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(宗) 聖パウロ女子修道会 (セイパウロジヨシシユウドウカイ)

企業情報
企業名:(宗) 聖パウロ女子修道会
せいぱうろじよししゆうどうかい
セイパウロジヨシシユウドウカイ
コード:7896
URL: http://www.pauline.or.jp
      いちどにさいた白い花

      谷真介 , 吉崎正巳1981/03

      5.0
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      • とても良い絵本だった。

        天草地方に伝わる民話だそうである。

        ある時、畑を耕し、そばの種を蒔いていた老夫婦のところに、十人ぐらいの人々がやって来て、どこか逃げてかくれる場所を教えて欲しいと切羽詰まった様子で頼んできた。

        老夫婦は、わけをたずねると、彼らは切支丹だと言う。

        老夫婦は、崖の下に洞窟がいくつかあって、そこに隠れると良いと言う。

        人々は感謝しつつ、役人がもし追いかけてきたら、嘘を言ったり、ましてやそれがばれた時には御二人にご迷惑をおかけするでしょうから、どうぞ正直に役人に尋ねられたことには答えてください、と言って逃げていった。

        間もなく、馬に乗った役人たちがやって来て、老夫婦にここに切支丹たちが逃げてやってきただろう、いつ来たか、どこに行ったか、と尋ねた。

        嘘をつこうにも、畑にはたくさんの先ほどの人々の足跡が残ってしまっているし、恐ろしくて、老夫婦は、はい、さきほど来ました、そばの種を蒔いていたら十人ぐらいの人々が来ました、向こうの方に行きました、と指で指した。

        すると、驚くことに、ついさっき蒔いたはずのそばの種が、一面の白い花を咲かせていて、人々の足跡をかくしていた。

        役人たちは、そばの種を蒔いた頃というなら、もう一ヶ月か二ヶ月前になるだろう、向こうの方角ならば、もう海を渡って向こうの島に逃げてしまったに違いない、と言ってまた立ち去っていった。

        役人たちが立ち去ると、さきほどは一面に咲いていたそばの白い花が、忽然と消えていた。

        老夫婦は驚き、きっと逃げて行った人々の足跡をかくすために、天が白い花を一時的に咲かせてくれたのだろう、なんと優しいすごい天の神様であろうか、と感動した、という話である。

        絵本では、この十人の逃げていく人々の中に、異人の宣教師もいたというから、おそらく江戸初期の頃の話と思う。

        三百年間鎖国の中で、このような物語がひそかに語り継がれたというところに、なんとも胸を打たれる気がする。
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        2013/04/29 by atsushi

      • コメント 3件
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      マザ-・テレサのことば 神さまへのおくりもの

      TeresaMother1976/08

      カテゴリー:各教派、教会史
      5.0
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      • とてもシンプルで、わかりやすく、すばらしい言葉の数々。
        多くの方にお勧めしたい。

        2015/10/12 by atsushi

    • 1人が本棚登録しています
      ふしぎな十字架

      谷真介 , 矢車涼1981/06

      5.0
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      • 天草に伝わる切支丹の民話。

        ある村の庄屋さんの庭に、たくさん実がなる大きな柿の木があって、村人みんなもその柿の実を楽しみにしていたそうである。

        しかし、ある格別に寒い年、薪もすべてなくなってしまい、村人みんなが困っている時に、庄屋さんは柿の木を切り倒して、みんなの薪に使うように指示する。

        庄屋の息子が木を伐り倒し、薪にしようと割ると、なんと中から十字架の形が出てきた。

        人々は驚き、大切に拝むようになった。

        しかし、切支丹を快く思わない人が、その木を燃やしてしまった。

        周りの部分はすべて焼けてしまったが、十字架の部分だけは色は黒くなったものの、しっかり焼け残っていた。

        それで、御堂に安置し、大切に礼拝するようになったとのことである。

        庄屋さんが、神様がどんな災難にも、決してくじけてはならぬ勇気とのぞみを私たちにお示しになったのだ、と語るシーンは、なかなか胸にくるものがあった。

        鎖国の間、このような民話が語り継がれたことが、すごいと思う。
        >> 続きを読む

        2013/05/23 by atsushi

      • コメント 3件
    • 1人が本棚登録しています
      ふみ絵のはなし

      谷真介 , 鈴木博1982/09

      5.0
      いいね!
      • ある温泉のある村に、よそから、病気の父親を白い馬に乗せて若者がやってきた。
        若者は、おじいさんを湯治させながら、薪を山で切って来ては売って稼ぎ、白い馬と一緒にいつもよく働いていた。

        その村の庄屋の娘さんが、その若者を好きになり、若者もそうだった。

        若者の父も、徐々に回復して、元気になってきた。

        しかし、ある日、役人がやってきて、村の全員が踏絵をさせられた時に、その若者と父親は踏絵を拒んだ。
        かくれ切支丹だったことが発覚し、二人とも処刑された。

        庄屋の娘は嘆き悲しみ、雪の積もる雲仙岳にのぼり、火口に身を投げた。

        と、その時、若者の白い馬がはしり出てきて、娘をのせて、遠くへと駆けていった。

        その直後、雲仙岳が噴火した。
        それは、罪もない親子の命を奪ったからだと人々は噂した。

        その娘は、熱心な切支丹となって、長崎に近い山奥でいつまでも白い馬と一緒に暮していた。

        との話である。

        島原・雲仙あたりの民話のようだが、このような物語がずっと伝わっているのは、なにがしか元になるような話があったのかもしれない。

        良い絵本だった。
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        2013/05/23 by atsushi

      • コメント 3件
    • 1人が本棚登録しています
      海にしずんだしま

      谷真介 , 富賀正俊1982/07

      4.0
      いいね!
      • 切支丹の伝説。

        九州の西の方に島があり、作物がなかなか実らず貧しかった。

        人々が神に祈ると、雪のようなものが天から降って来て、やがて多くの作物が実り、豊かな島になった。

        しかし、豊かになると、人々は神を忘れ、逸楽や悪に耽るようになった。

        丸じという村人に、神のお告げがあり、島にある狛犬(こまいぬ)の石像の眼が赤くなったら、島が洪水で沈むと言われる。

        丸じは、村のみんなに伝えたが、みんな少しも信じず、聴かなかった。

        丸じの話を信じたのは、足が生まれつき悪い丸じの兄と、狛犬の周りで遊んでいた六人のみなし子だけだった。

        丸じは大きな木をくり抜いたくり船をつくった。

        と、突然大洪水が起こり、足の悪いお兄さんは、自分を置いていくように言い、丸じたちは泣く泣くお兄さんを置いてくり船に向けて走った。

        島は沈んでしまい、丸じと六人の子どもだけがくり船のおかげで助かった。

        と、足の悪いお兄さんを背中に載せて、向こうから狛犬が泳いできて、お兄さんも無事に助かることができた。

        丸じたちは無事に九州に辿りつくことができた。

        という話。

        長く鎖国をしているうちに、ノアの箱舟伝説が変化したものだと思うが、とても面白かった。
        >> 続きを読む

        2013/05/03 by atsushi

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    • 1人が本棚登録しています
      わたしたちのイエスさま

      森一弘 , 藤本四郎1986/09

      4.0
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      • 子ども向けにわかりやすく、福音書の話を短くしてある絵本。

        しかし、それだけに、より素直に、優しく、いかにイエスが優しい生涯を送ったかが伝わってくる気がした。

        こういう絵本を子どもの頃から読んだ人は優しい人になりそうであるし、大人になってからであっても、いつでもこのような福音の物語に触れると、何が最もなくてはならぬことかを教えてもらうことができるのだと思う。

        イエスは、限りなく優しい人だったんだなぁと、あらためて思った。
        >> 続きを読む

        2013/05/11 by atsushi

      • コメント 4件
    • 1人が本棚登録しています
      そよ風のように生きる 旅ゆくあなたへ

      D'SouzaValentineL1991/10

      カテゴリー:各教派、教会史
      5.0
      いいね!
      • 古本屋でふと手にとって手に入れた本なのだけれど、とても良い本だった。

        とてもシンプルでわかりやすく、キリスト教の観点から人生において大切なことが書かれている。

        とても良い本だった。
        繰り返し読んでみたい。
        >> 続きを読む

        2013/10/01 by atsushi

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    • 2人が本棚登録しています
      ふしぎなたいりょう

      河村員子 , 小野かおる1993/10

      4.0
      いいね!
      • ルカによる福音書の五章にある、イエスが舟に乗ってくると、大漁になり、漁師だったペテロが驚いた、という物語を描いた絵本。

        ほのぼのとした気持ちによる、良い絵本だった。

        あとからは、十字架の受難や迫害などで、つらい苦しいことも多かったようだけれど、最初の頃はこのように、のどかで幸福な日もあったのだなぁと、あらためて思った。

        いや、たぶん、そのあとも幸福はずっと続いていたのだろう。

        良い絵本だった。
        >> 続きを読む

        2013/05/11 by atsushi

      • コメント 3件
    • 1人が本棚登録しています
      星ふる夜のシモン

      佐藤夕子 , Tharlet, Eve1994/10

      4.0
      いいね!
      • イエス・キリストが生まれた夜のこと。

        多くの人々が集まってきて、よろこんだ様子が、とてもかわいらしい絵で描かれていた。

        心があたたかく、やさしくなる絵本だった。
        >> 続きを読む

        2013/05/11 by atsushi

      • コメント 2件
    • 1人が本棚登録しています
      のぼさんのクリスマスツリー

      蔵富千鶴子 , 石鍋芙佐子2003/09

      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      3.0
      いいね!
      • 図書館で娘さんにクリスマス関連の絵本を1冊。コーナーが設置してあり30分位悩み結局選んだ本は…
        「のぼさんのクリスマスツリー」
        家に帰り早速娘さんに読んであげました~。
        「サンタさんは?サンタさんは?」と聞いてくる娘に
        「もう少し後ろのページだよ」と…。
        が、結局サンタさんは登場しない絵本でした(;^_^A
        でも、クリスマスツリーの絵を見ながら、「保育園と一緒だね~」と喜んでいました(^-^)v
        悩んで選んで良かった良かった、多分(^_^;)
        >> 続きを読む

        2011/03/24 by fraiseyui

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