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築地書館(株) (ツキジシヨカン)

企業情報
企業名:築地書館
つきじしよかん
ツキジシヨカン
コード:8067
URL: http://www.tsukiji-shokan.co.jp/
      先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます! 鳥取環境大学の森の人間動物行動学

      小林朋道2007/03

      カテゴリー:動物学
      5.0
      いいね!
      • 生き物(昆虫、ネズミ、蛇も含む)大好きな人にオススメです。
        きっと、ニヤニヤしたり、うなずいたりしながら楽しめると思います。
        著者の文章も絶妙なのでとても読みやすく、飽きさせません。
        シリーズなので、他の本も探して読むことにしました。
        >> 続きを読む

        2015/11/10 by 乱読文庫

      • コメント 1件
    • 1人が本棚登録しています
      先生、シマリスがヘビの頭をかじっています! 「鳥取環境大学」の森の人間動物行動学

      小林朋道2008/10

      カテゴリー:動物学
      4.0
      いいね!
      •  本書を読んで「動物行動学」というものを
        初めて知りました。
        動物番組などの解説
        聞いたことはあったのかもしれませんが、
        初めてちゃんと認識したと言った方がいいかもしれません。

         内容は、鳥取環境大学の教授である著者と
        彼の研究対象である動物達や学生とのふれあいを
        紹介したものです。

         くだけた文章から著者の人柄もしのばれ、
        なかなか面白おかしい内容となっています。
        大人が読んでも楽しめるでしょうが、
        学問の範囲や興味の幅を広げる意味で
        中高生に読んでみていただきたい一冊です。
         
        >> 続きを読む

        2015/02/03 by kengo

    • 3人が本棚登録しています
      砂
      文明と自然

      WellandMichael , 林裕美子2011/07

      カテゴリー:岩石学
      5.0
      いいね! maruko
      • タイトルの通り、「砂」をメインテーマに据えた本です。

        砂がどうしてできるのかに始まり、砂の定義(サイズで判断するようです)や生まれた砂の行方。また砂から見る、地質的な地球の歴史。そして人間の生活や文化。最後には、宇宙(他の惑星や衛星、小惑星、彗星など)まで視線を向けています。
        各章ごとに内容は濃く、理系分野の内容がほとんどであった為、読み進めるのは大変でしたが、とても楽しんで読むことができました。

        「砂」と言うと特に今までの生活で意識したことのない物でしたが、思っていた以上に現代の生活に関わっていたこと(建築材や電子機器に欠かせない材料だったり……etc)などは特に目から鱗でした。(よくよく考えてみれば、それほど驚くことでもないのでしょうが……)

        専門分野ではないので、詳しい内容に関してはどうこう書ける知識はありませんが、「砂」のことを知るには良い本だと思います。
        >> 続きを読む

        2014/04/26 by まるこ

      • コメント 2件
    • 1人が本棚登録しています
      内臓のはたらきと子どものこころ

      三木成夫1995/12

      5.0
      いいね!
      • 本書は三木成夫氏が「さくら・さくらんぼ保育園」で講演した講演録です。初版は1982年で、今回のは増補版として、三木氏の文章を加えたものが氏の死後に出版されたものです。

         胎児が母体で生命の進化の過程をたどるというのは、今の世の中ではほぼ定説だと思うのですが、その発見の様子が生々しく書かれていて、感動します。三木氏はホルマリン漬けの胎児の標本にメスを入れ、その顔が魚類・両生類・爬虫類・哺乳類と進化していく過程をスケッチしたのでした。

         講演の中でも触れており、別講でも触れている「潮汐リズム」も今や、女性誌や健康誌、スポーツ誌などには普通に載っていそうな話ですが、当時は非科学的とでもいうようなレッテルが貼られていたようです。

         三木氏の内臓感覚の話は、人体を小宇宙と見る古代の叡智が、むしろかなり実態に即した科学的な見方なのだということを納得させてくれます。舌と腕の筋肉は同じ筋肉であり、「ノドから手が出る」という表現には真実が含まれているようです。

         三木氏は、生命を体壁系と内臓系の二系統に分け、明快に説明を加えていきます。面白いのは、顔は、内臓系の筋肉でできているという点です。鷲田清一は顔を、決して自分で見ることができない、他人にさらされた部分というように表現していたと思うのですが、それは単なる言葉の綾ではないと納得させられます。そもそもこの本は、鷲田清一の著書に引いてあったので、読んだのでした。言葉の起源が、幼児のゆびさしと「アー」という声にあるという話はぞっとするほど面白いし、鷲田清一が注目するのもうなずけます。

         動物には「性」の季節と「生」の季節がきちんと分かれているが、人間はそうではない、でも「春の目覚め」のような言葉に残っているといいます。確かに「春は恋の季節」などと安っぽいコピーが氾濫しそうな季節です。実際のところ、体はそういう準備をしているのでしょう。三木氏は内臓感覚の発達した人とは、部屋で朝起きた瞬間に、「ああ夏至を過ぎたころだな」と分かるような人だと言います。何かの本でこんなことが書いてありました。桜前線や春一番などがメディアで流されるようになって、自分の感覚で春を感じるよりも、そちらの方を信じる人が増えたと。こちらが「ああ、春だな」と感じているのに、「でも、先生まだ春一番が吹いていませんよ」と言われて腹が立ったというような話でした。私は毎日外を走るようになって、この文章の意味がよくわかるようになりました。天気予報で言っている気温よりも、日々感じられる体感気温の方がずっと季節の移り変わりには敏感です。雨の近づき方もはっきり分かりますし、季節の太陽の光の強弱も感じられます。哲学者の内山節氏が、農夫と話しながら田植えをしていると、手の動きが速くなったため、「どうして?」と問うと、しばらく考えて、雨が近づいていると答えたという話を思い出しました。体が雨の到来を予感し、それが言語化されず、手の動きの早さとして対応している。内山氏は雨の到来は全然感じられなかったといいます。現代にあっても自然に近いところで生活している人は内臓感覚が鋭い。まして古代においてをや。古い言葉に内臓感覚を思わせるような言葉がたくさんあるのも肯われることです。こういうものを近代科学は否定し、蔑んできた。今、過去の叡智に聞こうという謙虚さが生まれているのかもしれません。

         「内臓の感受性のゆたかな子に」という章で「さくら・さくらんぼ保育園」の実践が報告されています。その考えは三木氏の話と同じです。現在の保育園はどうなっているのか知りませんが、これが書かれた当時は、トイレの訓練のために、たくさんのジュースを飲ませて、トイレに座らせ、尿が出ると「ビー」とブザーが鳴る。ビーと音がするとチョコレートをあげる。またジュースを飲ませてトイレに座らせる。それをくり返すと三日で自分でトイレに行くようになる。この方法がアメリカから輸入され、ちえおくれの子どもにも訓練が成功したとはやっているという。さくらんぼ保育園のやり方は、基本的に内臓感覚まかせである。だから何度でも失敗し、下着を汚してしまう。それを保育士は叱りもせずにいつまでもくり返す。「三日でできる」方法に対して、六年間かけてできるようになったちえおくれの子どもが紹介されています。これこそが、三木氏の「心を育てる」保育である、と。内臓の感受性を大切に持つことによって、森羅万象に心をひらく自然人に育ってゆくと。

         本文より「三木先生は、子どもが生まれるや、母の乳房に吸いつき、やがて溢れ出るようになった母乳を十分吸い、六ヶ月頃寝返りができるようになるや、畳を這い回り、異常な好奇心で畳や手にふれたものをなめ廻し、排泄も膀胱から教わって素直に感受できるように育てられたものは、実に内臓の感受性が豊かに育ち、こうした子どもは満一歳頃から呼称音を伴う指差しが出て、やがて、人間だけがもつ強烈な衝動、遠い世界がみたい、という立上りの衝動で直立してゆく、という。これこそ心のめざめであり、人間らしく脳が育ってきたことをみせてくれることであり、その後は一層の好奇心で、歩いていっては、コレナーニ、コレナーニとくりかえしいうことばの世界を急速にひろげてゆき、思考の世界にはいってゆける子どもに育ってゆくのだ、と話して下さった。「思」という字は脳と心(内臓)を合わせたもの、とは実にすばらしい語源である。」
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        2012/07/16 by nekotaka

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