎半ばする思いに胸が熱くなる。」

      「前半のかじきとの力強い戦いとは対照的に、鮫との戦いから伝わってくるのはかじきへの申し訳なさというか、無常観というか。喪失みたいな。ここの部分って日本人受けしそうだなぁ。」

      「あぁ、少年の存在がラストに上手く効いてるなぁ。」

      「サンチャゴがこれまで歩んできた道のりが気になるなぁ。」

      「最後の観光客のセリフ。老人の戦いは、世界を救ったわけでも、誰かを感動させた訳でもない。けれど、それは確かにあった。『誰も知らない物語』とでも言おうか。記録には残っていないけど、サンチャゴ(と少年)のにとってはかけがえのないものだったはず。」


      ふーん、それで?


      ボクがいくらサンチャゴを追体験したところで、その思いは「頭でわかる」
      に過ぎない。ボクの20年と少しの人生では「かじき」も「サメ」もまだ出会っていない。だから、「心に響いた」とは決して言えない。

      10年後読んでも、20年後読んでも、きっと見えてくるものは同じだ。変わるとしたら、それを受け取るボクの側だ。

      おそらく、未来のボク(それは近い将来かもしれないし、ずっとずっと先のことかもしれない)は、今のボクを見て「なんて薄っぺらい人間なんだ」と鼻で笑うことだろう。

      いや、きっとボクのことだから、もう少しひねくれて「『ふーん、それで?』じゃなくって。そこがいいんだよ!分からないかなぁ、それが。」とか説明にならない説明をしていそうだ。そうに違いない。

      ボクよりもちょっとだけ長く生きただけの大人は、ボクみたいなのを見て「コレだから若者は…」という決まり文句を口にするに違いない。火を見るよりも明らかだ。実に下らない。


      けど、上等だ。愚かで結構。


      なぁ、未来のボク。お前が今のボクを笑い飛ばせなければ、その時はボクがお前を笑い飛ばしてやるさ。

      せいぜい努力したまえ。


      それまで、若造なボクは粋がって、ヘミングウェイだか知らないけれど「ふーん、それで?」と言っておこう。
      >> 続きを読む

      2013/02/28 by

      老人と海」のレビュー

    • 只今、サメに食べられちゃうカジキに感情移入して痛がっているところですw

      2013/03/01 by makoto

    • >chaoさん
      おんなじ本でもいろんな受け取り方に出会えて面白いですよね。
      私は、今回はたまたま機会に恵まれかったのかなぁーと思います。
      ぜひ今度はぴったり合ったタイミングで読んでみたいです。

      >iceさん
      マイノリティ気分、よく分かりますっ!
      このレビューも「少数派の俺、カッコイイ」のノリで書いてました。
      なので、不必要にヘミングウェイにきつく当たってしまってますw

      >Tsukiusagiさん
      レビュー内の「ボク」なら少しイラッとしそうですね(苦笑)
      受け取る側自分は刻一刻と変化していていると思っていますし、
      言葉に出会う相応しい場所とタイミングがあると思っているので、
      本書に限らず、10年後に見える景色は違うと信じて止みません。

      >Aslanさん
      ☆4つなのは、あえて無理やり酷評しましたが、
      何だかんだ言って「普通の小説程度には」楽しんだからですw
      あとは、いいとこ探しが好きなので、滅多に☆3つ以下をつけないのです。

      >makotoさん
      カジキ側に感情移入できるとは大物ですねw
      >> 続きを読む

      2013/03/02 by akitoshi

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