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松下幸之助 (1968/04)
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昭和43年に出版された本。人として、事業として、国として、人類としての視点でのメッセージが書かれている。共通して何度も語られているのは自然と宇宙の理(ことわり)、謙虚で素直な心、目の前の事に真剣に取り組む事の重要性。以下、備忘録:いま立っているこの道しかないという覚悟、懸命に歩まねばならない、素直さの重要性、逆境は尊いが順境も尊い、命をかける志を立てよ、私心に囚われない、目が見えない人は手探りで謙虚に歩むから怪我をしない、自然の理、真剣になる木刀の試合、病を味わう心、生の準備は死の準備、日々これ新た、視野を広く、身なりは鏡で直し心の鏡は謙虚な心と素直な心で直す、日に新たが宇宙の理、君子は日に三転する、何故を問うことから繁栄が生まれる、自分の責任の範囲の考え方、直接関係ないところにも責任を負う、真剣に叱られる、眼前の勝利に囚われない、無策の策が良い、とどめを刺さない仕事を恥じる、目あき千人メクラ千人力を尽くす事こそ大事、給与を貰うことはプロになった事、プロの自覚をもつ、敵に学ぶ、敵に教えられる自覚、熱意を持って懸命に、怖いものがある事のありがたさ、慢心しない、現状にあぐらをかかない、仕事に没入する事が成功につながる、敗因我にあり、良き学びの人であれ、勤勉の徳を積みたい、他に頼り求め過ぎていないか、日々の進歩が喜び、等々、立派な人だ。 >> 続きを読む
2017/06/14 by aka1965
碧野圭 (2012/03)
1回目の感想。2015.9.30本屋に勤める二人の女性を中心に描いた痛快お仕事小説。本屋の仕事の裏側がかかれていて非常に良かった(一時期興味を持っていたので)。ドラマ版が大して受け入れられなかったのは亜記役がミスキャストだったのかなと本文を読んでいて感じた。もう少し若い女性をキャスティングしていたので、20代後半の女性ならちょっと演じた女優は若すぎるのではないかなあとも。不憫な話である。続編もあるようなのでこの続きも読んでいきたいと思う。2回目の感想。2017.8.3再読2回目。エンタメ作品としての出来は1作目が一番よくできているなと再読して認識した。読んでいて確かに「痛快だな」と思える。書店で楽しく働く魅力が伝わってくる。この1作だけならドラマ化されても納得がいくなと読んでいて思った。「ハチミツとクローバー」や、「スコーレNO.4」が有名になった理由もこれを読むまで知らなかった。2巻以降もこの後読み進めていきたいと思う。 >> 続きを読む
2017/08/03 by おにけん
池上彰 (2007/03)
わかりやすい解説で有名な池上彰さんの図書。以下を抜粋。~わかりやすく伝える~☑️相手の立場になって伝える「皆さん」と呼びかけることで、視聴者に関心や親近感を持ってもらえる効果も期待できる。~この言葉・表現は使わない~☑️「そして」、「それから 」そして、それからがなくてもスムーズな文章を書けることができる。☑️「ところで」、「さて」話が途切れ、深まらない☑️「いずれにしても」前に書いたことは、何だっただろうということになってしまう。 >> 続きを読む
2021/06/19 by わくさん
坂東真理子 (2006/08)
女性らしさ、奥ゆかしさ、慎ましさ等を持ち合わせる素晴らしさとそのためにどうすべきかが具体的に書かれている。多少偏りがあるように思うのと、ご年配のお上品な方が求められていることはこういうことなんだろうなぁ、とちょっと人ごとのように思ってしまう部分もありました。万人受けはしないかもしれません。ただ毎日の生活にぜひ取り入れたい考え方もたくさんあります。ひとつひとつは素敵なことだと思うのでその中でも自分が大切にしたいと思うことを選んで、大事にしていけばよいかなと解釈。年上の女性から学ぶことは多いので私は勉強になったな、と思って読み終わりましたが人におすすめするほどではありません。 >> 続きを読む
2014/01/21 by Rie
東野圭吾 (2013/03)
梨乃の祖父が殺害された。そして現場から1つの鉢植えが消えていた。それは新種の黄色いアサガオであり、その捜査に絡んで多くの人物が関わって来る。多くの人物が出るが、ちょっとした関りから繋がりが生まれていく。特に蒼太の複雑な家庭事情を事件の過程で乗り越えていく部分。一方パートナーになる梨乃も過去の夢破れて傷心しているところで、事件を追っていく。事件そのものだったり犯人はある程度予想できるが、描きたいのは2人の過去への脱却である。東野作品でこんなに爽やかな後味は中々ないかも。 >> 続きを読む
2020/02/07 by オーウェン
山本兼一 (2010/10)
1月の課題図書。天保十九年二月二十八日、秀吉の命により千利休切腹。床の間には緑釉の香合が置いてあった。利休の切腹から始まり、過去を遡る構成となっています。秀吉、細川忠興、石田三成など、利休を取り巻く人々に視点が移っていくのもおもしろい。女のものと思われる緑釉の香合を肌身離さず持つ彼の過去は。忘れられない恋は利休の人生にどのような影響を与えたか、徐々に明らかになっていきます。茶道具や床飾り、お点前、作法…茶道を嗜んでいる描写が多いので、ひと味もふた味も雰囲気の違う時代小説となっています。殺伐とした闘いよりお茶を飲むシーンが多いなんて。よく知った武将たちの別の一面が見れたようです。微笑ましい。利休の侘茶は趣の深いもので、『華やかに飾り付けるのではなく、また、わざとらしい詫びや冷え枯れをもとめて、あざとく寂びさせたものでもない。桜花のあでやかさでも、冬山の寒くかじけた枯でもない。まったく別の境地だ。』と書かれていました。本当に、お茶の世界は素晴らしいと思います。私も茶道を10年ほど習っていましたが、この文章と比較すると恥ずかしいほどの初心者です。茶道の描写は日常から離れた異空間のようで、その美しさを思い出しながら楽しく読ませてもらいました。過去に遡るにつれ、利休の生涯がわかってきます。戦国時代が苦手ということもあり、苦手意識を持ちながら茶道の描写を楽しんで読んでいたのですが、ラストでひっくり返りました。若い頃の命がけの恋のエピソード、なんか思っていたのと違った…!ネタバレになるので言えませんが、解説の宮部みゆきさんと全く同じ問いかけを利休に投げたいです。 >> 続きを読む
2021/03/27 by あすか
碧野圭 (2013/03)
1回目の感想。2015.10.20「販売」という職業は自分の売る商品に何らかのこだわりを持っていないと成り立たないと思う。自分は本屋に勤めたことはないが、本屋の店員の仕事ぶりがどういう物か解り易く書いてある文章が読んでいて面白いし、販売の仕事をしていた(アニメの映像・音楽商品やゲームを売ってました)頃の苦労を思い出した。「働いていて楽しくなければこの仕事はやっていけない」販売職の働く理由はこの一言に尽きると思う。この2冊目にはそういう苦労が思い起こされる点で非常に良かった。この続きも読んでいきたいと思う。2回目の感想。2017.8.7再読2回目。小説だからと思うけれど、この物語の人達は悩みながらも書店で働くということに誇りを持っているんだなという点が非常に印象的。読んでいる自分が単純な性格なのかもしれないが、理子店長が、吉祥寺中の本屋やテナントの店舗をまとめて合同フェアをやるシーンはジーンとくる。こんないい仕事をする人なのに、良い男性には中々巡り合えないのは何だかなあと思う。3も引き続き読んでいきたい。 >> 続きを読む
2017/08/07 by おにけん
宮部みゆき (2013/02)
主人公は、22歳の古橋笙之介。上総国搗根藩で小納戸役を仰せつかる古橋家の次男坊。大好きだった父が賄賂を受け取った疑いをかけられて自刃。兄が蟄居の身となったため、江戸へやって来た笙之介は、父の汚名をそそぎたい、という思いを胸に秘め、深川の富勘長屋に住み、写本の仕事で生計をたてながら事件の真相究明にあたる。父の自刃には搗根藩の御家騒動がからんでいた。ひと言でいえば、宮部みゆき時代物上級者向け。いきなりでは冗長とも捉えかねない物語の結末までの伏線が、読む側を選ばせる本。宮部が何を語りたかったのか。他の時代物と同様にクライマックスに近づくに従い、登場人物たちは躍進し、物語は一気に真実へ走り始める。その“徐走”を楽しめるか、楽しめないかが、読む側を選ぶと思った所以。無駄は何もないのだが、映像化して短絡的に楽しむ人情話の類ではない。宮部は時代物で登場人物を甘やかさない。弱者は敗者として、善者はお人好しとして。『どれほど人としての正道を歩もうと、志そうと、所詮力なき者は滅ぶしかない。世を統べるのは力であって、善ではない。忠義でも、誠意でもない、無残な物語』宮部は作中、人生についてこう述べる。また、残酷にも主人公笙之介に、敬愛する父が自刃しなければならなくなった要因をつくった贋作師にこう述べさせる。『太平楽に己を恃むところだけを信じている、お前に、真実とやらを教えてやろう』澄み切った心だけでは、世間は渡れないのだ。だからこそ、笙之介を囲む長屋の住民や、和田屋和香らの人情味に心が洗われるようだった。この感覚を味わわせたいがために、著者は長い長い物語を紡いだのだと思うと、脱線気味のそれぞれのエピソードにも愛嬌が感じられ、ふむふむと感じさせられた。『未だ人の残酷さを、裏切りの醜さを、嘘の悲しみの神髄を知らず、心底打ち据えられることもなかった』笙之介には、酷な結末になってしまったが、だからといってなんであろう。笙之介は居場所を己が力で見つけた。門閥や、係累に依ることなく、ただ己が力で。著者は、何にも勝る精神の尊さよりも、力や財やそういった現実的な力が人々の心を邪なものに変えていくという現象を、そしてそれを受け入れて尚、峻烈な心を持つものに幸福はやってくるという、寓話じみた結句を読者に投げかける。それを右にするか左にするか、上にするか下にするか、それは読んだ人次第だ。 >> 続きを読む
2014/08/05 by 課長代理
平野啓一郎 (2006/07)
この本では主に本の読み方について書かれているスローリーディングとは何か、またメリットは何かを速読と比較して説明しているまたこの本ではやり方だけではなく、名作を実際にスローリーディングして説明している実際にスローリーディングをしているのでどんな風にすべきかが分かった様な気がする今まで本を何となく読んでいたが、この本に出会いより深く本をよんでいけたらなと思った >> 続きを読む
2015/02/15 by ホムリリィ
桑原晃弥 (2010/07)
合間合間に読んでいますはっと考えさせられる言葉が多い
2014/08/29 by YUKI
うれま庄司 (2010/11)
美貌の上級生に惹き込まれ、ディベート部に入部した男子生徒の成長と恋。ライトノベルなるものを生まれて初めて読んだ。案外嫌いではないかもしれない。ライトノベルというものの存在は知っていたものの、それが何たるかは知らなかった。この作品は、それに分類されるということなので、あえて事前にライトノベルの定義は調べずに読んでみた。読後に再考してみたのだが、普通に面白かったし、何をもってライトノベルと言うのは分からず仕舞い。せっかくなのでWikipediaで調べてみたところ> 表紙や挿絵にアニメ調のイラストを多用している若年層向けの小説というものらしい。「アニメ調」というところで、正直、オトナが読むには...とか、電車で読むには...という部分が確かに有る。読者層の限定に繋がるので、マイナスの要素になっていると思う反面、随所に挿入されるイラストのパワーに驚く。2次元の女性が特別好きと言うわけでは無いものの、このイラスト無くしては、こんなにも楽しんで読むことは出来なかったのは確実。内容としては、全く馴染みの無かった「ディベート」をテーマとしている点が面白い。元営業職だったことも有り、状況に寄っては白を黒として折衝せざるを得ない局面も有ったため、例え明らかに間違った結論で有っても、説得力が有った方を勝ちとするというルールにとても興味を持った。「朝までなんちゃら」みたいな態度の悪い論客ぶった著名人が討論する番組みたいなものを想像していたが、ディベートって、なかなか面白そうで有る。好きな先輩が入学した高校に進学した過去が有るので、超美人の先輩に勧誘されて入部する男子の気持ちはガッツリわかる(笑) >> 続きを読む
2012/08/10 by ice
松下政経塾 , 松下幸之助 (2009/02)
近所に松下政経塾があるのですが、広大な敷地の奥にある塔しか見えません。ここは一体なんなんだ!と思っていたのですが、この本を読んでいるうちに、あの屋敷の中でどんな事が行われているのか少しのぞけたような気がして、楽しかったです。内容としては、松下政経塾の初代塾長である松下幸之助氏が塾生に向かって話している講和の内容。経験に基づく格言ばかりで、リーダーのみならず、人としての基本を教えてくれます。====================================================「何事も基本となるのは、熱意である」基本は熱意や。単なる知識や小手先で考えたらいかん。====================================================まわりにはわりとクールな若手が多いのですが、やっぱりここは大切ななんだ!と勇気を与えてもらいました。 >> 続きを読む
2017/01/20 by アスラン
谷岡一郎 (1997/07)
144ページ: ツキとは統計上のゆらぎのことであるにすぎない
2015/03/19 by Neo*
佐藤勝彦 (1998/12)
難しい理論をこんなにわかりやすくて面白く作られたことに感謝です。わかりやすくといいましたが、本当にわかったかと言われれば自信はありませんが、これまでの自分の常識を覆しつつも、納得できる解説でした。中学の理科の知識と宇宙に少し興味があって関連テレビを見たり、宇宙物の映画が好きだ位の知識量でも十分に楽しめます。むしろそういうほうが新しい発見に気づいて楽しめます。日本人ならば一度は富士山に登りたいって思うように、科学の最高峰である相対性理論に触れてみたいという「死ぬまでにやってみたいこと」の一つを叶えてくれた本です。別シリーズも是非とも読んでみたいです。 >> 続きを読む
2020/05/21 by ryoji
飯田史彦 (1999/09)
ガイです。スピリチュアルな科学研究から読み解く人生があります。そんなとっておきの本を知りました。人生は、すばらしい生命のしくみや宇宙のしくみの中でドラマティックに展開されています。こんなこと信じられますか?生まれてくる子供たちは、実は偶然ではなく生まれてくる親を選んでいることを。また生まれる前に意識(光)として存在していた記憶も残っています。中には胎内にいた記憶が残っている子供たちもたくさんいます。鮮明に覚えている証言も、多くの子供たちから聞くことができます。不思議ですよね。しっかりと物事には意味があるということ。普段、スピリチュアルな本を読むことがない私でも、科学的に証明できないにせよすべてに意味があることを知りました。 >> 続きを読む
2021/08/11 by ガイ@営業
PHP研究所 (2011/09)
プーさんの表紙にひかれて購入。わかりやすい言葉とイラストで格言が書かれている。朝、適当なページを開いて読んでます。 >> 続きを読む
2014/10/09 by さぶろう
三浦知良 (2012/03)
カズファンの友人の強い強い薦めで読んだ。読むとなるほど。ファンが多いのも頷ける。カッコいいし、言葉だけでなくて行動で示しているから、支持されるんだろうな。言葉のひとつひとつに重みを感じる。読んだらやる気出た。よーし、頑張ろうという気分だ! >> 続きを読む
2013/08/29 by mahalo
中谷彰宏 (2012/04)
hontoの電子書籍で購入しました。「夜」ではなくとも、気持ちの面で行き詰った感じがするときに読んでみると、何かしら元気をもらえる話が数多く書かれた一冊です。特に面白いと思った話の中で、これまでのレビュアーさんが取り上げていなかったものを挙げますと、「成功する人は、土曜の朝に早く起きる」という記述です。普段から夜更かしが多くてうまくいかないと思っている人は、特に金曜の夜に意味もなく遅くまで起きっぱなしということが多いということが想像できますよね。私もかつてはそういうタイプで、今はだいぶ良くなりましたが、特に休日の朝はまだ改善の余地があると思っていたので、なかなか心に響く言葉でした。 >> 続きを読む
2018/08/19 by ピース
山本兼一 (2008/09)
登場人物がみな色んな欲に支配されているのが面白い。そしてその上でひたすら下品と蔑まれる秀吉がちょっと不憫。利休にこれと思った女と死ねる度胸があったら茶の湯もまた違う発展をしたんだろうな。結局美に愛された自分を一番愛しているのかなと思った。あくまで個人の感想です。 >> 続きを読む
2020/10/20 by aki
PHP総合研究所 , 松下幸之助 (2009/12)
印象に残った言葉:・あくせくせず悠々と、自分の運命に従って進んでいく。自分の運命を生かしていく。悪心がないならば、その人のもって生まれた運命が完全に生きる。・その人だからこそ、使いこなせるものがある。知識を増やしていくとともに、それを使いこなせているかどうかを考えたい。・「なんとかしたい」という強い熱意が、ものを生み出す。・一日の仕事を終えて、「きょうは自分ながらよくやった」と、自分で自分の仕事をたたえることができる人、それを持続することができる人こそが、世の中の成功者といえるのではないか。・失敗する。それはたいへんなことである。しかしそのときにこそ、相手にほんとうの自分を知ってもらうことができる。 >> 続きを読む
2020/04/08 by Moffy
【(株)PHP研究所】(ピーエイチピーケンキユウシヨ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(出版社,発行所)
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