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2016年12月の課題図書

今までの課題図書

2016年12月の課題図書


もしも、あなたの住む町のどこかに、賢くて臆病だけど勇敢な小人さんが住んでいたら、わくわくしませんか??
今回は、そんな不思議な存在と出会った「ぼく」の物語、『だれも知らない小さな国』をご紹介します。

ある夏の日、小学生の「ぼく」は鬼門山と呼ばれる人が近づこうとしない里山でとても素敵な秘密の場所を見つけます。
その場所で、「ぼく」は3人の小人と出会います。
その後戦争が始まり「ぼく」は引っ越しますが、この出来事を忘れることはありませんでした。
そして、大人になった「ぼく」は、秘密の場所に戻ってきます。。。

この物語は、秘密の場所に住む「こぼしさま」と呼ばれる不思議な小人との交流を描くファンタジー小説です。
登場する「こぼしさま」たちは個性的で、臆病だったり、おっちょこちょいだったり、
でも素直なやさしさに溢れていて、みんな魅力的です。

美しい自然と、人間。
それらに対する敬意、やさしさ、思いやり、愛情。
読んだ後、なんだかとても素直にそんな感情がたくさん浮かんできます。

この本自体は、初版が昭和34年に出版されているので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
大人が読んでも、とても楽しめる作品です。
もう読んだ方は久しぶりに、まだ読んでいない方はぜひこの機会に読んでみてはいかがでしょうか。

Book Information

だれも知らない小さな国

コロボックル物語
4.4 4.4 (レビュー8件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 1,155 円

A boy meets and makes friends with a group of korobokkuru, little people from Ainu mythology.

いいね! Tsukiusagi shikamaru

    レビュー

    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 5.0

      以前月うさぎさんのレビューを拝見してから読もう読もうと思いつつ数年経過…。ひとりでゆっくりできる時間があったのでふと思い出して読んでみた。

      まず、装丁がかわいい~♪
      この本を読んでるってだけで幸せ気分。

      そして読み始めたらあっという間に読み終わってしまった。もっとじっくり味わって読みたいのに、勿体無い!!

      愛らしく、いたずら好きの小人たちのだれも知らない小さな国。
      トトロとかを観てもいつも思うけど、もう大人の私には見えないかもしれないけど、でもこんな国がどこかにあるんだと信じたい。

      「モモ」もこの本もそうだけど、児童書といっても大人が読んでも感動できる良い本、沢山あるんだなーと再認識した。
      >> 続きを読む

      2015/03/23 by

      だれも知らない小さな国」のレビュー

    • 懐かしい♪佐藤さとる&村上勉コンビ☆
      空を見ながら裏庭で干してる布団の上で読んだあの頃を思い出しました。
      久しぶりに読みたくなりました。
      >> 続きを読む

      2015/07/19 by sapphire

    • sapphireさん
      子供の頃にお読みになったんですね!
      羨ましいです♪
      私も子供の頃に出会いたかったなぁ。 >> 続きを読む

      2015/07/20 by sunflower

    • 評価: 5.0

      日本で一番好きな童話は?と聞かれたら、たぶんこの本を選びます。
      村上勉の絵がとても愛らしく、それも含めて好きになりました。
      小学生のころから、何度読んだことでしょう。

      「だれも知らない小さな国」はコロボックル物語としてシリーズ化(全5作)されている第1作目。
      戦後日本児童文学初の本格的ファンタジー小説とされる記念碑的な作品です。

      でも1巻には彼らこぼしさまがコロボックルであるとは明言されてはいないのですが。

      語り手のぼく「せいたかさん」の目線と言葉で語られる不思議な小さな人たちの世界。
      その愛らしい魅力的な人々との出会いは、子供の頃の私に現実にその小人たちに触れたかのような衝撃的な感動を生みます。
      真剣にコロボックルの存在を信じ、愛し、祈ったものです。


      自然との共存や小さきものへの愛。
      金銭に替えられない大切な世界があること。
      他の文化への理解と尊重。
      決して声高ではないメッセージが伝わってきます。

      1959年(昭和34年)に自費出版されたのが初出だとされますが、
      高度経済成長の前夜とも言うべき時代でした。
      この後日本は大きくその姿を変えていくのでした。

      本の中には古めかしい記述や道具などが出てきますが、
      それもかえって味わいと感じるほど、物語の世界は魅力的です。
      暮らしや価値観が激変しながらも、一方で小さな里山の自然などは少し郊外へ行けば現代の日本にもまだ見られますし
      今読んでもワクワクできる本であることは間違いありません!

      シリーズではありますが、主役はずっと「せいたかさん」ではありません。
      私は第1話がとても好きすぎて、他の記憶が薄いです。
      (持っているのもこの一巻だけだったりします)

      「せいたかさん」の小人たちへの姿勢、その関係性がすごく素敵なんです。
      お互いに尊敬と好奇心と誠意をもって、対等の関係でありつづけ、
      依存しすぎず、でも信頼を寄せています。

      気付いたのですが、ヨーロッパの童話にでてくる「小人」と、彼らコロボックルとは全く異なります。
      ヨーロッパの文化の中では、小人は人間と敵対したり、上下関係を付けたがるもののようです。
      アリエッティの原作のThe Borrowersなど、典型的でした。
      あの作品では人間は小人たちのための奉仕者として考えられています。
      しかし同時に、恐ろしい「見つかってはならない敵」でもあるのです。

      そこには人と小人との一体感や友情はありません。


      ああ、日本人の自然感っていいな。と思います。


      いつも、失われそうになって、それでもまだ、日本にはきっと
      コロボックルたちはいるよね。

      コロボックルの世界を信じる人が日本にいつまでもあり続けますように。
      >> 続きを読む

      2012/04/18 by

      だれも知らない小さな国」のレビュー

    • 課題図書、読みました~♪
      せいたかさんとコロボックルの関係、良いですね。
      小さい頃の思い出と重ね合わせたりして懐かしい気持ちになりました。
      かなり感情移入してしまい、終始キュンキュンしっぱなし♡
      イラストがまた、この物語とばっちり合ってますね~(≧◇≦)
      出会えてよかったです!
      >> 続きを読む

      2016/12/27 by あすか

    • 子どもの頃私もコロボックルと知り合いになりたくて、せいたかさんが羨ましくてね~。
      蕗のはっぱなんかは見たことないもので、適当な葉っぱの蔭をのぞいてみたりしてました。
      村上さんのイラストいいでしょ~?ホント胸キュンですね♡
      >> 続きを読む

      2016/12/28 by 月うさぎ

    • 評価: 4.0

      できれば子供の頃に出会いたかった!と心から思った。
      装丁も挿絵も素敵で本を開くときはワクワクした。

      ファンタジーと聞くとイメージするのは外国のファンタジーで、読むまで日本のファンタジーがどんなものなのか想像がつかなかったが、読んで納得。日本人作家の外国風ファンタジーではなく、日本人の感覚、価値観、世界観のファンタジーだった。とても素敵な話ではあるけれど、夢のキラキラな世界ではなく、日常に寄り添った物語。たとえばピーターパンの話は好きだけど、さすがにティンカーベルが存在するとは思えない。だけど、コロボックルたちはどこかにいるのではないかと思えてくる。

      主人公の「せいたかさん」とコロボックルたちとの関係が羨ましくもあり、私もこの小さな国に行けるのであれば行ってみたいけど、でもそっとしておきたい、そんな世界観。

      日本がどんどん便利に、綺麗に、新しく開発されていく一方でその分何かが失われていく。ここに出てくるコロボックルたちが住むような場所がずっと日本の中に残されていきますように。そしていつまでもコロボックルの存在を信じたいと思うような日本人でありますように。
      >> 続きを読む

      2016/12/29 by

      だれも知らない小さな国」のレビュー

    • 私もコロボックルどこかにいそう!!と思いながら読んでいました(*^▽^*)
      子どもの頃に読みたかったですね。
      自然豊かな環境で育ったので、コロボックル探しをしていたと思います。笑
      たくさんのイラストにも癒されました。

      次の「悪童日記」は一転、殺伐としていますがぜひ読んでみてください♪いつか課題図書になるとは思っていましたが、こんなに早く実現されるとは!!
      >> 続きを読む

      2016/12/29 by あすか

    • あすかさん
      この本、大人になったからこそ感じる色々なこともありますが、子供だからこその楽しみ方もできる本ですよね。私も子供の時に読んでいたらコロボックル探ししただろうなぁ。

      ローマ人2が読み終わりそうなので(遅)、明日にでも悪童日記読み始めます!殺伐としながら年越しすることになりそうです笑。
      >> 続きを読む

      2016/12/30 by chao

    • 評価: 5.0

      12月の課題図書は、作者の愛情がこもった素敵な物語でした。
      コロボックルとの交流は、とてもあたたかく、癒されます。
      トマトのおばあさん、峯のおやじさん、せいたかさん、おちび先生。
      固有名詞も可愛い。

      でも可愛らしさだけではないのです、この物語。
      彼らは過酷な時代を生き抜いています。
      主人公がコロボックル(その時は一寸法師のこぼし様)と初めて出会った後、日本は戦争の渦に巻き込まれていきます。
      父親も亡くしました。
      そんな時代背景と、終戦後も父親の代わりに働きながら上級学校へ進む境遇。
      コロボックルとの胸がキュンとする交流がメインですが、大変な時代を過ごしてきているんですよね。
      そういう意味で、1話は少し雰囲気が違うような気がします。

      どんな状況に置かれても、忘れることのできなかった大切な場所。
      小さい頃に自分が遊んだあの場所にも、コロボックルがいたらなぁと重ね合わせて読んでいました。
      懐かしい気持ちにさせてくれます。

      それからいいなと思ったのが、会社の机からコロボックルが出てきた場面。
      あんな可愛らしいのが引き出しにいたら、たとえ殺伐とした状況でも一瞬で空気が和らいでしまうでしょうね。
      私も主人公同様、小さなことにくよくよするようなことなどなくなってしまうと思います。
      こんなかんじで感情移入する場面がたくさんありました。
      文句なしの★5!
      続編も読んでみたいです。


      2016年課題図書、制覇です(*^▽^*)
      来年も頑張ります☆彡
      >> 続きを読む

      2016/12/27 by

      だれも知らない小さな国」のレビュー

    • 美空さん
      慣れない掃除をしたら、とてつもなく疲れました~。笑
      でも無事、年を越せそう

      >遅々として進まない作品を、苦手なジャンルにチャレンジしていければなと密かに野望を抱いております。
      美空さん、すごい!!!
      私もその野望に乗っかろうと思います!!!
      来年は今年よりも、もっと良い読書ができますように(*´ω`*)
      >> 続きを読む

      2016/12/31 by あすか

    • お疲れ様でした(^^♪
      自分も無事越せそうです♪

      いえいえ!
      なんかふと思ったんですよね。そういうのもやってみてもいいかなって。
      と言いつつ軽めのものを読み漁るかも!?ですけどね(笑)
      そうですね~。良い読書したいですね~。

      そう言えば今年は昨年より読了数が減りましたね。
      (あ、自分の話、事です)
      小説4割、マンガ6割くらいかな?小説読むのって結構エネルギー使いますからね。調子良いときじゃないと中々手にすら取れなかったりしますからね。
      (と言う今もその状態です(^_^;)))

      また来年も宜しくお願い致します♪
      >> 続きを読む

      2016/12/31 by 澄美空

    • 評価: 5.0

      課題図書になっていたので、懐かしくて図書館で借りてきました。
      ウン十年前に高校生の頃、学校近くの小さな本屋さんでたまたま手に取り、
      惹かれるものがあり、買って帰った思い出があります。

      読み進めていくうちに、どんどん昔読んだ記憶が蘇えってきて、
      まるで自分も小山に居るような、せいたかさんと一体になったような気持ちになって、
      顔をほころばせながら一気に読んでしまいました。
      日本の児童文学のファンタジー小説の先駆けともいえる、
      長く皆さんに読み継がれている素晴らしい作品です。
      コロボックル物語シリーズ、全部読んでいるはずなのに、
      記憶が飛び飛びになっているので、ぜひまた全部読み直したいと思います。
      そういえば、「だれもが知ってる小さな国」というタイトルで、
      有川浩さんがコロボックル物語を書き継いでいる本が昨年出ましたね。
      コロボックル物語を読み直してから読もうと、買って積読本になっています。
      早く読まなくては……
      >> 続きを読む

      2016/12/29 by

      だれも知らない小さな国」のレビュー

    • 月うさぎさん
      コメント有り難うございます。
      好きすぎると、思い入れが強すぎて、踏み込んだレビューが書けないものですね。
      書いては消しの繰り返しで、当たり障りのないことを書いて終わりになってしまいました(^_^;)
      本屋さんで初めて手に取った時のこととか、いろんなこと思い出したわ~。
      私が持っていたのは、講談社文庫版でした。絶版だったのが、復刻したんですね!良い本は残してもらわないとね!
      壮大なスケールの外国のファンタジーよりも、こういうどこかに居そうな、温かいお話に心惹かれます。
      シリーズ読み直しを、ボチボチ始めますので、月うさぎさんのレビューを楽しみにしてますね!
      >> 続きを読む

      2016/12/30 by shikamaru

    • あすかさん
      コメント有り難うございます。
      こぼしさまの気持ちになったり、、せいたかさんの気持ちになったり、どっぷりと物語の世界に入り込めますよね~。
      ちょこんと肩に乗っていそうなこぼしさまたち♪

      2016年課題図書全制覇、凄いですね~。
      自分では選ばないようなジャンルの本を手に取る機会にもなるので、
      全部は無理でも少しずつ読んでみたいと思います。
      でもその前に、積読本の山を減らさなくては(^_^;)
      >> 続きを読む

      2016/12/30 by shikamaru

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