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吉本ばなな (1988/01)
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その場の空気感とか主人公の感情が、言葉を読んでるというより感覚で伝わってくる文章だった。すごい。近しい人を亡くしたことはないけどその絶望の一端を感じた気になった。 >> 続きを読む
2014/07/03 by sh11083
小泉吉宏 (1997/09)
大好きな絵本。小さいころよんで、ひとりぽろりと涙が。不器用で、ゆっくりで、ピュアな子ブタ。大人の考え方と、子供の考え方。視点の違い。感覚の違い。いろんなことがすれ違って行く。子ぶたのきもちもわかってよ。ってこっそり泣いてしまう。だけど最後の1ページでまた救われる。本当に大切にしている絵本です。 >> 続きを読む
2014/01/16 by Rie
不安を取り除くために大切なこと。相手は良く自分を見てる。どんな顔をしたか、なんて言ったか、どんな気持ちを抱えているか。大丈夫だよっていつも穏やかにいれたら相手も安心していい関係が築ける。いやなこと、うっと思うことをされたときは相手が自分を信頼に足る人間なのか試してるのかも。 >> 続きを読む
2014/01/22 by Rie
小泉吉宏 (1997/12)
心に残る絵本だった。戦場で死んでいった兵士の一人一人に、人生があり、出会いや別れがあり、子どもの頃があったのだろう。そのことをあらためて深く思わされる。多くの人に読んで欲しい一冊。 >> 続きを読む
2013/06/21 by atsushi
小川洋子 (1990/08)
『冷めない紅茶』と『ダイヴィング・プール』の2編。『冷めない紅茶』中学の同級生が事故死し、その葬式で同級生のKと再会する。その再会をきっかけに、Kとその妻であり、かつて中学の図書館司書をしていた女性との交流が始まる。同居人のサトウにうんざりしていたわたしは、夫妻との時間がとても大事に思えてくる。しかし、自分の部屋で中学生の頃に借りたままだった図書館の本が見つかり、それを返しに母校へ行った際、衝撃的な事実を知る。母校は以前、火事で図書館が燃えていた。死者も出ていた。わたしが彷徨っているのは、もしかしたら死への扉?夫妻の完成されたあたたかさは、もしかしたら安らかな死?『ダイヴィング・プール』彩は孤児院の一人娘。孤児院で一緒に暮らす純に想いを寄せている。一方で、同じく孤児の幼児リエには、泣かせたい、自分の手で辛くしたいという残酷な想いを抱いている。リエは彩の与えた腐ったシュークリームで入院となり、その事実は、純に知られてしまう。とても、穏やかに。抱きしめられたい、自分だけのものにしたいという欲望と、それが叶わないがために、自分の思い通りになる何かを傷つけたいという欲望が交錯する。どちらも、あぁ、小川さんらしい文体だなぁと。好き嫌いは確実に別れる。小川さんの文体は好きだけど、この短編はどちらも、ちょっと、好きにはなれない。どこか文章に酔ってる様な、それが小川さんの魅力でもあるのだけれど、これはあまりに顕著。読了感があまりない。 >> 続きを読む
2014/09/14 by ayu
山口文憲 , 日本ペンクラブ (1989/01)
アカデミックな切り口で香港を切り取る。香港を扱う作品の中では異色と言える。これまで数多くの香港関連作品を読んできたが、明らかに他とは毛色を異にする作品。香港を扱う作品で一般的なのは、いわゆるガイド的なもので、このジャンルに属さない作品は少数派と言える。本作品は戦争中から現在までという時間軸や中国返還など、食い倒れとかブランド買い漁りとかと比較するとアカデミックな視点を持っている。学生時代に香港を研究テーマとして来たことも有り、アカデミック視点もウェルカムなのだが、文体が古いのか、読み進めることに苦痛を感じた。いわば玄人受けする作品のため、読者を選ぶが、香港を立体的に捉えたい人には有意義な作品で有ろう。アグネスチャンの作品も収録されており、興味深く読んだ。 >> 続きを読む
2012/08/30 by ice
吉本ばなな (1995/03)
言葉からの触手Chotto Matte Kudasai
2016/01/31 by Tomoko
Smith, Wilbur A, 1933- , 田村義進 (1995/10)
読む前から予想通りの展開、予想通りのセリフ、何もかもが予想通りであるにもかかわらず、ついつい読んでしまうという小説があるものです。今回読了したウィルバー・スミスの冒険小説「アフリカの牙」は、まさしくそんな作品なんですね。これほど頑固にアフリカを舞台にして冒険小説を書き続けている作家も珍しいが、この作品の舞台もやっぱりアフリカ。象牙の密輸業者と戦う男の冒険を描いた長編小説で、ここにあるのはいつものウィルバー・スミス、いつもの冒険なんですね。目新しいことは何ひとつない。ところが、冒険小説が好きな者ならたっぷりと読まされてしまうのだ。ヒーローは復讐のために戦うのだが、何度も危機に陥っては不屈の闘志で立ち上がってくる。このプロットも常套なら、キャラクターも似たようなもので、悪いヤツは徹底して悪く、善人はどこまでも善人で、ヒロインは知的な美女。要するに、絵に描いたような物語といっていい。悪人でもなく善人でもないという人物も登場するが、そうなるとかえって中途半端。最近流行りの偏執狂的な殺人者は登場するし、自然破壊に対する怒りはあるし、そういう道具立てまで、はっきり言って陳腐なんですね。ところが、通俗冒険小説、大好き人間の私としては、驚きがなくてもいいじゃないか。目新しいものがなくてもいいじゃないか。類型的な人物しか登場しなくても、予想通りのストーリー展開をしても、これだけ愉しませてくれればいいじゃないか----という内なる声が聞こえてくるんですね。それはアフリカの密林を行くヒロインの描写に見られるように、迫力満点のディテールが、豹に象に蛇に鰐、アフリカの大地に生きるさまざまな動物たちを行間から立ち上がらせるからなんですね。つまり、前面で展開する物語は陳腐でも、その背景たるアフリカの圧倒的な臨場感が全編に漲っているからなのだ。ここにあるのは、ヒーローの物語ではなく、アフリカの物語なのだ。主人公はまさしく、アフリカそのものなんですね。 >> 続きを読む
2018/04/07 by dreamer
南原幹雄 (1996/11)
沖田総司が探偵役となって数々の事件に立ち向かう。沖田総司を主人公に据えた割には盛り上がりに欠ける。新選組、中でも沖田総司は非常に魅力を感じる人物で、彼が主役ということだけで大いに期待してしまった。印象としては、グインサーガで言うところの「アルド・ナリス王子の事件簿」と大いに被る。つまり非常に魅力的なキャラクターが活躍するところは楽しめるが、肝心の探偵部分にあまり魅力が無い。そもそも探偵という役どころでは、沖田総司のキャラクターは光らないように思う。史実には諸説有るようだが、やはり結核を抱えた、天才美少年剣士というあまりにも魅力的なキャラクター。斬って斬って斬り捲るシーンが欲しくなるのは、わがままではないだろう。立ち向かう事件が実際に有った事件のため、歴史のifとしても楽しめる。 >> 続きを読む
2011/07/04 by ice
吉本ばなな (1992/02)
吉田 遠志 (1986/09)
吉本ばなな (1988/08)
野中柊 (1992/09)
角田光代 (1993/08)
島田絵海 , BergElizabeth (1995/03)
吉本ばなな (1991/10)
吉本ばなな (1991/11)
G・ガルシア=マルケス , 井上義一 (1994/08)
G・ガルシア=マルケス , 井上義一 (1990/10)
吉田遠志 (1990/09)
【(株)ベネッセコーポレーション】(ベネツセコーポレーシヨン) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(出版社,発行所)
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