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(株)小峰書店 (コミネシヨテン)

企業情報
企業名:小峰書店
こみねしよてん
コミネシヨテン
コード:338
URL: http://www.komineshoten.co.jp
      おきなわ島のこえ ヌチドウタカラ(いのちこそたから)

      丸木俊 , 丸木位里1984/02

      5.0
      いいね!
      • 子供の頃、沖縄はアメリカでした。今はパスポートがないと行けないんだよ。そう聞いて育ちました。
        返還の大ニュースも嬉しいというよりは不思議な気持ちがしたものです。
        沖縄は果たして「日本」なのでしょうか?
        沖縄の人はそう思っていないことを、今の私は理解しています。
        しかし本土の大部分の人たちにそれがわかっているでしょうか?

        考えたこともないという人はぜひこの絵本を読んでみてください。
        体験談を取材し、真剣に誠意を持って描かれた絵本です。

        ハイビスカスの赤に人々が流した血の赤が取って代わる。
        死にゆく人々の悲鳴や横たわる死体。

        今、絵本でなければ、教科書には決して載らないこれらのビジュアルメッセージ。
        残酷すぎる?
        そうでしょうか?
        戦争になれば、自分が足元の死体を踏むかもしれないのに?
        手足がちぎれて顔がなくなるかも知れないのに?
        それよりも絵が残酷だとでもいうのでしょうか?

        戦争はいけない。

        そんな教育を受けて育ってきた私の世代は、戦火の悲惨さを伝える物語は随分耳にし目にしてきました。
        しかしそこには、日本が沖縄に対してやったことへの反省は含まれていませんでした。
        「ひめゆりの乙女」の「集団自決」はドラマになっていたから知っています。
        「ひめゆりの塔」にも慰霊で訪れたことがあります。
        でも私が知っている彼女たちの死は信長の時代の落城の際の自害の話のような
        もしくは白虎隊の少年兵の集団自害のような、
        まるで物語の中の「美しい悲劇」として描かれていました。
        実際に起こったことは日本兵による強制自殺であり殺害であり、
        米兵による空爆であり、住民同士による殺し合いでした。
        それはある意味、精神的には原爆よりも悲惨な地獄だったかもしれません。

        戦争の悪はそれが「国や民を護るため」という「嘘」が平然と信じられ、なんの関わりもない人を死に追いやることです。
        沖縄が何をしましたか?沖縄の誰が戦争に関わったのですか?

        大きな哀しみと怒りを感じます。
        それでも沖縄の人は優しい。
        日本人はその優しさにいつまでつけこんでいてはいけません。

        今、基地問題で揺れる沖縄。
        戦後70年もの間。
        彼らはこの絵本に描かれた戦争を忘れていない。いえ、忘れられないのだということを、
        私たちは謙虚に学ぶべきではないでしょうか。

        「ワラビンチャー ヒンギリヨー。ヌチドゥ タカラ」
        (子どもたちよ 逃げなさい、命こそ 宝。)

        沖縄人の悲劇は日本への恨みで晴らされるものではなく、
        戦争から逃れる術を持たなかったことへの後悔なのです。

        心からのメッセージを、あなたに…。


        著者:丸木夫妻は共に画家。『原爆の図』、絵本『ピカドン』が著名
        この作品を含め、多くの絵本が翻訳され世界中で出版されています。
        >> 続きを読む

        2015/05/17 by 月うさぎ

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    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      うさぎのくれたバレエシュ-ズ

      南塚直子 , 安房直子1989/10

      カテゴリー:芸術、美術
      4.5
      いいね!
      • ふんわり柔らかな世界が広がる美しくあたたかな絵本です。
        おどりの大好きな女の子がいつも願っているのは
        「どうかおどりがじょうずになりますように」でした。
        ある朝、不思議な小包が届き、その中にはさくらいろしたバレエシューズとお手紙が。

        バレエシューズといえば「赤い靴」を思い浮かべますが、このお話しはファンタジーで
        決してあんなにコワイお話しではないのでご安心を。

        魔法使いも森の小人も妖精も天使も出てこないところが日本的でいいです。

        西洋のバレエと日本の伝統意匠であるうさぎと桜のモチーフが
        独特の夢幻の世界を描き出します。

        女の子向けという絵本になってしまうかと思いますが、
        絵の世界はこどもにも大人にも共感できる美しさだと思います。

        風になり蝶になりさくらの花びらになる。
        そんなふうに踊れるならば、きっと至福の体験でしょう。

        そしてあなたも踊ってみたくなることでしょう。
        できることなら、うさぎのバレエ団と一緒にね。
        >> 続きを読む

        2014/01/22 by 月うさぎ

      • コメント 10件
    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      あこがれの機関車

      本間浩輔 , ほんままゆみ , JohnsonAngela , LongLoren.2008/09

      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
      いいね! alley_cat
      • 物語の当時、黒人たちは綿花畑で大人子ども問わず長時間労働を強いられていたが、そんな中、機関車の運転士となって颯爽と駆け抜けるケーシー・ジョーンズは希望の象徴的存在だった。そのケーシーが不運な事故で亡くなってしまい、皆の失意のほどはどれほどだったか知れない。少年がいつか大人になって都会に出ていくとき、彼は何をめざすのだろう?ケーシーのような機関車の運転士?それとも?淡々と語られているが、少年の行く末に希望のかけらが見える。 >> 続きを読む

        2014/11/14 by 路地裏猫

      • コメント 2件
    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      英雄オデュッセウス 民話と伝説

      NoguèsJean-Côme , 村松定史 , GuilletJacques2012/10

      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • わかりやすくかいつまんだ内容だったので、
        とても面白かった。イリアスに関しても興味が湧いた。 >> 続きを読む

        2013/08/27 by pineapple8

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    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      しゅっぱつしんこう!

      柿本幸造 , 三田村信行1984/12

      3.0
      いいね!
      • 小さな男の子ってなぜか放っておいても電車派か車派のどちらかになることが多いですね
        この絵本は電車の大好きな男の子にどうぞ。

        ゆたかくんは、おおきくなったら電車の運転士さんになるつもりです。
        電車に乗れば、当然一番前の車両で運転士さんをじっと眺めますし、
        夜はおもちゃの電車を枕元において寝るくらい大好きなんです。
        ところがある晩のこと……

        といえば、勘のよい大人の方はどういうお話か大抵見当はつくでしょう。
        まあ、そういうお話なんです。

        絵は可愛いし、動物がたくさん出てきたり、アクシデントもあったり、
        トンネルや海などの景色も盛り込まれて起伏に富んだ展開になっています。
        電車好きにはなんとも羨ましいお話だと思います。

        そうでない人には……ちょっとツッコミどころアリかな。
        文体も気持ち大人の書いた文章的なニュアンスを感じてしまいました。
        (個人的な印象ですが、ちょっと話し言葉が親父くさいなと……)

        電車に特に興味のない子供にも、電車ってステキ。って思わせるようなお話しにすることも可能だと思うのです。
        少なくとも女の子が読むことは想定外みたいなんですよね。
        動物たちと連れションしたり、動物の話し言葉が 「……行こうぜ」だったり。
        夢の中でおしっこしちゃって大丈夫なのかな?などと余計な心配までしちゃいました。(^^;)

        「鉄ジュニア」養成本なのかな?これは。
        >> 続きを読む

        2014/04/13 by 月うさぎ

      • コメント 10件
    • 2人が本棚登録しています
      原爆の図 普及版完本

      丸木俊 , 丸木位里2000/07

      カテゴリー:洋画
      5.0
      いいね!
      • 丸木位里・丸木俊夫婦の『原爆の図』などの絵の画集。

        広島、長崎、沖縄、水俣、アウシュヴィッツ、南京、足尾銅山、大逆事件などを描いた絵が収録されていた。

        二十世紀、なんと人類は多くの地獄をつくってきたのだろう、なんと多くの地獄を見てきたのだろう、とあらためて深く思わざるを得なかった。

        その恨み、悲しみ、怒り、嘆き、願いを、よくここまで描いたものだと思う。

        二十世紀とは何だったのか。
        その記憶を風化させてはならない。
        そのためにも、この画集は、貴重な一冊だと思う。
        >> 続きを読む

        2013/05/26 by atsushi

    • 1人が本棚登録しています
      ひろしまのピカ (記録のえほん 1)

      丸木 俊 (1980/06

      5.0
      いいね!
      • 広島の原爆の様子を、実話を元に描いた絵本。

        涙なしには読めない。

        あまりにもむごすぎる。

        主人公の女の子が、原爆投下から必死に海辺まで逃げてそこで眠り込んで、四日たって、やっと起き上がり、しくしく泣いていると、ふろしきからおにぎりを出してくれたおばあさんが、おにぎりを渡した直後にそのまま力尽きて息を引き取ったという話に、最後まで人のことを思いやることができたこのような優しい人々が、どうしてこのような受難をしなければならなかったのか、あまりにも悲しすぎる気がしてならなかった。

        主人公の女の子は、原爆投下以来、その時の七歳だった時から成長が止まって、何年経っても小さいままだったし、もう何年も経ってから髪の毛の隙間からその時のガラスの破片が出てくることがあったのだと。

        この絵本では、日本人の犠牲者だけでなく、朝鮮の人々も多く原爆で亡くなり、しかもその遺体はずっと放置されていたので、カラスが啄んでいたということが言及されいていて、なんとも哀れだった。

        原爆では、捕虜だったアメリカ人も含め、中国人やロシア人やインドネシア人も無差別に亡くなっているということも触れられていた。

        あまりにも悲惨な出来事で、ただただ絶句するしかないが、万分の一でも彼らの悲しみや無念の思いに触れて忘れないためにも、この絵本をぜひとも多くの人に読んで欲しいと思った。
        >> 続きを読む

        2013/05/10 by atsushi

      • コメント 3件
    • 1人が本棚登録しています
      みなまた海のこえ

      丸木位里 , 石牟礼道子 , 丸木俊子1982/07

      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 石牟礼道子さんが文章を書いている絵本。

        かつて、あらゆるいのちが仲良くつながって幸せだった水俣の海や山や村。
        生まれてくる子どもは、みんな喜ばれ、みんなでそのいのちが生まれてきたことをよろこんで、これから幸せな人生を送るだろうとみんなで思っていた。

        しかし、最初にチッソの工場が来た時に、山からキツネたちが巣を爆破されて追い出されて天草に逃れていき、

        徐々に、海や湧水に毒がたまり、魚や生きものたちも、そして生まれてきた子どもまでが、毒にやられて苦しみながら死んでいく。

        彼らの無念の声と、かつてこの地がどれほど豊かで幸せな地であったかを、絵も文章も入魂の筆で描いていた。

        多くの人に一度手にとって読んで欲しい。

        また、水俣病の淵源は、決して昭和の三十年代ではなく、もっと昔から、戦前の、工場が進出した時からに始まる、ということをキツネの物語を通じて描いているところに、考えさせられた。
        自然が狂いだすのは、本当にひどい状況が目に見えるようになってからだけでなく、ささいなところから始まっているのだと思う。
        その時に、その変化や声に耳を傾けることができていたら。

        声なき悲しみや無念の声を代弁する石牟礼さんの言葉は、本当に貴重なものだと思う。
        >> 続きを読む

        2013/04/30 by atsushi

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      モンスターホテルでおめでとう

      高畠純 , 柏葉幸子1991/11

      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね!
      • 「まちはずれの ふるい ゆうびんきょくと、ちいさな こうえんの あいだに、モンスター・ホテルが あります。」
        モンスター・ホテルは、さまざまな妖怪や悪魔や魔女やモンスターたちが集まってくる、大人気のホテルなのですが、人間からはオンボロの空きビルだと思われています。

        現在シリーズ全10冊。始まりは、いつも同じフレーズです。
        この「モンスターホテルでおめでとう」はシリーズ第1作目です。

        モンスターと聞いて怖いとか不気味とか、おふざけなんじゃないの?なんて思わないでくださいね。
        ユニークで可愛らしくてあたたかい、とてもいい児童書だと私は思いますよ。
        小学生1~2年からとなっていますが、誰でも楽しめる、夢がある物語です。

        今日は悪魔の長老、デモンじいさんの1993歳の誕生日です。
        毎年モンスター・ホテルで開かれる誕生パーティーに悪魔の一族が集まってくる予定です。
        ホテルのお世話係の透明人間のトオルさんは、
        1993本のロウソクを立てるために特大サイズのバースデーケーキを焼いたり、会場を飾り付けたり大忙しです。
        しかし、あろうことか、人間の子ども、タイチがモンスター・ホテルに入り込んでしまったので、大変です!

        とても気が利いたストーリー展開で、ユーモアがあっていいですね。
        ちょっと怖い感じのデモンじいさんが、実はいい人、いや、いい悪魔なのです。
        「にんげんと いっしょに、たんじょう日を いわうのも いいもんじゃ。」
        なんて、結構太っ腹ですね。

        和洋さまざまな伝説的なモンスターたちが登場するので、妖怪、怪物通になれるかも。
        悪魔に死神に魔女に仙人やミイラ男。座敷わらしまで登場します。

        子どもなら、私もモンスターホテルに忍び込んでみたい。とワクワクしながら思うことでしょう。
        誕生日パーティも楽しそうだし、できることなら、モンスターとお友達にもなってみたい。
        そんなふうに夢が膨らむといいですね。
        >> 続きを読む

        2014/04/13 by 月うさぎ

      • コメント 4件
    • 5人が本棚登録しています
      モンスター・ホテルでなつやすみ

      高畠純 , 柏葉幸子1993/07

      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • モンスター・ホテルには世界中のモンスターが集まってきます。

        全10冊のシリーズですが、今作はおんぶおばけの子ども、オンブブの物語。
        「たった ひとりで やまおくの おんぶおばけの むらから、モンスター・ホテルまで くること」
        という夏休みの宿題に オンブブが挑戦します。

        おんぶおばけ!!!懐かしいです。
        その昔、おんぶおばけのおんぶーなんてアニメがありましたっけ。よく覚えてはいませんけれど。

        おんぶおばけとは古風な妖怪ですが、このイメージを見事に裏切ってくれるんですよ。
        おんぶおばけのパパもママもショートパンツにランニングシューズ姿なんですから!

        おんぶおばけは人間におんぶされるのが主なお仕事(?)なので、
        素早く走って人間の背中に取り付かなければならないから。なんだそうです。

        おんぶおばけに操られると、自分でも思ってもみないところに行きたくなったり、
        しらないうちに変なところに歩いて行っていたりします。
        ちょっと重さで肩こりもするかもしれません。

        私なんか、しつこいおんぶおばけがくっついている可能性があります。
        あなたにも身に覚えはありませんか?(#^.^#)

        パパの書いたホテルの地図はテキトーだし、人間はモンスターホテルの場所を知りません。
        こんなことでは、オンブブがモンスター・ホテルにたどり着くことなんか無理ってものです。
        町にはたどり着いたものの、ホテルの場所がわからないまま、人間の子どもまゆみちゃんにくっついて行きましたが……。

        モンスターの子どもと人間の子ども。
        別々の世界に生きる子供同士ですが、時にこんなふうに気持ちが近づくこともあるんですね。

        微笑ましいお話でした。
        >> 続きを読む

        2014/04/13 by 月うさぎ

      • コメント 6件
    • 4人が本棚登録しています
      モンスター・ホテルでパーティーだ

      高畠純 , 柏葉幸子2003/03

      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • またあえるかな?――ああ、あえるさ。人間とモンスターはともだちになれるでしょうか
        『モンスター・ホテルでパーティだ』は、シリーズ10作目の最新巻。

        モンスター・ホテル百周年記念パーティの準備の真っ最中に、
        ホテルにころがりこんでしまった「ねこあし ししえもん」。
        モンスターみたいな名前ですが人間です。なんと宝石どろぼう!

        怖くてがたがた震えていたのにモンスターたちはししえもんが人間だとは気づきません。
        行方不明になった巨人のアブドールのママのお助け隊の仲間にしてしまいます。

        すきをみて逃げ出そうとしていたししえもんですが、
        アブドールさんとママが人間たちにとり囲まれて乱暴されているのをみると……

        ねこあしししえもんはなぜ泥棒なんかになったんでしょうね?
        自分を露ほども疑わないモンスターの側にいるうちに、彼のうちに何かが目覚めたようです。
        純粋なアブドールのことが好きになったんじゃないでしょうか。
        そして、人を好きだなと思える人は、きっと悪いことができなくなるんですよ。

        ああ、また会えるよ。

        その日が本当にくるかどうか、それは誰にもわかりません。
        それも、物語の素敵な余韻のひとつです。

        100周年おめでとう!
        >> 続きを読む

        2014/04/13 by 月うさぎ

      • コメント 6件
    • 2人が本棚登録しています
      火の雨氷の雨 カムイユカラ・アイヌの神さまが話したこと

      萱野茂 , 石倉欣二2000/07

      5.0
      いいね!
      • とても面白い、良い絵本だった。

        アイヌの昔話で、そのスケールの大きく、生き生きとしているところに、あらためて感嘆させられる。

        ユーモラスであり、かわいらしくもあり、本当にアイヌの昔話は面白いとあらためて思った。

        そして、天上の神々から見た時の、アイヌの人々の地上の世界の、なんと美しくのどかなことか。
        遠い昔、たしかにそんな世界が、この地上にあったのだろう。

        多くの人にオススメしたい、アイヌの昔話の絵本である。
        >> 続きを読む

        2013/10/05 by atsushi

      • コメント 5件
    • 1人が本棚登録しています
      パヨカカムイ ユカラで村をすくったアイヌのはなし

      萱野茂 , 石倉欣二2000/11

      5.0
      いいね!
      • アイヌの昔話、つまりウゥェペケレの絵本。
        とても面白い、素晴らしい絵本だった。

        ある、ユカラを語ることがとても上手な、しかし狩りは下手で他にはこれといってとりえがない男性が、村を救うことになる。

        とても面白い、考えさせられる絵本だった。

        多くの人にオススメしたい。

        アイヌの物語はどれも本当にすばらしいと思う。
        >> 続きを読む

        2013/09/25 by atsushi

      • コメント 9件
    • 1人が本棚登録しています
      アイヌとキツネ

      萱野茂 , 石倉欣二2001/12

      5.0
      いいね!
      • とても素晴らしい絵本だった。
        アイヌは、このような昔話を通じて、はるか昔からエコロジーの発想を持ち、実践して生きていたのだろう。
        他の動物たちのことをきちんと考え、その言葉に繊細に耳を傾ける心が素晴らしいと思う。
        それと比べて、現代の日本や欧米諸国は、その点はどうなのか。
        あらためて考えさせられる。
        >> 続きを読む

        2013/09/28 by atsushi

      • コメント 5件
    • 1人が本棚登録しています
      熊神とカパラペポンス

      萱野茂 , 石倉欣二2002/12

      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      5.0
      いいね!
      • とても面白かった。

        読むと心が優しくなるような、アイヌの昔話の絵本。

        鍋などの道具を大切にし、また狩りをした時は大事にその熊たちの魂を慰める祭を行った、アイヌの人々の心の繊細さや深さは、現代人が学ぶべきことがたくさんあると思う。
        >> 続きを読む

        2013/10/05 by atsushi

      • コメント 6件
    • 1人が本棚登録しています
      「恐竜」トリケラトプスと巨大ガメ ア-ケロンの海岸の巻

      黒川光広1996/09

      カテゴリー:古生物学、化石
      4.0
      いいね!
      • 草食恐竜トリケラトプスの群れが、肉食恐竜たちと戦いながら、緑豊かな新天地を求めて南へ旅する冒険物語のシリーズ。

        巨大ガメ「アーケロン」の産んだ卵を必死になって守るトリケラトプスの子・リトルホーンのお話。
        読み聞かせていると、舌を噛みそうになるような名前の恐竜がたくさん登場。男の子は結構食い付く絵本だと思う。
        最後にアーケロンやカメの分かりやすい解説もあり、図鑑感覚で勉強にもなりました。

        >> 続きを読む

        2012/02/05 by kumahachi

      • コメント 1件
    • 1人が本棚登録しています
      算数の呪い

      SmithLane , 青山南 , ScieszkaJon.1999/01

      2.0
      いいね!
      • うーん、これは、読んだら数学嫌いになりそう?笑

        絵本の多い図書館を見つけたのでフラフラしていたら、なにやら他の絵本と毛色が違うこの本が目に留まりました。

        で、手にとってみたのですが…
        主人公が数学の先生にこの世の大抵のことは数学で解けるんだよ、と言われてから、ありとあらゆるものが数学の問題に見えてしまうようになり、もう数学いやー!ってなってしまうお話です。

        ちょっと変わった形式になっていて、お話の内容が全て数学?の問題形式で進む、というものになってます。…ちょっと、いや、かなり読みにくかったかも笑

        海外の本の翻訳っぽいんで、ガロンとかフィートとか馴染みのない単位がでてきて、ちょっと日本人の、ましてや子供にはわからんのではないかというところもうーん。

        落ちはシュールで好きでしたけど、これを子供に読ませようとは思わないかなぁ、と、そう思いつつそっと棚に戻しました。
        まぁ、さらっとしか見てないんで、読み込んだらまた違う視点で楽しめるかも?
        >> 続きを読む

        2013/05/03 by yamayama

      • コメント 6件
    • 2人が本棚登録しています
      ちいさくなったパパ

      StarkUlf , 菱木晃子 , はたこうしろう1999/05

      3.0
      いいね!
      • 息子とプラモデルを組み立てているときに「どうして大人は遊ばないの?」と聞かれ「今一緒に遊んでる」というと
        「ちがうよ一緒に車を組み立てているだけだよ」と言われてしまう。

        実際そんな事言われてしまうとドキっとする・・。
        子供が喜びそうだからしかたなく~とかいうのがいつの間にかバレていて義務的にやってしまっているのを見ていた子供が義務的に付き合っていたりしたら、とんでもなくつまらないもんね。。

        流れ星が一日だけ小さくしてくれたので思いっきり遊ぶのだけど、さんざん遊んだあとに「パパ、プラモデル作る?」そう息子に聞かれる。「いや今夜はいいよ」って大人しかできないこと?をしたくなったみたい。
        子供のときって早く大人になりたいって思うもんね。
        とんでもなく一年が長くて大人になったら自由になれるって思ってたのを思い出したのかな?
        >> 続きを読む

        2013/11/17 by 借りてくる

      • コメント 6件
    • 1人が本棚登録しています
      うそつきの天才

      StarkUlf , 菱木晃子1996/11

      4.0
      いいね!
      • 13歳、うそをつきまくる。
        14歳、文学の才能が花ひらく。

        「もう、うそはつかない」と誓いながら、しょうこりもなく友達の前で作り話をひろうするウルフ少年。
        自称「うそつきの天才」は、やがて文学にめざめ、作文の時間に才能が開花する。
        少年時代をユーモアたっぷりに描く自伝的短編。

        えー。ということなんですが
        『四月は君の嘘 第五話』で主人公の有馬公正が読もうとしていた本です。

        文字通り、“うそつきの天才”を自称する著者が
        13歳で、嘘が元で家出をする顛末を描き
        14歳で、思春期を迎え、自分の中と外に急速に色んな事が起こりながらも
        作文の時間でクラスで一番作文の上手い男の子をライバル視をはじめ
        作家になっていく人間の芽を感じることができます。

        2つの短編なのですが、特に後半の『シェークVSバナナ・スプリット』のやりとり
        最後の作品の吸引力はすごいものでした。

        『四月は君の嘘』と
        この作品の内容の直接の関係性というのはあまり感じられません。

        しいて言うならば、主人公たちが14歳だということ。
        (・・・まぁ、それ言うと某有名アニメもそうなんですが)

        あとは、『四月は君の嘘』のタイトルにもある“嘘”
        この作品の登場人物たちはわりと自分につく嘘が多いんですよね。

        自分の気持ちを封じたり、気がつかないふりをする
        彼ら、そして、その中でヒロインである宮園かをり。

        おそらくはタイトルの“君”であり
        『嘘つきの天才』とまでは言わなくても
        この作品、一番の嘘つきかもしれません。

        作中にも登場し、この作品に大きく影響を与えたであろう『いちご同盟』のセリフを口にするたびに
        死に魅入られていた彼女。

        そこから、生の方にベクトルが向かい出す9~10巻の辺りはもう涙ものです。
        >> 続きを読む

        2014/11/10 by きみやす

      • コメント 2件
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      14歳、ぼくらの疾走 マイクとチック

      木本栄 , HerrndorfWolfgang2013/10

      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 映画「50年後のボクたちは」に関心を持って、原作を読み始めた。ちょうど中間まで読んだところで映画を観た。今までの経験では映画と小説はけっこう違っていて、うーんってなるんだけど、今回は感覚的な違和感が無かった。セットで楽しめるので、映画を観ていない方はぜひ。

        映画観たせいで、スカジャンが気になる。14歳でもないのに。
        >> 続きを読む

        2017/10/19 by まさあき

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