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2015年08月の課題図書

今までの課題図書

2015年08月の課題図書


1920年代アメリカ。富裕階級が集うニューヨーク郊外で、
華々しい生活を送る男、ギャツビー。かつての恋人との再会を果たし、
その財力によって失われた過去の時間と愛を取り戻そうとするが...。
ジャズ・エイジの輝きと虚しさを描いた、アメリカ文学を代表する傑作。
思わず世界史を勉強しておけば良かった・・・と後悔しちゃう本作品。

受験生の皆さん、受験勉強の合間にいかがでしょうか。
世界史へのモチベーションが劇的にあがるかもしれないですし、
夢を見て受験勉強という現実から逃げてしまうかもしれませんが。

もちろん幅広い世代が楽しめる作品です。是非この機会にいかがでしょうか。

Book Information

グレート・ギャツビー

3.4 3.4 (レビュー9件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 861 円
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    レビュー

    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 4.0

      ディカプリオの映画を観る前に原作を読みたかったのもあるし、村上春樹に最も影響を与えた本が「カラマーゾフの兄弟」「ロング・グッドバイ」そして本作「グレート・ギャッツビー」という話を聞いて、これは読まねば!と思っていた。

      ニューヨークのウェストエッグに引っ越してきたニックが、その後に引っ越してきた隣の大豪邸に住むギャッツビーについて語った物語。

      映画のCMのイメージが強く、ギャッツビーはギラギラした欲望と権力が好きな男なのかと思っていたけど、読んでみてびっくり。繊細でロマンチストな男だった。

      前半は正直少々退屈しながら読んでいたのだけど、後半は引き込まれたし、夢見がちでピュアな男性の生き様が切なくて切なくて。。

      それにしても、昔の恋ってそんなに美しく見えるものなのでしょうか。

      ***この先、ネタバレします!***





      ギャッツビーの生き方に私は共感できないし、私は絶対にあんな生き方は選ばないけど、でもわからなくもないし、何かを犠牲にしても夢見て夢だけを追って生きる生き方もありだとは思う。きっとニックも同じように思っていたのではないかなぁ。だからほっとけなかったんじゃないかな。私も嫌いにはなれない。

      でも。財力でものを言わせていた時はあんなに人が集まってきたのに、亡くなった時に集まってくる人は全くおらず、むしろ本当の彼や彼の人生について知っているのは数ヶ月前に知り合ったニック1人だったという点が、虚しくて悲しくてたまらなかった。結果的に純粋な人だからこそ、要領よく生きる人に踏み台にされてしまったような結末がやるせない。
      >> 続きを読む

      2015/03/17 by

      グレート・ギャツビー」のレビュー

    • そういえば私のデイジーのイメージもミア・ファローでした。
      ギャツビーはロバート・レッドフォードでしたか。男が惚れるいい男代表ですね。
      リメイクするなら、同じタイプの映画はやめた方がいいのかなと思ったりして。
      時代を思いっきり変えて、現代風にするとか。

      弁護士Kさんのブログ拝見しました。
      小川訳のびっくりって何かなと思って。
      なるほど。「そして、いつでも過去へ戻される。」これが結論でございますか。
      でもデイジーをデイズィは嫌だな。ここだけ差し替えてくれないかな。
      カタカナ変えるだけで大分イメージ刷新できる翻訳がありそうですよね。
      >> 続きを読む

      2015/03/20 by 月うさぎ

    • 弁護士Kさん
      映画もディカプリオの前にもあるのですよね。この本、けっこう好きなので見比べてみようかなと思ってきました♪

      ご紹介いただいたサイト見ました。印象が違うし、小川高義訳は本当にびっくりですね。同じような内容と見せかけて、全く意味が違う!!ラストの文章はとても心に残る好きな部分なので、ちょっと私的には納得いきません。笑

      月うさぎさん
      私もデイズィは嫌です。笑
      そんな小さなことでも印象が全然違っちゃうと思うと、改めて翻訳の違いによって作品の印象が全く違うものになるんだと感じます。そういった言葉の一つ一つが積み上がって一冊の本になるわけですから、翻訳って奥深いですね。
      >> 続きを読む

      2015/03/20 by chao

    • 評価: 3.0

      今月の課題図書です。

      正直に申し上げまして、私には1度読んだだけでは良さがわかりませんでした…てへぺろ☆(・ω<)

      数ページ読んでは寝ました。。
      でもなんとか読破です♪

      それにしても、男と女ってこんなに考え方が違うのですかね。ギャッツビーほどではないものの、昔の恋は美しく見えるし大切にしていたい気持ちはわかりますねー。そして女性ほどドライにはなれないですね。だからギャッツビーもバカだなぁと思いますが、憎めない奴だなーと思います。

      しかしラストは切ないですね。。
      もっと華々しい話だと思っていたので余計切なかったです。
      >> 続きを読む

      2015/08/18 by

      グレート・ギャツビー」のレビュー

    •  最初に野崎孝訳を読んだ中学生の頃、デイジーがどうしても好きになれず、そんな女性を思い続けるギャツビーに共感できず、ニックが語るその思い出にも興味が持てませんでした。
       数年前、この村上訳を読んで、はじめてこの作品の魅力を感じることができました。ぼくにとっては、しばらく興味を失っていた村上春樹を見直すきっかけになった本ですね。
      >> 続きを読む

      2015/08/18 by 弁護士K

    • 弁護士Kさん
      村上春樹作品をほとんど読んだことがないのですが、翻訳の技術も高いんですね。小説を書くことと翻訳は全く違うスキルが必要なのではと思いますが、両方優れているなんて、さすが世界の村上春樹です。。 >> 続きを読む

      2015/08/18 by ただひこ

    • 評価: 4.0

      レオさんがオスカーを受賞した記念に「グレート・ギャツビー」を再読。
      この作品は以前読み、レオさんのギャツビーも観たのだけれど、そのときには正直言ってそれ程良い作品だろうかと思った。
      過ぎた恋にしがみついて、調べたらわかってしまう嘘をついて愚かしい男、そう思った。
      しかし今回読み返してみると、とても引き込まれた。

      はじめて読んだときは、多くある比喩表現が読みにくく、かえって状況をイメージしにくかった。村上春樹さんの独特な表現が苦手ということもあったのかもしれない。
      今回読み返すと以前は気になって読むことに集中出来なかったところも抵抗なく読み進められた。依然として村上春樹さんの文体は余り好みではないのだけれど。

      登場人物それぞれにも魅力を感じられなかったが、今回は愚かしい男であったはずのギャツビーがとても素晴らしく感じた。
      どうしてなのか自分でもよくわからない。
      ここに出てくるひとの中で誰よりも汚れなく生きていたのがギャツビーだと感じたからだろうか。
      これは何故ギャツビーはグレートなのかにも繋がるのかもしれない。

      過ぎた過去は取り返せないという当たり前なことに躍起になったギャツビー。
      どうしてギャツビーはそこまでこだわるのか。
      フィッツジェラルドがギャツビーを通して何を伝えたかったのか、残念だけれどそこまではわからない。でも読んでいると時々フィッツジェラルドに重なるようにも感じられる。

      もしかしたらこの作品は一度より二度、二度より三度と読み深めていったほうが見えてくる世界が深く拡がるように感じる。
      読み終わってすぐにもう一度読みたい、しみひとつない不朽の愛に生きたギャツビーにまた会いたいと思う。

      映画はレオさんで観ただけなので脳内再生するときにはレオさんになりがちだったが、ロバート・レッドフォードのギャツビーも観てみたくなった。

      村上春樹さんの作品への熱い思いをあとがきで読める楽しみもある一冊。


      >> 続きを読む

      2016/03/22 by

      グレート・ギャツビー」のレビュー

    • 読んでからそれほど日が経っていないのに内容を忘れつつあります。
      私が読んでいた時は、ディカプリオさんでも誰でもない名もなき誰かが脳内でギャツビーを演じていました。およそ俳優には向いていない感じの人でした。映画版を見て新しいイメージを取り込みたいものです。
      再読すると見えていなかったものが見つけられそうな作品ですよね。再読レビューを読ませていただけるのは嬉しいです。
      >> 続きを読む

      2016/03/24 by pechaca

    • pechacaさん
      コメントありがとうございます。

      脳内イメージは本来なら役者さんじゃないほうが楽しめると思います。
      今回はレオさんなのでいいけれど。きゃ。
      特に外国作品は再読すると感想がガラッと変わったりして面白いです。
      >> 続きを読む

      2016/03/25 by jhm

    • 評価: 4.0

      夢の内に生きようとするものは、夢が綻びた時に共に滅ぶしか道はないのだ。
      ギャツビーはピーターパンだ。
      美しく勇敢で愚かで愛すべき永遠の少年。そして孤独で哀れな男である。

      ストーリーは単純です。
      昔の恋にすべてを捧げて夢を見て破れる男のお話し。

      失われたものを取り返そうと必死の努力をするギャツビー。
      彼にとって本当に取り戻したい過去や人生とは何だったのか?
      それは「恋」と呼ぶにはあまりにも輝かしすぎたのだ。
      そして「夢」と呼ぶにはあまりにも値打ちのないものだった。


      ここにも、またみられる「あのパターン」

      男は永遠の女性(ファム・ファタール)に出会い、
      人生をかけてのめり込むことを夢に見ている。
      それが自分を破滅させる恋であっても。
      いや、むしろ破滅に導く悪女であってほしいとさえ、本音では望んでいるのだ。
      (小説では悪女じゃないとドラマが成立しないしね)

      男の恋愛小説は、懲りずにこれ。┐(´-`)┌

      女性にはありえない妄想でありロマンなのだが。
      ついでに教えてあげるけど、確かに女はこの手の男が好きですよ。
      恋をするならエキサイティングだし、自分の「得」になるから。

      そして、おそらく、自分の伴侶を見つけるなら、ニックのほうを選ぶってことも。 


      ギャツビーが「グレート」なのは、彼がアメリカン・ドリームを体現する
      成り上がりの成功者だからではない。
      身分違いの恋に純粋に身を捧げる男だからというだけでもない。

      夢の世界に生まれて夢の世界でしか生きられない
      常人を超えた存在であったからだ。

      あまりにも子供っぽい行動の動機
      ゆえに輝ける瞳と笑顔

      そのすべてが体現された実存がすなわちグレートなのだ。

      語り手のニックはギャツビーの体現するものを実際には否定している。
      けれど、その生き様の真実さと笑顔ゆえに彼を愛した。
      彼の夢を食い物にしたすべての人間を嫌悪するのと反比例して。


      村上春樹の訳で読んだ。
      村上文学の表現方法のルーツがここにあるのを誰もが知ることになるでしょう。

      翻訳するに難解な文章という評判のフィッツジェラルドのこの作品。
      私にとってなじみのある文章で読めるのはありがたいことです。
      彼は、作品を古びさせないように意識して翻訳したという。

      「グレート・ギャツビー」はなんと90年も前のお話しだが、
      ここに描かれている「アメリカ」は、決して懐古趣味の世界の物語ではない。

      アメリカを理解するにはもっと米文学を読まないといけない、と、最近よく思う。
      富の集中や階層、遵守問題、大陸内の文化の断絶、戦争の影響など。問題は多い。

      物語の語り手ニックは、フィッツジェラルド自身と同じ中西部出身のよそ者だ。
      この物語には、日本人には最もわかりにくい、
      西部と東部の性質の差が描かれていることにも気づくべきだろう。


      ディカプリオ主演で映画のリメイクがされるようだが、
      そして当然のようにレトロな映像美に作ってしまうんだろうけど、
      逆に現代のお話しにしたほうが、ギャツビーの特殊さやアメリカ社会の構造的問題が
      はっきり見えていいと思うのだが。

      (参考)
      『今年1月、米・経済諮問委員会の委員長・アラン・クルーガー氏が、格差の拡大と固定化を示すグラフを公開、
      これを「グレート・ギャツビー・カーブ」と名づけたことが話題になった。

      このグラフは、横軸に貧富格差の大きさを表すジニ係数、縦軸に親と子の所得の連動性を表す数値が取られている。
      右上になるほど格差が大きく、かつ、貧乏な家の子が努力で金持ちになるのが難しいという意味で、
      米国は先進国の中でもっとも右上』


      アメリカは今や金持ちの子供は金持ちで貧乏人の子供は貧乏人のままという
      典型的な格差社会ってことだ。
      でも、ギャツビーだって……。
      >> 続きを読む

      2012/03/21 by

      グレート・ギャツビー」のレビュー

    • アーミー・ハマー、出演映画を観たことなさそうですが、写真を見る限り…かなりイメージに近いですっ!!色白で甘い感じで美しい。うん、相当いいです♪♪ >> 続きを読む

      2015/08/18 by chao

    • chaoさん
      〉写真を見る限り…かなりイメージに近いですっ!!
      でしょ。でしょ?!よかった賛同者がいて。o(^▽^)o
      レッドフォードもハンサムだけど、彼は男らしすぎてかっこよすぎなんですよ。
      ギャツビーは甘ちゃんな感じでないといけませんよね。
      で、見てくれはゴージャス。
      彼に脳内変換して再読してみたいものです。
      >> 続きを読む

      2015/08/18 by 月うさぎ

    • 評価: 3.0

      華々しい生活を送っている富裕階級の男、ギャツビーが昔愛した女のために何やかやする話、という予備知識で読みました。普段なら、読んだ時点で手に取るのを躊躇するようなあらすじですが、村上春樹さんが影響を受けた作品だということと、彼の翻訳で読めるということで挑戦。
      結果的に、村上春樹的文章のおかげで思っていたよりすらすらと読むことができました。フィッツジェラルドの魅力をそのまま受け取れたのかどうかは定かではありませんが、とにかく一度読んでみたいと思っていたので、達成できて満足です。

      読み進めていくうちに、ニックと同じようにギャツビーに対するイメージがどんどん変化していきました。そして「グレートギャツビー」あるいは「華麗なるギャツビー」というタイトルになんとも言えない皮肉な響きを感じます。

      読んだら映画も、と思っていたのですが、映像化されても微妙な心理描写などを伝えられるものなのか?とも思います。特に新しい方を観るのはややギャンブルな気がして躊躇してます。
      >> 続きを読む

      2015/08/08 by

      グレート・ギャツビー」のレビュー

    • chaoさん
      コメントありがとうございます。
      共感していただけてうれしいです。「グレートギャツビー」…すごいタイトルですよね。「華麗なる」は少しニュアンスが異なる気もしますが、グレートに匹敵する適当な日本語が浮かびません。 >> 続きを読む

      2015/08/09 by pechaca

    • jhmさん
      コメントありがとうございます。
      すでにお読みになっていたのですね。映画の方にも俄然関心がわいてきました。確かに、読んでいてディカプリオさんは年齢設定が少々苦しいのでは?と思いました。 >> 続きを読む

      2015/08/09 by pechaca

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    グレートギャツビー 
    ぐれーとぎゃつびー

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