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土家 由岐雄 (1970/08)
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戦時中、東京の上野動物園の動物たちは、空襲で檻が壊れて逃げ出したら人間にとって危険だし、食糧が不足しているということで殺されることになった。ライオンや虎や豹や熊や大蛇は、毒を飲まされて殺されたそうである。象は、毒入りの食べ物を食べなかったし、皮膚が厚くて注射もできなかったので、食べ物を与えず、餓死させることになった。三頭の象が、順番に、徐々に衰退し、亡くなっていったそうである。あとで調べると、象の胃袋ににはひとしずくの水さえ入っていなかったそうだ。あまりにかわいそうな、悲しい出来事だと思う。戦争というのは、人間だけではなく、動物たちにも限りない苦痛や悲しみを強いるものだということを、後世の私たちは忘れてはならない。この絵本を読んで、あらためてそう思った。 >> 続きを読む
2013/05/24 by atsushi
BartonByron , こじままもる (1992/06)
無性に楽しくなってきた。とってもシンプルな絵で、シンプルなことを伝えているだけなのだが、不思議な楽しさが伝わってくるのは何故だろう?それは、”でんしゃ”が自分の中に持つエネルギー・夢からくるんだろうなと思った。”でんしゃ”は乗っていること自体、楽しいからな。 >> 続きを読む
2014/07/25 by けんとまん
小手鞠るい (2011/12)
穏やかな心になれる。そんな、静かな物語。森の妖精のような存在との出会い。人は、だれもが、心の中に森を持っている・・・持っていてほしいと思う。森の恵みは、心にも体にも。 >> 続きを読む
2020/03/10 by けんとまん
吉富多美 , 青木和雄 (2005/04)
1997年刊行の児童書「ハッピーバースデー―命かがやく瞬間」に大幅 加筆・修正したものだそうです。 もとが児童向けだからか、展開がはやくスラスラ読めます。それでいて取り扱っているテーマは不登校、親子・兄弟間の愛情・信頼関係、いじめ、障害児との交流、本当の幸せとは?などなど多岐にわたっています。考えさせられる内容がたくさんあり、思わず涙してしまうエピソードもあります。 あまりにも都合よく進行してしまうストーリーや文章の軽さ、盛り込み過ぎ感をも与えるテーマの多さに、物足りなさや反発を感じる方もいらっしゃるかもしれません。 しかし、私はこの本が発するメッセージを素直に受け取るならば、非常に素晴らしい一冊だといえると思います。特に、様々なテーマに対して子供と一緒に真摯に考えようとするときは、貴重な題材とすることができるでしょう。少なくとも本書の内容で多少なりとも心が震えるような、そんな人間性は大事にしたいと思います。 >> 続きを読む
2015/02/01 by kengo
青木和雄 , 加藤美紀 (2003/12)
人生で一番泣いて、”よくやった!!”とすっきりできる本です。小学生で出会って、本がボロボロになるまで読み返しました。虐待などのテーマを読むと心苦しくなり、あまり手に取らなかったのですがこの作品だけは読んでよかったと思えます。あすかの強くなっていく心はもちろん、虐待に走ってしまった母親の心情の変化とそれに向き合う努力、最後に見せる兄の優しさは読んでいるこちらまで元気になれます。この本は本当に心打たれます。虐待が減りますようにと願うばかりです。 >> 続きを読む
2015/04/27 by r-nn
たかはし ひろゆき (1972/08)
これは涙なしには読めない絵本だった。たぶん、戦争さえなければ、この狐も、優しいおじいさんおばあさんに再会できて、いのちが助かったのかもしれない。本当に名作と思う。 >> 続きを読む
2013/05/26 by atsushi
沼田曜一 , 山口勇子 (1979/11)
かつて、広島の町のある場所に、いつもにこにこ笑顔でいるように見える、柔和な顔のお地蔵様がいた。しかし、1945年の8月6日の日。すべてが吹き飛ばされ、地獄のような様子となった広島の町。一人の少女が、焼けただれた身体で、そのお地蔵様の前までやって来て倒れ、水、水、と水を欲しがった。お地蔵様は、その途端、仁王か不動明王のような恐ろしい形相に顔の表情が変わった。そして、大きな目から、涙があふれ出た。そのお地蔵様の目からこぼれる涙が少女のくちびるにそそぎ、少女は束の間渇きをいやされると、やがて亡くなっていった。心に残る絵本だった。多くの人に読み継がれて欲しい。 >> 続きを読む
中江嘉男 , 上野紀子 (1982/02)
多分人生で初めて自分で図書室で借りて読んだ本です。とても印象に残っています。大好きでした。また読みたいです。 >> 続きを読む
2014/03/06 by 無重力
いぬいとみこ , 津田櫓冬 (1982/07)
涙なしには読めない一冊。核実験により、死の灰をあびてしまったトビウオの子ども。お父さんは、その核実験で他の多くの魚と一緒に死んでしまった。やがて、トビウオの坊やは病気になる。トビウオのお母さんは必死に坊やの病気を治そうとするが…。第五福竜丸の事件があった後に、この作者の方が渾身の思いをこめて書いた作品だそうである。ぜひとも多くの人に読んで欲しい。 >> 続きを読む
2013/05/01 by atsushi
長谷川知子 , 長崎源之助 (1984/02)
同じクラスの、やんちゃだけれども、優しかった男の子が、戦争で…。あの時代は、そのようなことがたくさんあったのだろう。心に残る絵本だった。 >> 続きを読む
岡部史 , BirdMalcolm. (1992/08)
あなたは魔女のことどれくらい知っていますか?ほんとうは、魔女ってとってもオシャレ。身近なものを、いろいろと工夫して着こなしちゃうんです。それに、お菓子づくりだっておてのもの。とにかく、魔女のすべてなんです。もう、ビックリ!読みおえたら、あなたも魔女になれる。 >> 続きを読む
2013/12/05 by books
山本省三 , 鈴木まもる (1988/03)
引越しを控えているチビッコにお勧め。漫画のようなコマの絵で、引越しを1から10まで分かり易く説明。引越し終了後に懐かしんで読むのもいいかも。 >> 続きを読む
2011/12/05 by kumahachi
横田清 , 井本蓉子 (2005/06)
大きな木のウロにそれぞれの思いを抱えた動物がひと休みしに来ます。休んだ後は、すっきりして出ていきます。大きな木には癒しの効果があるのかな。最後に悩みを抱えた人間の若者がやってきて、ひと休み。大きな木は、自分の体験を踏まえて若者に語り掛けます。高学年の子どもたちへの読み聞かせにもピッタリだと思いました。 >> 続きを読む
2018/01/11 by taiaka45
竹下文子 , 鈴木まもる (2007/05)
小さなコックさんが、大きな果物や野菜を切って料理をする、というお話ですが…。残念ながら、内容もお話の展開もレビューを書いてお勧め出来るような面白味は無い絵本でした…。あえて言うならば、小中学生が静物画を絵の具で描く時に、この本の挿絵は、質感を出す塗り方の参考になりそうだなぁ、とは思いましたがf^_^;) >> 続きを読む
2013/09/17 by kumahachi
「バートンののりもの絵本」シリーズ。「でんしゃ」(http://www.dokusho-log.com/b/4323019211/)がもうすぐ2歳の息子の今一番お気に入りの絵本なのでそれならばこれも、と思い購入。見事ハマりました。イラストが分かりやすく、言葉もシンプルで分かりやすい。字が読めないはずなのに、ページを開くと「たかいそらです」「おきゃくさんがたくさんのっています」と読んでいる(?)からびっくり!!!何度も何度も読み聞かせているうちに、暗記したんですね。記憶力、2歳児に完敗です。 >> 続きを読む
2013/02/22 by アスラン
中村泰敏 , 高田ひろお (1997/11)
たこやきマントマンシリーズ、たくさんあります。頭に蛸の足が生えているこんな姿だって、チビッコ男児にはヒーローなんですね(笑) 喜んで読んでます。 スーパー戦隊同様5色のたこやきマントマン。レッドの必殺技は何か、ブルーは何かと覚えていました。因みにピンクは『つまようじウインクぎり』です(笑) >> 続きを読む
2012/06/05 by kumahachi
宮西達也 (2005/08)
保育園から借りてきた絵本です。海の中に浮かんでいる釣りの餌。それを小さな魚たちが食べようとしています。「あーん」と口を開けたその瞬間…「まてまてー」。ハリセンボンやウツボなど、次々と大きな魚が表れて「まてまてー」。食べようとしていた魚はすたこらさっさと逃げてゆきます。いたってシンプルで単純な絵本です。でも、こういうのが子供のツボにハマるんですね。何度読んでも「ギャハハ」と大笑い。保育園から繰り返しこの本を借りてきました。かなりくたびれたこの絵本を見ると、うちの娘だけでなく、たくさんの子供たちがこの本を何度も読んできたんだろうなぁと感じます^^ >> 続きを読む
2019/01/17 by chao-mum
瀬名恵子 (2010/12)
先日、保育園で節分の行事があった息子。今までは「鬼」=「鬼のパンツ」の歌=「楽しい」だったのに、すっかり「鬼」=「怖い」のイメージに変換されました。でもこの絵本は「鬼も結構かわいいね~」と思える、温かい内容です。鬼たちに豆をまく人間の子供たち。鬼の子供も一緒になって、親鬼に向かって豆をまき始めます。「人間に子鬼をさらわれた!」と勘違いした親鬼たちの奮闘。鬼恐怖症の子供でも読める絵、ストーリーでした。 >> 続きを読む
2013/02/04 by アスラン
秋山匡 (2002/09)
おと遊びの絵本です。このトンネルを通って出てくると、別の何かに変身しちゃいます。例えばカッパが通ると・・・「カッパ カッパ カッパ カッパ・・・パカッ パカッ パカッ・・・」という訳です。子供が答えが分かるまで繰り返し続け、分かったタイミングでページをめくる。分からない時は、読む速度や抑揚をつけて読んでみます。息子は考えて閃いていくのが面白く、どんどんはまっていきました。一つだけ私にも何に変身するのか分からないものがあったのですが、何だろうとページをめくった絵を見て笑っちゃいました。これは見てのお楽しみ、という事で。お子さんと一緒に声を揃えて読める、とても楽しい絵本です。『へんしんマラソン』も読みましたが、同じように楽しめますよ♪ >> 続きを読む
2012/09/02 by kumahachi
秋山匡 (2005/09)
変身~いろんなものが変身!身体も、心も 変身~! >> 続きを読む
2015/10/03 by けんとまん
【(株)金の星社】(キンノホシシヤ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(出版社,発行所)
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