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2015年04月の課題図書

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2015年04月の課題図書


数学が苦手な方・・・逃げないで下さい!!

読書ログでとにかく評価が高いこの作品。
以下、ユーザーの皆さんからのレビュー抜粋。

「数学嫌いな僕にも感動を与えてくれたサイモン・シン恐るべし」
「数学と斜に構えず、読んでほしい一冊」
「数学は苦手だから・・・と敬遠されている方も、ぜひ読んで数学の世界に浸って欲しい」
「文系の方。逃げないでください」

17世紀にフェルマーが残した超難問を、数学者ワイルズが1995年に完全証明した。
ピュタゴラスに始まる数論、解決のカギとなった「谷山=志村予想」など、
数学をめぐる「歴史ドラマ」を、分かりやすく感動的に描いた傑作

是非この機会に読んでみてはいかがでしょうか。お薦めです。

Book Information

フェルマーの最終定理

4.4 4.4 (レビュー16件)
カテゴリー: 数論(整数論)
定価: 820 円
いいね! niwashi

    レビュー

    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 5.0

      2015年3月課題図書。

      数学ノンフィクション。
      数学も苦手な上、ノンフィクションも普段読まない。しかもこの分厚さ…けっこうなボリュームだなぁと読み始めたが、うーん、面白い!

      17世紀にフェルマーが残したフェルマーの最終定理。

      xのn乗 + yのn乗 = zのn乗
      nが3以上の自然数 (x, y, z) の組が存在しない

      「私はこの命題の真に驚くべき証明をもっているが、余白が狭すぎるのでここに記すことはできない」

      紀元前古代ギリシアの哲学者であり、数学者でもあったピュタゴラスの話から始まり、17世紀にフェルマーがフェルマーの最終定理を残してからというもの、数学者たちが様々な方法で証明を試み、3世紀もの時を費やし、つい数年前、ついに証明されたという壮大でドラマチックな物語。

      数学の神秘性、数字の持つ不思議、自然界をも支配している数学。
      数学が苦手な私が数学の面白さに魅せられたのだから、理系の人にはもちろん、文系の人にもぜひおすすめしたい。

      たとえば、17年地中で過ごすジュウシチネンゼミや13年地中で過ごすジュウサンネンゼミは蝉の天敵である寄生虫とライフサイクルが極力重ならないように素数のライフサイクルになっているという説があるらしい。また、川の直線距離と実際の長さの比はほぼ3.14...つまりπであるらしい。数学って学問だけの話じゃないんだと、面白くて、不思議で、ちょっと鳥肌…。

      もちろん自然界の話だけでなく、多くの数学者たちが登場し、それぞれの人生や人間模様も面白い。

      時々数学の話で付いていけない話もあったけど(特にケプラーの球体充填問題…)それも気にならないくらい面白かったのでちょっと背伸びの☆5です。
      >> 続きを読む

      2015/04/12 by

      フェルマーの最終定理」のレビュー

    •  すごくおもしくて一気に読んでしまったという印象が残っています。数学的なことはさっぱり分からないのですが、それでどうしておもしろいのかなあ。
       
      「おもしろい」って不思議ですね。
      >> 続きを読む

      2015/04/13 by 弁護士K

    • 素頓卿さん
      そうなんです!色々な時代の色々な国の人が登場するのですが、日本人も登場します。私はフェルマーの最終定理は聞いたことがあるくらいで予備知識ゼロだったので日本人の登場は驚きでした!

      arinkoさん
      タイトルだけで読まないのは損かも…と思える面白さだったので、気が向いたらぜひぜひ読んでみてください♪ なんせ私でも読めたので。笑

      弁護士Kさん
      そうなんですよねぇ。そう思うと自分で苦手意識持って好き嫌いフィルターかけちゃうのって勿体無い気がします。思いもよらないようなジャンルも読んでみると面白いって思ったりしますもんね。この本はまさにそうでした。
      >> 続きを読む

      2015/04/13 by chao

    • 評価: 5.0

      最近、課題図書の読了が遅れがちだったので今月は頑張った!

      正直数学の部分はちんぷんかんぷんだったりしたけど、でも数学に興味が持てて、フェルマーの最終定理に情熱をかけた多くの数学者がいたことに感銘を受けた。何人もの数学者たちが人生をかけて証明に挑戦して、何百年もあとについに証明されるなんて、すごい!

      しかもこれがノンフィクションというのがすごい!!

      全然数学のことわからないくせに、最後の方はなんだか感動しちゃいました。

      課題図書になっていなかったら一生読むことのなかった本だと思う。
      でもこれは読んでよかった!
      >> 続きを読む

      2015/04/29 by

      フェルマーの最終定理」のレビュー

    • 数学の専門書かと思ったらそうでもないのですね。
      専門書の中の学者逸話コラムが好きなのでぜひ読んでみたいです。 >> 続きを読む

      2015/04/30 by ウコッケイ

    • えらいですね。課題図書横目に好きなものばかり読んでいます。思えば宿題もろくすっぽやらずに遊んでいた夏休みで有りました。読んだ人が軒並み感動していてすごいですね。いいチョイスなんだあ! >> 続きを読む

      2015/04/30 by ありんこ

    • 評価: 5.0

      ちょっと遅れましたが、4月の課題図書。

      もともと数学が好きで、数学科に行こうか迷っていたので(結局進学したのは物理学科)
      あまり抵抗なく、というか興味を持って読めました。
      ただ、ちゃんと理解しないと進めなかったので、ちょっと時間がかかりました。

      「x^n + y^n = z^n  nが3以上の自然数 (x, y, z) の組が存在しない」

      この定理や、三世紀に渡って証明されなかったことは知っていましたが、
      ここまでドラマがあったとは!

      そして、
      「私はこの命題の真に驚くべき証明をもっているが、余白が狭すぎてここに記すことはできない」
      フェルマーが書き残したこの書き込みも知っていましたが、
      本当に余白がなくて書かなかったと思っていました…
      面倒くさがりだったんですね…

      これまで、数学は問題を解くだけで、
      その定理を発見した人や証明した人のことは、名前くらいしか知らず、
      どんな性格だったのかも知りませんでした。

      個人的に一番意外だったのは、ガロアでした。
      10代のうちに偉大な成果をあげ、若くして亡くなっていたこと、
      「短気で無分別」だったというのにもびっくりしました。

      そして、フェルマーの最終定理を証明したワイルズの証明に欠陥が見つかってから、
      それを解消するまでの過程には、思わず「すげ~」と声を出してしまいました。

      四色問題の部分を読んでいて、初めて四色問題を知ったとき、
      たくさんの区域を作って塗ってみたことを思い出しました。
      当時のような、純粋に数学を楽しむ心がだんだんと失われてしまったなぁ、、、
      と感じ、もう一度数学を勉強したくなりました。



      フェルマーが本当に証明を持っていたのか、
      フェルマーの思い込みだったのか、、、
      これについては数々議論があるようですが、
      前者だったら面白いなぁと思います。

      >> 続きを読む

      2015/05/07 by

      フェルマーの最終定理」のレビュー

    • >tochanさん
      理系だったら楽しめるのではないかと思います!

      >loopさん
      フェルマーにも意外なことがたくさんありました!

      >snoopoさん
      かっこいいだなんて!
      たまたまの好きな分野です…♪
      社会系がまったくだめです><

      >課長代理さん
      専門的な用語はあまり出てこないように工夫されているので、
      機会があれば……!!
      >> 続きを読む

      2015/05/08 by coji

    • 何かの漫画で読んで「フェルマーの最終定理」という単語だけは知っていたのですが、その本があるとは吃驚です。
      自分も読みたいのですが、バリバリ文系なので理解出来ないだろうと思い残念です・・・
      >> 続きを読む

      2015/05/19 by ヒデト

    • 評価: 4.0

      これを逃したらきっと読まないだろうと思い、逃げ出したい気持ちを見てみぬふりをしてレジにこの本をもっていきました。

      読み終わった今、ちょっと頭がよくなった気がします(笑)!
      そして意外にも(という言い方もどうかと思いますが、、)面白かったです。

      数学と聞くだけで逃げ出したくなる私のような人でも読めたのだから、この著者さんの力はすごいですね。数学者もみんな人間なんだなぁとか、そんなことも思っちゃいました。

      snoopoさんもレビューされていましたが、知らない世界の魅力を本一冊で知ることができるというのは読書最大の面白さですね。
      >> 続きを読む

      2015/04/30 by

      フェルマーの最終定理」のレビュー

    • 数学がテーマと言われると確かに手が出しにくいというか出したくなくなってしまいますね。

      知らない世界の魅力というのを考えると手が出しにくいところにも出して読んでいくことで新しい発見嬉しさがあるのかな。
      >> 続きを読む

      2015/05/01 by とずだ

    • 数学苦手なのですが、気になったので機会があったら読んでみたいと思います!

      2015/05/01 by Hisaki5

    • 評価: 3.0

      「たいていの数学者は、自分の美意識に照らして、数学をやっているものです」(志村)
      これは数学の本というよりは数学者の物語です。
      お疲れ様でした。と、自分に、皆様に、そしてもちろん数学者のお歴々に。
      これがさらっと読めるとか面白くて大興奮とかの感想を抱ける人がうらやましいです。

      いろいろな人間ドラマを垣間見つつ、古代より受け継がれてきた学問への情熱や
      数学への純粋な愛や、人類としての進歩の軌跡など
      それを「フェルマーの最終定理」というかの有名な証明を軸にすることで
      数学の世界全体を俯瞰する視野を与えてくれる良書でした。
      数学者たちがどのように数学に取り組み、人生の大部分を数学に捧げて生きているかよくわかります。
      過去、「博士の愛した数式」(小川洋子著)や、「グッド・ウィル・ハンティング」(マット・デイモン主演&脚本の映画)などで、数学者の生態というか人間性というか、そんな一面を脳裏にイメージできていたのも助けになった気がします。

      「フェルマーの最終定理」の証明に過去300年以上も努力を続けてきたが成功した人はいない。
      その噂は以前から聞き知っていました。
      最後の最強の難問だということで、広く良く知られていた話題でした。
      ついに証明がなされたとか、なされなかったとか。の話も聞いた覚えがあります。
      けれど正直、アンドリュー・ワイルズという数学者の名前も知りませんでしたし、
      結局いつの間に証明が完成されたのかもしらぬままでした。
      いつだったか、既に証明されてるらしいと気付いた始末。
      興味深いクイズとして知っていたにも関わらず、私個人とは無関係な存在でした。

      アンドリュー・ワイルズ単独の物語になっていない点もこの本の特徴でしょう。
      多くの人々の努力の成果の結晶が「フェルマーの最終定理」を証明にまで導いたのだということがとてもよく理解できます。

      逆にワイルズという人間自身には特別なドラマがあるわけではない。とも言えます。
      数学者としてどれだけ有名であっても、ガロアや志村や谷山の方がよほど、魅力的な人間であったように思えます。

      数学の海とそこに浮かぶ島々。掛け橋という概念。
      これはとても楽しいアイディアです。
      数式や数論を美しい、エレガントと表現する数学者たちの美学をほほえましいと思います。

      でも数学者たちと本当にはその感動を真に共有することは決してできないということもわかっています。
      彼らが数学者以外の人間たちにそれを求めていないことも。
      彼らは選ばれた人たちであり、自分の適性にしたがって生きている数学の楽園の住人です。
      好きな世界の中で好きなことに集中して生活できる恵まれた人たちです。
      面白い読書でしたが、私が立ち入れない別の世界を突き付けられた気分です。

      私には児童向けの「奇人・変人・大天才…」シリーズの方がお似合いみたいです。
      まず数学者よりも科学者のほうが奇人度が高く…もとい、人間的に魅力的です。
      (科学と数学が双子である以上、ニュートンのように科学者が同時に数学者でもあるケースも多いですが、
      興味の対象が自然界である場合、勝手ながら基本は科学者とみなします。)

      数学に比べると科学的アプローチは真理に対して正確さ厳密さに欠ける
      「数学的証明は完全無欠。科学的証明は、どうしても気まぐれで安っぽくならざるをえない」と、
      数学の完全性・絶対性を主張しています。
      しかしシロウトは、科学の世界のドラスティックに変貌するその逆転劇が面白い
      と思ってしまうんですよね。
      例えば、時間が可塑的かもしれないなんて、一般人にとっては5次方程式の解の公式よりもずっと面白いじゃないですか?

      けれども、この本の最終章には数学の「堕落」という言葉が見られます。
      ワイルズの証明のように正統で偉大な証明は最後となり
      あとはコンピューターの解析や精査による「力ずく」の証明がとって変わるようになってしまった。と。
      それは数学者たちの純粋さを表す考えであると共に、
      深みに分けいれば人智を超えた世界が口を開けているという残念な真実を知ることでもありました。

      この本を読み通せたのは読書ログとこの本のレビューを書いてくださった皆様のおかげです。
      どうもありがとうございました。

      でもどうしても納得いかないんです。
      『フェルマーは自分の証明を本当に完成できたのかどうか』
      ワイルズの証明は、現代数学の様々な高等テクニックを複合してようやく成し遂げたもので、フェルマー自身の証明とは別の方法です。
      私にはそこのほうが謎なんです。
      謎はまだ解かれていません。
      >> 続きを読む

      2015/06/22 by

      フェルマーの最終定理」のレビュー

    • こういう数学関係の本を見ると胸の奥が熱くたぎります!
      私は数学はめっぽう下手ですが、好きなので上手くなりたいです。
      数学の美学を私も身を持って感じたい(*´艸`)
      >> 続きを読む

      2015/06/26 by Nanna

    • Nannaさん
      数学が好きと言えるだけでもう羨ましい方です。
      数学の美学を語る人。好きです。
      でも数学の美学を語る自分。それ、絶対にありえません。(・∀・)
      >> 続きを読む

      2015/06/26 by 月うさぎ

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    フェルマーノサイシュウテイリ 
    ふぇるまーのさいしゅうていり

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