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2017年10月の課題図書

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原題「The missing piece」

「大きな木」で有名な米国の作家、イラストレータ、シンガーソングライターの顔ももつ
シェル・シルヴァスタインの代表作品の1つで日本でも大人気の作品。

子どもだけではなく、大人へのプレゼントとしても愛されるこの絵本は、
シンプルな内容で読者をひきつけ、溢れるほどの想像力を私たちに与えてくれます。

人生の様々なシーンで、そっとあなたに寄り添ってくれる大切な1冊に。

Book Information

新装 ぼくを探しに

4.2 4.2 (レビュー12件)
著者: シェル・シルヴァスタイン
定価: 1,575 円

A circle has difficulty finding its missing piece but has a good time looking for it.

いいね! chao sunflower atsushi kyon-kyon

    レビュー

    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 4.0

      未完成な自分。足りないピースを探して旅を続ける中で得る様々な気付き。

      正解なんて無いからこそ、人生は楽しいんだろうなぁ♪と前向きな気持ちにさせてくれる素敵な作品。

      以前から電話予約をするのを何となくストレスに感じてしまう。

      もちろん、仕事上でアポイントを貰うのなんかには抵抗は無いのだが、オフタイムになるとこういうことさえストレスに感じる時点で、自分の本質は、人見知りなんだなぁと思ったり。

      とくに悪いところが有るわけではないけれど、予防医療的な意味で月イチくらいで通院しているのだが、ここは診断の際に、15分単位で次の予約ができ、しかも、ほとんど待たされることが無いという意味で病院としては画期的。

      ただ、詰めが甘いなぁと思うのが、会計で待たされること。
      そして、(経営が違うので仕方が無いが)調剤薬局でも結構待たされるので、実はあんまり意味が無い...

      この本は、そんな調剤薬局の待ち時間に備え付けの本の中からセレクトしたもの。

      以前から存在は知っていて、パッ○マンですよね!!とツッコミたくなっていたのだが、読んでみると全然全く無関係で、しかもなかなかの良書。

      まず、自分が未完成で有ることを認識し、足りないパーツを探すために旅に出る点が良い。
      探す過程で直面する様々な気付き。

      やっと見付けたパーツでも、それをそのまま受け入れるのではなく、都度、いろいろと考えさせられているところに、人生を重ねてしまう。

      きっと、彼?は揺るぎない正解を求めているのではなく、最適解を探しているように思う。
      とくに人生なんて抽象的な概念では、揺るぎない正解などあるはずもなく、最適解でさえ、誰かが決めてくれるわけではなく、自分で決めるしかない。

      つまり、コレだ!と思えば、いつでもそこで旅をやめることができるし、今日の最適解を見付けても、更に上を目指すこともできる。

      シンプルな構成ながら、しっかりと人生について考えさせられ、どんな風に生きて行きたいかを押しつけがましくなく考えるヒントを貰えるのが素敵な本だと思う。
      >> 続きを読む

      2013/10/09 by

      新装 ぼくを探しに」のレビュー

    • この本は本当に大好きです。
      パックマンみたいな表紙のこの子を自分に重ねてしまいますよね。
      「ビッグ・オーとの出会い」もぜひ^^
      >> 続きを読む

      2013/10/09 by chao

    • 「パックマンだ!!」と思ってしまいました...

      2013/10/09 by opapi

    • 評価: 5.0

      これは幼稚園の時に読んだ。

      父親がもともと持っていた本で、読まされていたものだ。
      あの頃は、話は全然わからなくて
      丸っこいキャラクターが可愛いいから好きでよく読んでいた。


      最近ふとしたきっかけでこの本を手に取ることがあったのだが、
      あらためて読んでみるとものすごく深い作品だった。

      人間だれしも不足感や、欠落感を持つものだと思う。
      この本は、それとの向き合い方、付き合い方を教えてくれます。


      絵本は子供だけじゃない。
      大人こそ楽しめるものだ、と感じさせてくれる作品です。
      >> 続きを読む

      2013/05/29 by

      新装 ぼくを探しに」のレビュー

    • 自分探しの旅って良くいいますけど、自分を見つけることができた人はどれくらいいるんでしょうね・・・ >> 続きを読む

      2013/05/29 by makoto

    • 週末に読みました。

      > あの頃は、話は全然わからなくて丸っこいキャラクターが可愛いいから好きでよく読んでいた。

      わかります♪
      それで、大人になってから再読し、実は深かったー!なんて、なかなか素敵な体験ですよね。
      >> 続きを読む

      2013/10/09 by ice

    • 評価: 3.0

      あなたにとって「足りないかけら」とは何ですか?
      夢、物、お金、人…それぞれが意識的にも無意識的にも何か探して旅をしている。人生ってどうやらそんなもののようですよね。

      『ぼくはかけらを探してる
      足りないかけらを探してる
      ラッタッタ さあ行くぞ
      足りないかけらを探しにね』

      何なのこのヘンテコな絵は?から始まって、実は深い。
      シンプルな黒い線描のイラストの「伝える力」のスゴさ
      まずそれに驚かされます。

      いろいろな読み方があると思います。
      言葉もごく少なく、比喩も分かりやすい。
      でもそこからイメージするものは自分の中から出てくる何か。
      だからこの本は、その人の鏡になるでしょう。

      自分が不完全である事を知るのが思春期の始まり、つまり幼年期の終わりです。
      「足りないかけら」はコンプレックスともなりえます。
      より完全な、より理想の自分を求めてもがき苦しむ時代を誰もが経験するでしょう。
      けれども、それがあるからこそ、人は何かを創造し得るのでしょう。

      翻訳が倉橋由美子さん。贅沢です。
      タイトルの「ぼくを探しに」は、原題の「足りないかけら(THE MISSING PIECE)」よりも響きますね。

      ところで私の感想です。
      シルヴァスタインはいかにもアメリカ人だな。という事でした。
      「足りないかけら」を探し続ける事こそ人生の課題であり、それは人に補ってもらうものでもなく、何故ならそれは自己の自由を犠牲にした楽だが偽りの不完全さだから。というわけです。

      かけらを見つけて、ああよかった、でハッピーエンド。
      これが普通のストーリーですね。恋愛ものの王道です。
      かけらを捨てても、自由に歌えてそれでいいんだよと気づく幸せもある。
      ここで終わるなら日本人的だったのかもしれません。
      でも「ぼくを探しに」はここでは終わりません。

      おそらくここには神の完全性という大原則が働いています。
      そして神のコピーである人間はそもそも完全なものであったという信念が。
      一方日本人には、不完全さは人間界においてある意味自然状態であるという思想があり、それを補い合いつつ世界が成り立っているという神話があります。
      だから多神教なんです。
      たった一人の神が全能ではありませんね。
      だから他者が必要であり大切なのです。

      自分が完全になるためのかけらが世界のどこかにあるのではなく、
      自分が世界のかけらの一つだという考え方です。

      自己完結を目指して明るく元気にどこまでも歩み続ける「ぼく」

      それに力を貰える人もいるでしょう。

      諦めの悪い自分にため息をついている様な今の私にとっては、ちょっとばかり疲れを覚えます。
      足りないかけらが見つかるはずと信じて希望に満ち溢れている状態。
      人生が常にそうでなければならないのはしんどいなと。
      いや、本当は無欲で自然体になるほうが煩悩だらけの人間には難しいのでは?とか。

      私はむしろ倉橋さんの解説に、よりはっとさせられました。
      単なる恋愛の話と考えてもそれはそれでいいんじゃないのか?なんて、なかなか大胆な物言いをします。さすがです。
      そして子どもにこそ複雑な世界が必要なのだと彼女は言います。
      その時解らなくてもいいのですよね。
      やがて訪れる思春期、青春期、そして自立の日。
      豊かなこころの種まきのための一冊です。
      >> 続きを読む

      2017/10/30 by

      新装 ぼくを探しに」のレビュー

    • 月うさぎさん
      噴き出しました笑
      色々な受け取り方ができる本のレビューやコメントはより楽しいですね♪

      「おおきな木」…あの本も大好きなのですが、心に刺さりすぎて辛くて、育児をしている今はちょっと読めないです><若かりし頃の自分を見ているようで…親の気持ちがわかる今、読んだらたぶん泣きます…。シンプルな絵でそれほど心を揺さぶるってすごいことです。

      「ぼくを探しに」と続編の「ビックオー」も、また読んでみようかな♪
      >> 続きを読む

      2017/10/30 by chao

    • chaoさん
      続編があるんですよね。「ビッグオー」ではこの先にどういう展開になるのやら。
      本当はそれを読んでから本作を評価すべきかもしれません。
      まあ、これはたった一回目の読書の感想ってことで。

      「おおきな木」は村上春樹訳のほうは完全に「母性」を打ち出した感があります。
      日本人にはその方が「神=男キリストの、サクリファイスな愛」より心情的にはわかりやすいんじゃないかと私は思うんですけれどね~。
      春樹さんの翻訳の解釈のほうが優しい気がしました。でも自己犠牲の方が本来の意味だったかもね。とこの本を読んだ今、そう思います。
      読書がつながり、再読して読み方が変わっていく。それも読書の醍醐味ですね~♪
      >> 続きを読む

      2017/10/30 by 月うさぎ

    • 評価: 5.0

      白黒の線だけなのに、この表現力はなんだ!!と感動せずにはいられない大好きな絵本。

      シンプルなメッセージだからこそ心に深く深く響く。
      完璧であればいいってもんじゃない。
      人間、不完全だからこそ面白い。
      欠けているものを補ったと思ったら、別の何かを失っていることもある。
      んーー深い。

      今はそんな風に思うけど、心の持ちようで受け止め方も100通りありそうな本。

      大切な友達にぜひプレゼントしたい。
      >> 続きを読む

      2012/12/07 by

      新装 ぼくを探しに」のレビュー

    • chibadebu的には、ずーーっと、ぼくを探しっ放しなんだな。

      2012/12/07 by chibadebu

    • 週末に読みました。

      > 欠けているものを補ったと思ったら、別の何かを失っていることもある。

      自分にとって本当に大切なものは何かを考えさせられますね。
      >> 続きを読む

      2013/10/09 by ice

    • 評価: 5.0

      絵本の持つイメージ喚起力にはバカにできないものがあります。なかでも、今回取り上げる本は、その最たるものです。

       「ぼくを探しに:THE MISSING PIECE」はシェル・シルヴァスタイン(Shel Silverstein)作、倉橋由美子訳です。完全な円になるには少し欠けた部分のある「ぼく」は、その失われたカケラ(missing piece)を探して転がり続けます。途中、いろいろなカケラに出会いますが、そのどれも合いませんでした。最後にぴったりのカケラに出会い、見事合体します。めでたし、めでたし・・・。

      でもそうなってみると、こんどは早く転がりすぎることになり、ミミズとお話ししたり、花の香りをかぐこともできない、といったジレンマに陥ります。そこで「ぼく」はベストフィットのカケラとお別れして転がり続ける道を選びます。

      この結末について、訳者の倉橋さんは「これは、理想の女性と結婚したが、やはり一人でいるのがよくなった男の話であってもよい。大人にはその種の単純な童話が必要である。」

      ・・・と書かれていますが、「ぼくを探しに」はその意味で子ども向きというより大人向きの童話であると解釈できると言っているわけですね。なんとも奇妙で逆説的であると同時に、当を得た解説であるのかも知れません。

      「ぼくを探しに」は、講談社から1977年第1刷りが発行されて、1996年には新装版第47刷りが発行されているベストセラーですね。 なにより、単純な「形」で読ませる点が奇抜で面白いのです。なお、続編に「続ぼくを探しに ビッグ・オーとの出会い」という作品もあります。

      形だけという単純な素材を使って、大人の鑑賞に耐える作品を描く絵本作家というのは素晴らしいですね。なかなか真似できません。子供たちには解らないかも知れませんが、大人にとってSEXYな匂いのするファンタジーになっていると言えるでしょうか。
      >> 続きを読む

      2013/01/02 by

      新装 ぼくを探しに」のレビュー

    • >chaoさん
       私の書評の場合、「あらすじ」まで詳細に書いてしまうことが多く、ネタバレになることもあります。純粋に書評を書くなら、あらすじを超えて書くのが良いでしょうから、痛し痒し、です。なにもchaoさんが恥ずかしがる必要はありません。 >> 続きを読む

      2013/01/02 by iirei

    • 週末に読みました。

      もの凄くシンプルなのに、そこから得られる気付きはとても多いという「大人の絵本」の要素を非常に良く満たしてくれている作品だと思います。

      いつもチャレンジャーでいたいと思っているので、到達してしまった詰まらなさみたいなものはわかる気がするなぁ...
      >> 続きを読む

      2013/10/09 by ice

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    ボク オ サガシニ 
    ぼく お さがしに

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