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2014年03月の課題図書

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2014年03月の課題図書


宮沢賢治の児童文学の代表作です。

森に狩猟にやってきた青年二人。
道に迷った末、レストラン「山猫軒」を見つけ入っていくのですが・・・

実はまだ読んでいない方も、
子供の頃に読んだという方も、
もう一度、じっくり読んで見ませんか。

Book Information

注文の多い料理店

4.0 4.0 (レビュー6件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 460 円
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    レビュー

    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 4.0

      ちいさな物語がぎゅっと詰まった1冊。

      分類すると「童話」になるのだろうけど、子供向けという感じはまったくなく、奥深いような、少し怖いような、神聖なものだからそっとしておいた方がいいような、そんな印象も受ける。自然に対する敬意に似たような感覚。

      きみやすさんもレビューされていたけど、何より序文がとても良い。

      ---
      ほんとうに、かしわばやしの青い夕方を、ひとりで通りかかったり、十一月の山の風のなかに、ふるえながら立ったりしますと、もうどうしてもこんな気がしてしかたないのです。
      ほんとうにもう、どうしてもこんなことがあるようでしかたないということをわたくしはそのとおり書いたまでです。
      ---

      この序文のおかげで、最初の数ページから物語の世界に入り込んでしまった。

      表題作「注文の多い料理店」は怖いけど、やっぱり面白い。

      昔読んでわかるようでわからなかった「銀河鉄道の夜」をもう一度読んでみたくなった。
      >> 続きを読む

      2014/03/30 by

      注文の多い料理店」のレビュー

    • ただひこさん
      間に合いませんでしたね(笑)
      でも待ってますよー!

      Shimadaさん
      みなさん教科書で読んだっておっしゃいますね。
      実は私も読んでて忘れ去っているのかなぁと不安になってきました。。

      ◆空太◆さん
      怖いんですよー。途中から「??」ってなります。

      makotoさん
      ひーお刺身><

      iceさん、月うさぎさん
      料理として考えるとあまり美味しそうじゃないですよね(笑)
      >> 続きを読む

      2014/04/01 by chao

    • はじめまして。
      私が読んだ「本からはじまる物語」に「注文の多い料理店」の話が少し出ていてどんな話だったか思い出そうとしたのだけど出てきません。
      また読んでみたいと思います。
      「銀河鉄道の夜」は何度読んでも難しいです。
      >> 続きを読む

      2015/05/16 by けいたん

    • 評価: 4.0

      宮沢賢治かあ……読書ログさんのチョイスって難しいですね。
      一筋縄には評価できないんですよね。賢治って。
      なんか、こう、めんどくさいんですよ。
      文学を文学として完結させていないというか。
      思想や主張やそんなバックグラウンドが透けていて、でもわかりにくくて。
      だから物語としていいお話しというのではなくて、むしろ研究対象になってしまう訳ですよね。

      マイ・ベスト・オブ・宮沢賢治 発表します。
      1位 「風の又三郎」
      2位 「どんぐりと山猫」
      3位 「注文の多い料理店」

      おお。この短篇集から、山猫ものが2つもランクイン!
      でも賢治童話において山猫は悪のキャラクターだそうです。(賢治は猫が嫌いらしい?)

      「どんぐりと山猫」はジブリのアニメ「となりのトトロ」の世界にも似ています。
      「ねこバス」ではなくてきのこの馬車で、猫は乗る人ですけどね。

      さて表題作の「注文の多い料理店」。これは中学の時に読んだのが最初です。
      面白いけど、ホラーだっ!!って思いました。
      こういう怖さって好きなんですよ。
      山猫に食われないために、どうしようか?と対策を考えたものです。
      クリームの時点で塗るのっておかしいよな。とか真剣にね(≧∇≦)ノ彡 バンバン!

      童話なので、子どもが読んだ方がいいと思うのですが、
      この短篇集。子供受け、絶対にしないよなあ。と思います。

      賢治の言葉の使い方の美しさから、ファンタジックな人というイメージの方が多いと思うのですが、
      それは一辺的な見方で、むしろ土着的、反資本主義的、宗教的な人なのです。
      「注文の多い」も都会vs田舎という切り口で、
      賢治の解説によるとその趣旨は、
      都会の金持ちが遊びで動物を殺しに貧しい田舎へ厚かましくもやってきて罰を与えられるという話
      という事なんだそうで。ちょっとびっくりしました。
      普通の童話と思っていた方がよかったかなって(^^;)


      【収録作品】 好きな作品に☆をつけてみました。
      イーハトヴ童話 『注文の多い料理店』
          序
          どんぐりと山猫  ☆
          狼森と笊森、盗森
          注文の多い料理店 ☆
          烏の北斗七星
          水仙月の四日  ☆
          山男の四月
          かしわばやしの夜  ☆
          月夜のでんしんばしら  
          鹿踊りのはじまり  ☆

      雪渡り   ☆
      ざしき童子のはなし
      さるのこしかけ
      気のいい火山弾
      ひかりの素足
      茨海小学校
      おきなぐさ
      土神ときつね
      楢ノ木大学士の野宿
      なめとこ山の熊  ☆

      『鹿踊りのはじまり』や『雪渡り』は特に賢治独特な色彩の童話ですね。

      『お日様がまっ白に燃えて百合の匂を撒きちらし又雪をぎらぎら照らしました。
       木なんかみんなザラメを掛けたように霜でぴかぴかしています。』
        いいですよね~。この表現というか、感性というか~(´▽`)

      『なめとこ山の熊』は賢治の思想を色濃く映していて、この話を語り出すとちょっと大変。
      輪廻転生を信じていた賢治の独特な宗教観も現れていますし、
      資本主義の搾取構造やマタギの人たちの被差別の実体や彼らへの共感など、
      とても深い内容の作品です。
      >> 続きを読む

      2014/03/31 by

      注文の多い料理店」のレビュー

    • 確か宮沢賢治の実家って質屋で、貧しい東北での質屋稼業が嫌で山奥で農業を営むようになって、その傍らで本を書いていた人でしたよね。 >> 続きを読む

      2014/04/06 by Shimada

    • Shimadaさん
      まず先に東京に出て、小説書き始めて、その後に学校の先生になって
      その後に農業をやり始めたはずです。
      で、慣れない農業で体を壊して病床でまた小説書いて早逝したんです。
      30代で。
      >> 続きを読む

      2014/04/06 by 月うさぎ

    • 評価: 4.0

      3月中に間に合いませんでした。。

      どこかで読んだ記憶がありましたが(教科書?)、すっかり内容を忘れていました。

      「銀河鉄道の夜」を読んだ時はふわふわして、名作なのにわからん、難しい!と感じましたが、今回は示唆に富んでいるような気はしますが、話自体はシンプルでけっこう楽しかったです。

      大人にとっては色々な解釈がある深い話。
      子供にとってはきっと、ちょっと奇妙な面白いお話。
      みたいな感じで色々な顔を持った話のような気がします。

      特に「注文の多い料理店」は「めでたしめでたし♪」のハッピーエンドではなくて、不気味な話ですが、それがいまだに子供にも大人にも読まれているのは、やっぱり魅力があるからなんだろうなぁ。

      4月の課題図書はちゃんと今月中に読み終わるように、がんばりまーす!
      >> 続きを読む

      2014/04/01 by

      注文の多い料理店」のレビュー

    • 確かに注文の多い料理店の終わり方って結構不気味ですよね。でも素朴な感じが良い雰囲気を醸し出していると思います。 >> 続きを読む

      2014/04/06 by Shimada

    • 私も読み直してみようかなー^^

      2014/08/25 by Sachupan

    • 評価: 4.0

      短編で色々入っているのだけど…
      なんか…想像と全然違った(笑)

      タイトルからもっとメルヘンチックで可愛い話を想像していたら、不思議な話が多い。

      特に「どんぐりと山猫」と「注文の多い料理店」!

      感想を書くのがとても難しいのだけど、ちょっと怖くて、変な余韻…って感じでしょうか。

      この物語を全く知らなかった私のような人も珍しいと思うけど、もし知らない人がいたら、それぞれとても短い物語だし、読んでみると良いと思います!
      >> 続きを読む

      2014/03/24 by

      注文の多い料理店」のレビュー

    • 表紙の建物は、料理店っていうよりは、お城みたいですよねー

      2014/03/25 by makoto

    • 注文の多い料理店は確か中学校の教科書で読んで不思議なのですが、意外と的を得ている場合があるなぁと思った覚えがあります。そういう身近な不思議さが宮沢賢治の魅力のような気がします。 >> 続きを読む

      2014/03/26 by Shimada

    • 評価: 4.0

      まず、序文が素敵です。

      “わたしたちは、氷砂糖をほしいくらいもたないでも、
      きれいにすきとおった風をたべ、桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。
       またわたくしは、はたけや森の中で、ひどいぼろぼろのきものが、
      いちばんすばらしいびろうどや羅紗や、宝石いりのきものに、かわっているのをたびたび見ました。
       わたくしは、そういうきれいなたべものやきものをすきです。
      これらのわたくしのおはなしは、みんな林や野はらや鉄道線路やらで、虹や月あかりからもらってきたのです。
       ほんとうに、かしわばやしの青い夕方を、ひとりで通りかかったり、十一月の山の風のなかに、ふるえながら立ったりしますと、もうどうしてもこんな気がしてしかたないのです。
      ほんとうにもう、どうしてもこんなことがあるようでしかたないということを
      わたくしはそのとおり書いたまでです。

      ですから、これらのなかには、あなたのためになるところもあるでしょうし、
      ただそれっきりのところもあるでしょうが、わたくしには、そのみわけがよくつきません。
      なんのことだか、わけのわからないところもあるでしょうが、そんなところは
      わたくしにもまた、わけがわからないのです。
       けれども、わたくしは、これらのちいさなものがたりの幾きれかが、おしまい、あなたのすきとおったほんとうのたべものになることを、どんなにねがうかわかりません。”

      “十一月の山の風のなかに、ふるえながら立ったりしますと”のところは
      どうしても同著者の詩集『春と修羅』の
      “四月の気層のひかりの底を 唾し はぎしりゆききする おれはひとりの修羅なのだ”を思い出させます。

      表題作の『注文の多い料理店』は
      小学校の先生が大の宮沢賢治ファンだったので
      最初に読んだのは、授業でだったと思います。

      面白い→怖い→面白い→怖い
      (最後に顔が戻らないところが特に)と
      話の流れと共に感情が動いたのが強く印象に残っています。

      朗読マンガ『花もて語れ 8巻』でも取り上げられ
      そちらの解釈も非常に面白かったです。

      ただ、今回印象に残ったのは『水仙月の四月』

      (この中で登場する子供は、改めて読むと
      『銀河鉄道の夜の』ジョバンニにも、(救われた場合の)カムパネルラにも思えてきます)

      そして、『なめとこ山の熊』
      中盤で、
      “けれどもこんないやなずるいやつらは世界がだんだん進歩するとひとりで消えてなくなっていく。”という言葉が出ますが

      小十郎や熊の最期が美しいければ、美しい程
      ・・・本当にそうかな?と
      大人になった今だからこそ、余計に考えてしまいます。
      >> 続きを読む

      2014/03/29 by

      注文の多い料理店」のレビュー

    • 完全に児童文学だと思っていたので、ホラー要素と言うかシニカルな要素が入っているのに驚きました。

      子供の時に読めばゾクッ!!と来ただろうなぁ...
      >> 続きを読む

      2014/03/30 by ice

    • 序文、すごく良いですよね。
      ものすごく惹きこまれました!!

      >(最後に顔が戻らないところが特に)
      怖すぎますよね。。
      >> 続きを読む

      2014/03/30 by chao

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