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2018年12月の課題図書

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2018年12月の課題図書


2018年12月の課題図書は、エーリッヒ・ケストナーの「飛ぶ教室」です。

ドイツの国民作家として愛され、簡潔で男らしく、ユーモアに満ちた作品を書いたケストナー。
本作は、『エミールと探偵たち』『ふたりのロッテ』など日本でも人気の高いケストナーの代表作です。

情報に溢れ、大海原に投げ出されて生きていかなければいけないこの時代だからこそ、
もっとも身近な本作品を、子どもから大人まで多くの人に読んで欲しい。

是非、この機会に。

Book Information

飛ぶ教室

4.0 4.0 (レビュー6件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 500 円

孤独なジョニー、弱虫のウーリ、読書家ゼバスティアン、正義感の強いマルティン、いつも腹をすかせている腕っぷしの強いマティアス。同じ寄宿舎で生活する5人の少年が友情を育み、信頼を学び、大人たちに見守られながら成長していく感動的な物語。ドイツの国民作家ケストナーの代表作。

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    レビュー

    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 4.0

      12月の課題図書。
      もうすぐクリスマスを迎える、今にぴったりの物語。

      途中から子どもたちがたくさん登場するので、前半は苦戦しながら読みました。
      何度か読み直しているうちに慣れたのか、少しずつ作品の持つ雰囲気を感じることができるようになり、彼らの生活をもっと知りたくなっていきました。
      作品紹介に書かれている、孤独なジョニー、弱虫ウーリ、読書家セバスティアン、正義感の強いマルティン、いつも腹をすかせている腕っぷしの強いマティアス。
      同じ寄宿舎で生活する5人の少年の物語です。
      子どもたちのクリスマスを、大人が読んで楽しむことのできる作品。
      子どもの頃の気持ちを忘れないように生きてきたつもりですが(本当に)、思っていた以上に様々な感情がわいてきて、あの時の気持ちを少し振り返ることができた気分。
      良くも悪くも大人になってしまった、ということを再認識。
      読む年齢によって感想がまるっと変わりそうな気がします。

      正義さんと禁煙さんの再会にホロリとさせられたり、マルティンが家に帰れない日々が切なかったり。
      良いエピソードがちりばめられています。
      この作品で一番インパクトのあるエピソードは、まえがき早々に書かれていたジョニー・トロッツ少年の両親との別れです。
      4歳のときにやっかい払いのためニューヨーク港ドイツ行きの切符を渡され、たった一人で大西洋を渡ったなんて。
      かなりの衝撃でした。良い船長に巡り会えてよかったです。
      まえがきからあとがきまで、わかりやすく、所々パンチがきいていておもしろく読ませてもらいました。

      2018年課題図書、なんとか制覇です(*^-^*)
      >> 続きを読む

      2018/12/13 by

      飛ぶ教室」のレビュー

    • 美空さん
      課題図書制覇に燃えていますからね(*^^*)

      丸FAに落胆していた広島の街も、長野人的で盛り上がってるように感じます。横浜ファンの私は他人事です(笑)
      広島、儲けてるんだからもうちょいお金出せばいいのにと思います。貧乏球団は昔のことなんだから。。

      本や読書と対等にってすごいかっこいいです!
      出産後は一頁も読めていないので、そろそろ再開したいーー
      >> 続きを読む

      2019/01/15 by あすか

    • chaoさん
      課題図書のなかでは、「さあ、気ちがいになりなさい」「春にして君を離れ」で迷います!!
      昨年読んだ本含めると、「憂鬱な10ヶ月」がインパクト強くて、最も心に残った、というかんじです。「二都物語」「オリエント急行殺人事件」「わたしを離さないで」も好き。
      今年も良い本にたくさん出会いたいです(*^^*)
      …が、なかなか本が読めませんね。。
      >> 続きを読む

      2019/01/15 by あすか

    • 評価: 5.0

      【先生と少年たちの心温まる交流を描く傑作。豊かな個性を持った5人の少年たちが寄宿生活でさまざまな事件を巻き起こす。正義、勇気、そして本当の友情とは何なのか。子どもの心を思い出させる感動の物語。 】

      ~引用です~

      どうして大人は自分が若いときのことをすっかり忘れてしまうのだろうか。子どもだって悲しくて不幸になることがあるのに、大人になると、さっぱり忘れてしまっている。

      人生で大切なのは、なにが悲しいかではなく、どれくらい悲しいか、だけなのだ。子どもの涙が大人の涙より小さいなんてことは絶対にない。ずっと重いことだってよくある。

        (・・・この物語は、子どもの心を忘れてしまった大人も読むといいかも知れない。)

      きびしい人生は、お金を稼ぐようになってから始まるわけではない。そこで始まるわけでも、そこで終わるわけでもない。

      いいかな、元気をだせ。打たれ強くなれ。
      賢さのない勇気は乱暴にすぎない。勇気のない賢さは、冗談にすぎない。世界の歴史には、勇気はあるけれど馬鹿な人間や、賢いけれど臆病な人間がたくさんいた。

      教師には、とんでもない義務と責任がある。自分を変えていく能力をなくしちゃダメなんだ。
      ぼくらに必要なのは人間の教師であって、2本足の缶詰じゃないんだ。ぼくらを成長させようと思うんだったら、教師のほうだって成長してもらわなきゃ。(教師だけじゃなくて親もね)

      大切なことに思いをはせる時間をもった人間が、もっとふえればいいと思うだけだ。金や地位や、名誉なんて、子どもっぽいものじゃないか。おもちゃにすぎない。そんなもの、本物の大人なら相手にしない。

      有能であることとお金持ちであることがおなじじゃないことくらい、ちゃんとわかってるわよ・・・


      ユーモアがヴィトゲンシュタインが言うように、気分の問題ではなく、世界の見方なのだ。人間や世界に完全はありえない。そう断念するところから、ユーモアが生まれる。
      ユーモアだけが、不完全な人間のミスや欠点片目をつぶり、現実と理想のズレを調停してくれる。
      「人生を重く考えることは、かんたんだ。しかし人生を軽く考えることは、むずかしい」
      (解説より)

      (ケストナーの生き方は)
        臨機応変、ゲームのように軽快
        感動より、月並みであることを選び、大きな言葉より、小さな言葉を選んだ。
      (解説より)


      ・・・・とてもいい作品だった。
      >> 続きを読む

      2013/10/21 by

      飛ぶ教室」のレビュー

    • やっぱり、『飛ぶ教室』はいいですよね・・・
      (しみじみ)
      子供に、読み聞かせたりもするのですが
      やはり子供の方夢中になって、仕事から帰ると待ちきれずに自ら読みふけっている子供がいました(笑)

      彼が寝たあと、再度読むのですが
      大人になって読んで分かることも多く。
      素晴らしい本だな、と改めて思いました。
      >> 続きを読む

      2013/10/21 by きみやす

    •  若いころに読んだときは、「キレイ事」や「理想論」といって一蹴してしまいました。しかし、大人になってから読むと、全く別の感想を持ちます。

       悪意や苦痛に満ちている現実を前にしながらも、諦めるのではなく、その現実を理想へと少しずつ近づけていくこと。ケストナーは、僕たちに理想主義と現実主義の両方を持ち、生きていくことを望んでいたのかもしれません。
      >> 続きを読む

      2014/12/23 by ゆうぁ

    • 評価: 4.0

      メリークリスマス!
      クリスマスにふさわしい一冊ですね。
      小学生のころ、児童文学の定番として買い与えられていたので、何度か読んでいます。今回は数十年ぶりでの再読でした。

      「飛ぶ教室」って実はあまり面白いと思っていなかったんです。
      ケストナーではなんてったって「ふたりのロッテ」が一番のお気に入りでした。
      「点子ちゃんとアントン」もステキなお話しです。
      私は女の子だったから、主人公が少年の話に馴染まなかったのか?という訳ではないのです。
      少年が主人公の話はいくらでも読んでいましたし、
      同じくギナジウムの寄宿生の少年たちの物語で「犬のウォータンは同級生」という小説があるのですが、これはそれこそ何度も読み返しているほど大好きで、つい先日も図書館で探して読んだのですが、やはりとびきり楽しい小説でした。
      「飛ぶ教室」より、ずっとずっと面白いと今でも断言できます。

      成績はいつもトップで絵も得意でリーダーシップもあって貧乏で奨学金をもらっているマルティン。
      大食いで喧嘩がめちゃくちゃ強くて、勉強は全然できないけれど弱いものに優しいマティアス。
      親に捨てられて善人の船長に引き取られ、作家を夢みるジョニー、好奇心旺盛で読書家で頭の回転が早く口が立つ(口がすぎる?)ゼバスティアン、ひ弱で弱虫コンプレックスを抱えているウーリの5人組がメイン。
      舎監の先生で少年たちに圧倒的に慕われている「正義さん」とあだ名されるベーク先生。
      世捨て人のように市民菜園に置かれた列車の禁煙車両で暮らしている「禁煙さん」
      魅力的な若い大人も子供たちに重要なかかわりを持っている。

      これで面白くないわけがない。のですが。

      子ども心に戻って「飛ぶ教室」を味わいつつ、不満な点を挙げてみます。

      まず、真面目過ぎるんですね。
      学校同士の出入りの喧嘩にしても弱い者いじめの話にしても、親子の問題にしても。
      正しいことがある。という前提です。
      喧嘩でさえも、味方と敵。敵でも、立派なリーダーとクズ。のような色分けがあります。
      チビのウーリは、蛮勇を見せて自分に自信を持つことができるようになりますが、彼を好きになれないんですよね。
      しかも彼は元々貴族で支配階級の人間であることが仄めかされています。

      教師も全て善人です。
      子どもの為に良かれと思ったことを成すのが教師です。
      しかし子供に都合の良い事ばかりが起こるのは、現実的ではありません。

      確かに、子どもたちは常に正しくありたいと思っています。
      でもそれができない自分もわかっています。
      世の中が「正義」と「不正」に色分けできないことだって、実は知っているのです。
      だから「飛ぶ教室」の主人公たちのように個性はバラバラで欠点だってあるけれど決して「悪」ではない子どもや先生たち。
      それは子どもにとってはフィクション(憧れるけれど現実ではない)なんですね。

      こどもというのは、もっと大嘘な小説をたくさんよんでいるために(小公女や小公子、フランダースの犬とか長くつしたのピッピだとか15少年漂流記だとか王子と乞食だと宝島とか、そういう数奇な運命や冒険の物語がいっぱいありますからね)
      マルティンの貧乏やジョニーの孤独などは、子どもにはどの程度の深刻さかなんてわからなかった気がします。
      愛するお父さんお母さんがいて、休暇に会えないだけなのに。もっと可哀想なのは、親に愛されている確信が持てない子どもでしょうに。とか。

      大人になってから読んだ方が感情移入できるように思える部分がかなりありました。
      親の目線で子どもを思いやることが今の私にはできるからです
      禁煙さんと正義さんの古い友情についても、大人になればこその味わいを感じることができました。

      しかし、犬が物語を盛り上げてくれることもあって、プロットとしては「犬のウォータン」の方が面白いんですよ。

      「犬のウォータン」にも体格がよく勉強ができない落第生とひ弱な少年の対比がでてきます。ひ弱な少年はそういえば、これもやはり木から落ちるんだった。よく似ていますね。
      でもキャラクター設定が全然違うんです。
      力自慢の少年は親との関係が悪く、落第も親を困らせる為でした。
      赤毛でひ弱な少年も、めちゃくちゃ向こうっ気は強いんです。口もたちます。仲間内で喧嘩もします。
      主人公はごく普通の男の子。双子の姉妹たちの中でたった一人の男の子で、女の子にちょっとウンザリしています。
      つまり、人間的により身近な感じがするのです。
      先生達も長所も短所(クセというべきか)も持っている、同じ人間って感じがします。


      ストーリーよりも、事件が起き、それについて、誰が何を語ったか?
      これが「飛ぶ教室」の胆です。
      ウーリのはしご飛び降り事件のあとのゼバスティアンの名言
      「ウーリのほうが恥を知ってるってことなんだよ」
      禁煙さんの「金や、地位や、名誉なんて、子どもっぽいものじゃないか。おもちゃにすぎない。そんなもの、本物の大人なら相手にしない」

      それ以上に作者ケストナーの言葉
      「人生で大切なのは、なにが悲しいかではなく、どれくらい悲しいか、だけなのだ。子どもの涙が大人の涙より小さいなんてことは絶対にない」
      「自分をごまかしてはいけない。ごまかされてもいけない。災難にあっても、目をそらさないで。うまくいかないことがあっても、驚かないで。運が悪くても、しょんぼりしないで。元気をだして。打たれ強くならなくちゃ」

      子ども時代を決して忘れないと約束してもらいたいというケストナー。
      その人の生き方そのものが小説の形で魅力として迫ってくるから、彼の小説が今でも読まれ続けているのです。
      歌が、その技術以上に、歌い手の人間性や想いを伝えるものであるように、小説にも作家その人の想いが読み手に流れてくることがあります。

      ケストナーは子どもに期待したのでしょう。
      よりよく生きるように。世の中をもっと明るく強いものにしてもらいたいと。

      「どんな迷惑行為も、それをやった者にだけ責任があるのではなく、それを止めなかった者にも責任がある」
      クロイツカム先生の罰則は、メッセージの一つ。
      ナチスの暴走を止められなかったドイツの同朋への批判でもある訳です。
      どうか、同じ過ちを繰り返さないで。
      ああ、今の時代にも、この言葉は伝えたいですね。

      だからこの本は、親が子どもに「読ませたい本」であり続けているのです。

      ケストナーの反骨精神は、確かに打たれ強かった。
      そしていつも市民の側にいた人でした。
      彼の本も同じですね。

      ちなみに「飛ぶ教室」というのは彼ら5人が脚本から演出から舞台美術、役者まで自分たちでやる、クリスマス祭に体育館で上演する演劇のタイトルです。
      >> 続きを読む

      2018/12/25 by

      飛ぶ教室」のレビュー

    • 過ぎてしまいましたが、でも、メリークリスマス♪

      私も25日にクリスマスの絵本レビューしようと思っていたのにタイミング逃しました。。。来年きっと!

      飛ぶ教室ってクリスマス休暇前のお話しだったんですね。だから12月の課題図書なんですね。この本もずっと読みたいと思っていた本です。月うさぎさんのレビューを拝見してますます読むのが楽しみです。

      >「人生で大切なのは、なにが悲しいかではなく、どれくらい悲しいか、だけなのだ。子どもの涙が大人の涙より小さいなんてことは絶対にない」
      >「自分をごまかしてはいけない。ごまかされてもいけない。災難にあっても、目をそらさないで。うまくいかないことがあっても、驚かないで。運が悪くても、しょんぼりしないで。元気をだして。打たれ強くならなくちゃ」

      心にグサグサ刺さります。
      毎日ちっちゃなことで泣いている娘をぎゅーーーーって抱きしめてあげようと心底思いました。そして私も自分をごまかさずに生きていきたいなぁと思います!!
      >> 続きを読む

      2018/12/27 by chao

    • chaoさん
      本当はね、クリスマスよりずっと前にレビューアップする予定だったのにぃ
      なのよ(^^;)
      「飛ぶ教室」の新訳版で読んでみましたが、そのせいもあってか、大人向きの小説だなって思いました。
      理想の大人が描かれている気がします。こういう大人になれよ。ってね。
      子どもに理想の子ども像を押し付けてはいません。
      その点、ケストナーは良心的だと思います。

      私って「こどものころを忘れないように」していた子どもだったのですよね。
      この本や「星の王子さま」なんかを読んで、そう決意していたせいで。
      今読んでも「飛ぶ教室」ってあまり夢のあふれる小説とは思えません。
      子どもって現実や日常をそのままリアルに描かれたところで、良く書けてるな、いい小説だな、なんて思わないじゃないですか。
      そして大胆な「理想」を胸に描きます。
      「ハリー・ポッター」が人気だったのは、現代において、現実世界に魔法が飛び込んでくるからです。もしかして、と思えるような。
      真っ赤な嘘にリアリティを持たせたんですね。

      ケストナーの他の小説は、もっと物語性が高いので、
      子どもに喜んで読んでもらえそうなのは、「飛ぶ教室」以外の物語の方なんじゃないかな?と思っています。

      すみません。子どもっぽい大人で。
      >> 続きを読む

      2018/12/27 by 月うさぎ

    • 評価: 5.0

       壮大な話ではありません。私たちにも起こりうる身近で小さな、それだけに大切な物語です。何回も読み返してしまいました。読み終わったあとはいつも、今まで当たり前だったと思っていたこと一つ一つが、とても輝いて見えます。

       物語の主役となる五人の少年たちは、それぞれ心に寂しさを抱えています。「子どもだって悲しくて不幸になることがある」「子どもの涙が大人の涙より小さいなんてことは絶対にない」。私たちも持っている、それぞれの悲しみをどうやって乗り越えるのか。現代にも通じる答えを、八十年以上も前からケストナーが届けてくれます。

       そして、子供と真剣に向き合う大人が減っているように思う昨今、作中に登場する「正義さん」の行動と言葉に心が震えました。「苦しんだのは、心を割って話せる人がいなかったためだから、まさにこの学校で、自分が舎監になろう」「そうすれば少年たちは、悩み事をなんでも相談できるわけだから」。子供だからと決して馬鹿にはしません。しかし、甘やかすこともしない。

       やんちゃな主人公5人と、正義さん、禁煙さんが紡ぐ物語は、ちょっと小粋でハードボイルド。さりげなく出てくるキャラクターたちもきらりと輝く。人生を悩みながらも軽快に生きたケストナーと、丘沢さんの軽やかな訳が見事にマッチした一冊です。
       この物語は、決して大きな救いではないけれど、読んだ人のささやかな光になると思います。オススメです。
      >> 続きを読む

      2015/08/14 by

      飛ぶ教室」のレビュー

    • chaoさん
      私が児童文学として読んでいたケストナーは、ヘッセの新潮文庫を翻訳している、例の高橋さんだったんですよ。
      なので別の方の訳した「飛ぶ教室」はぜひ読もうと思っているところです!
      秋桜里さん コメント欄借りてごめんなさい。
      この本読んだらレビューします。
      >> 続きを読む

      2018/03/28 by 月うさぎ

    • 月うさぎさん
      ありがとうございます!新潮文庫でも出ていたんですか(しかも今の新潮文庫は高橋さんではなく池内紀訳なのですね)!ゆうぁさんがレビューされていますね。しかも翻訳の比較まで♪

      うわーコメントしてよかったです。将来娘と一緒に読みたいし、まずは子どもに語りかけるような翻訳だという岩波文庫にしようと思います!

      秋桜里さん、コメント欄お借りしました!
      読みたくなるレビュー、ありがとうございました☆
      >> 続きを読む

      2018/03/28 by chao

    • 評価: 5.0

      本書のまえがきを読むと著者の人生と正義に関する読者への痛切なメッセージがあり、何かただならないものを感じる人も少なくないと思います。
      それはこの本が書かれた時代を反映しています。
      それは、著者の母国ドイツでナチスが台頭し、世界中が人類史上最悪の戦争に向かっていた時代です。
      著者はナチスに迫害されながらもドイツに留まり続け、次世代を担う子供たちの為に、メッセージを送り続けていたのです。

      元気の良い男子寄宿学生たちが繰り広げる物語。

      読み終わって感じたのは、懐かしさでした。
      昔の子供達ってこんな感じだったよなとしみじみ感じました。
      様々な背景を持った少年たちが一緒に喜んだり悲しんだり、時にケンカもあったりで、ちっともじっとしていない。

      生命力にあふれた少年たちの物語は、クリスマス集会での「飛ぶ教室」という題の劇の上演に向けて集束してゆく。
      彼らは、様々な経験をし、また人生の師とも呼べるような大人たちとの出会い等を通して人として成長してゆく。
      物語のエンディングは、クリスマスにふさわしい素晴らしいもので、図らずも少しほろりとしてしまいました。
      >> 続きを読む

      2018/12/04 by

      飛ぶ教室」のレビュー

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