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(株)阪急コミュニケーションズ (ハンキユウコミユニケーシヨンズ)

企業情報
企業名:阪急コミュニケーションズ
はんきゆうこみゆにけーしよんず
ハンキユウコミユニケーシヨンズ
コード:484
URL: http://www.hankyu-com.co.jp
      アイデアのつくり方

      今井茂雄 , YoungJames Webb1988/03

      4.0
      いいね!
      • さまざまな資料を取り入れ、それを項目ごとに整理して、そしてその資料が重なり合って新しいアイデアが生まれる。

        この本から大事なことを教わりました。
        >> 続きを読む

        2017/03/17 by atsu

    • 他2人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      もうすぐ絶滅するという紙の書物について

      CarriereJean Claude , EcoUmberto , 工藤妙子2010/11

      カテゴリー:図書、書誌学
      4.0
      いいね!
      • おそらく自分が死ぬまでに紙の本が無くなることはない。何百年後にどう残っているのかはわからないけど、死ぬまで紙の本をめくっていたい。 >> 続きを読む

        2013/06/15 by freaks004

      • コメント 3件
    • 他1人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      性欲の科学 なぜ男は「素人」に興奮し、女は「男同士」に萌えるのか

      坂東智子 , GaddamSai , OgasOgi2012/02

      3.0
      いいね!
      • 「看板に偽りなし」決定版ともいうべき一冊。
        情報の質・量ともにレベルの高い内容。
        性のストレート、ゲイ、女性のストレート、バイセクシュアルそれぞれの性欲の特徴やメカニズムについて、よくわかる。
        著者らは真摯な研究者だが、調査対象がアダルトコンテンツなので刺激的な表現も少なからずあり、こういう話題が苦手な人は要注意。
        互いの性欲は異なるものだということを認識することが、共生の第一歩とまとめている。
        >> 続きを読む

        2017/01/08 by Nishijima

      • コメント 2件
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      成功は"ランダム"にやってくる! チャンスの瞬間「クリック・モーメント」のつかみ方

      池田紘子 , JohanssonFrans2013/10

      カテゴリー:経営管理
      5.0
      いいね!
      • 偶然を活かす考え方という行動規範を研究した書である。

        一見して計画的に成功へと導かれたようにみえる事例でも、詳細を見ていくと予測不可能な偶然によって左右されている。そんな事例を具体的に紹介したうえで、世界は例外を除いて予測不可能であると断じている。経済でもスポーツでもルールが変わらなければ、勝てるように努力すれば成功するはずだが、ルールはいつか変わる。ランダムに訪れるチャンスをどのように待ち構えていて捉まえるか。時には事例から目をそらし、まったくちがうモノに触れ、好奇心に従う。

        そして、何回も小さくチャレンジして「運命を変えた瞬間」(クリックモーメント)をつかむ。

        ドラッガー博士も同じようなことを言っていたのを思い出した。幸運の偶然をいかに企業に取り込めるかが大切だと。

        事例が多く読みやすい本だった。
        >> 続きを読む

        2017/04/22 by KameiKoji

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      伊豆半島の海から

      鈴木敬宇2000/03

      カテゴリー:軟体動物、貝類学
      5.0
      いいね!
      • 一巻の沖縄編に引き続き、この二巻の伊豆編もとても良かった。

        タマミルウミウシやサカキウミウシ、コノハミドリガイや、トゲイバラウミウシ、シラユキウミウシやシロウサギウミウシ、イガグリウミウシ、アワシマオトメウミウシ、サクラミノウミウシに心惹かれた。

        どのウミウシも本当かわいくて、健気に生きてんだなぁとあらためて思う。
        >> 続きを読む

        2013/10/06 by atsushi

      • コメント 7件
    • 1人が本棚登録しています
      サメガイドブック 世界のサメ・エイ図鑑

      FerrariAntonella. , 山本毅 , FerrariAndrea. , 御船淳 , 谷内透2001/07

      カテゴリー:脊椎動物
      4.0
      いいね!
      • サメのガイドブック。

        サメと言えばスピルバーグのジョーズのイメージ。
        あのBGM。人を食べる。恐怖・・・すっかり悪者。

        でもそれは一部のサメ。たしかに怖いサメも存在するけど、本当は美しくて神秘的な生きものだということがわかる。写真を見ていて美しいボディーラインに惚れ惚れ。

        美しい写真の他にも分布、修正などの解説、コラムなども充実している。
        「危険を避ける法」なんていう記事も。
        私はダイビングもやらないし、将来この知識が必要になる確率は1%以下だと思うものの面白い。

        エイのことも書いてあるけど、基本サメばっかりでエイはちょっぴり。

        サメ好きの方はぜひ♪
        読み応えあって、とても充実した一冊。
        >> 続きを読む

        2012/11/15 by sunflower

      • コメント 4件
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      ペンギンガイドブック

      藤原幸一2002/12

      カテゴリー:鳥類
      5.0
      いいね!
      • ペンギンファン必読の書。

        地球上に生息するペンギン全18種について生息分布、推定個体数、身長、体重、嘴の長さ、フリッパーの長さといった生体データと習性に関する豊富な説明。そして生物フォトジャーナリストで著名な藤原氏ならではの豊富な写真の数々が全編オールカラーで紹介されている。

        ペンギンの進化。アデレーペンギンのメスの一部は(小石のお金で)売春しているといった近年の研究結果。なぜ日本人はペンギンが好きなのか(北半球で最大の生息地は日本らしく、ペンギン輸出大国になっているそうだ)。絶滅の危機にさらされているペンギン達が直面している問題など興味深いコラムも多い。

        表紙は映画でもおなじみエンペラーペンギンの赤ちゃん。カワユス
        >> 続きを読む

        2013/03/23 by ybook

      • コメント 7件
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      アイデアのヒント 新装版

      FosterJack , 青島淑子2003/01

      3.0
      いいね!
      •  ぼくにしては珍しく実用書。そして前振りもなし。その代わり、最後に小エッセイを付けました。読み流してもらえたら幸いです。

         
         アイデアに関する本といえば、ジェームズ・W・ヤングの『アイデアのつくり方』が頭一つ抜けていて、凄腕の広告マンはみんな読んでいるんじゃないかな? そのくらいヤングの本は売れました。しかしね~、この本はプロ向けなのよ。
         
         まず、社会科学の本をいくつか読めとあって、それが、

        *ヴィルフレッド・パレート(イタリアの経済学者兼社会学者、パレート最適で有名。アメリカの社会学者タルコット・パーソンズにも影響を与えた)

        *ソースティン・ヴェブレン(アメリカの経済学者兼社会学者。すみません、ヴェブレンの本は読んだことないです)

        *デイヴィッド・リースマン(アメリカの社会学者。主著『孤独な群衆』は非常に有名。アメリカ的な成功によって生まれる「豊かさ」に疑いの目を向け、それを学術的に解明しようとした。リースマンが規定した社会的性格は至るところで引用されている。かなり重要な社会学者の一人)

         こいつらの本を読めってヤングは力説しているらしい。

        ?「バッカモーン!」
         
        ね、むずかしいでしょ。まあヤングの本のみを読むなら大したことないですよ。しかし、それじゃ意味ないでしょ(笑)。


         間奏として、学生さん向けの本を二冊。
        *苅谷剛彦『知的複眼思考法』 …… 読書ログにもすぐれたレヴューがあります。

        *高根正昭『創造の方法学』 …… ぼくのゼミナールでも使いました。いつかレヴューするかも、いやしないかも(笑)。

         
         よし、やっとジャック・フォスターの『アイデアのヒント』まで辿りつきました。しかしこの本を読んでも、涸れ井戸から水が湧きでるようにアイデアが溢れる訳ではありませんよ。そんな能天気な人はいないと思うけれど、一応、念を押しておきます(笑)。
         では、どうしてこの本を読むのか? それは、単純に読み物として面白いからです。
         あとね~、アイデアのつくり方にしても文章のつくり方にしても共通していえることだけど、結局は自分で自己流の方法を編み出すしか成功は有り得ないのよ。だから、ぼくは失敗したでしょ(何言ってんだコイツ ヽ(´o`; オイオイ)。いい、分かった?

         要するに、この本は広告業界のスターであるジャック・フォスターの体験談が中心なんです。それを読んで、「うん、自分でも不思議と何かできそうな気がする」と思えばこっちのもので、そのあとは実地訓練の繰りかえしですなぁ~。

         面白かった部分を一つだけ引用します。
        「ドアを閉めて」
        「どうして?」
        「アイデアが二つ三つほど、このへんに浮かんでる。出て行っちゃうと困るから」
                                 (P55より)

            「老夫婦」
         
         ぼくは週に何度か(だいたい二、三回)、例の川べりの道をジョギングします(注)。もちろん夜が多いですよ。昼は散歩するか読書します。
         
         或る日の夜、いつものようにジョギングをしていたら、妙に月が気になりました。ラグビーボールよりは大きいけれど、満月と比べると未完成の十三夜月と呼ばれる頃合いだった気がする。余談になるが、古来より満月の次に美しいとされ、月見の宴はこの夜に催された。

         しかし、その月に魅せられていた先客がいて、それがベンチで月を眺める老夫婦。二人の周りの空気や、その距離感に妙妙たるものがあって、まるで一枚の絵画のよう。ごく稀に、目の前の景色に額縁を補いたくなるが、そんな考えを起こすのが野暮なくらい完成されていた。      
         もしかしたら、その瞬間のぼくは画家の眼をしていたのかもしれない。が、じつは美術は大の苦手なのである。さすがにその夜は絵心を持たない自分がすこし嫌になった。


        (注)ぼくの『スティル・ライフ』のレヴューを参照
        >> 続きを読む

        2015/05/20 by 素頓狂

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      独裁者の妻たち

      渡辺一男 , WindgassenAntje2003/10

      カテゴリー:伝記
      4.0
      いいね!
      • 独裁者とよばれる人々がいる。

        ヒトラー、スターリン、ムッソリーニ、カダフィ大佐 ・・・権力に魅了され、権力を維持する事に血道を上げる人々。善悪の二元論だと、圧倒的な悪のイメージ。彼らの末路が悲惨であるほど、溜飲が下がるという暗い欲求を喚起させる(少なくとも僕にとっては)。

        本書は、独裁者の妻、愛人たちにスポットを当てていて、彼女らの生い立ちから、権力を掌握した絶頂のとき、そして終焉を紹介するものだ。独裁者その人については、いろいろな書籍で紹介されているけれど、彼らのパートナーが主役のものはあまりお目にかかったことがない。歴史において数々の汚点を残した独裁者たちを、別な角度から眺めることができるようになっている。

        著者の偏向した意見ともとれる記述があったりするので、どの程度真実なのか判然としないところはあるのだが、読み物としては最高に面白い。ユーゴやセルビアといった、触れる機会の少ない国々の情勢を概観できる。

        本書に登場する女性たちは、バイタリティーに溢れている。圧倒的な上昇志向というべきか。何かをきっかけに変節したのではなくて、生まれついての野心家たちだ。国を動かし、人々を支配し、莫大な富を手中に収める。飽くなき欲求恐るべし。中には独裁者のパートナーだけに留まらず、独裁政治の立役者として独裁者その人をも凌駕しようとする。独裁者すら彼女の力の強大さに恐れを抱くのだ。

        民族浄化として何百万の人々を虐殺する独裁者たち。そして、それを是認し権力に耽溺する妻たち。どうか不幸がおとずれますように と願わざるを得ない。まぁ、決して愉快な末路とはならないのだよね。やっぱり。

        本書で紹介される独裁者の妻たちは以下のとおり。

        エカテリーナ・スワニーゼ、ナジェージダ・アリルーエワ、ローザ・カガノヴィチ(スターリンの妻たち)/ラケーレ・ムッソリーニ、クララ・ペタッチ(ムッソリーニの妻と愛人)/カルメン・ポロ・デ・フランコ(フランシスコ・フランコ)/江青(毛沢東)/エレナ・チャオシェスク(ニコラエ・チャオシェスク)/エバ・ペロン=エビータ(フアン・ペロン)/マーゴット・ファイスト(エーリッヒ・ホーネッカー)/ヨヴァンカ・ブロズ・チトー(ヨシップ・ブロズ=チトー)/ミリャナ・マルコヴィッチ(スロボダン・ミロシェヴィッチ)

        残念ながら有名なエヴァ・ブラウンやイメルダ・マルコスは入っていない。マドンナ主演で映画化されたエビータも、見方を変えればご多分に漏れず独裁者の妻だったりする。
        >> 続きを読む

        2013/02/02 by hit4papa

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      ウミウシガイドブック

      殿塚孝昌2003/08

      カテゴリー:軟体動物、貝類学
      5.0
      いいね!
      • とてもすばらしかった。

        どのウミウシも本当に美しく、神が遊んでいろんなウミウシを創造したとしか思えない、まさに天然のアートのような色彩と形態ばかり。

        また、この本で、はじめてウミウシの卵もこんなにもいろんな美しい色の、まるで海の花のようなものだと知った。

        多くの人にオススメしたい素晴らしい一冊だった。
        >> 続きを読む

        2013/10/06 by atsushi

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      最新ハーバード流3D交渉術 交渉術は「戦術」と考えれば失敗する!

      Sebenius, James K , 斉藤裕一 , Lax, David A2007/09

      カテゴリー:経営管理
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      • 点検読書により読まない事を決定。

        2014/12/29 by narrative

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      「愛」なき国 介護の人材が逃げていく

      佐々木とく子 , 日本放送協会2008/07

      カテゴリー:社会福祉
      3.0
      いいね!
      •  介護の現場は慢性的な人手不足。

         これはもう十年以上前から言われ続けてきたことなので、今さらなにを、と思う人もいるかもしれない。

         夜勤を含む厳しい職場環境。やりがいもあるけれど、何より給料が少ない。それで辞めて行く人は多い。

         介護保険制度が始まってからもう何年も経つけれども、この制度が介護を受けるお年寄りや、介護の現場で働く人たちにどれほど役に立っているだろうか。

         必死な思いで黒字を出しても、介護報酬の見直しで報酬を下げられてしまったら経営側もやる気が出ない。何より、この先給料が上がるという見通しが全く立たない現場では、余計に続けられなくなる。結婚して子どもができれば、たくさんのお金が必要になる。手取り15~6万円ではやっていけないのは当たり前である。

         暗い気持ちで本書を読んでいた時、NHKのクローズアップ現代で「“無届け介護ハウス”急増の背景に何が」という特集をやっていたので、ちょっと見てみた。

         最近、全国で無届けの老人介護施設が増えているという。

         料金は格安。しかし、無届けなので設備は国の基準を満たしていない。インフルエンザやノロウイルスなどの集団感染で死者も出ているという。それでも無届けの介護施設は増えている。行政は、それを取り締まるどころか、行き場のないお年寄りに無届けの介護ハウスを紹介しているという。

         原因の一つに、格安で入所できる特別養護老人ホームの数が少ないこと、一方、有料の老人ホームは月に20万円以上の料金がかかるため、入りたくても入れない。このため、行き場を失ったお年寄りは、無届けの施設に入らざるをえなくなったというわけだ。

         もちろん、理由はそれだけではない。無届けの施設は、その多くが特養並みに料金が安い。20万も30万も払う必要がない。

         それで経営がやっていけるのだろうか。もちろんそこにはカラクリがある。

         介護保険には訪問介護による介護報酬もあるのだが、無届け介護施設は、入所者の介護を「訪問介護」として取り扱っているのだ。本来、訪問介護は自宅でするものだが、施設の一か所に集めて世話をすれば、それだけ効率的でやりやすい。この介護報酬のおかげで、無届け介護施設は高い利益を上げることができるのだ。

         介護施設の数を抑え、在宅介護を増やすことで介護保険の額を抑えようとした厚生労働省や自治体の思惑は、完全に裏目に出てしまった。北海道のA市などは、毎年増え続ける無届け介護施設と介護報酬に苦しんでいるという。

         それもこれも、場当たり的な介護制度の変更でごまかそうとした国の不誠実が生んだ悲劇である。負担が必要ならば、キチンとそれを説明して、しっかりとした介護制度を確立するしかないのではないか。目を逸らしていても、高齢化の流れは確実に我が国を覆っているのだ。

         

         
        >> 続きを読む

        2015/01/20 by ぽんぽん

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      20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

      SeeligTina Lynn. , 高遠裕子2010/02

      カテゴリー:人生訓、教訓
      4.0
      いいね! nomura
      • 最も印象に残った言葉は「問題の大きさに関係なく、今ある資源を使って、それを解決する独創的な方法はつねに存在する」です。これは起業家精神に必要なことでありますが、これは様々なことについても同じことが言えると思います。この本には、このような普段の生活では気づけないような、常識にとらわれていない発想が書かれています
        とても読みやすい本です。
        ぜひ、大学生の方に読んでいただきたい本だと思いました。
        >> 続きを読む

        2017/10/11 by Healthy

    • 12人が本棚登録しています
      ラビが教えるユダヤ流成功の極意

      BrackmanLevi , 嶋田水子 , JaffeSam2010/03

      カテゴリー:人生訓、教訓
      5.0
      いいね!
      • とても面白い、ためになる本だった。

        本書は、世界の全人口のわずか0.02%に過ぎないユダヤ人が、なぜ世界長者番付トップ四百のうちの十%以上、巨大企業五百社のCEOリストの十%以上、ノーベル賞受賞者の三十%以上を占めるのか、という問いに対して、その秘訣の根底にあるのは「トーラー」、つまり成文律法と口伝律法を合わせた、ユダヤの伝統的な宗教的叡智があるという。
        それによる、高い倫理と宇宙の法則への理解が、これらの活動の根底にあるという。

        この本を読むと、たしかに、なるほど、と思った。

        いくつか、トーラーの知恵が書かれているのだけれど、その中でも、とても心に残ったのは、以下のエピソード。

        エジプトを脱出したモーゼの一行に、ファラオの軍勢が迫ってきた時に、海辺に追い詰められたユダヤの人々は、当然恐怖でいっぱいになった。

        その時、人々の反応は四つに分かれたという。

        一つは、ファラオに降伏しよう、という態度。
        二つ目は、闘って死のう、という態度。
        三つ目は、自殺しよう、という態度。
        四つ目は、何もせず祈ろう、という態度。

        モーゼは、この四つの態度の、どれも採らなかった。

        そして、「恐れるな」と述べ、海に向かって前に進んだ。

        すると、有名な話だが、海が両側に分かれて、その間の道を通っていくことができた。

        もちろん、この奇跡を信じる、信じない人はそれぞれだし、このような奇跡が実際にあったのかどうかは、科学的にはにわかには信じがたい。

        しかし、人生の真理に適用した場合、とても納得のいく話だと思う。

        (実際、以前見たテレビで、これは潮の干満を利用したという説もあれば、サントリーニ火山がその時爆発して、洪水前の潮の引きを利用したという説もあるので、あながちつくり話とは言えないのかもしれない。)

        この時の、モーゼの言葉を正確に引用すると、出エジプト記の第十四章の第十三、十四節なのだが、

        「モーセは民に答えた。
        「恐れてはならない。
        落ち着いて、今日、あなたたちのために行われる主の救いを見なさい。
        あなたたちは今日、エジプト人を見ているが、もう二度と、永久に彼らを見ることはない。
        主があなたたちのために戦われる。
        あなたたちは静かにしていなさい。」」

        という言葉である。

        この「恐れない」ということが、とても大切のようである。

        すると道が開ける。
        恐れず、前に進むこと。
        それが、人生の秘訣だそうである。

        また、行動を伴わない祈りがここでは退けられているところも興味深い。
        「行動を伴う祈り」、前進しつつ、確固として神に信頼し、行動しつつ祈ることこそ、モーゼの態度であり、ユダヤの民の祈りというものなのだろう。

        他にも、この本の中で教えられたことに、カバラの伝統の中には、「内なる意志」と「外的な意志」という言葉があるというのは、とても興味深かった。
        内なる意志とは、他者を助けたいという気持ちや、自分より高いものとつながりたいという要求であり、その観点から識別できるそうである。
        人間の魂の深い次元にあるものだそうである。

        この内なる意志と外的な意志が調和していると、人間は強い力を発揮できるそうである。
        ゾハールというユダヤの秘伝書には、「人の意志を妨げるものは何もない」と書かれているそうだ。

        また、モーゼはなぜ謙虚だったか、ということが分析されており、自分の能力や才能は、すべて神から与えられたものだと心得ていたからであり、どんなに奇跡を起こして成功したあとも、他の人の忠告に謙虚に柔軟に耳を傾け、自分のやり方を改めて改善することをいつも心がけていた、ということを指摘してあり、なるほどーっと思った。

        また、柴の中の炎から、神に呼びかけれた時、モーゼは「私は何者でしょうか?」と尋ねたのに対し、モーゼが神のお告げをファラオに伝えると、ファラオは「主とは何者か?」と尋ねたところに、両者の態度の対照が際立っており、いわばモーゼは神を中心に、自分を謙虚に問うことができたのに対し、ファラオは傲慢にもすべて自分を中心に考えていた、という話も、なるほどーっと思った。

        モーゼの交渉術について触れ、相手の気持ちやニーズを深く理解することこそ交渉の秘訣である、ということが述べられていたことにも、なるほどっと思った。

        さらに、失敗にどう立ち向かうか、ということについて、さまざまなためになることが書かれてあり、とても参考になった。

        ユダヤにおいては、挫折は失敗ではなく、成功の前兆であると考えるそうである。
        なぜならば、挫折によって、自分の考え方や魂のありかたを見つめ直し、修正し、その結果成功することができるからである。

        「状況は考えるものではない、自分で創り出すものである」ということも教えられるそうだ。

        問題は失敗ではなく、どう対応するか、である。

        「魂の精査」という、中世ユダヤ神秘主義思想の方法があり、これを何回もすると、状況を改善できるそうである。

        方法はいたって簡単。

        1、ミスを認め、それに対して責任をとる。
        ミスを犯したことを認識し、ミスの責任をとり、それが事業や生活に及ぼし得る影響を考える。

        2、考え方の間違いを認識する。
        ミスを引き起こした考え方の誤りを突き止める。

        3、自分自身と周囲に対して誤りを認める。
        周囲に対して自分の間違いを認めれば、同じミスを繰り返すことはより難しくなる。

        4、同じ誤りは繰り替えさないと自分に約束する。
        間違った考え方を続けないと自分に誓う。覚え書きをつくるのも良い。

        この「魂の精査」を繰り返せば、ミスを修正し、挫折は成功の予兆となり、成功に変わっていくそうである。

        失敗とは、状況そのものではなく、考え方ある場合が多い、というのも、なるほどーっと思った。

        思慮的楽観主義こそ成功の秘訣。
        疑念はマイナスのパワーを持つので、「何ものをも恐れない」ことこそ大切だそうである。

        また、心の平和とポジティブな気持ちを求めるならば、心の内面に目を向けることを忘れないべきだそうである。

        さらに、ユダヤにおいては、「主の道」と呼ばれるものがあり、別の言葉で言うと、賢者の道や中道とも呼ばれるそうだが、感情ではない、理性に従う道をそう呼ぶそうだ。
        これこそが、成功への道だそうである。

        さまざまなビジネス界の実際の成功や失敗の事例も数多くこの本には書かれているのだけれど、レヴ・レヴィエヴという一代で巨万の富を築いたイスラエルのダイヤモンド企業の人の話など、面白かった。

        凡百の成功哲学より、よほどためになった、良い本だった。
        >> 続きを読む

        2013/07/14 by atsushi

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      サイキック・ツーリスト 霊能者・超能力者・占い師のみなさん、未来が見えるって本当ですか?

      LittleWilliam , 服部真琴2010/05

      カテゴリー:超心理学、心霊研究
      4.0
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      • 僕は占いが好きじゃない。

        信じないのではなくて、できるだけ遠ざけておきたい。良い運勢よりも、悪い運勢の方が気になってしまうのだ。だから、おみくじは引かないし、モーニングショーの占いコーナが始まるとチャンネルを変える。子供の名前を考えるときには字画も調べなかった。まぁ、小心ものなんだろう。

        本書の著者の姉さんは、天球図の占いから娘とともに水難事故で死ぬ運命を信じている。できるだけ水辺に近づかないようにした結果、人生の楽しみを少なからず犠牲にしている姉さん。天球図は著者がプレゼントしたものなので立つ瀬がない。そこで著者は、霊能者や超能力者、占い師に未来を見ることができるのか、真実を求める旅に出る。

        本書を著すこととなった動機はチト怪しいのだが、著者の熱意はホンモノだ。有名な心霊現象研究所=SPR(『幽霊を捕まえようとした科学者たち』を参照)に赴いたり、日本でもお馴染み霊能者シルヴィア・ブラウン、FBI超能力捜査官ジョー・マクモノーグル等の英米の有名サイキックから、果ては占い館の占星術師、ジプシーまで突撃取材を敢行。魔女の集いに参加したり、サイキック養成学校に入学したりと体当たりレポートが続く。

        ウソ?ホント? 客観的であろうとするあまり、混乱の極みに立たされる著者。予期しない様々な未来を予言され、さらには自分自身ですら知らない寝耳に水の重大情報が明らかになる。著者はそのたびに えっ!、へ? と仰天してしまう。魔女の集いでは皆が見える幽霊が見えず、サイキック養成学校では超能力がさっぱり使えないことで落ち込んだりするのだ。

        本書は軽いタッチで笑いを誘うように書かれているのだけど、随所に科学的な観点できっちりと論考を加えていく。サブアトム、ジョーンディクスン効果、知覚漏洩、コールドリーディング、バーナム効果等に言及しながら、サイキックが存在しうるかを検証しながら話を進めるのだ。サイキックに依存し娘の死から脱却できない人にを取り上げている箇所では、著者のやるせない気持ちが伝わってくる。こういう悲劇は世の中によくあるのだろうなぁ。

        サイキックだけの一方的な話ではなく、啓蒙主義者や懐疑論者の意見を反証として挙げているのが、本書が興味本位のレポートに終わっていないところだ。著名は、物理学者や心理学者のインタビューで、量子物理学や脳科学まで踏み込んで真実を明らかにしようとする。

        心理学者スチュアート・ヴァイスによると、超能力絡みのイベントの常連は、とりわけ強い信念を持つ人が多いらしい。これは面白い発見だ。

        本書には、あの『利己的な遺伝子』を著した進化生物学者リチャード・ドーキンスまで登場するし、未来予知の科学からタイムマシンの実現レベルの研究にまで触れていく。トンデモ本かと思いきや、なかなか良質のノンフィクションである。タイトルと表紙からちょっと油断してしまったようだ。

        さてさて、著者の旅の終わりのはどういう答えが待っていただろう。この答えに納得するか、共感するか、はたまた反発するかは、読者次第というところ。

        僕はやっぱり、”未来は僕等の手の中”(by ブルーハーツ)と思いたい。

        でも、厄年にお参りに行かず知らんぷりしていたら、これはさすがにひどい目にあったけどんだけどね。
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        2013/02/02 by hit4papa

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      ドストエフスキーの言葉

      小沼文彦 , フョードル・ドストエフスキー2010/10

      3.0
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      • この一冊でフョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキーの全てが判る(気になる)こと請け合いである。
        『罪と罰』などの新訳を手がけた亀山郁夫の序文からして、惚れ惚れするような絶妙の紹介文になっていて、タイトルも「序文 永遠の予言者・ドストエフスキー」。
        19世紀後半のロシアと聞くと、今のわれら日本人とも無縁極まりないかのごとく錯覚に陥るかもしれないが、「おそろしく類似した精神状況を生きている」と亀山氏はいう。
        それは、アナーキーと化した自由の感覚。

        波乱万丈の人生に裏打ちされた思想と人間の本性を見つめる確かなまなざしは時を超えて読み継がれていくのだ。

          あぁ、どうして人間はこんなに意地が悪いのだろう?  善良な人間になるということは、こんなにもすばらしい、こんなにも気持ちのいいことなのに、どうしてわたしはしょっちゅう意地の悪い人間になってしまうのだろう?
               <スチェパンチコヴォ村とその住人>

          人間の残虐な行為をよく「野獣のような」と言うけれど、これは野獣にとって恐ろしく不公平で、しかも失礼な言いぐさだよ。野獣は決して人間のように残酷にはなりえない。……(以下略)
                     <カラマーゾフの兄弟>

          文学--それは絵である。つまり、一種の絵であり、鏡である。情熱の表現であり、きわめて鋭い批評であり、道徳に対する教訓であり、同時にまた人生の記録である。
                         <貧しい人々>

        ページごとに配された、小説中の至言を噛みしめていると、不朽の名著の数々を再読したいと思う、ぜひ新訳で。

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        2015/11/08 by junyo

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      人生を変える80対20の法則

      仁平和夫 , KochRichard , 高遠裕子2011/07

      カテゴリー:経営管理
      4.0
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      •  「80対20の法則」とは、全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているという経験則のことです。
         著者は、経済学の範囲にとどまっていたこの法則は、個人においても組織においても、また、ビジネス全般でも普段の生活でも、あらゆる場面に当てはまることを見い出しました。
         この法則を知っていれば、いままでよりはるかに少ない努力で、いままでよりはるかに大きな成果を上げることができます。
         本書は、「80対20の法則」を日々の生活や仕事、ビジネスでどのように活かすかを、実例を取り入れながら分かりやすく解説した一冊です。

         詳細なレビューはこちらです↓
        http://maemuki-blog.com/shohyou/business/koch-80tai20/
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        2013/09/27 by ヨッシィー

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      エクセレントな仕事人になれ! 「抜群力」を発揮する自分づくりのためのヒント163

      杉浦茂樹 , PetersThomas J.2011/09

      カテゴリー:経営管理
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      • 318ページ: ヒント120『ひたすら文章を読む』
        読書しよう!幅広い分野の本を多読しよう!自分自身を驚かせるような本を選ぼう!そして「メモ」を取ろう!「要約」しよう!読んだ内容を人と「共有」しよう!(これは知識をひけらかすためではなく、自分のためだ。読んだことを他人に話せば、学んだことがより記憶に定着する)読書会を開くか、参加しよう!とにかく本を読もう! >> 続きを読む

        2015/05/31 by Neo*

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      日本人の知らないワンランク上のビジネス英語術 エール大学厳選30講

      VanceWilliam A.2011/03

      カテゴリー:商業
      5.0
      いいね! megane_moe
      • 確かにワンランク上の内容ですし、ネイティブに教えてもらわない限り
        いくら勉強しても決して知ることのない事項ばかりでした。
        例えば、単純動詞ではなく句動詞を使えば相手はリラックスしてなごやかに会話が進む。で言うと Let's meet on Friday. →Let's get together on Friday.
        また、日本語にも言いまわしが違うだけで相手の捉え方が異なってくるということがありますが、英語にも同じようなことがあり大変参考になりました。
        仕事で英語を使う方だけでなく、すべての英語学習者にオススメです。
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        2015/04/29 by がーでぶー

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      モテる小説 = A Perfect Guide to Attracting Women 読むだけで彼女ができる

      ココロ社2012/05

      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      •  小説形式で書かれていたので、よく分かりました。
         今まで読んだ類書のモテ本の中で、一番分かりやすかったですね。
         但し、実行してうまく行くかどうかは分かりませんが。

         
         そういえば、その後、メール講座の二人はどうなったのだろうか?
         それに、盛宮土理さんとのその後はどうだったのだろうか?お互い気まずいと思いますが。
        【追記】
        「モテ本読んでいる人に興味わかないけどなぁ。。。」というコメントがつきました。

          
         さすがに私もリアルな場面でこんな本読んでるとは恥ずかしくて言えません。
         匿名のネットツールだからこそ、読書記録として公開したわけです。

           
         そして、モテ本とはいっても、料理や子育ての本と同じ実用書に違いありません。
         恋愛にしろ対人関係にしろ、経験から学ぶ機会を逸して本から学ぶしかない人もいるわけです。
         私もその一人なのですが、最近、会話や雑談や恋愛関係などの本を読んで、他人とのつながり方の方法を色々と学んでいるわけです。
         今までの自分の言動は周囲の人にかなり迷惑をかけてきたのではないかと非常に反省することしきり。
         色々な本を読むことで、私の言動もかなり丸くなり、周囲から受け入れられやすくなっているはずです。
         そもそも会話の方法すら分からないと、興味持ってもらっても失望させるだけという結果に終わるだけです。

           
         知らずに変な言動をして失望させたり怒らせたりするよりも、本で読んで知って一般的な対応できる方が、相手や周囲の人にとってもいいことではないでしょうか。

            
         そして結論を言えば、どんな本を読んでいるからどうかとかではなく、やはり最後は人・本人次第ではないでしょうか。
         同じ本を読んでいてもいい人もいるしつまらない人・悪い人もいます。
         また、同じ本を読んでも、それを生かすことができる人もいれば、読んだだけに終わる人もいるし、むしろ悪い方に悪用する人もいるのです。
          http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20140826/p1
        >> 続きを読む

        2014/08/24 by 荒馬紹介

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