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(株)筑摩書房 (チクマシヨボウ)

企業情報
企業名:筑摩書房
ちくましよぼう
チクマシヨボウ
コード:480
URL: http://www.chikumashobo.co.jp
      現代語訳学問のすすめ

      福沢諭吉 , 齋藤孝2009/01

      カテゴリー:教育
      4.1
      いいね! tadahiko tomato ice yam
      • 流石!と思った。
        現代にも通じるものが、山のように散りばめられている。
        これまで、読もうとすることもなかったが、思い切って読んでみた。
        1回やそこらではなく、何度も読み返すべきものがここにあると思う。
        基本的なスタンスがとても素晴らしいのだ。
        だから、今にも通じるし、今後にも通じる。
        できるだけ、多くの人が読んでほしい!
        >> 続きを読む

        2015/06/24 by けんとまん

      • コメント 1件
    • 他10人がレビュー登録、 24人が本棚登録しています
      思考の整理学

      外山滋比古1986/03

      カテゴリー:知識、学問、学術
      4.2
      いいね! yokoyama
      • 私がまさに、大学の学部頃までは、まさにこの本でいう「グライダー型」の人間でしたから、グループでの発表課題、そして学位論文と、だいぶ苦しんだような覚えがありますね。

        で、そんな自分自身を「飛行機型」に変えていくにはどうするか?
        そのヒントというか、基本的な考え方が得られる本です。

        とりあえず、私の経験から言わせてもらうと、「朝飯前」というくらい物事を軽く処理できる時間を増やすために朝食を抜く、というのはどうかなあと思うのですが…w

        そんな感じで、「この本に書かれていることを実践する」という段階になると、各々に合ったやり方がありそうだということで、それを探すこと自体が「飛行機型人間になるプロセス」とも言えるでしょうね。
        >> 続きを読む

        2017/02/12 by ピース

    • 他9人がレビュー登録、 54人が本棚登録しています
      金持ち父さん貧乏父さん アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学

      KiyosakiRobert T , LechterSharon L. , 白根美保子2000/10

      カテゴリー:金融、銀行、信託
      3.8
      いいね!
      • せっせと働いているだけではお金は貯まらないらしい。。。働いて給料が上がったら その分使うお金も増えていく。お金のために働く、ではなくお金に働いてもらうための方法が書いてある。今までのお金の見方とは違う視点からお金について考えるきっかけになった。書いてあること全部が賛同できる訳ではなかったけど、新たな視点を持つことが出来るし お金だけでなく仕事にもあてはめて使える考え方がたくさん書いてあってすごく勉強になる本だった。 >> 続きを読む

        2016/02/01 by chiharu525

      • コメント 1件
    • 他7人がレビュー登録、 30人が本棚登録しています
      図書館の神様

      瀬尾まいこ2009/07

      カテゴリー:小説、物語
      4.4
      いいね!
      • 「面白くなろう、楽しくしよう。そう思っているんだけど、そう思えば思うほど、僕はだんだん
        つまらない人間になってしまう。難しいですね」

         高校の文芸部で唯一の部員(=ということは自動的に部長)の垣内君は、主人公の清(きよ)にこう語ります。

         この物語は「図書館ってすばらしいっ」「本って楽しい」「本の好きな子たちが集まって楽しくやろう」物語ではありません。

         なんといっても主人公の清は、なんとなく卒業した国文科で、ろくに本も読んでいないし、一年間の講師だし、やるひといないから・・・部員ひとりの文芸部の顧問にされてしまったのです。
        部員兼部長は垣内くん、といういつも図書館で本を読んでいる子です。

         なんとなく、毎日毎日、図書館で本読んで、何が楽しいのかなぁ・・・実は教えることにもあまり意欲がない清は、最初は垣内君を不思議に思う。

         しかし、この2人にはある共通点がありました。
        過去、スポーツに熱心だったけれど、精神的な打撃と挫折を味わって、今は「本の世界にいる」そのことについて、清と垣内君は深く話し合ったりしません。

         仕事もなんとなく、中途半端、恋愛も中途半端、そんな清ですが、なんとなくの垣内君とのつきあいから、次第に本っていいな、そして、教科書をただ読ませるより、なんでもいいから生徒に文章を書いてもらって、それを読んだ方がおもしろいな・・・と少しずつ、教えるという事を試行錯誤していきます。

        熱血教師、というのが流行った時代もあるけれど、清のような「教師にでも、教師にしか」という「でもしか」の先生だっているはずです。

         清と垣内君のさばさばとした関係も気持いいし、本なんか大嫌い!という人もいるけれど、本しか好きじゃない!という「大好きの罠」にはまらなかった2人。

         図書館に神様はいたのでしょうか。
        冒頭の垣内君の言葉ではないのですが、「楽しい、面白い」という笑いや大笑いよりも私は今の世の中には「ほほ笑み」が必要なのかな・・・とぼんやり思っています。

         この本は大笑いするような本でもない、まさに私にとってのほほ笑みの本でした。
        >> 続きを読む

        2018/06/08 by 夕暮れ

    • 他6人がレビュー登録、 16人が本棚登録しています
      多読術

      松岡正剛2009/04

      カテゴリー:読書、読書法
      3.7
      いいね! u_sukumo
      • 「ビジネス的な読書術」としての「多読」を紹介している本をイメージしていたので、良くも悪くも予想外の内容だった一冊です。

        「千夜千冊」という著者の松岡氏が運営する本のレビュー的なことをやっているサイトに関するお話や、彼が実際に読まれた多数の本から得たものについてのお話を交えながら、実践的な「多読術」の方法の説明を進めていくという流れになっています。
        両者の内容が結構複雑に絡んでいるので、私にとってはさらさらと読める本ではありませんでしたが、その分興味深い記述もありました。

        特に、「人が『黙読』できるようになったのはおそらく14世紀~16世紀で、それまでは、『本を読む』というと全て音読だった」、そして「それが無意識の領域を広げている」という話が印象に残りました。
        一方で、「多読」、そして「無意識の領域」とはいっても、決して「速読」にこだわることは勧められていないというのが、他ではあまり見ない松岡氏独自の意見だと思います。
        >> 続きを読む

        2017/06/05 by ピース

    • 他4人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      命売ります

      三島由紀夫1998/02

      カテゴリー:小説、物語
      3.9
      いいね!
      • 何度も読んだ好きな本。
        一人の男の話なのですが、オムニバスの様な形式で描かれているのでとても読みやすくて面白いです。
        特に図書館の話が私は好きです。
        >> 続きを読む

        2017/10/18 by ri-na

    • 他3人がレビュー登録、 17人が本棚登録しています
      ないもの、あります

      クラフトエヴィング商會2009/02

      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 実際ないのだけれど、ものの名前が付いた日本語って色々ある。
        鬼に金棒、とか、左うちわ、舌鼓、とか、堪忍袋の緒とか。
        「ないもの、あります」は、空想的商品カタログっていうか。
        ひとつひとつの商品に付いたイラストを見るのもまた楽しい。

        こんなところに目を付けるとは、クラフト・エヴィング商會らしいな。
        クラフト・エヴィング商會の世界観が好きな人には楽しめる。
        電車での移動中など、ちょっと読むのにちょうどいい。
        >> 続きを読む

        2017/07/21 by achiko

    • 他3人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      通天閣

      西加奈子2009/12

      カテゴリー:小説、物語
      3.3
      いいね! KEMURINO taiji
      • 読みやすくてすぐ終わっちゃいました。マルチアングルな描き方は好きなので、どうリンクするのか楽しみでした。中盤、あまり盛り上がって来ないなぁとか思ってたけど、クライマックスではおもわず笑ってしまいました。それでいて感動させるのですから、さすが西加奈子や!って感じでした。
        この本もオススメ。
        >> 続きを読む

        2018/07/17 by たい♣

    • 他3人がレビュー登録、 13人が本棚登録しています
      ねにもつタイプ

      岸本佐知子2009/12

      4.2
      いいね!
      • 『なんらかの事情』が面白かったので、さかのぼる形で読みました。
        時系列としては、こちらのほうが先に出版されています。
        『なんらかの事情』で学んでいたので、家の中で読みました。正解でした。にやにやする…

        一番最初の「ニグのこと」が、少しノスタルジックな雰囲気だったので、あれ?と思いましたが、次の「マシン」で安心しました。相変わらずの意味不明っぷりが素敵です。

        翻訳作業をしているときに気がそれたときの思考レポートタイプのエッセイが癖になります。「Don't Dream」とか。

        きっとこれからも、この本をちょくちょく読み返してひそかに笑うことでしょう。
        >> 続きを読む

        2016/07/02 by ワルツ

      • コメント 2件
    • 他3人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      読んでいない本について堂々と語る方法

      BayardPierre , 大浦康介2008/11

      カテゴリー:読書、読書法
      3.7
      いいね!
      • 視点がとても面白かった。
        タイトル的にギャグ的な軽い本と思いきや、少し難しめのしっかりした文章と構成だった。

        読んでいない本を堂々と語る方法というが、私はそんな勇気はない。

        世の中には膨大な本の数があり、それとともに膨大な物語の数がある。

        生きているうちに読める量はほんの一部でしかない。

        本好きとしては悲しい現実だが、でもやはりしっかりと本を読みたいと思った。
        >> 続きを読む

        2016/11/04 by snoopo

      • コメント 2件
    • 他3人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      猫語の教科書

      灰島かり , GallicoPaul1998/12

      カテゴリー:家畜、畜産動物各論
      4.0
      いいね! kazuna-ri
      • 猫による猫のための人間のしつけ方の本。

        猫と同居させていただいている人間であるわたしも、猫ちゃんのことを知るために是非とも読んでおきたいところ。

        猫目線の語りが愛らしく、猫は絶対こう見ているだろうなと納得させられる。

        自由きままに生きている猫からしたら、言いたいこともやりたいことも十分には出来ず、不満を抱えつつも自分を幸せに見せたい見栄はあり、体裁を気にしと本当におかしな生き物に見えていることだろう。

        香箱座りしながら時々チラ見する我が愛猫も、愚かな同居人であるわたしを哀れんでいるのかもしれない。

        《ボクがいてやらないとアイツは何も満足に出来ないから手がかかるけれど仕方ないにゃ。》

        スザンヌ・サースの可愛らしい猫ちゃん写真も満載で、猫好き垂涎の一冊。

        この本を読んで勉強したからか、我が愛猫の好きな缶詰の銘柄がようやく判明し、愛猫にも満足していただけた。

        《これこれこれだにゃ。
        缶詰ひとつ見つけるのにどれだけ時間がかかるんだにゃ。
        本当にダメだにゃ。》

        良かったです。
        使えない人間で申し訳ないことでございます。
        >> 続きを読む

        2016/05/13 by jhm

    • 他2人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      高慢と偏見

      中野康司 , ジェーン・オースティン2003/08

      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね!
      • 舞台は田舎町ロングボーン。
        知性と才気にあふれるエリザベス・ベネットは、大地主で美男子で頭脳抜群のダーシーと知り合う。

        恋愛小説のおすすめとして、chaoさんからご紹介頂きました。
        上下巻ですが続きが気になって気になって、すぐに読み終えてしまいました。
        とてもおもしろかったです。
        本作に夢中になっていた頃、仕事もプライベートも忙しさのピークだったのですが、何とか読む時間を工面していました。
        chaoさんどうもありがとうございます!

        キャラクターが個性的。
        エリザベスとダーシー以外、ちょっと困った人ばかりです。
        父のベネット氏はことなかれ主義だし、ベネット夫人は希望的観測を、いい気になって周りにまくしたてている。
        姉のジェインはとても優しいのですが、世間知らずだと思いました。
        あとコリンズ氏。
        この人何なんだろう。笑
        コリンズ氏の何を言われてもへこたれないプロポーズと、本気で嫌がっているエリザベスの場面が最高におもしろかったです。
        自惚れが強すぎる・・・。

        -と個性豊かなキャラクターたちに圧倒され、ダーシー氏からの手紙の続きが気になって、すぐに下巻を読み始めました。
        ちゃんとした感想は下巻にて。
        >> 続きを読む

        2017/04/07 by あすか

      • コメント 6件
    • 他2人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      論語と算盤 現代語訳

      渋沢栄一 , 守屋淳2010/02

      カテゴリー:企業、経営
      4.7
      いいね!
      • いつかは読みたいと思っていた本だ。実業に関する渋沢氏の志の高さがヒシヒシと伝わってくる。自分自身に照らしてみると恥ずかしく思うことばかりであらためて修行し直そうと思った次第。氏が若者のことを憂いている件は明治時代だが、現代も変わらないなと思うと時代はそう変わらないのかもしれない。一読をおすすめする。 >> 続きを読む

        2018/05/26 by KameiKoji

    • 他2人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      戦争における「人殺し」の心理学

      GrossmanDave. , 安原和見2004/05

      カテゴリー:戦争、戦略、戦術
      4.0
      いいね!
      • ベトナム戦争のあと、PTSDになった
        兵士が大量にいたということは未だに
        知られていないことかもしれない。
        しかし戦争をしていた日本においても
        当時の大義名分があったはずであり
        今でいうならば「心身喪失」の状態で
        あったかもしれない。
        そうした視座によってアメリカ陸軍は
        こうしたテキストを残したのかもしれず
        実際に兵士として考えるときに
        生じる

        ──自分は人を殺してもいいのか?──

        というひとつの答えにはなっている。
        この本を書いた筆者自身が軍人であり
        心理学者であったので安価でこうした本を
        読むことができるのは良いと思う。
        ぜひ一読し、文献などを狩猟すべしと思う。
        >> 続きを読む

        2013/10/28 by frock05

      • コメント 4件
    • 他2人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      ラピスラズリ

      山尾悠子2012/01

      カテゴリー:小説、物語
      4.5
      いいね!
      • 「これは古びた竃の石が囁く秋の枯れ葉のものがたり。」

         三枚の銅版画から始まるものがたり。
        そこに描かれているものは何か?枯れ葉がうずたかく積み上げられた庭。
        冬の寝室。そして、常緑樹の幾何学庭園の老人と若者。

         それぞれの物語は、この銅版画の世界をなぞるようであり、時系列はかなり分散されており、決してすらすらと流れが頭に入ってくる物語ではありません。

         どうも、大きな館で、支配者層たちは冬は「冬寝室」で冬眠するらしい。
        その準備に追われる使用人たち。闊歩するゴースト。眠りー死を暗示するような痘瘡病の影。

         冬眠する者は支配者層であり、冬の間は呼吸も止まり、成長も止まる。幼い体力のない子どもは春になっても目覚めないかもしれない恐怖の冬眠。

         しかし、描かれるのは、その準備にうんざりしている使用人たち。
        そして、じわじわと流行っていく痘瘡病。
        冬眠の時に必ず、かたわらに人形を置いて寝る姿。
        そんなものが、コラージュのように描かれていきます。

         眠るということは一時的に死ぬことだ、と誰かが言っていたのですが、霜月の物語では、だんだん、眠くなって寝室にこもろうとする高貴な身分の人たちがでてくる。
        使用人たちは、大わらわ。いがみあい、ののしりあい、忙しく働く中で「ぐっすりと死んだように眠る」とはなんと贅沢なことか。

         この冬眠する支配者層と使用人たち、そして使用人たちの反乱。病の影。
        これはアメリカの独立運動から、当時、絶対王政だったフランスにフランス革命が起きたことを思います。
        王侯貴族は贅沢の限りをつくし、民は貧しさと飢えに苦しむ。そんな上下関係がひっくりかえされたのが革命。

         しかし、この物語のタイトルは「ラピスラズリ」(青金石)
        深い青の物語なのですが、青は出てこず、秋の枯れ葉といった茶色や冬の到来を示す白、または、使用人たちが汚れているような灰色の世界がほとんどをしめています。

         しかし、最後になるとラピスラズリのことが、ふと、わかるのです。
        生命を止めた冬が終わって、春の空はラピスラズリのように青い。その青を見ることが出来るのは誰か。冬をむかえるもの、冬を眠って過ごすもの、冬を堪え忍ぶもの・・・そして冬を祝うということを知った人びとが見る事のできる春の空の色、ラピスラズリ。

         そして聖母の青、ラピスラズリ。冬寝室で冬眠する館の人びとは、中世ヨーロッパのようでありながら、宗教色が一切ありません。
        しかし、最後に聖母マリアが必ず身につける色、青が水面に石を投げ入れたように広がる。眠るということを呪術的、幻想的に描き、そして秋から冬へそして春が来る予感と余韻を描いた物語。
        >> 続きを読む

        2018/05/27 by 夕暮れ

    • 他2人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      絶叫委員会

      穂村弘2013/06

      4.0
      いいね!
      • 面白すぎた。色々声をだして笑えるところが多かった。

        バカげていなく、本当に純粋に疑問に思うことが書かれている。
        笑わせようとしていないところが、笑える。

        妻の寝言も面白かったし、それを読んで初めて人妻のことを可愛いと思った。(人妻って腹黒いイメージがどうも消えない)

        あと、最初の方の小学生の疑問も微笑ましかった。
        「人間は、おじいさんかおばあさんか女の子か男の子」として生まれてくるという小学生の疑問…面白すぎた。
        そして挙句の果てには「おじいさんに生まれなくてよかった」という言葉も面白かった。

        確かに、おじいさんが生まれてきたらびっくりするわ。笑

        凄い面白い本だった。
        >> 続きを読む

        2016/02/27 by snoopo

    • 他2人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      星間商事株式会社社史編纂室 (ちくま文庫)
      3.6
      いいね!
      • ・つまらないとは思わないが、既視感のある人物設定やエピソード

        2017/06/21 by michi2011

    • 他2人がレビュー登録、 23人が本棚登録しています
      世にも美しい数学入門

      藤原正彦 , 小川洋子2005/03

      カテゴリー:数学
      4.0
      いいね!
      • *第一部 美しくなければ数学ではない
        *第二部 神様が隠している美しい秩序

        本書の第一部は資生堂のトークショー「ワードフライデイ」を元にした構成。
        第二部は小川さんが改めて藤原先生に伺ったお話をまとめたもの。

        数学が大の苦手で、一度も好きになったことがありません(^^;)
        ではなぜ手に取ったかというと、数学アレルギーの私でも興味の惹かれることがたくさん書いてあったからです。
        藤原先生と小川洋子さんのやりとりもおもしろく読ませてもらいました。

        ―三角形の内角の和は平べったい三角形を書いても、顕微鏡で見るような小さいのを書いても、校庭に馬鹿でかいのを書いても、どうやってもぴったり180度になる。

        ただ「こういうものだから!」と覚えるよりは、少し見方を変えるだけで興味がいろんな方向へ変化していく。数学に対してそんな印象を持ったのは初めてです。
        天才数学者のお話もそれぞれ良いのです。

        ―天才数学者の生まれる条件は
        1.何かにひざまずく心を持っている
        2.美の存在
        3.精神性を尊ぶ

        美しい定理をたくさん生み出したラマヌジャンのことが書かれていました。
        彼の育ったインド タミルナドゥ川の最南部には美しい寺院がたくさんある。
        ヒンズー教の深い地域でひざまずく心がある。
        そして彼の家はカーストの一番上の位で、精神性を尊ぶ。

        ・・・なんて。
        すごく興味をひかれませんか?
        頭の中に自然と入ってくる感覚を、数学で持てたことにびっくりしています。
        それぞれの定理を理解したかと言えばほぼ出来ていない・・・のですが、この美しさは自分の人生において、大きな発見です。
        >> 続きを読む

        2016/09/12 by あすか

      • コメント 18件
    • 他2人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      物語の役割

      小川洋子2007/02

      4.0
      いいね!
      • 物語は特別なものではなく、誰もが日々作り出しているもの。作家の仕事は、それらの物語を自らの感性でキャッチし、「言葉」によって形作ることである。つまり、「言葉は常に遅れてやってくる」。
        第二部の、小川洋子さんが一つの小説を生み出すまでの過程は興味深い。小説を書いてみたくなる。柳田邦男氏の息子さんのエピソードが印象的だった。人間は、物語を必要とする生き物なのだ。
        >> 続きを読む

        2014/07/25 by seimiya

    • 他2人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      「世界征服」は可能か?

      岡田斗司夫2007/06

      3.7
      いいね!
      • 悪の組織念願の野望である世界征服。しかし、いざ自分が世界征服をしようとしたらまず何をすればいいの?正義の味方による妨害行為のリスクマネジメントは?
        世界征服の先輩である様々なキャラクターたちの経験をもとに世界征服への入門を分かりやすく解説してくれています。

        世界征服を考えているそこのあなた!まずはこの一冊を!
        >> 続きを読む

        2015/03/05 by ぽんた

    • 他2人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています

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