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いのちのことば社 (イノチノコトバシヤ)

企業情報
企業名:いのちのことば社
いのちのことばしや
イノチノコトバシヤ
コード:264
URL: http://www.wlpm.or.jp
      たいせつなきみ

      Martinez Sergio , Lucado, Max , HolbirdToyoko1998/10

      3.7
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      • 高評価なので、読んでみた。

        みんなが大切な存在、人がどう評価するかは関係ない、というメッセージはよいと思う。だが、彫刻家が人形に対して「この手でつくったからたいせつなんだ」と人形に伝えている部分が、キリスト教的で、なじめなかった。 >> 続きを読む

        2016/06/01 by hi-ka

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      牧場の少女カトリ

      NuoliwaaraAuni Elisabet Hirwensalo , 森本ヤス子1984/01

      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 私が小さい頃、『牧場の少女カトリ』というアニメが世界名作劇場であっていた。
        なんとなく覚えているのだが、さっぱりストーリーが思い出せない。
        というわけで、その原作のこの本を探して読んでみた。

        読み終わった感想は、とても良い作品なのだけれど、この作品をなんと言えばいいのだろう。
        最後まで読むと感動するのだが、かといってそのストーリーを、原作を読んでもうまく説明できない。

        というのは、児童文学によくあるような波瀾万丈のストーリーがあるというわけでなく、淡々と二十世紀初頭ぐらいのフィンランドの田舎の日常生活が描かれるだけの作品だからである。

        『小公子』や『小公女』が模範的な主人公の波瀾万丈のストーリーであるのと比べて、『牧場の少女カトリ』の登場人物たちはいたって普通の人々である。

        カトリも、その周囲の人々も、格別模範的な良い人物というわけでもなく、かといって格別悪い人でもない。
        ごく普通の人々である。
        だらしない主人や、ちょっと下品な使用人仲間もいるが、格別に悪いというわけでもない。
        非日常的な出来事が起こるわけでもない。
        だが、読み終わると、たしかに心に残る何かが、しっかりとある。

        そういう点で、『牧場の少女カトリ』は非常に「渋い」児童文学と言える。

        カトリは、貧しいので他の金持ちの地主の家に奉公に行かねばならなくなり、一緒に暮らしていたおじいさんおばあさんと別れて、一人で見知らぬ農場で働くようになる。
        はじめは子どもなので当たり前だが、運命に流されるままである。
        そのあとも、基本的には、奉公先の都合で、また別の奉公先にやられることになり、そういった意味では運命のままである。
        だが、その中で、カトリはしっかりと裁縫を覚えたり、文字の読み書きができるようになる。

        何軒か奉公先が変わる中で、比較的親切な居心地の良いところにしばらくいたあと、別の奉公先に行く。
        そこがひどいところで、こき使われるだけこき使われ、ろくな食事も満足に与えらない。
        完璧にいろんな仕事をカトリがこなすと、主人はさらに無理な要求を次々につきつけ、カトリをぼろぼろになるまで働かせて苦しめる。
        それでも、睡眠時間を削ってカトリが仕事が終わった後の夜に織ってつくりあげたきれいな布地を、他の仕事でしばらくカトリがいない間に勝手に主人が盗んで自分の娘の服にしてしまう。

        カトリは悲しみと怒りで心がいっぱいになり、しばらく苦しい思いを抱え、それでも働き続けるが、栄養不足と疲労で心身ともに追いつめられる。
        カトリは、かつて働いていた奉公先の使用人仲間に手紙を送り、自分の窮状を訴える。
        その仲間は、きちんと会いに来てくれて、食べ物を差し入れてくれるようになる。
        そして、一時的に休暇をもらって、かつて一緒に暮らしていた自分のおばあさんに会いに行き、自分の苦しみを伝え、相談する。

        カトリは、まず、自分のように怒りや許せない心で心がいっぱいの時も、神に祈って良いかを尋ねる。
        おばあさんは、創世記の中の、奴隷の身分に落とされのちにエジプトの大臣になったヨセフの物語を引きながら、ヨセフも自分が悲しくつらく怒りでいっぱいの時も、常に神に祈っていた、だからこそ信仰や希望を持ち続けることができた、神の前では人は誰でも罪人なので、どんなに怒りや憎しみで心がいっぱいの時も祈るのには何のさしつかえもない、むしろ祈った方が良い、ヨセフもそうだった、と諭す。

        カトリはさらに重ねて、では目上の人には、ものを盗まれても、何をされても、怒ってはならず、祈りによって怒りを愛に変えて従うべきなのかということを尋ねる。
        それに対し、おばあさんは、怒らないことと、不正に屈することは違う、不正に屈してしまうのは相手の罪をそのままにすることになってしまう、きちんとしっかりと、盗みに対しては相手に償いをさせるように、自分の正当な権利を正しく主張すべきだということを答える。
        そして、聖書を手渡して、聖書を読みなさい、必要なことはすべて聖書に示されている、とカトリに教え諭す。

        カトリは、それから奉公先に帰り、しばらく日を選んで待ってから、他の使用人が誰もいない時に、主人に対してはっきりと、自分の布地を主人が盗んだはずであること、自分にその分の糸を弁償して与えて欲しいこと、今度は勤務時間内に自分に布地を織ることを許可して欲しいことを冷静に主張する。
        主人ははじめは驚き、拒絶しようとするが、カトリがしっかりと自らの権利を主張し、もし聞かないならば他の人々にこのことを話すというと、それらをきちんと認めてくれるようになった。

        そして、契約どおりの奉公の年季があけると、カトリは主人たちがなおも自分たちのところで働かせようといろいろと言うのをきっぱりと断り、その屋敷を去って、別の奉公先に去っていく。

        そして、その五年後、二十歳の時に、良い人とめぐりあって結婚することになり、過去のことを思い出し、

        「幸福は自分でつくるもの。」

        ということを思っている姿が、さらっと末尾に書かれている。

        ただ単に運命に流されるだけだった子どもから、しっかりと幸福は自分でつくるもだと認識して努める大人になった姿が描かれて、物語は終わっている。

        しっかりと自分の権利を主張し、また本当に困った時は自分から人に助けを求めることができること。
        そして、聖書をしっかりと読み、祈ること。
        それができるようになることが、この作品で描かれる、本当の「成長」「大人」ということなのだろう。

        カトリは最後まで読むと、他の児童文学にはない、深い感銘や感動がある。
        小さい頃は何気なくアニメを見ていたが、背後にはしっかりと聖書やキリスト教のテーマがあったんだなぁと今回読んで感心させられた。
        児童文学なので、ほんの数時間もあれば読み終わるし、多くの子どもおよび大人に今も勧めたい名作である。

        それにしても、この作品、フィンランドでは有名のようだが、それ以外の欧米ではそれほど有名というわけでもないらしい。
        日本のフィンランド文学の研究者の方が、戦後ほどない時期に翻訳し、のちにアニメ化されることになって日本では広まったそうだ。
        そのあと、アニメが各国語に翻訳されて、世界に広まったようである。
        これほど渋い名作を、欧米でもそれほど有名でもない時期に、確実に見出し、翻訳し、アニメ化した、昔の日本の児童文学やアニメ界の水準の高さにあらためて驚嘆と敬意を覚えるし、そのような良い作品をよく気付かぬまま当たり前のように子どもの頃に触れていた自分たちの世代は幸せだったとあらためて思う。
        >> 続きを読む

        2014/01/20 by atsushi

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      こんな美しい朝に 瞬きの詩人・水野源三の世界

      水野源三 , 百万人の福音編集部1990/02

      カテゴリー:詩歌
      5.0
      いいね!
      • 水野源三さんの詩を絵や写真とともにわかりやすくまとめてある一冊。
        すばらしかった

        水野源三さんは、子どもの時に脳性麻痺によって全身が動かなくなり、言葉も話せず、ただ目のまばたきだけによって意志を通わせ、それによって多くの詩をのこした「瞬きの詩人」。

        深いキリスト教の信仰に裏打ちされた、純化された言葉の数々は、本当に胸を打たれる。

        また、この本には、水野源三さんの人生についての簡単な紹介や、言葉も描かれていて胸打たれた。

        「自分とまわりの人とを比べず、ただ、イエスさまだけを見つめて生きてください。イエスさまは、いつも私たちのそばにいます。」

        という水野さんの言葉には胸打たれた。

        あと、水野さんは、無教会の高橋三郎先生と長年にわたり深い交流があったというエピソードも興味深かった。

        多くの人に読んで欲しい、素晴らしい一冊である。

        「しみる」

        屋根の雪をとかす
        柔らかな日差しも
        ヨハネ福音書を読むには
        まぶしすぎるから
        障子をしめる

        雪解け水が
        地にしみる
        主の御言葉が
        わが胸にしみる


        「はっきりと分かりました」

        焚火の温かさは
        焚火に手をかざした
        その時に
        はっきりと分かりました

        焼きいものうまさは
        焼きいもを食べた
        その時に
        はっきりと分かりました

        キリストの愛は
        キリストを信じた
        その時に
        はっきりと分かりました


        「砕いて砕いて砕きたまえ」


        一、み神のうちに生かされているのに
        自分ひとりで生きていると 
        思いつづける心を
        砕いて砕いて砕きたまえ

        二、み神に深く愛されているのに
        ともに生きる人を真実に
        愛し得ない心を
        砕いて砕いて砕きたまえ

        三、み神に罪を赦されているのに
        他人の小さなあやまちさえも
        赦し得ない心を
        砕いて砕いて砕きたまえ


        「目には見えない」


        心に迷いある時には
        私たちの目には見えない
        私たちを導きたもう
        恵み深き主の御手を覚えよ

        心が飢え渇く時には
        私たちの目には見えない
        私たちを養いたもう
        恵み深き主の御手を覚えよ

        心まで疲れた時には
        私たちの目には見えない
        私たちをいたわりたもう
        恵み深き主の御手を覚えよ


        「キリストを知るためだとわかりました」

        病に倒れたその時には 
        涙流して悲しんだが
        霊の病いやしたもう
        キリストを知るためだと分かり
        喜びと感謝に変わりました

        友にそむかれたその時には 夜も眠れずに恨んだが
        とわに変わらない友なる
        キリストを知るためだと分かり
        喜びと感謝に変わりました

        過ち犯したその時には 心を乱しくやんだが
        すべてをばつぐないたもう
        キリストを知るためだと分かり
        喜びと感謝に変わりました
        >> 続きを読む

        2014/02/07 by atsushi

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      雪のたから

      パトリシア・M・セントジョン (1996/09

      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 私が小さい頃、世界名作劇場のアニメで『わたしのアンネット』という作品があっていた

        世界名作劇場は、通常は『小公子』や『小公女』のような模範的な子どもが主人公であることが多いのに、この作品の主人公のアンネットは非常に性格が悪く、ルシエンという男の子を憎悪し続けていたのが幼心にも印象的だった。
        理由は、アンネットの弟のダニーが崖から落ちるきっかけをルシエンがつくってしまったからだった。
        ルシエンはなんとか許してもらいたいと思い、ノアの箱舟の動物たちを入れた精巧な木彫りの彫刻を一生懸命つくり、渡そうとするが、アンネットはそれを外に叩きつけて壊してしまう。

        そんな大まかな筋は覚えていたが、細部は忘れていたので、ふとなつかしくなり、この原作を読んでみた。

        すると、そういえばそうだった、と思い出したが、長く忘れてたことも思い出した。
        というのは、ダニーが生れる時のお産でアンネットの母親は亡くなっており、アンネットは小さいながら弟の母代りのように一生懸命育てていたので、ダニーが事故で足を怪我して歩けなくなったことが、通常の場合よりもさらに深い悲しみと憎悪をかきたてられたということが、原作を読んでてよくわかった。

        また、原作だと、ルシエンは気は小さいけれど最初の頃はやや意地悪な悪がきだった。

        というわけで、児童文学でありながら、人間の心の必ずしもきれいなばかりではない、憎しみや葛藤を描いているという点で、この作品はとてもすぐれた作品と思う。

        そして、何よりも優れているのは、単にそれにとどまらず、そこからの心の成長や、和解や赦しに至る道のりや救いがはっきり深いテーマとして描かれていることである。
        キリストが常に心の扉を叩き続けていること、誰かを憎んでいることは実はそのキリストに対して心の扉を閉ざしてしまうことになること、心の扉をキリストに開いてキリストを招いた時に、愛や光がさすこと、完全な愛は恐れを取り除くこと。
        そうしたキリスト教の真髄ともいうべきことが、とてもわかりやすく、主人公の子どもたちの体験や成長を通じてよく描かれていて、凡百の小難しいキリスト教の解説書をたくさん読むよりこの一冊を読んだ方がよほど心に響き伝わるものがあるし、凡百のくだらない小説を何十冊読むよりよほどこの良質な児童文学を一冊読んだ方が人生に得るものがあると思われた。

        ところどころに描かれるアルプスの自然の描写もとても美しかった。

        ルシエンに木彫りの彫刻を教えてくれるおじいさんの人生の思い出話も、胸打たれるものがあった。
        キリストの愛やあわれみはたしかにあり、そしてそれに触れた時に、人は本当にもう一度人生をやり直すことができるし、その力をもらうことができるのだろう。

        それにしても、これほどの良い作品が、小さい時にアニメ化されて与えられていたとは、自分の子どもの頃は幸せだったなぁと思う。
        そして、三十年近く経って、その縁がきっかけで、この原作を読むとは、世の中の縁というのは不思議なものだと思う。
        >> 続きを読む

        2014/01/14 by atsushi

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      ヤベツの祈り

      中村佐知 , WilkinsonBruce2002/04

      カテゴリー:典礼、祭式、礼拝
      5.0
      いいね!
      • 今年の夏、聖書を全部読んでた時に、歴代誌上巻の四章のところにヤベツの祈りがあるのを見つけて、これは何だ?と不思議と心に残った。

        そして、昨日、たまたま古本屋でこの本を見つけて、こんな本があるとは!と思って買って帰った。

        とても面白かった。

        「私を大いに祝福し、
        私の地境を広げてくださいますように。
        御手が私とともにあり、
        わざわいから遠ざけて私が苦しむことのないようにしてくださいますように。」

        この、わずか四行のヤベツの祈りを唱えると、聖書にはヤベツ自身の人生も大きく変わったことが書かれているが、この本の著者も驚くべき多くの体験をし、また著者から教えてもらってヤベツの祈りを唱え始めた人も大きく人生が変わっていった体験談をたくさん寄せているそうである。

        とても興味深い。
        >> 続きを読む

        2013/10/03 by atsushi

      • コメント 8件
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      人にはどれだけの土地がいるか

      小林豊 , 柳川茂 , レフ・トルストイ2006/04

      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
      いいね!
      • トルストイ原作というだけで、期待感が高まる。
        その期待にそぐわない1冊。
        足るを知るということ。
        もちろん、その”足る”をどのあたりに置くかという部分はある。
        夢、希望、欲望といろいろな言い方もあるが、その段階でおのずと結果がみえてくるのかもしれない。
        >> 続きを読む

        2014/08/13 by けんとまん

      • コメント 2件
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      火は早めに消さないと

      小林豊 , 柳川茂 , レフ・トルストイ2007/11

      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
      いいね!
      • わかってはいても、なかなかできないこと。
        ついつい、そうなってしまうこと。
        そんなことはたくさんある。
        だからこそ、人間なのかなとも思ったりする。
        ちょっとした誤解・躊躇が大きなことになってしまうことは、ままありがちだ。

        と、言うことは、そこが解ければ、元に戻れるということだろうな。
        >> 続きを読む

        2014/08/13 by けんとまん

    • 1人が本棚登録しています
      聖書ものがたり絵本

      小林豊 , 武井博2011/05

      カテゴリー:聖書
      5.0
      いいね!
      • この巻には、ヨシュアのカナン入りから、ダビデ王の物語、ソロモンの栄華、そしてバビロン捕囚と帰還が描かれている。

        士師や列王記の物語は簡単に飛ばしてあるのだけれど、こうやって俯瞰してみると、よくイスラエルはこれほど歴史の物語を歩み、そして一度滅びながら、奇跡の復興を捕囚後に成し遂げたものだとあらためてしみじみ思う。

        また、ダビデとヨナタンの友情は本当にうるわしいものだったとあらためて思った。

        神から離れ、そして立ち帰る、というのがずっと繰り返されるイスラエルの歴史のパターンだけれど、そのたびによみがえってきたことが本当にすごいと思う。
        >> 続きを読む

        2013/10/06 by atsushi

      • コメント 8件
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      勝海舟最期の告白 聖書を読んだサムライたち

      守部喜雅2011/07

      カテゴリー:個人伝記
      4.0
      いいね!
      • 非常に興味深い本だった。

        この本によれば、勝海舟は、最晩年、キリスト教の信仰を告白していたそうである。

        勝海舟の息子と結婚したクララや、その他の何人かの勝海舟と親交のあった西洋人たちの日記や書簡から、当時の証言を再構成してあり、非常に説得力があった。

        若い時からわりとキリスト教との接触があり、関心や理解はもともとあったようだが、本当にキリストを受けいれたのは最晩年、息子に先立たれたことなどがあってからだったようである。

        クララの一家との交流も大きく影響したようだ。

        明治以後、最も早くに政府高官でキリスト教の解禁を建白したのが勝海舟だったというエピソードや、津田仙をはじめとした初期の日本のキリスト者との勝海舟の深い交友関係も興味深い。

        また、明治以後、勝海舟は漢訳の聖書を愛読していたそうだ。

        「義人必由信而得生」

        とクララの母のお墓に勝海舟は揮毫したそうだが、これは旧約聖書のハバクク書の一節。
        パウロがロマ書で引用している箇所でもある。

        また、この本を読んでいて興味深かったのは、西郷隆盛は明治になる前、幕末の比較的早い段階から漢訳聖書を蔵書に持っていたらしく、おそらくかなり読み込んでいたのではないかという話である。

        我々が思う以上に、幕末の日本の志士たちに、漢訳を経由して聖書は大きな影響を与えていたのかもしれない。

        私にとっては、個人的に、勝海舟が最晩年にキリスト教の信仰に至っていたとすると、非常に腑に落ちる不思議な出来事が以前あったので、とても興味深かった。
        >> 続きを読む

        2013/05/05 by atsushi

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    • 1人が本棚登録しています
      聖書ものがたり絵本

      小林豊 , 武井博2010/02

      カテゴリー:聖書
      5.0
      いいね!
      • 聖書の絵本。
        第一巻には、アダムとイブのエデンの園とそこから追われていく物語と、ノアの箱舟と、アブラハムの物語が収録されている。

        視点がしっかりしていて、神から離れてしまった人間と、その中で、ノアやアブラハムのような、ごく一部の神とともに歩んだ人々の物語という角度から描いてあり、読んでて、あらためてなるほどと思った。

        アダムとイブがエデンの園から出ていく時に、神が「はやく自分たちが悪かったと思い返して、わたしのもとに帰ってくるのだよ」と心の中で思って送り出すシーンは、直接は聖書には書かれていないけれど、そうだったかもしれないと思わせられた。
        >> 続きを読む

        2013/10/06 by atsushi

      • コメント 5件
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      聖書ものがたり絵本

      小林豊 , 武井博2010/10

      カテゴリー:聖書
      5.0
      いいね!
      • ヤコブ、ヨセフ、モーセの物語がこの巻には収録されている。

        あらためて、絵本で読むと、神はこれらの人々を本当の意味で謙虚にし、また決して見捨てずに大きな力を与えたのだなぁと、それが聖書の物語なのだなぁと思った。

        ヤコブやヨセフやモーセにとって、あとから振り返れば、苦難の日々は決して無駄ではなく、本当の意味での謙虚さや忍耐や勇気を身につけるための必要な日々だったのだろう。
        >> 続きを読む

        2013/10/06 by atsushi

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      いのちより大切なもの = the thing more precious than life

      星野富弘2012/11

      カテゴリー:詩歌
      4.0
      いいね!
      • 味わいある水彩画で、本物よりも鮮烈な印象の絵。
        それは、口でくわえた筆だけで書かれていた。
        不幸な事故のあと、想像を絶する絶望感を乗り越えてきた
        作者のエッセイを加えた水彩画集。

        中学校の教師として赴任、クラブ活動の宙返りの指導中に頸椎を損傷、
        首から下の自由を失った著者。

        後悔。
        9年間の入院生活での著者の赤裸々な気持ちが痛い。
        あのとき、宙返りしてなければよかった。
        器械体操なんかしなければよかった。
        病弱だったらよかった。
        いっそ生まれてこなければよかった。

        聖書と出会い、良好な人たちとの出会いにより、
        絵を描くことに目覚めた著者。

        いのりより大切なもの
          いのちが大切だと
          思っていたころ
          生きるのが
          苦しかった

          いのちより
          大切なものが
          あると知った日
          生きているのが
          嬉しかった

        生きる価値を見出したとき、生きる希望が生まれる。
        そう感じた。
        そんな著者が描く絵と詩に、私も生きる希望をもらった。

        巻頭・巻末の詩
          冬があり夏があり
          昼と夜があり
          晴れた日と
          雨の日があって
          ひとつの花が咲くように
          悲しみも
          苦しみもあって
          私が私になってゆく

          わたしは傷を持っている
          でもその傷のところから
          あなたのやさしさが
          しみてくる
        >> 続きを読む

        2014/09/02 by てるゆき!

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