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2014年07月の課題図書

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2014年07月の課題図書


SF界の大家・ロバート・A・ハインラインの不朽の名作
1957年に出版されたSF小説『夏への扉』

始まりの舞台は1970年12月
優秀な技術者であるダニエル・デイヴィス
共同経営者でもあった親友と婚約者に裏切られ、
会社を追われた上に大事な発明まで取り上げられ失意のどん底にいた。

 家事用ロボット“ハイアードガール”
 冷凍睡眠
 時間跳躍

全てを失ったダンが繰り広げる様々な発明を使った逆転劇と、
彼の心強い相棒猫「ピート」との「夏への扉」を探す時間の旅からは目が離せません!

未来・過去・現在 と時空を超えた展開にハラハラドキドキ。
お人よしで、幸せを手に入れるために絶対に諦めないダンの挑戦の数々。


~結局、人を信頼しないと何も出来ない~
現代も心に響くメッセージと共に、出版から60年近い歳月を経た今もなお読み継がれる永遠のSF小説。

この夏、あなたもダンと一緒にタイムトラベルして「夏への扉」を探しに行きませんか。

Book Information

夏への扉

3.7 3.7 (レビュー17件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 777 円

ぼくの飼っている猫のピートは、冬になるときまって夏への扉を探しはじめる。家にあるいくつものドアのどれかひとつが、夏に通じていると固く信じているのだ。1970年12月3日、かくいうぼくも、夏への扉を探していた。最愛の恋人に裏切られ、生命から二番目に大切な発明までだましとられたぼくの心は、12月の空同様に凍てついていたのだ。そんな時、「冷凍睡眠保険」のネオンサインにひきよせられて...永遠の名作。

いいね! kimiyasu Tsukiusagi snoopo HRJNK

    レビュー

    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 4.0

      こちらで存在を知った本。
      こういうものを知ることが出来ると嬉しくなる。

      読みはじめ、実は余り面白くなかった。
      それでも読んでいくと、何だかいい感じになってきたぞと興味が出てきて、その後は面白く読めた。

      ぼくが冷凍睡眠から目覚めたとき、そこには愛猫ピートがいない。置き去りになったピートはどうなっちゃうのだと思っていたが、その後の展開が良かった。
      やや物事が上手いこと運びすぎではあるが、SFでは多少の強引さは目をつむっていいかなと思える。
      特に本書のような明るいSFなら。

      ぼくが見た2001年、それは実際の2001年とは似ても似つかぬ姿といっても良いものであるが、作者の描いた世界には、未来への憧れと夢と希望が満ちている。
      未来は必ず過去よりも良くなっている。
      そんな作者の未来へ託す希望が、よくある未来は悲惨となりがちなSFと一線を画している。
      作者から見たら未来人であるわたしとしては、素敵な世界に描いてくれてありがとうと言いたい。
      わたしたちにとって、良い世界であるようにと願ってくれてありがとう。

      猫のピートの描き方に、作者の猫を慈しむ思いが伝わってくる。
      生き生きと伸びやかに生きるピート。
      互いに尊重しあう飼い主と猫。
      猫好きにとっても楽しめる一冊だったと思う。

      わたしも冷凍睡眠を受けるのなら、犬と猫を抱いて、若干狭さを感じながら夫と並んで眠りたい。
      目覚めた未来が、驚きと喜びに包まれたものであることを期待して。
      >> 続きを読む

      2015/09/02 by

      夏への扉」のレビュー

    • 実は途中まで読んで、あまり面白さを感じなかったので
      読書を中止してしまいました(;^ω^)
      感想を読んでもう一回チャレンジしてみようと思います。
      >> 続きを読む

      2015/09/27 by ***

    • マカロンさん
      コメントありがとうございます。

      わかる気がします。
      わたしも途中まで余り楽しめませんでしたから。
      ちょっと辛抱して読み進めてみるといいかもしれません。
      >> 続きを読む

      2015/09/27 by jhm

    • 評価: 5.0

      大好きなハインライン。その出会いの作品が「夏への扉」でした。
      わくわくしてハラハラさせられて面白くて楽しくて爽快で。何よりもかわいいお話し。
      この小説、何度読んだことでしょう。
      英語の原文まで読もうとして、一応頑張って、とてもしんどかった思い出が…(^_^;)
      福島訳のスピード感がこの小説を味わう上で一つの重要な要素になっていたことに気づきました。
      キャラクター設定も実は翻訳者次第なのです。
      福島訳はいうなれば「キャラが立っている」翻訳なのです。

      SF小説ではありますが、「1970年という近未来から2000年の未来へ飛ぶ」という設定は、今では「過去の話」になってしまいました。
      といって古臭くて…と考えるのは間違いです。
      ハイヤード・ガール、コールド・スリープ、自動製図機、自動制御の運転システムなどなど。
      実現可能な。いや、実際に実現している想像上の「未来」が、ここに描かれているのって、かえって興味深いですよ。
      新聞などはキンドルタイプのネット版の新聞だと読み替えられるし、
      自動製図機はコンピューターソフトだと考えればいい訳ですし、
      オンラインの小切手精算システムはクレジットカードの形で実現しています。

      女性の家事労働についてあれこれ云々するダンの言葉には彼の目線の自由さに驚くことでしょう。
      もしかしてお掃除ロボット・ルンバはハインラインのアイディアなのか?とか(^^)

      この小説はいっそ、コンゲームやラブコメとして読んでもいいでしょう。

      福島訳では主人公ダンの性格設定がユーモラスに強調されていてとてもマンガチックに読める軽快な小説になっているのですから。

      ジンジャーエールの大好きな相棒の牡猫ピートが最高に魅力的。
      猫好きのための猫本としてもとっても有名な一冊です。

      なにもふわふわした甘い夢というばかり描いた作品ではないのです。
      当作品が描かれたのは第2次大戦の後、地球規模での第3次大戦が必至とされていた暗い時代。
      ハインラインが憂えていたこと、第一にそれは核戦争です。
      この物語の最初に6週間戦争という核戦争のことが語られます。
      ダンは戦争で兵役を経験し、母と妹を戦火で失い大きな心の傷を負いました。

      ハインラインはリベラルでメッセージ性のとても高い作家なのです。
      個人よりも全体が優先される社会には彼はいつでも強烈な異議を唱えています。
      しかしこの作品は「明るい希望」がユーモアを交えて謳われているのが特徴です。

      「今」よりも明るい未来が開けていることを信じて、ハインラインは警告と夢、両方を描きました。
      科学や技術の進歩が人々を幸せにするように祈って。

      猫のピートが必ずどこかに「夏への扉」があるに違いないと確信していたように、
      人類の行く先にもきっと「夏」の季節があるに違いない。
      今は雪に閉ざされた「冬」であっても、希望を捨てちゃいけない。
      そんな同時代の人々へのエールがこめられていたのです。

      SFになじみがない方にこそ、むしろお勧めの小説です。
      宇宙戦争も地球外生命体もクローンも出てきませんよ。
      ハードSFこそがSFだとおっしゃる方にも、ハインラインはSF作家ではなく、すぐれた物語性と深い思考力を備えた小説家であると主張したいです。

      そしてもしこの小説が気に入ったという方にあえて言いましょう。
      ハインラインの最高作は「夏への扉」ではありません!
      ネビュラー賞受賞作が他に4作品もあるんですよ。
      私は「ダブル・スター」こそ彼のベスト!だと信じています。
      こればかりはしつこくても、何度でもいいますよ♡


      【完全なる余談です】
      この小説が好きな方はぜひ竹宮惠子氏の少女漫画「私を月まで連れてって」を読みましょう。
      主人公の名前ダン・マイルドです。ハイヤード・ガールのサブリナが出てきます。
      そしてニナ・「フレキシブル」が超チャーミングです。

      実はアメリカでは「夏への扉」の評価は低めです。
      それはロリコンだからという理由らしい。
      日本(だけ)で異様に人気が高いのもロリコンものだからという説もあり。
      >> 続きを読む

      2014/07/14 by

      夏への扉」のレビュー

    • 翻訳を読み比べたわけではないですが、私が読んだ福島訳ではキャラが魅力的だということは感じました。
      これはハインラインの実力とともに翻訳の力もあったんですね。

      「ダブル・スター」がお勧めなんですね。
      ハインラインだと「月は無慈悲な夜の女王」が気になっていたのですが、まずどちらを買うか、本屋さんで悩んで来ようと思います。
      >> 続きを読む

      2015/02/25 by ともひろ

    • ともひろさん
      「月は無慈悲な夜の女王」のほうが男性読者には評価が高いです。
      「月は無慈悲な…」は戦う話。「ダブル・スター」は闘いを回避する話です。
      人物の魅力とプロットで小説を楽しめる方には「ダブル・スター」は最高です。
      (つまりSFの形態をとった人間ドラマが好きな方には。という意味です)
      ハインラインの両面を知るためにはどちらも読んでほしいです。
      彼を右翼だの左翼だのというものさしで測る事が馬鹿らしい事だとわかります。
      >> 続きを読む

      2015/02/26 by 月うさぎ

    • 評価: 5.0

      今まで読んだSF小説がほとんどないので、SFイコール「星に継ぐもの」のイメージで、かたくて難しい話だと覚悟して読み始めたけど、全然違って、とても愛すべきお話だった。

      恋人に裏切られ、会社でも騙されて、ふらっと冷凍催眠保険へ…
      そして30年未来の2000年へ!

      特に後半はページを捲る手が止まらず、面白い本に出会った時特有のワクワク感、満足感を久しぶりに味わった☆

      主人公ダンの相棒猫のピート、最高。
      勇敢で誇り高きピート!
      犬派の私も前より猫が好きになった。

      うーーーん、面白かった!!!
      あんまり好きではない本はどんどん売ってしまう私だけど、これは永久保存版にしよう。
      >> 続きを読む

      2014/07/26 by

      夏への扉」のレビュー

    • レビューを拝見しただけでワクワクしてきました(^^)
      ぜひ読んでみたいです!

      2014/07/26 by マカロニ

    • 月うさぎさん
      なるほど「ダブルスター」読んでみようかな♪
      今、思い立って「カラマーゾフの兄弟」読み始めてしまったので、ダブルスターはまだまだ先になりそうですが、忘れないように本棚登録しとこ♪
      最近読書熱がまたガンガン上がってます!!

      makaroniさん
      すごくワクワクできる本です!
      このワクワクをうまく説明できないのがもどかしいです!!
      >> 続きを読む

      2014/07/27 by chao

    • 評価: 5.0

      これだよこれ!
      400ページも読ませるなら、このくらい詰め込んでほしい。
      その分情景描写は少ないが、場面転換はとてもスムーズ。
      やはり見せ方次第なんだなぁ。

      「上げる」、「落とす」の緩急も絶妙。
      一歩先の展開が読めることもあるが、その前にはひねりがあって、思わずどきっとする。
      そんなことが何度もあるので、全編通してどきどきしっぱなしだった。

      ストーリー全体を見て思うことは、捨てる神あれば拾う神ありというところか。
      悪い人だっていい人だっている。
      自分の「夏への扉」を探すためには、あれこれやってみることが大事なのだと思う。
      「なんどひとにだまされようとも、なんど痛い目をみようとも、結局は人間を信用しなければなにもできないではないか。」
      という言葉も印象的。

      ラストシーンの速い展開とロマンチックなシーンは何度読み返してもいい。
      リッキイの不安な気持ちを思うと、愛おしくて仕方ない。
      もちろん、ピートもかわいらしかった。

      新訳、他の作品も読んでみよう。
      >> 続きを読む

      2015/01/19 by

      夏への扉」のレビュー

    • >月うさぎさん
      「星の王子さま」は集英社の池沢夏樹さんの翻訳を読みました。
      「おれは小麦畑の色の分だけ得をしたよ」という言葉が好きなのですが、他の翻訳だと結構違う表現でした。
      比べてみると他の翻訳も一長一短ありましたが、原文がフランス語なのでどれが正しいか全然わかりません(笑)。
      月うさぎさんはどの翻訳が好きですか?

      「たんぽぽ娘」は「おとといは兎を見たわ、きのうは鹿、今日はあなた」という有名なセリフがありますが、これは伊藤典夫さんの訳です。
      他に井上一夫訳があって、そちらは「おとといは兎を見たし、きのうは鹿、きょうははあなた」となっています。
      わずかな違いなんですが、「見たし、」というのがなんだか気に入らなくて、私は伊藤訳の方が好きです。
      ちなみに、原文はkindleで読むことができました。
      "Day before yesterday I saw a rabbit, and yesterday a deer, and today, you"
      英語がそんなにわからなくても伝わるリズムのいい語感とロマンチックな響きがありますよね。

      クリスティも翻訳違いがあるんですね。
      キャラクターやセリフが変わってしまうほどとは、村上春樹訳みたいですね(笑)。

      読み比べは大変ですが、大好きな作品がもっと素敵に表現されているかもしれないと考えると楽しいですよね。
      私は英語が苦手ですが、電子書籍だと単語を指でなぞって翻訳しながら読めるので、簡単なものであれば原書に手を出したりします。
      基本は紙で読む方ですが、kindleは洋書が手に入りやすいので便利です。
      >> 続きを読む

      2015/02/26 by ともひろ

    • 〉大好きな作品がもっと素敵に表現されているかもしれないと考えると楽しいですよね。
      そうなんです!そうなんです!
      「たんぽぽ娘」なるほど。微妙なニュアンスでさえ違うものですよね~。
      「星の王子さま」は全体としては池澤訳が一番好きでした。
      原作に忠実で文章も考えられていると思います。
      内藤訳にはタイトルのセンスに感謝。でも王子が生意気でちょっとかわいくない。
      河野訳は散文的で読みやすく女性らしい情緒性も感じます。
      若干王子が子供っぽいかな。
      あともう一つは誰だったか明確に記憶していないのですが、結構、大胆というか
      あらっぽいというか、王子さまが今風の「ガキ」だった気が…。
      倉橋由美子訳、 野崎 歓訳の「ちいさな王子」は未読です。
      これだけあると読み放題です~。お好みでどうぞって感じですね。
      >> 続きを読む

      2015/02/26 by 月うさぎ

    • 評価: 4.0

      とにかく未だに人気の高いSF作品の金字塔...という事で
      いつかは読みたいと思っていましたが遂に挑戦。
      本当にシンプルすぎるくらいにシンプルなタイムトラベルもの
      なんですねー。しかも、凄くロマンティックです。
      1957年(!!!)の作品という事にまず驚き。そもそも本作の
      舞台設定である1970年自体が近未来なのに、その更に30年先の
      2000年の世界まで、こうも描ける想像力とその発想と勇気が凄い。

      そしてタイムトラベルにつきもののパラドックスに関して
      こんな解釈があるなんて!という驚き。もっと数学的に、
      理論的に難しい作品なのかと思ったら、決してそんな事なく
      超シンプルな思考。そしてハッピーエンドに拍手。
      そして、自分は決してネコ好きではないですが、終始一環して
      純然なネコたるネコで描かれる「ピート」が段々と
      カワユくなってきちゃいますw。

      主人公「ダニイ」...彼の結構な無鉄砲さを裏付ける、
      未来と過去に対する余りにもポジティヴな発言に爽やかさと、
      妙な勇気すら貰ってしまった。やはり名作と呼ばれ、
      半世紀以上も愛される作品ってのは、凄みとオーラと
      愛嬌に溢れてますな。
      >> 続きを読む

      2013/05/24 by

      夏への扉」のレビュー

    • za_zo_yaさんと月うさぎさんのレビューとコメントを拝見して、これは必ず読まねばと思いました!! >> 続きを読む

      2013/05/24 by chao

    • >ice さま
      自分も所謂SF作品は殆ど手つかずですw。
      藤子F先生が言っていた「少し不思議」でSFくらいが
      自分には合ってるようです^^


      >月うさぎ さま
      凄い!原書でも読まれてるんですねー。凄いス。
      「ダブル・スター」!早速調べてみます!
      ありがとうございます!


      >chao さま
      自分もこれは他の方のレビューを見ていつか読もうと
      していた作品でして。。。。
      もし、そんなきっかけになれたら嬉しいです^^
      >> 続きを読む

      2013/05/27 by za_zo_ya

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