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佃ロベルト (2011/05)
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内容とは関係ないですが、とあるサッカーキャンプの運営をしていた際にスタッフとこの本で意気投合して夜通しで語り合った思い出があります。笑 >> 続きを読む
2015/12/11 by earster
山口正人 (1991/05)
修羅がゆく 第3/全41巻親分殺しの濡れ衣だけに留まらず、その首に一億の賞金をかけられて潜伏生活を続ける本郷。賞金首は自分だけなので、たった2人しかいない組員達の安全を考え、単独行動に移る。一方、本郷に罪をなすりつけながら巨大暴力団の頂点を目指す伊能は、組織撲滅のために警察が立てた脱税摘発作戦に対抗する責任者になることで、一気に頂点を目指すギャンブルに打って出る。跡目相続のゴタゴタで互いに不倶戴天の敵となった彼らだが、その剥き身の上昇志向は相通じるものが有り、もし相互補完的な関係でいられたらと思わずにはいられない。また、Vシネマで伊能役を演じた萩原流行さんが先日亡くなったのを3巻にして思い出した。 >> 続きを読む
2015/06/14 by ice
山口正人 (1991/08)
修羅がゆく 第4/全41巻マフィアのドン、アルカポネに対峙した検察同様、光和会撲滅のネタに脱税を用いる検察。しかし伊能に金を積まれた結果、寝返ってしまう国税局職員。この手柄で、会長、副会長、若頭に次ぐナンバー4である、光和会本部長にジャンプアップした岸田。万策尽きたかに見えた検察だが、伊能の表も裏も良く知る懐刀、黒田をターゲットにして揺さぶりをかけるも、ギリギリのタイミングで察知した伊能により送り込まれたヒットマンに証拠を消されてしまう。一方、被せられた親(組長)殺しの汚名を晴らす目撃者をついに見つけた本郷だが、口封じに執念を燃やす伊能の、なりふり構わない総攻撃に追い込まれるもギリギリのところで窮地を脱する。光和会会長に、伊能の親殺しの証人を連れてアポを取る本郷だが、その大阪入りを阻止すべく伊能の策謀が待ち受ける。圧倒的不利の中でも、身の潔白を晴らし、親の仇を取ることを諦めない本郷のバイタリティには正直憧れる面が有る。 >> 続きを読む
2015/07/14 by ice
山口正人 (1991/11)
修羅がゆく 第5/全41巻網を張る伊能の裏をかいて大阪入りする本郷だったが、かつての恋人を人質に取った彼に身柄交換を持ちかけられる。極道である本郷に惚れ込んだ彼女は、身を捨てて窮地を救う。怒りに燃えた本郷は光和会本部に乗り込み、会長との直談判の場を迎える。全国組織の首領ともなると、人を見る目が磨かれるものなのか、瞬時に本郷の無実を見抜いた会長は、大幹部として迎えたいと申し出るが、伊能と同じ組織に生きることを望まない本郷は一匹狼のたった4人の本郷組として進む道を選択する。小規模組織としてやって行くのならともかく、最終目標は全国制覇のままだと言うのだから、いくらなんでもカッコ付け過ぎだろうと思ってしまうが、そう考えること自体、本郷との器の大きさの差なのかも知れない。関東進出を目指し、伊豆に触手を伸ばす光和会。光和会から送り込まれた鉄砲玉の暴走に窮した伊豆を地場とする組は、対抗措置として関東最大組織の盃を受け、東西二大組織の激突となる。無益に流されて行く若者の血を止めるべく東西の狭間で一肌脱ぐ本郷。なんでわざわざ、東西激突の地点を最初の縄張りとして取りに行くのかと思ってしまうが、あまにも勝負にならない戦力差が有る場合には、むしろ、両勢力の均衡を利用することができるこの場所しか、彼らの存在できるところは無いのかも知れないと思い直した。 >> 続きを読む
2015/08/06 by ice
山口正人 (1992/01)
修羅がゆく 第6/全41巻西と東の巨大組織がぶつかり合うことになった伊豆。西から捨て石同然に放たれた先兵の火野組は、行き場を無くし隠れ家に潜む。運良くどちらの組織よりも早く彼らを見つけた本郷は、責任を取らせる形で火野組組長を刺殺することで、東の組織との示談に成功し、残された子分達を安全保証する。この活躍により、伊豆の1/4を手中にした本郷は、小さいながらも、ついに本郷組事務所を再建。本郷に生命を救われた、元火野組の子分達は本郷の盃を切望し許される。長らく本郷を支えて来た工藤は幹部となり、組の会計を任されるが、アコギな稼ぎを良しとしない本郷の方針から、なかなか豊かにならない軍資金を増やすべく、別の組の賭場に挑む。しかし、訪れた工藤を本郷組の幹部と知った相手にイカサマで狙い打ちされ、莫大な借金を作った挙句、本郷にも言い出せずに黙って指を詰める。これを知った本郷は、バクチは素人同然の工藤をハメたことに激怒し、組を上げての賭場荒らしに向かう。圧倒的な本郷組の勢いは、相手を壊滅に追い込み、その組のシマだった情ヶ崎を奪取することに成功する。しかし、急激に勢力を拡大する本郷組の勢いを怖れた伊豆の既存勢力は伊豆連合を結成して本郷組包囲網を築く。最大勢力から一度地に落ち、改めてのサクセスストーリー。ヤクザものなので、やはり大量に人が死ぬなどマネできたものでは無いのだが、折衝や縄張り争いは意外と詰め将棋的で、学ぶべき点も多い。 >> 続きを読む
2015/11/16 by ice
郷力也 (1992/03)
1巻から通して読んではいないが、結構読んでいた漫画です。トイチ(10日で1割)で銭を貸す闇金業者を主人公としたストーリーです。グロテスクな描写はほとんどないですが、取り立てにすごい執念を感じます。取り立て方に手段を選ばない感じです。読んでいて面白く、少しためにもなる内容だと思います。 >> 続きを読む
2013/06/24 by BlueBull
超古代研究会 (1996/10)
異性人説にフォーカスしてオーパーツを説明付ける。異星人説を明確に採用したことで一貫した主張となり深みが増している。決して超常現象やオーパーツの肯定派では無いのだが、リフレッシュしたい場合などに読むにはちょうど良いので、これまでにも意外と読んできているジャンルで有る。どうせ解決するはずがないため糾弾されるリスクも無いのだから、著者は事実の説明に留まらず、自由奔放に考えた自説を展開すれば良いと思う。映像メディアがこれだけ充実している以上、はっきり行って事実の説明なら書籍というメディアでは全く太刀打ち出来ないことくらいわかりそうなものだが、それでも、事実説明に終始する作品が多いように感じる。本作品では、異性人説を明確に採用することで、その存在価値を大いにアップさせている。夢が無いが個人的にはオーパーツのほとんどは偶然の産物だと考えている。 >> 続きを読む
2011/10/06 by ice
ワールド特報班 (1996/04)
窃盗犯達の奇想天外なエピソード集。想像通り。タイトルから想像した通りの内容だった。本作品の意図は、肩の力を抜いて楽しむことが出来るエンターテイメントだと思われるため、その点では、余裕を持って及第点に達していると感じる。しかし、個々のエピソードの中には魅力的なものも有るのだが、せいぜい数ページしか紙面が無いため、あっさりと紹介するに留まっており、正直物足りなさを感じてしまうのは否めない。本格、新本格などと言われる謎解きにフォーカスした推理小説に感じる物足りなさと似通っており、ストーリーの奥行きを増し、満足度を上げるために、その行為そのものではなく、その行為に至る背景も含めて知りたいと欲してしまう。読後、窃盗犯も普通の人間だと言う認識を深めた。 >> 続きを読む
2013/12/31 by ice
郷力也 , 天王寺大 , 藤原義恭 (2002/02)
マンガ「ミナミの帝王」のシーンを元に紹介される裏の経済学。マンガ同様、気軽に楽しめ、騙されないための知識が身につく。マンガのエピソードを取り上げている関係上、当たり前だが、良くも悪くもマンガと同じ。マンガ「ミナミの帝王」は読んだことが無いのだが、竹内力主演のVシネマは何本も観ている。また、同種の「ナニワ金融道」は原作マンガを読んでいるので、雰囲気は分かるつもりだが、おそらく原作本を読んでいるのと、ほぼ同じだろうと思われる。内容はトイチの利子を取る金融屋である萬田銀次郎が直面する様々な裏の経済。貸す側と借りる側。騙す側と騙される側。様々な人間が織りなすドラマは、第三者的に見ている限りは非常に面白い。悪い人に本気で狙われたら、逃げ切ることは難しいと恐ろしく感じる。 >> 続きを読む
2011/12/02 by ice
森村誠一 (1997/02)
適齢期に近づき焦る銀行貸付係の女性から始まる奇妙な連鎖。他の森村氏作品に比較すると伏線が弱く社会性も低い。常に社会派小説で読者を唸らせる森村氏作品としては凡作だが、氏の作品という色眼鏡を外せば、間違いなく面白い作品といえる。地方銀行の女性行員が身を持ち崩すという一時期流行った社会現象を題材とし、森村氏独自の味付けでストーリー性豊かなミステリーに仕上がっている。全体を通してある動物の生態がキーになっているのだが、悪しき星座というタイトルではなく、この動物の生態に関係したタイトルになるべきではなかったか。あまり内容と関わりの少ないタイトルは浮いているようで落ち着かない。黒幕が分かりにくいのは良いのだが、少し反則気味なのがいただけない。 >> 続きを読む
2012/04/20 by ice
加藤唯史 (1997/02)
シャチ - ヤメ検弁護士 第1/全2巻シャチの異名を取るほど正義を執拗に追求した検事だったが、その真っ直ぐさ故に職を辞すことになる。彼の次の活躍の場は検事とは逆の立場の弁護士だった。しかし、立場は変われど正義を追求する姿勢に変化は無く、依頼人が嘘をついていると睨めば遠慮なく追求するところに面白さが有る。ただ、この設定で期待していたドラマ性が薄いため、正直若干の残念さを感じてしまった。とは言え次が最終巻なので、最後まで付き合ってみようと思う。 >> 続きを読む
2015/10/19 by ice
渡辺みちお (1997/06)
極道者の漫画。結構面白いです。読み始めたきっかけは公園に落ちていたので読んでみて、そしてはまりました。社会の裏側で生きる極道の話です。主人公である白竜がカッコよく、何かを成し遂げるにも暴力だけでなく知性と計算を駆使して頂点を目指していく姿は、男、いや漢の憧れではないでしょうか。グロテスクな表現もありますが、とても面白いので機会があれば読んでみてほしいです。 >> 続きを読む
2013/06/25 by BlueBull
加藤唯史 (1997/09)
シャチ - ヤメ検弁護士 第2/全2巻愛情に飢えて育った男性の前に、初めて現れた義兄弟と呼べるような存在。彼らの共通の知人を被害者とした凶悪殺人が発生。その義兄弟を犯人と考えた挙句、身代わりとなるため容疑を認めてしまう。彼の態度に誰かを庇っていると見抜いたシャチは、真相に迫るものの、意外性の無い真犯人像に肩すかし感は否めない。--夫が運転していた車が事故に遭い、夫婦ともに生命を落とす。この夫婦が資産家だったため、遺族の遺産争いが勃発。このようなケースで妻が少しでも長く生きていた場合、その瞬間でも相続が発生することは知らなったので学びは有った。 >> 続きを読む
2015/10/26 by ice
富沢順 (2008/07)
いのち屋エンマ 第1/全3巻神がかった外科手術の腕を持ちながら、重病の妹の手術費用を稼ぐために、薬品の横流しに手を染めた結果、投獄された男。彼の腕を見込んで、大金と引き換えに手術を依頼したい金持ちの意向を受け、深夜の間だけ刑務所を出て、難手術を終えて刑務所に戻るビジネスを確立した組織。投獄された彼が妹の手術費用を稼ぐために唯一残された手段のため、これに応じるしかない彼は厳しい制約の中で難手術を次々と成功させる。医師免許を剥奪されたスーパードクター的な設定は、とくに珍しくも無い気がするが、収監中の刑務所を夜な夜な抜けだすと言うのはブッ飛んでいるもののオリジナリティの有る設定ではないかと思う。少し調べてみると、映像(DVD)化もされているようだ。 >> 続きを読む
2015/03/23 by ice
富沢順 (2009/03)
いのち屋エンマ 第2/全3巻獄中に有りながら、妹の手術費用を稼ぐため、夜な夜な脱獄し、難易度の高い手術を成功させ、朝には獄中に戻る生活を続けるエンマ。脱獄と言う大仕掛けを使ってまでも彼に治療を続けさせる組織の狙いは、その高額な報酬だけでは無かった。話は彼が投獄されることになった薬物の横流しにまで戻り、その薬物で人生を誤った人物にまで行き着く。「脱獄ドクター」と言うサブタイトルでは有るものの、毎朝ちゃんと刑務所に戻る辺り、中途半端感を抱いていたが、なるほどこういうことなのかと納得させられた。しかし、黒衣のナースと言うものの、もはやナース服を超えてないかい... >> 続きを読む
2015/03/25 by ice
手塚一志 (2000/07)
この本はバッティングのタイミングの合わせ方について書かれています。読んだ当時は中学生でした。理科の授業中に先生が、「じゃんけんするときに同時に手を下げることと、バッティングのタイミングの合わせ方は一緒なんだよ」と話題にしていたことがこの本を知ったきっかけでした。具体的にはピッチャーの重心が下がった時に、打者のかかとを一緒に下げるとタイミングがぴったり合うというものでした。実際の選手では高橋由伸を例に挙げてたと思います。他にもピッチャーが投げる寸前に、キャッチャーがミットを一度下げているのも同じ考え方であると書いてありました。当時はなるほど!と思っていましたが、変化球はどうすんの?って疑問は今も残ったままです…また機会があれば読み直したいと思います。 >> 続きを読む
2013/06/14 by FiRST
上農ヒロ昭 (2009/09)
死刑囚の遺産 - 事件記者・加納真悟シリーズ 上巻/上下巻過去、大新聞の記者として活躍しつつも、巨悪に斬り込む過程で警察も含めた勢力にハメられ、服役後にフリーのライターとなった男。彼の力量を知る編集者は、巨額の金を握ったまま死刑を待つ囚人の取材をオファーする。核心に迫るに連れ、ヤクザ勢力や、再び警察上層部の介入を受けることで、巨悪への糸口を掴んだことを感じた彼は、再び闘志を燃やす。大切な人を人質に取られ、取材を進める組織にも属していない中で徒手空拳の状態では有るが、警察組織の中でも、上層部に不信を抱く協力者も現れたところに救いが有る。何気なく手に取った作品では有るが、下巻に向けて期待は高まる。 >> 続きを読む
2016/07/07 by ice
高橋よしひろ (2009/09)
私が小さい頃、「流れ星・銀」という犬が主人公で巨大な熊と闘うアニメがあっていた。 この「ウィード」は、その銀の息子が主人公。 前作も熱かったが、このウィードもめちゃくちゃ熱い物語で、読んでいると本当に胸が熱くなる。 己のことよりも仲間を大切にし、いかに相手が強くても横暴な相手には屈することなく、自分よりもはるかに巨大な敵に勇気をもって立ち向かう、ウィードたちの姿には、とかく大人になると忘れがちな大切なことをあらためて教えられる気がする。 前半は犬同士の天下分け目の闘い、中盤は北海道に侵略してくるロシアの軍用犬の迎撃、最後はやはり巨大な熊との闘いという壮大な物語だが、六十巻もの長さを少しも退屈することなく読むことができた。 ウィードの息子、つまり銀の孫の、オリオンのシリーズもこれとは別に出ているので、また読むのが楽しみである。 >> 続きを読む
2015/09/08 by atsushi
富沢順 (2009/10)
いのち屋エンマ 第3/全3巻脱獄のため、逃亡生活を続けながらも、妹の治療費を稼ぐため闇医者を続けるエンマ。病の進行を止めるため、長らくコールドスリープ状態に有った妹の手術をするところまで漕ぎ付ける。マンガとしては短めの3巻完結ながら、キッチリとオチが付き、良くまとまった作品だと思う。こうして、もう少し続きが読みたいなぁと思わせるくらいが、まさに止め時なのかも知れない。単行本化するにはページが足りないから、他の短編でカサ増ししとけ的な有りがちパターンで、短編「ときめき刑事」も収録。 >> 続きを読む
2015/04/29 by ice
ブロン園田 (2010/02)
緊張感が持続するドラマチックな展開で一気に読破。 マンガ版があれば、古典文学の大作を手軽に楽しめます。 (セリフの格調が高い、と思っていたら、ブクログレビューで、先人の各種の訳を使っている、との情報が。) シェイスクピアは敷居が高い、と思っていましたが、非常にサスペンスあふれるドラマチックな展開に夢中になりました。 いずれ完訳版も読んでみたいと思いました。 http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20150427/p1 >> 続きを読む
2015/04/28 by 荒馬紹介
【(株)日本文芸社】(ニホンブンゲイシヤ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(出版社,発行所)
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