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(株)社会思想社 (シヤカイシソウシヤ)

企業情報
企業名:社会思想社
しやかいしそうしや
シヤカイシソウシヤ
コード:390
      菊と刀 日本文化の型 定訳

      ルース・ベネディクト (1967/03

      5.0
      いいね!
      • ずっと読みたいと思う一方で、難しい話ではないかとしりごみしていた一冊。
        日本人の何気ない一言や、日常の考え方・感じ方を
        理解できない人が読んでも理解できるように書かれている為
        あらかたの話は理解できておもしろかった。
        それでも納得できないことや、理解できないことはあった。
        私はそれでも良いと思う。
        今は書かれた当時の日本人の考え方・感じ方は一緒ではない。
        でも全く異なるわけではない。
        日本人が日本の脈絡を掴み、今を見つめる良き指針になる一冊。
        >> 続きを読む

        2015/04/12 by kotori

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      アメリカ黒人昔話集 (現代教養文庫)

      ジュリアス・レスター岡田誠一 (1978/11

      5.0
      いいね!
      • 良い本だった。
        アメリカの黒人に伝わるさまざまな昔話や民話が集めてある。

        ハイ・ジョンの物語は、本当に笑わせられる、痛快な物語だった。

        また、無法者のスタゴリーは、何せひどい奴で、飲んだくれのギャンブラーのガンマンで、白人の保安官も問答無用で撃ち殺すならず者なのだけれど、その葬式には多くの人々が嘆き悲しんだ、という話は、なんといえばいいのだろう、きっと通常のモラルでははかりしれない、モラルが転倒した社会における非道徳は人々の怒りの代弁者みたいなところがあったんだろうなぁと思わされた。
        どうも実在の人物がモデルにいたようである。

        ジャックと悪魔の娘のビューラ・メイの物語も面白かった。

        そして、とても心に残るのは、「空を飛べた人たち」という物語。

        ある大祈祷師の息子が、アフリカで捕まって奴隷となってアメリカに連れて来られて農場で働かされる。
        ある年齢に達するまで、魔法を使ってはならないと言われていたので、本当は強力な魔法を知っているが、みんなと一緒にずっと耐えて働いていた。

        ある日、農場で黒人たちがいつものように働かせられ、白人たちが鞭を持って見張っていたのだけれど、あまりにもその日は暑くて、妊娠している黒人の女性が立ちくらみで倒れた。

        すると、白人たちは水をぶっかけて鞭で叩き、すぐに働くように命じた。

        その様子を見て、大祈祷師の息子は、その女性の耳元に、白人たちの眼を盗んでそっとあることをささやく。

        その女性は他の人に、その他の人はまた別の人に、と列をなして働かせられている農場中の黒人たちにその話は伝わった。

        と、そうしているうちに、また別の黒人があまりの暑さと疲労で倒れた。

        白人たちが鞭を持って叩こうとした、その時。

        黒人は、わけのわからない言葉を大声で叫ぶと、宙に浮きあがり、空を飛んで行った。

        白人たちは驚き、かつ怒りだし、誰があんな入れ知恵をつけた、誰の責任だ、と尋ねたが、皆口を割らなかった。

        そうこうしていると、今度は、さっきの妊娠している女性が再び立ちくらみで倒れた。

        また白人たちが鞭を持って叩きに行こうとするのを見ると、大祈祷師の息子が、「今だ!」と叫んだので、今度はその女性がわけのわからない言葉を大声で叫ぶと、宙に浮き、空を飛んで行った。

        今度は犯人がわかったぞ、と白人たちが大祈祷師の息子の方に銃と鞭を持って襲いかかろうとすると、

        大祈祷師の息子も、他のみんなも、一斉にその言葉を叫ぶと、全員宙に浮きあがり、空を飛んで、海を越えて、なつかしいアフリカの故郷に帰っていった。

        という物語である。

        もちろん、実際にはありえない話なのだろうけれど、この物語が長い間ずっと南部の黒人たちに語り継がれたという背景を思うと、思わず涙が出そうになる。
        これは願望であり、そして決して失われぬ夢だったのだろう。

        また、最後のデイブの物語も良かった。
        デイブは白人の主人の子どもたちが溺れかかっているのを助けてあげ、そのうえ誰よりもよく働きいっぱいの収穫物をもたらし、約束通り、自由を自分の力で勝ち取る。
        主人は一応自由を約束通りデイブにあげるが、さまざまな言葉や甘言でとどまらせようとする。
        しかし、デイブはまっすぐカナダでまで歩き続ける。

        「誰かほかの人に自分がどういう人物かを教えらている限り、自由だとはいえません。
        (中略)
        でも、デイブのようになりなさい。
        子供たち、自分が正しいとわかっていたら、ただ歩き続けなさい。
        うしろからどんなことを言われても気にしてはいけません。
        ただ歩き続けなさい。」
        (205頁)

        というメッセージは、深く心に残るものだった。
        >> 続きを読む

        2013/05/09 by atsushi

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      火吹山の魔法使い アドベンチャ-ゲ-ムブック

      JacksonSteve. , 浅羽莢子 , LivingstoneIan.1984/11

      カテゴリー:室内娯楽
      4.0
      いいね!
      • ゲームブックの1発目。
        ちょうど「つくば万博」の時期で
        宿泊先に持ち込んでやっていました。

        HPの回復に「食料」というアイテムを使うのですが
        アイテム入手はストーリー次第なので
        『食事はまだかぁ』と叫びながらゲームしていたところに
        『もうちょっとだから、我慢して』と宿泊先のおばさんに
        勘違いして返事される、という珍事件もありました。
        ・・・おばさん、ごめんなさい。
        食事の催促をしたわけではないのです。。。
        >> 続きを読む

        2011/06/03 by RZ350

    • 1人が本棚登録しています
      世界の悪女たち

      NicholasMargaret. , 木全富美香 , 岡田康秀1989/12

      カテゴリー:伝記
      4.0
      いいね! Tukiwami
      • 日本の三大悪女は日野富子、北条政子、淀殿らしい。NHKの大河
        ドラマで岩下志麻が演じた北条政子は凄みがあって美しかった
        記憶がある。

        しかし、「悪女」と一括りにしても男社会の権力闘争に巻き込ま
        れ、後世になって「悪女」のレッテルを貼られた女性もいたので
        はないか。

        本書は日本で悪女と呼ばれる女性たちは取り上げられていないが、
        ルクレツィア・ボルジアは野心的な父や兄の政治的謀略の道具と
        された女性なのではないかな。「悪女」と呼ぶには気の毒な気が
        する。

        時の権力者の愛人となり、自身も国政に口を出し危うく国を傾け
        させるとこだった女性もいれば、ロシアのエカテリーナ二世や
        中国の西大后のように男性支配者よりも残忍だった女性支配者
        もいる。

        ロシアが、ウクライナやベラルーシ、リトアニア、ラトビアへ
        領土を広げたのはエカテリーナ二世の時代。例のクリミアの
        併合も彼女だった。

        文化や芸術の発展に力を注ぐ一方で、農民たちの権力を奪い、
        次々と愛人を変えて「王冠を戴いた娼婦」と呼ばれた。

        映画「俺たちに明日はない」のボニー&クライドのボニー・
        パーカーのような犯罪に手を染めた女性もいれば、自身の若さ
        を保つために処女の血を求めたエリザベート・バートリーも
        取り上げられている。

        保険金や財産目当てに富裕な男性を誘惑して貢がせたり、殺害
        したりの女性の犯罪は今も連綿と引き継がれているんだよな。

        近年の日本でも「リアル後妻業」なんてマスコミが掻き立てた
        女性もいたな。

        時代が移り変わろうとも、人間が持つ妄執は不変なのかもしれない。
        >> 続きを読む

        2019/01/09 by sasha

      • コメント 1件
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