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(株)一光社 (イツコウシヤ)

企業情報
企業名:一光社
いつこうしや
イツコウシヤ
コード:7528
      人はどのように愛するのか 愛と結婚の心理学

      前田憲一 , DreikursRudolf1996/03

      5.0
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      • アドラー心理学からみた愛と結婚、それらの諸問題の原因と解決法が記されている。

        トラブルが起きると、その原因をつい自分の外側に探しに行ってしまうことが多い中
        アドラー心理学は常に主体的で、自分の目的(目的論)にまず目を向け原因は自分の中に
        も必ずあるという解釈が醍醐味である。
        だから、一方的に「被害を被った」という考えにはならない。
        そうなると、「あいつが悪い」となって自分の正当化が始まり無駄なストレスと愚痴が増え
        最悪の場合、直接相手と喧嘩になる。
        どんな理不尽な状況に追い込まれても、「あいつが悪い」「かわいそうな自分」をアピールして
        他人を環境を無理に操作しようとせず、常に「自分にできることは」を考えて行動する。
        恋愛や結婚生活も同じで、相手を無理に変えようとせず「自分はどうあるべきか」を考え
        他者の見方や態度を改めていくところから解決に近づいていく。

        そういった主体的で建設的な気持ちが、個人の「人を愛する」能力と直接関係してくる。

        それは、友情や職場の人間関係でも同じである。
        「この人を愛する」と決断したら、相手の欠点があろうがなかろうがあまり関係なくなる。
        言ってしまえば、ある意味相手の欠点も自分の目的から生まれる(欠点に見えてしまう)ことのほうが多い。
        だから、喧嘩の原因は相手にだけあって自分にないことなどなく、まさに喧嘩両成敗なのである。

        なぜ相手が「敵」に見えるのか「見方」に見えるのかは、相手を凝視する前に自分の目的を凝視してみることでわかる。
        そして、敵に見える相手ほどその人自身のことをよく見ておらず、自分の「自尊心」や「優越性」が誰かに脅かされないように、そのことばかりにとらわれていないだろうか。
        そんなことをしていれば自然と敵が増えるのは当たり前である。

        そして、相手の欠点や原因論は自分を正当化する免罪符に最適である。
        >> 続きを読む

        2018/07/09 by seinen-boy

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