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(株)岩崎書店 (イワサキシヨテン)

企業情報
企業名:岩崎書店
いわさきしよてん
イワサキシヨテン
コード:265
URL: (株)岩崎書店 http://www.iwasakishoten.co.jp
      モチモチの木 (創作絵本 6)

      斎藤 隆介 (1971/11

      カテゴリー:芸術、美術
      4.3
      いいね! Moffy
      • 幼い頃に読んだことがあるものの、すっかり内容を忘れてしまったので図書館の児童書コーナーで再読。

        当時は渋い切絵の故つまらなそうに読んでいた記憶だったが、大人になってから読むとなんて素敵な作品だったんだろうと思う。


        愛を受ける時、人はそれに溺れ、時には甘え、弱くなるが、
        愛を与える時、人はエネルギーに溢れ、何も怖がらずに強くなれる。

        人を強くさせるのは「得る愛」ではない。
        「与える愛」なのだ。
        >> 続きを読む

        2020/09/19 by Moffy

    • 他5人がレビュー登録、 14人が本棚登録しています
      悪い本

      東雅夫 , 宮部みゆき , 吉田尚令2011/10

      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      3.3
      いいね!
      • 【怖い絵本だよぉ。子供が「これ買って!」と言ったらお母さんはどうするのだろうか?
         絵本なんですけれど、じわっと怖いです。
         大人向けの絵本ということなんでしょうかね。
         本文は大変短く、ここで全文引用することも軽くできそうです。
         とは言え、それは読んでいただくことにしましょう。

         この本、書店ではやっぱり絵本コーナーに置いているんでしょうか?
         そうすると、子供さんが絵本コーナーでこの本に目を留めて、「お母さん、これがいい」なんて言うこともあるのでしょうか?

        お母さんは、「どれどれ?」とこの本を手に取ってパラパラと内容を見てみると思うのですが、そこで絶句することでしょう。
         「〇〇ちゃん、これは恐い本だから他のにしましょうね」なんて言いそうです。
         でも、この絵本、ぬいぐるみの絵が描いてあったりします。
         まぁ、中の絵はちょっとおどろおどろしいところもあるんですが、それでも、そんなに怖い絵というわけでもないかもしれません(特に、ちょっと見では)。

         だから、字がまだ読めない小さい子供さんだったら、もしかしたら絵に惹かれて、「やだー。これがいいの~。」なんて言うかもしれません。
         お母さんどうする?
         内容がまた内容なので、「教育的に良くないわ……」などとも考え眉間に皺を寄せてしまうかもしれません。

         強引にあきらめさせるか、仕方なく買って帰るか。

         買って帰ったお母さんは、その夜、当然のことながらこの本を読んで聞かせなければなりません。
         「はやく読んでー」と催促されることでしょう。
         読むのか? これを読むのか?

         読み聞かせはあっという間に終わるかもしれませんね。
         でも、この本で子供は寝付かないように思います。
         それどころか、その夜、うなされてしまうかも……。

         そんな怖い絵本なのでした。
         書店の皆様、この絵本の置き場所にはどうぞ工夫をされてくださいませ。


        読了時間メーター
        □       瞬殺
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        2020/11/19 by ef177

    • 他4人がレビュー登録、 10人が本棚登録しています
      いるのいないの

      町田尚子 , 東雅夫 , 京極夏彦2012/01

      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      3.7
      いいね!
      • 絵本カフェで…。
        読友さんおススメ。
        まさか絵本で怖い思いをするとは思わなかった!!ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
        内容と絵がピッタリ合ってる。


        おばあちゃんの家で暮らしてみると
        気になる事が出てきた男の子
        気になって、気になって仕方がない……


        おばあちゃんの言うことはもっとも…
        見えないモノは見えない
        でもね……
        見えるモノは見えるんだよ…。


        さすが京極夏彦!!w(*゚o゚*)w おぉ
        >> 続きを読む

        2017/06/12 by あんコ

    • 他4人がレビュー登録、 12人が本棚登録しています
      優しい歌 Mr.Children詩集

      Mr. Children2001/11

      カテゴリー:詩歌
      5.0
      いいね! sunflower
      • Mr.Childrenの歌、35曲の歌詞を
        風景写真等と一緒に綴った一冊。
        大好きなので見ているとどうしても歌ってしまうf(^_^)
        やっぱりミスチルはいいなぁと改めて思います。
        第2段も出してほしいな。
        >> 続きを読む

        2015/02/08 by すもも

      • コメント 2件
    • 他2人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      半日村 (創作絵本 36)

      斎藤 隆介 (1980/09

      4.0
      いいね!
      • 2015.9.19
        忘れもしないこの日。

        この時、教室の子どもたちがよく手に取ってみている
        創作絵本シリーズの事を思い出した。

        著者の齋藤隆介氏がこんな事を書いていました。

        「 この物語は早くから教科書にのり、みなさんに親しまれ  ていますが、ここでもう一ぺん考えてみて下さい。
          半日村がなぜ一日村になったのか-。」

        一平がはじめに一人で考えたことが大切だったのですね。
        村じゅうが動きはじめてしまいました。
         そういうこともあります。ありますね。

                          1980年8月

         深く心に沁みました。
        >> 続きを読む

        2015/09/19 by leafyoko19

      • コメント 1件
    • 他2人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      ゆきしろとばらあか

      北見葉胡 , ヤーコプ・グリム , ヴィルヘルム・グリム , 那須田淳2010/08

      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.5
      いいね!
      • ロマンティックという感覚を初めて体験したのがこの童話だったかもしれません。
        幼少時、大好きなお話しでした。
        何よりもゆきしろちゃんとばらあかちゃんの姉妹の可憐で美しいこと。
        森の中の自然の美しい事。お家が貧乏だろうが暖炉があるだけで憧れたっけ。
        理不尽で無礼な小人に宝石、人語を話す熊などの怪しい要素も
        なるほどグリム童話だったのねって感じです。

        ストーリーは王道の王子さまストーリーなのですが、
        ハッピーエンドに至る過程がよいのですよ。
        いきなり唐突にめでたしめでたしではないというか。
        王子と少女がばったり会って一目ぼれというあり得ない展開ではなく、
        これなら納得するわという立派な恋愛小説になっています。(本当?)

        いや~。だって姉妹がピュアでかわいいんですよ。
        この絵本は二人の個性の違いや清楚さがとってもよく描けていてお薦めです。
        ファッションのイメージも作風にぴったりです。
        でも小人は本当はもっと爺さんで怖い顔して不気味なはず。
        この絵本ではちょっとだけかわいいかな。

        このお話は、私が昔読んだ本では『べにばら しろばら』となっていました。
        『しらゆき べにばら』というタイトルが最も一般的なようです。
        「ゆきしろ」って名前は確かに日本の名前としてはないわ~。と思いますが、
        これはもちろんスノーホワイト(白雪)ですよね。
        原語の感覚をそのまんまというのも、まあよろしいかと思います。
        ドイツ語だとどういう響きの名前なんでしょう?
        【追記】
        調べました!
        シュネーヴァイスヒェンとローゼンロット(Schneeweißchen und Rosenrot)

        あらら、ドイツ語の名前ってなんでこんなにゴツイの?


        さて。あなたはゆきしろちゃん、ばらあかちゃん、どちらの少女がお好みでしょうか?
        これは難題だと思いますよ。(^^)
        >> 続きを読む

        2015/03/26 by 月うさぎ

      • コメント 8件
    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      としょかんライオン

      福本友美子 , HawkesKevin , KnudsnMichelle2007/04

      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      3.5
      いいね!
      • 居場所があるって素晴らしいこと。

        ルールってなんだろう?

        奥深いですね。
        >> 続きを読む

        2015/09/15 by けんとまん

    • 他1人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      じぶんの木

      最上一平 , 松成真理子2009/12

      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.5
      いいね!
      • そんな木があれば、こころの持ち方が変わる。
        次の世代につながる、ほっこりとした気持ちにもなるものがたり。
        そんな木があると思うだけで、夢もひろがる。
        >> 続きを読む

        2016/04/07 by けんとまん

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      パパのしごとはわるものです

      板橋雅弘 , 吉田尚令2011/04

      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      3.7
      いいね!
      • かっこいいなあ~このお父さん。
        ただ、そのかっこよさが、この子にわかるには、まだまだ時間が必要だ。
        でも、そこは親子、「わかったことにする」という一言が、雄弁に物語るものがある。
        正義の味方は、その対称となるものが(悪役)がいるからこそ、映えるのだ。
        勧善懲悪みたいな、水戸黄門のような部分がある。
        それを見て、お客さんはスッキリするのだから。
        でも、本当に強いのは、どっちなんだろうかと、ふと思う。
        >> 続きを読む

        2015/01/24 by けんとまん

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      注文の多い料理店

      和田誠 , 宮沢賢治2004/11

      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね!
      • 子どもの頃に読んでとても印象に残っている一冊。
        それまで子どもが好きそうな
        楽しい、みんな仲良くよかったね!的な絵本が多かったので
        初めてこれを読んだとき衝撃を受けたのを覚えています。

        怖いというよりも、面白いの一言。
        この本を面白いと形容してしまう小学生の私の
        精神はどうだったんだろう?
        今でも変わらず面白いと思ってしまうんだけれど。
        「面白い」という表現が適切なのかはわかりませんが。

        「あれ?なんだか変だぞ?もしかして。。。」
        と思いながら読み進めて、うわあああ!みたいな。
        それがとても心揺さぶられて、惹かれて、
        今の好きな本やジャンルにも影響を及ぼしている気がします。

        久しぶりに読み返してみたら、
        やっぱり良かった。


        おかしいと思いながらも
        自分たちで正当化する理由をあれこれ見つけて
        信じ込んでいく様も興味深かったです。
        どうして私たちは何もかも自分の都合のいいように解釈し、
        自分の行動に対して理由をつけていくんでしょうね。
        >> 続きを読む

        2014/01/23 by Rie

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      あかにんじゃ

      穂村弘 , 木内達朗2012/05

      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
      いいね!
      •  以前開催された千葉市美術館での「絵本をめぐる世界の旅 ブラティスラヴァ世界絵本原画展」の中で、日本から13の絵本が出品された中のひとつ。

         なにもかも赤いから「あかにんじゃ」
        秘密の巻物をねらって城にしのびこんでも、目立つ、目立つ。
        すぐに「くせものだ~であえ~~~~」と囲まれてしまい、「あっ、あぶないっ」

         ドロロンっと変身したものの、今度は「まっかなからす」
        黒ばかりのからすたちの中で目立つ、目立つ・・・という具合に「赤でないもの」に変身しては「あっ、あぶないっ」になってしまうあかにんじゃ。

         とほほなチョイスばかり繰り返し「本来、違う色のもの」ばかりに変身し、目立ってしまうあかにんじゃ。

         「これが当然」と思われているものの中に、色が違うだけで全然違うもの=異質なものになる、という人間関係でもありそうな「勘違い」

          しかし、とんちんかんなあかにんじゃではありますが、「本来、赤いもの」に変身すればいいだけの話でそれがいい話になって、最後にひねってあって、笑ってしまいました。

         絵もお城の近くにさりげなくスカイツリーが建っていたり、星が手裏剣の形になっていて遊び心もたくさんあります。

         小さなお友達にはまだわからないかもしれないけれど、目立っていい時と目立ってはいけない時というのが大人になると出てくるわけです。

         いつもいつも、オレが、オレが!のオレガノフは嫌われるし、大人の世界は難しいものです。
        少々、ほろ苦さも、勘違いばかりのあかにんじゃを通して感じてしまいました。
        >> 続きを読む

        2018/06/12 by 夕暮れ

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      ラヴ・ユー・フォーエバー

      乃木りか , 梅田俊作 , MunschRobertN1997/09

      カテゴリー:芸術、美術
      4.5
      いいね! hanagon
      • 私が最も愛する絵本で、友人にプレゼントしている絵本。

        この絵本との出逢いは、かれこれ、もう10年以上前の話。上の子供の幼稚園で講演会があり、その先生がこの本を勧めてくれました。

        我が子が、どんなにやんちゃで叱っても、我が子が、どんなにヤンキーで手が付けられなくなっても、夜になって我が子が眠りにつくと、お母さんがベッドでギュっと抱きしめる。どんなことになっても、私はあなたの味方よ・・・って、伝えているかのように。
        子供はそれをちゃんとわかってる。

        初めて読んだ時、涙が出ました。この絵本に出逢えて良かった。
        >> 続きを読む

        2017/02/11 by はなぴょん

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      宇宙への秘密の鍵

      さくまゆみこ , 佐藤勝彦 , HawkingLucy. , HawkingStephen W2008/02

      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • 知人からの推薦で読んでみた。
        重い内容かなと思いつつ、内容を知らないまま図書館で予約しようとしたら「児童書」に分類されている。今度は軽い内容なのかと思いつつ、本を受け取ると、でかい、厚い。本当に児童書なのか? 小学生でこんな分厚いの読めるの?とか、思ったりもしたが、実際に読んでみると、確かに小学生でも理解しやすそうな内容で、それでいて、きちんと物語は進行し、大人でも遜色なく読めた。さすがに児童向けなので、難しい話はないが、ところどころに挿入されるコラムは宇宙をわかりやすく解説している。子どもに勧めよう。 >> 続きを読む

        2016/07/29 by zunbe

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      モーツァルトはおことわり

      ForemanMichael , MorpurgoMichael , さくまゆみこ2010/07

      カテゴリー:小説、物語
      4.5
      いいね!
      • 【どうしてモーツァルトだけは駄目なの? そこには深く悲しい記憶があったから】
         入社3週間目の女性新聞記者が、世界的に有名なバイオリニストのパオロ・レヴィにインタビューする仕事が偶然回ってきたという設定で始まるお話です。
         パオロ・レヴィのインタビューなんてなかなか取れないことから本当はデスクが担当するはずだったんですが、デスクはスキーで骨折してしまったため彼女にお鉢が回ってきたというわけです。

         デスクからは、「モーツァルトの件についての質問だけはしない約束よ。だから、それはきかないでね。分かった?」と固く釘を刺されます。
         なんでモーツァルトのことを聞いてはいけないの?
         彼女は、まったく分からないのですが、デスクの指示です。

         さて、インタビュー当日。
         彼女は、パオロ・レヴィから質問を促された最初に……
         「あの、モーツァルトの件についての質問はだめだと言われました。どうしてかは知りませんし、モーツァルトの件そのものが何かを知らないので、質問のしようもありません。とにかく、お好きではないと聞いておりますので、その質問はいたしません。」
         と、何というベタなことから話し始めてしまったのでしょう。

         その後は、パオロ・レヴィの一人語りになります。
         「秘密は嘘と同じだと言う人もいる。」と言って、遂に、禁を破り、彼女にモーツァルトの件を話し始めたのでした。

         随分、都合の良い展開ではありますけれど、ここまではあくまでも導入部です。
         このあとのお話こそが、本作のコアな部分なのです。

         さて、どうしましょうか。
         ネタバレを回避しようとするとかなり窮屈な書き方になってしまいます。

         パオロ・レヴィは、床屋の父の子供です。
         父の鋏の音や、剃刀を皮で研ぐ音はとてもリズミカル。
         父は昔オーケストラで素晴らしいバイオリンを弾いていたという話は聞いています。
         でも、今は全く弾こうとはしません。
        どうしてなの?
         と、母に聞いてもその理由は教えてもらえません。
         ただ、父が昔弾いていたという壊れているヴァイオリンを見せてもらえただけ。

         パオロは、父のヴァイオリンのことが気になって仕方がありません。
         そんなことを考えて眠れなくなった夜、外からなんとも美しいヴァイオリンの音色が聞こえてきたではないですか。
         思わず外に出てみたら、おじいさんが街頭でヴァイオリンを弾いていました。
         夢中で近くに座り込み、おじいさんのヴァイオリンに耳を傾けてしまったのです。

         それがきっかけで、パオロはおじいさんと親しくなりました。
         おじいさんも、昔、オーケストラでヴァイオリンを弾いていたのだそうです。
         おじいさんは、パオロにモーツァルトを弾いてくれました。
         「君はいくつかな? 9歳か。モーツァルトはこの曲を6歳の時に作ったんだ。もともとはピアノのための曲だが、ヴァイオリンでも弾けるんだ」

         それ以後、パオロはおじいさんのもとに通い詰めました。
         そして、父のことも話したのです。
         「その壊れてしまったヴァイオリンを持ってきてごらん。直せるかどうか見てみよう。」

         その後、パオロは直してもらった父のヴァイオリンを使って、おじいさんからヴァイオリンを習うようになったのです。
         パオロはとても筋が良かったのですね。
         
         ある日、おじいさんは、パオロに言いました。
         「君のお父さんはジーノという名前なのか! まさか……と思うが、あのジーノなのか?」
         「パオロのお父さんとお母さんに会った方が良さそうだな」

         パオロは困ってしまいます。
         だって、内緒で父のヴァイオリンを持ち出していたのですから。
         「パオロ、秘密というのは、別の言葉で言うと嘘ということなのだよ。愛している人たちには嘘をついてはいけない。」と先生は言います。
         「先生も一緒に来てくれますか?」

         こうして、パオロはおじいさんを連れて、両親のもとへ行きました。
         そこで語られたことこそが、この作品の肝なのです。
         なぜ、『モーツァルトはおことわり』なのか、その大変悲しいお話がここから始まります。

         最初、図書館蔵書を検索していて、気になったタイトルだったので内容も知らずにリクエストしてしまいました。
         カウンターで出てきたのは絵本のような薄い本。
         「あれ? これは絵本だったのか!」

         確かに、絵本ではあります。
         水彩画が沢山添えられています。
         でも、絵本にしては文字数が多く、かなり短い短編と言っても良いでしょう。
         絵本として読むのなら、どうでしょう? 小学校中学年位からかしらん?

         私は、何よりもその内容にぐっときてしまいました。
         ある部分を読んだ時に、涙が出てしまいました。
         あんなに美しいモーツァルトなのに、何故、それはおことわりなのか。
         その理由があまりにも辛過ぎて。

         大変素敵な本でした。
         しかも、まったく予期しなかった内容でした。
         よろしければ、是非、手に取っていただけたらと思います。
         極力、ネタバレしないように書いたのですが、そのせいか、ほとんどコアなところには何も触れていません。
         そこは、是非、ご自身で味わっていただきたいと思います。


        読了時間メーター
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        >> 続きを読む

        2020/10/04 by ef177

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      はれときどきぶた

      矢玉四郎1980/09

      カテゴリー:文学
      4.5
      いいね!
      • 日記に書いたことが本当になった。そして日記を消すと全部忘れてしまう。そういうところがものすごくおもしろかった。 >> 続きを読む

        2015/11/15 by れおっち8

      • コメント 1件
    • 他1人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      ふしぎなかぎばあさん (フォア文庫 A 2)

      手島 悠介 (1979/10

      5.0
      いいね!
      • 小学生のころ、夢中で読んだシリーズ。

        自分も鍵っ子だったので、いつか自分のところに
        かぎばあさんが来てくれるんじゃないかといつも期待していました。
        >> 続きを読む

        2012/09/10 by Piicca

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    • 1人が本棚登録しています
      なめとこ山のくま

      斎藤博之 , 宮沢賢治1987/10

      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 欧米と日本との対比において狩猟民族は農耕民族より獰猛だという文脈で語られることがある。逆にイヌイットやネイティブアメリカンなどを引き合いにして狩猟民族の方が穏やかだという言説もある。
        どちらにしてもそんなに単純な一般化ができるわけがないだろうが、「穏やか」さを作り出す要素を知ることができたらいいなと思う。
        そんな訳で、狩猟における狩るもの狩られるものの関係性を描いた名作を読んでみることに。

        主人公である猟師の小十郎は、熊と心を通わせるほどの熊取りの名人であり、であるが故にその行為自体に罪や業を感じている。
        業を背負った仕事で生計を立てる小十郎に対し、町の荒物屋はほとんど蔑んだような接し方をし、不当な値で熊を買い取るといった関係性を築いている。
        その後、熊との交流の極致のような体験を経て、生まれて初めて狩りの儀式を行うのが嫌だと思った日に、小十郎は熊に殺され、熊に祀られて生涯を終える。

        とても宗教性の高いこのお話は平等というか関係性のフェアさについて考えさせられる。

        人間側の主観に過ぎないといえばそれまでだが、熊に殺されることを厭わない状態で行う狩りは、交換可能性を担保として心的にはピュアな状態を作れるだろう。また、熊の命を奪った自分が荒物屋に何をされても文句を言える筋合いではないというバランスの取り方もありうるだろう。
        これはルール通りにことを成せば罪は存在しないという発想を超えて、ルール自体に罪がセットされているようなものである。
        そしてまた、小十郎を殺したくなかったと熊が語っているところから、この罪や業を熊も背負っている世界観が見えてくる。

        宮沢賢治は法華経を信仰していたと言われている。
        法華経には少しバイアスがかかった見方をしてしまう自分がいるが、こんな悲しさを包括するような生命へのフラットな視点を持ちうるなら、やはりすごいものなのだろうと思う。

        読了後、星野道夫を思い出し、その死への解釈の幅が広がった。
        >> 続きを読む

        2012/01/25 by Pettonton

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      1こでも100このりんご

      井上正治1993/06

      5.0
      いいね!
      • たった1個のリンゴがお店に並んでいましたが、通りかかる人それぞれがそのりんごを見て違った感想をもち、その感想をもとに、りんごがその人が誰だかを当てる…というストーリー。
        個体(事実)は一つであっても、人によって様々な捉え方があるんだよ、と教えられた1冊。
        子どもと一緒に、コメントをもとに、それが誰なのかを想像しながら読むのも楽しいな、と思いました。
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        2016/10/12 by taiaka45

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      森のきのこ

      小林路子1991/11

      カテゴリー:藻類、菌類
      5.0
      いいね! makoto
      • 本当はもう少し内緒にしておきたかったのですが、隠す意味がわからないのでカミングアウトw

        きのこのヴィジュアルがとても好きです♪

        フォルムといい、色といい、目を奪われてしまいます。

        日常生活で生きたきのこを目にすることは少ないですが、幼少の頃は自然がいっぱいな環境だったので、
        たくさんのきのこに触れていたのが影響しているのかも知れません。

        潰したら粉がボンッ♪ってなるのを見つけたらチームに別れて投げ合い→粉まみれw
        つやつやしているきのこに頭を撫でていたら翌日カブレまくりw

        など楽しい?想い出に彩られているのも有るのかなぁ。

        この本は「絵本図鑑シリーズ」の名に恥じず、とにかく絵が最高です。

        森を歩いていて、こんな光景に出会ったら嬉しくなっちゃいませんか♪

        あー。森へ帰ろう・・・
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        2012/09/15 by makoto

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      ぼくは弟とあるいた

      小林豊2002/05

      4.0
      いいね!
      • おそらくは、アフガニスタンが舞台。

        内戦が近づいてきたので、弟と遠くのおじいちゃんの家に向かう主人公。

        途中、バスが故障してみんなとても大変な思いをするが、近所の村から救援も来て、無事に砂漠を超えることができた。

        束の間、村ではサーカスもあり、村に花々が美しく咲いていた。

        主人公の兄弟も、なんとか無事におじいちゃんの家まで辿りつくことができる。

        良い絵本だった。

        しかし、小さな子が、親元を離れて遠くまで戦火を逃れなくてはいけないとは、やっぱり戦というのは避けて欲しいものだと思われてならない。
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        2013/05/26 by atsushi

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