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(株)新潮社 (シンチヨウシヤ)

企業情報
企業名:新潮社
しんちようしや
シンチヨウシヤ
コード:10
URL: http://www.shinchosha.co.jp
      西の魔女が死んだ

      梨木香歩2001/06

      カテゴリー:小説、物語
      4.1
      いいね! daya linarosa Moffy peace_1987
      • 不登校の主人公が山奥に住むおばあちゃん(イギリス人)と生活をし、

        徐々に生きる活力、美しさをつけていく話です。
        手作りのジャムを作ったり、規則正しい生活を作ったり、
        当たり前だけど大切なことを積み重ねていこうと思える本です。
        >> 続きを読む

        2019/03/17 by 竹下真弘s

    • 他40人がレビュー登録、 159人が本棚登録しています
      博士の愛した数式

      小川洋子2005/10

      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね! tadahiko masa920 mahalo caramel sunflower syuna Dies_irae Moffy ryoji Booklover ooitee
      • 非情に簡潔な内容ながらも、喜怒哀楽が感じられる博士とお手伝いさんとその子供のルートのやり取り。

        80分しか記憶が持たない博士は、多くのことを数学に例える。
        それは素数であり定理である。
        更には阪神時代の江夏豊の記憶が多くのことで絡む。

        最初こそ非現実的だが、次第に数学のやり取りが楽しくなってくる。
        1から10を足すと出るのは55。
        簡単だがじゃあ1から百や千となると、すぐに計算できる法則を見つける必要がある。筆算では解けないから。

        まるで数学を習っている感覚だが、この雰囲気は独特。
        小川さんの作品は初めて読んだが、どの文も非常に柔らかい文体。
        他作品も読んでみたくなる。
        >> 続きを読む

        2019/03/16 by オーウェン

    • 他33人がレビュー登録、 152人が本棚登録しています
      夜のピクニック

      恩田陸2006/08

      カテゴリー:小説、物語
      4.1
      いいね! niwashi siois Sachupan kumpe
      • 随分前に購入し、読みかけてはやめてを繰り返していた
        小さなかけをした最後の学校行事
        高校の何もないようで
        毎日がすることで溢れた日々を
        少し離れて、それぞれがみつめあう
        そんな一時
        >> 続きを読む

        2019/03/11 by kotori

    • 他33人がレビュー登録、 127人が本棚登録しています
      星の王子さま

      サン・テグジュペリ , 河野万里子2006/02

      カテゴリー:小説、物語
      4.1
      いいね! tadahiko makoto chao kuuta Minnie sunflower Romance caramel sox tamo Magic_Hour FiRST kissy1986 c1111 mee SAI Fragment keyaki- mariak1994 Kiiro_7
      • 匿名

        もしも誰かが、何百万も何百万もある星のうち、たったひとつに咲いている花を愛していたら、その人は星空を見つめるだけで幸せになれる。〈僕の花が、あのどこかにある〉って思ってね。

        ここ、すごく好き。

        私もそう感じているから。そして本当に幸せな気持ちになれるから。
        何度読んでも、ステキな本です。感じることが多く、いつまでも理解でき、感動できる私でありたいと思わしてくれる本です。
        >> 続きを読む

        2018/10/16 by 匿名

    • 他33人がレビュー登録、 113人が本棚登録しています
      向日葵の咲かない夏

      道尾秀介2008/06

      カテゴリー:小説、物語
      3.6
      いいね! ooitee Tukiwami
      • とても暗い小説なのに、かなり売れたことにびっくり。
        超常現象を取り扱っていて、SFミステリというような感じ。 >> 続きを読む

        2018/12/31 by tygkun

    • 他27人がレビュー登録、 100人が本棚登録しています
      こころ

      夏目漱石2004/02

      カテゴリー:小説、物語
      3.9
      いいね! tomato kuuta tadahiko taiji
      • 本棚に寝かし続けて3年。
        やっと読了することができました。
        なぜこんなにかかってしまったかというと、主人公が慕うほどの魅力を先生に感じなかったからです。
        何が良くて通っているのだろうと思っていました。

        上 先生と私
        中 両親と私
        下 先生と遺書
        の3部構成。
        上・中は主人公の視点で物語が進行します。下は先生からの長い手紙。
        先生の「こころ」がなかなか見えてこなかったので、上記のように良い感情を抱くことができなかったのですが、先生視点となってから彼の人生が明らかになり、物語にもどんどん惹き込まれていきました。
        病的なくらい、細部まで一人の男の感情が描かれているのは圧巻です。
        ここまで「こころ」露わに、誰にも話すことのできなかった出来事を美しい文章で手紙に綴る・・・
        正直なところ、先生は妻にくらい少しは伝えなよ、主人公は父の最期を見届けず衝動で先生の元へ駆けつけないでよ、と思いながら読んでいた部分もありましたが。
        どうしても伝えることのできなかった男の「こころ」を含め良い作品だったと思います。

        当初はまさか、このような感想になるとは思ってもみませんでした。
        もし同じような方がいらっしゃれば、何とか頑張って「先生と遺書」まで読んでほしいです。この作品の印象がガラリと変わります。
        私が言うまでもありませんが、名作です。
        >> 続きを読む

        2018/09/09 by あすか

      • コメント 6件
    • 他26人がレビュー登録、 91人が本棚登録しています
      レインツリーの国

      有川浩2009/05

      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね! tanreinama chika-0305 KEMURINO future
      • 有川さんの他作品中で知り読みました。
        恋愛作品です。
        そこに普通とは違う要素がありますが、純粋な作品だと思いました。
        自分には縁遠い年代、出来事ですが、普段の生活では人間の嫌なことに触れることがたくさんあっても、この作品からいくらかの純粋さを感じることができて少し癒されました。
        >> 続きを読む

        2018/12/15 by ryoji

    • 他25人がレビュー登録、 145人が本棚登録しています
      老人と海

      アーネスト・ヘミングウェイ , 福田恒存2003/04

      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね! Tsukiusagi Minnie su-kun sunflower cocodemer niwashi ryoh3
      • 自分のバカさ加減を露呈するようなものだけど、イマイチ名作たる理由が分からない。

        トーリーは、あらすじ通り。
        何も考えずに読めばすぐ読み終わって後には何も残らないだろう。

        それでも名作なのだからと深読みしてみる。

        確かにレビューなんかで言われているような事は分かるし、自分はこう思うんだけどなーなんて議論もしたくなる。

        …けど、それって本書が凄いってこと?

        世間一般的な駄作でも深く読もうと思えば色んな考えや想いというのは出てきそうな気がするけど。

        …まぁそうではないから名作なんだろうけど。
        >> 続きを読む

        2018/10/02 by 豚の確認

      • コメント 2件
    • 他24人がレビュー登録、 87人が本棚登録しています
      変身

      フランツ カフカ (1952/06

      カテゴリー:小説、物語
      3.6
      いいね! chao Minnie Outsider
      • 読む年齢によって印象が異なる不思議な傑作。若き日に読んだときは、アナーキーな異端児に思えた。

        が、歳を積んだ今、引きこもりや不登校を超えてしまった主人公像が、ちくちくと胸に刺さった。

        角界、プロ野球界などで第一線を牽引した人材を辞任に追い込む組織の都合や、東京五輪に向け古い文化と体質を一掃しようと躍起になっている国策と横並びの世論にたちうちできない個人の閉塞感。

        リアル社会と、家族と社会から隔離されてしまう主人公グレーゴル・ザムサが生活してきた重苦しい陰鬱な部屋が重なってちくちくした。

        いつ読んでも現社会をリアルに映す面白すぎる傑作だぜ。
        >> 続きを読む

        2018/10/14 by まきたろう

      • コメント 1件
    • 他23人がレビュー登録、 70人が本棚登録しています
      金閣寺

      三島由紀夫2003/04

      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね! chao tomato tadahiko
      • 2015年9月の課題図書。
        難しく時間がかかった。
        主人公は嫌いだが、共感できてしまう部分もあったり、量子力学的な議論かと思う部分があったりで、名作であることは拙い私にも感じられた。

        が、主人公は勃起できずに性交できないことを拗らせてるだけで、なんだかソレを金閣寺のせいのしてるようである。なんのことはない、慣れればいいだけなのに。お友達がナンパ師だから余計拗らせるんだろうか。

        金閣寺、まあまあ近いのでまた行ってみようと思う。
        >> 続きを読む

        2018/10/04 by たい♣

    • 他22人がレビュー登録、 75人が本棚登録しています
      重力ピエロ

      伊坂幸太郎2006/05

      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね! ooitee
      • 春が2階から落ちてきた。

        再読した時、詳しい内容まで覚えていなかったけど、この冒頭はとても印象に残っている。

        物語が進んでいるような、進んでいないような…というのを繰り返していると急に展開が広がっていく。

        いつもの伊坂ワールドに入ってしまう内容だった。

        「染色体であるとか、遺伝子であるとか、血の繋がりであるとか、そういったものを、父は軽々と飛び越えてしまった。」

        あー。なんか、いいなぁ。男3人通じ合っているのもジーンとしてしまう。

        (…遺伝子だけに)
        >> 続きを読む

        2018/08/15 by 豚の確認

      • コメント 2件
    • 他22人がレビュー登録、 170人が本棚登録しています
      旅のラゴス

      筒井康隆1994/03

      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね! Kazama Tukiwami
      • まずタイトルが良い。「ラゴスの旅」ではなく「旅のラゴス」なのが良い。
        ラゴスにとってアイデンティティ、というより、旅はもうラゴスの一部である。それをよく表している。
        そして時の流れ・この世の潮流という旅において、ラゴス自身もまたその旅の一部なのであろう。
        そんな風に思うロードノベルでした。
        しかし現地妻が多い。笑
        >> 続きを読む

        2019/01/29 by 朱 音

    • 他20人がレビュー登録、 90人が本棚登録しています
      深夜特急

      沢木耕太郎1994/02

      カテゴリー:地理、地誌、紀行
      3.9
      いいね! makoto chao sunflower tadahiko tomato halujack ice momomeiai
      • だいぶ前から読みたいと思ってた本。図書館で借りてきた。33年前に書かれたものだけど現在進行形じゃないかと思うほど新鮮で生々しいので暇さえあれば読んでいた。
        主人公がマカオで博打に嵌っていく様子が詳細に模写されているのだけどギャンブル依存症ってこういう過程で成っていくんだなと納得できた。
        すばらしいくだりだよな。
        >> 続きを読む

        2019/01/15 by キトー戦士

    • 他20人がレビュー登録、 65人が本棚登録しています
      何者

      朝井リョウ2012/11

      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • キツイ読後感でした。就活の世代の話ですが、内定が取れないという事は、何だか「駄目」という烙印を押された気がして、自己肯定感がどんどん失われいていくのは、痛いくらいわかります。
        観察者、傍観者として、他人事のように誰かの悪い所を、自分の物差しでジャッジして、自分の正当性を確かめたいだけで、結局不安なのでしょう。そんな事にかまけて、自分から逃げているだけなのではないでしょうか。それを突き付けられた気がします。就職したらしたで、やりたい事だけやれる訳ではない。こんなはずではなかった、と転職ジプシーになってしまう人も少なからずいるように思います。
        後半の主人公と里香の言い合いは、読んでいてかなりキツかった。里香の言い分は正しいのかもしれないけれど、目くそ鼻くそという感じ。
        人の事上からあれこれ言ったり、人のSNSをチェックしたり、架空の世界で毒を吐いたり。現実逃避しているだけで、現実には誰の助けもしていないし、現実社会で誰かの役に立ったり、自分の成長の為の努力をしていないから、何も変わらない。いつか、何者かになれる夢ばかり見て、時が止まっている。程度の差はあっても、多かれ少なかれ、そういう部分は私にも他の人にもあるのではないかと。格好悪い自分を、まず認める勇気をもった主人公に、苦しいけど、頑張ろう、私も頑張ろう、と思いました。現実を見て、ある部分は妥協もし、行動する事でちょとずつ現実を変えて行こう。頭の中で考えていても、行動しなければ妄想の中でちっぽけな自分を守っているだけなのだなと。行動して、必死に物事を対処する中で、恥もかくかもしれないけど、そうする事でしか心の筋肉をつける事はできないのだなと痛感しました。
        >> 続きを読む

        2017/07/16 by チルカル

    • 他20人がレビュー登録、 50人が本棚登録しています
      ツナグ

      辻村深月2012/08

      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 構想が奇抜。面白い視点の小説だ。現実的かどうかはさておいて。死者と生者との間をツナグ話だ。それぞれの経験が交錯する様は複雑で、切ないなと思わせるストーリーの展開だ。歩美の心の葛藤が良い。最後にあっという展開も。なかなか楽しませてもらった。未読の小説も読んでみようという気になった。辻村ファンになりそうだ。 >> 続きを読む

        2019/03/05 by KameiKoji

    • 他19人がレビュー登録、 73人が本棚登録しています
      オーデュボンの祈り

      伊坂幸太郎2003/10

      カテゴリー:小説、物語
      4.1
      いいね!
      • 伊坂幸太郎デビュー作。
        何とも不思議な夢物語のような感じがして、読み終わっても少しふわっとした感覚が残った。 >> 続きを読む

        2018/09/30 by うえしん

    • 他18人がレビュー登録、 146人が本棚登録しています
      人間失格

      太宰治2005/12

      カテゴリー:小説、物語
      3.9
      いいね! tomato chao chaos mariak1994
      • 言わずもがな、太宰治の名作。
        全体的に暗く、人々の魂の深いところまで感じ取り、自己分析のされた文学だと感じた。

        普段、あまり日本文学について学ぶ機会もなく、背景知識がもっとあると違った面から読めたのかもしれない。

        正直、しっかりと髄まで理解できたかと言えば怪しい。日本文学の象徴とも言える本作、人生観を根本からひっくり返されてしまうのではないかと途中読んでいて思った。

        またいつの日か、読み返して違った感情を抱くことを期待したい
        >> 続きを読む

        2018/11/25 by ryo

    • 他17人がレビュー登録、 69人が本棚登録しています
      羅生門・鼻

      芥川龍之介2005/09

      カテゴリー:小説、物語
      4.1
      いいね! sayaka chiaki emi mariak1994 nona
      • 50頁近くある注釈により一見難しそうに見えますが、8編のほとんどが読みやすく感じました。

        *羅生門
        8編中、一番心に残った作品。
        不気味で恐ろしいと感じる情景描写ですが、何度も読み返していました。
        この情景と、下人の心の変化がとても合っています。
        ラスト一文がまた秀逸。
        注釈を読んで、初出稿と第一短編集稿は結びが全く違っていて驚きました。

        *鼻
        禅智内供の鼻は上唇の上から顎の下まで下がっている。
        こちらも有名な話ですね。
        「羅生門」同様、内供や周りの人たちの心の動きを客観的に追うのはおもしろくもあるけれど、自分を振り返るとドキっとさせられます。
        そんな身近な感情がたくさん詰め込まれています。

        *芋粥
        風采の甚だ揚がらない、多くの侍たちに愚弄されている男は、「芋粥に飽きたい」という欲望のみを大切に持ち続けてきました。
        そんな彼が、遠路はるばる命の危険に怯えながら辿り着いた先で、たっぷりと芋粥が振舞われ・・・
        「達せられないからこそ価値がある」人間の心理なんてそんなものですよね。
        その繰り返しで、人は豊かな生活を求め続けているのではないでしょうか。

        *運
        「物質的な幸福と精神的な幸福とは、どちらが真の幸福であるか」
        精神的な幸せ!ときれいごとは言いません(^^ゞ物質的な豊かさもないと心は満たされませんよね。
        少しゆとりのある生活ができる程の財力がベストだと思っています。
        どちらがなくても不平不満ばかりとなりそうです。

        *袈裟と盛遠
        盛遠の独白、袈裟の独白の二部構成。
        盛遠は袈裟を凌辱し、夫を殺そうではないかと囁く。
        愛憎、情欲、贖罪、蔑み、浅ましさ・・・・人間の醜い感情が嫌というほど溢れてきます。
        独白前の冒頭の文章がそれぞれを表しているようで、とても好み。

        *邪宗門(未完)
        若殿vs摩利信乃法師。
        ここからが読みたいのに・・・というところで終わってとても残念。

        *好色
        平貞文(平中)がいくら文を送っても、侍従は相手にしない。
        思いつめた平中が取った行動は・・・

        芥川さん、こんな話も書かれているのですね。
        邪宗門の風呂敷を広げすぎた未完の作といい、なんだか笑えます。
        侍従の容姿が序盤と変化しているのがおもしろい。
        恋は盲目、少々のことは美化してしまうものなのですね。

        *俊寛
        平安末期の僧。鬼界ヶ島に配流。
        倉田百三、菊池寛ver.と比較してみたい。
        >> 続きを読む

        2017/05/15 by あすか

    • 他17人がレビュー登録、 43人が本棚登録しています
      江戸川乱歩傑作選

      江戸川 乱歩 (1960/11

      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね! syuna sunflower
      •   中学生の娘が「昔の小説の名作を読みたい」と言い出したので、
        そんなこと言ったってラノベしか読んだことない子に
        いきなり漱石とか渡してもなぁ~とか考え、
        推理小説系ならいいかと思い
        9本の短編が収められている こちらを購入。
        渡す前に自分も読んでみました。
         
         江戸川乱歩 初体験だったのですが、
        なんだか若干イメージが違いました。
        というか、推理ものの枠におさまらない方だったんですね。
        ちょっとオカルトチックなところもあって
        子どもに読ますには微妙かなと思うところもありましたが、
        まぁ渡してみようと思います。
         
         とっても有名な明智小五郎も何度か登場するので、
        そこには何らかの反応を示すでしょう。
        どんな感想が返ってくるか楽しみです。

         それにしても、なんだろうこの本のイメージ。
        何故スイカ? 実際のカバーは全く別物です。
        >> 続きを読む

        2017/12/25 by kengo

    • 他17人がレビュー登録、 44人が本棚登録しています
      火車

      宮部みゆき1997/12

      カテゴリー:小説、物語
      3.9
      いいね! naho-11
      • 宮部みゆきの代表作の一つに挙げられる作品。
        原作は92年であり、26年も前と感じる部分はある。
        だがそれ以上に驚くのは、核となる登場人物を最後しか出さず、周りの人間に語らせて浮かび上がせる構成だ。

        休職中の刑事の本間は、従弟から頼まれた婚約者の失踪場所を探してほしい依頼を受ける。
        その失踪者である関根彰子の行方を追ううちに、彼女に隠された秘密が明かされていく。

        ほぼすべてを本間の視点から追っていき、最後に結実させるのだが、その中に社会情勢を織り込んでいく。
        カードローン破産だとかその時代の問題を絡ませている。

        本人は出てこないのに壮絶な人生を分からせてしまうのは、流石としか言いようがない。
        >> 続きを読む

        2018/12/29 by オーウェン

    • 他17人がレビュー登録、 124人が本棚登録しています

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