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岩瀬成子 (2010/01)
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ビートルズの時代の空気が、そこかしこから漂ってきて、何だか懐かしさを感じた。中学生の頃って、こんなんだったのかなあ~(^^)と思いつつ、なんとなくわかるように思う。そこはかとなく、楽しくて、ちょっと切なくて、でも楽しい! >> 続きを読む
2015/06/22 by けんとまん
池上彰 (2013/03)
図書館。池上氏の言うように記者の質問レベルの低さが答える側もレベルの低いものになっているのかも…記者も自分も勉強をしていかなくては。 >> 続きを読む
2015/05/02 by おれんじ
江國香織 (2002/03)
表題作ほか9篇収録の短篇集。心の柔らかい部分にしみいるような江國さんの文章が好きだ。文章に身をゆだねてみる。すると、全身で読書しているような感覚を味わうことができる。登場人物たちが食事をする場面が多くて、無性にお腹がすく。特に2番目に収録されている、「うんとお腹をすかせてきてね」が良かった。p30 「あたしたちは毎回、我ながら見事に食事をする。」「感覚という感覚を全部使ってきれいに食べる」親密な男と女が、共に食事をし、共に寝る。要約するとただそれだけの物語。でもよく考えてみると、これはとんでもなく幸せな物語なのだ。食欲と性欲と睡眠欲という三大欲求を満たす行為を、共に楽しんでくれるパートナーがいるということ。人間として、生き物として、最高の幸せだ。 >> 続きを読む
2014/12/17 by seimiya
森友治 (2007/07)
ブログをずっと読んでいて本屋で立ち読み。なので持っていませんがとても好きです。写真の暖かみも大好きですがコメントも良いです。この生きる毎日が幸せと思う。 >> 続きを読む
2014/01/17 by Rie
松尾たいこ , 角田光代 (2010/09)
これはこわい。こわかったよぅ〜。事件や事故や人間の感情や、そういう現実世界のこわさではなく、ふとした隙間に吸い込まれてしまう、「別の世界」のこわさ。なにかとんでもなく恐ろしいことが起きるわけではないその世界は、だからこそこわかった。今、ここに在る自分、が、本当に在るのか、自信がなくなる。ああ、こわかった。角田光代、凄過ぎる。。。 >> 続きを読む
2014/12/05 by umizaras
今市子 (2012/10)
オリエンタル・ファンタジーのシリーズ物で連作短編読み切りなので最初から読まなくても話は分かるでも…微妙に繋がりがあるので最初から読んだら面白さ100倍!!(笑)今回は翠湖の巫女の後継者探しの一連の騒動がテーマなんだけど相変わらず設定がいい安定の今市子先生ヾ(≧▽≦)ノ >> 続きを読む
2012/11/07 by あんコ
桟敷美和 (2010/09)
大学2回の時に講義で少し扱った。講義は文学と美術のコラボレーション、今の私の卒論につながった講義。女の墓から出てきた美しい白い百合夏目漱石の話には百合が多く登場する。今回は闇夜に星の光をあびて輝く、風に少しなびく白百合百合のような甘い香りが漂う話たち >> 続きを読む
2014/02/16 by kotori
池上遼一 (2000/02)
I・餓男 アイウエオボーイ 第1/全8巻政財界の闇に踏み込んでしまったカメラマンの婚約者を失った男性の復讐劇。ダジャレと言うかふざけたタイトルだが、ストーリーは大マジのバイオレンスサスペンス。小池一夫原作で池上遼一が絵を担当という名作「Cryingフリーマン」と同じコンビの作品と言うことで手にとったのだが、あとがきに、クライング・フリーマンへ結実していくスーパーバイオレンスなキャラクターという記述が有ったのが嬉しい。結婚を控え、忙しく仕事をこなしていたTVディレクターの元に届けられた婚約者の死の知らせ。暴行された形跡も有り、あまりにも不自然な死の原因を探って行く内に、彼女が政財界の闇に触れてしまったことを突き止める。復讐を誓うも、逆に組織から生命を狙われる彼。怒りに燃えながらも、まずは身の安全と自由を手に入れるべく、耐えながら機会を伺う。悲劇では有るが、救われようも無い復讐の道に踏み込んでいく彼の生き様には複雑な感情を持ってしまう。自暴自棄になってしまうことや、婚約者への愛を貫きたい気持ちはもちろん理解できるが、既に婚約者はこの世を去っているのだし、その先には幸福が無いことがわかっている以上、いくら辛くても踏みとどまって、新しい幸福を探すべきなのでは無いかと思う。冷たいようだが、自分に責任がないことも有り、死者に忠義立てすることで自らの未来を捨ててはならないのでは無かろうか。亡くなった婚約者も、本当に愛情が有るのなら、決して彼のような生き方は望まないのでは無かろうか。作品のイメージとしては松田優作主演の大藪春彦作品「蘇える金狼」に似ていると感じた。 >> 続きを読む
2013/01/05 by ice
I・餓男 アイウエオボーイ 第2/全8巻マキが死の間際に訪ねるように遺言した女性、夏子との出逢い。復讐劇の王道パターンを進む展開に、早くも不毛感、空虚感に苛まれはじめた。恋人を殺された復讐に燃える猛夫。マキが死の間際で紹介してくれた新たな味方、夏子と出逢うことで、体力を戻すことに成功する。猛夫が計画を立案し、その金銭的な裏付けは夏子がなんとかするという役回りが決まる。その計画は、日本で大金を掴んだ後、アメリカに渡り、マスメディアを味方に付けた後、改めて日本に舞い戻り、復讐を実行するという壮大なものだった。そう言い出すとキリが無いのかも知れないが、日本の政財界のみならず、芸能界やスポーツ界にまで張り巡らされた組織の黒い糸がアメリカに及んでいないと考えるのは楽観的ではないかと思う。目的には凄い速度で近づいているのだが、結局、猛夫と出逢った人は不幸になっていく。復讐を達成するまでに、これから不幸にしてしまう人が増えることを考えると、彼も救われないだろう。それでは作品が成り立たないことは十分理解しているが、このパターンは瞬間的に展開が読めるものなので、安易に不幸の量産路線に進むのではなく、どこかに救いを用意して欲しいもので有る。これで2巻。1/4を消化したことになるが、タイトルの違和感は全く変わらない。 >> 続きを読む
2013/01/07 by ice
池上遼一 (2000/03)
I・餓男 アイウエオボーイ 第3/全8巻アメリカに渡った猛夫。大金を持った彼に次々と襲いかかる人々。ここまで乾いたアメリカの描写には触れたことが無い。ここだけでも読む価値が有った。アジアが好きなのがその理由なのだが、アメリカというか欧米圏はハワイを除いて訪れたことが無い。従って当然アメリカ本土にも上陸したことは無い。それでも、最近は改善されて来たとも聞くが、ニューヨークの地下鉄やスラム街の酷さは何となく聞き及んでいるつもりでいた。しかし、アメリカ上陸を果たしたこの巻の冒頭で描かれるアメリカは完全に想像を超えていた。何と言うか乾ききった描き方で、逆に真に迫る怖さみたいなものが溢れている。大金を掴み、本名を名乗ることさえできない立場の彼に、欲にまみれた人々が襲いかかる。猛夫自身も、あっと言うまに順応し、もはや殺人マシーンと化してしまっているのが悲しい。しかし、目的を達成するためには手段を選ばない彼の、遂行力は凄まじく、ついに当初のターゲットとしていたハリウッドのボスへのコネクションを掴み、コンタクトするに至る。ここまで犯罪に手を染めると、もはや戻り道は絶たれてしまった。ならば派手に成し遂げることを祈ろう。 >> 続きを読む
2013/01/11 by ice
I・餓男 アイウエオボーイ 第4/全8巻鍵を握る映画プロデューサーと精神的な距離を詰める猛夫。何も持っておらず手負いの状態でも、ただ一緒に付いて行きたいという女性。男性にとっては憧れかも知れない。映画プロデューサーとの接点を掴むため、自宅に放火の上、拉致という手段に出る。ここまでやりきれば、もはや力を貸すどころか完全に許して貰えないコースに突入しそうだが、さすがに復讐に燃え、既に10人も殺して来ている男は迫力が違う。危機的状況からのサバイバル能力を試される脱出劇で知り合った女性からも、無償の愛を捧げられ、非常に不健康な道を進む中で、運は彼に味方して来ているようだ。驚きなのは、日米政府間で事の発端を恐れた勢力が、新たなる殺し屋を差し向けて来たこと。彼らは言わば政府公認の暗殺者で有り、これまでの連中とは確実にレベルが違う。これで半分を折り返したところだが、この先の展開を不安視していたため、新たな大きな布石となる彼らの登場は両手を上げて歓迎と言える。映画プロデューサーも、沈み行く自身の立場を盛り返すための武器として、猛夫を見ているのがリアルだ。 >> 続きを読む
2013/01/13 by ice
池上遼一 (2000/04)
I・餓男 アイウエオボーイ 第5/全8巻復讐への大きな一歩を踏み出したかに見えた猛夫だったが、新たな魔の手が迫る。局面毎のハラハラ感はきっちり演出されているものの、やはり人が死に過ぎ。演出としては安直では無かろうか。用意された試練を乗り越えたことで映画プロデューサーとの面談に漕ぎ着ける猛夫。事の発端から現在に至るまでを詳細に語る機会が得られたことで、彼の信頼と協力を得ることに成功する。しかし、これで道が拓けたかと思いきや、彼を待つ試練は、まだまだこんなものでは無かった。国家機密保持と日米安全保障条約による日本側からの要請で猛夫を追うDIAの男達。超法規的な特権を駆使して執拗に追い込んでくる彼らは、非常に不愉快な存在では有るが、作品として見れば、マンネリ化を阻止する救世主で有ることは間違いないと思う。そんな彼らの魔の手から猛夫は、自転車サークルのようで有りながら、チョッパースタイルのバイク集団かのような強烈な存在感を発する女性達からの協力を取り付けることで擦り抜ける。これで残すところ3巻となるわけだが、キッチリと見せ場は作られてはいるものの、当初から先が見えていた通り、猛夫に関係した人間は皆不幸になって行くというストーリーは捻りも何も無い。「耐えた。己が為しとげなければならない大いなる目的のために耐えた。」もしかしたら、それが目的なのかも知れないが、こんな発想は一人よがりの利己的なものでしか無いだろう。「大きな犠牲を回避するためなら、小さな犠牲を厭わない」と言っているように聞こえるが、強大な闇の組織を壊滅させることには意義は有るものの、彼の場合は個人的な復讐のウェイトが大き過ぎるように感じてしまう。巨悪と、周囲の人間を不幸にすること。どちらが悪なのかは、難しい問題では有ると思う。 >> 続きを読む
2013/01/27 by ice
I・餓男 アイウエオボーイ 第6/全8巻復讐のため逃避行を続ける猛夫。独立した短編的なストーリーでは単なる逃亡者でしかないため飽きが来る。今回は逃走中のエピソードを連ねた短篇集的な構成で、全体のストーリー影響としては極小。特徴的だったのが、相手になる女性が2話を跨ぐような話が無かったこと。このシリーズは、しばらく行動を共にして来た女性を失って凹みながらも、人生を賭けた復讐を進めるために、冷酷に切り捨てて行くような話が多いが、感情移入する前に女性が消えて行ってしまうため、奥行きに欠ける面は有った。移民や麻薬、星条旗への思いなど、アメリカならではのネタからヒントを得たような話が連続しているのも面白く感じた。最終回が見えて来たくらいなのに、大きな展開は無くお茶を濁された形になっているのに肩透かしを食らった気分ではあるが、残り2巻で完結。ここまでは、正直期待していたほどでは無いのだが、終盤で挽回してくれることを期待しよう。 >> 続きを読む
2013/04/07 by ice
池上遼一 (2000/05)
I・餓男 アイウエオボーイ 第7/全8巻ついにラスベガスに到達する猛夫。手掛かりであったギラムの娘と会うことに成功する。いよいよ次回最終巻。復讐は叶うのか、そして彼の心に安息は訪れるのか。この巻になってから、猛夫の洗練度が急に増し、クライング・フリーマンの窯と重なるシーンが多かった。そう思ったら、実はそもそもコンセプトも似ていることに気付いた。暗殺者として相手を殺した後に涙する窯だが、猛夫も愛してくれた女性を失う際に涙する。この作品の正常進化したものが、クライング・フリーマンなんだと半ば確信を持つに至った。この巻で、当面の手掛かりだった女性を追い、ついにラスベガスにたどり着いた猛夫は、ボロボロな状態で飛び込んだ紳士服店で、元マフィアでローズタトゥのガスと運命的な出逢いを果たす。ほぼ一目見ただけで、猛夫を息子のようだと受け容れ、更に生命を賭けて守ってやろうとする彼。もちろん純粋な好意では有るものの、その裏に死に場所を求めていた任侠の漢が垣間見え、泣けた。さぁ、次回いよいよ最終巻。DIAのサイキックとも決着を付けねばならないし、そもそも実は黒幕って誰なんだ的な部分も有り、キレイにオチを付けてくれるのかが心配でならない。解説は「グラップラー刃牙」の板垣恵介氏。本作品の原作を担当している小池一夫氏が主催する「劇画村塾」数々のマンガ家を輩出しているらしく、彼もまたその1人らしい。 >> 続きを読む
2013/04/28 by ice
I・餓男 アイウエオボーイ 第8/全8巻殺害された婚約者の復讐のために旅を続ける猛夫。完結編。ついに完結。続きがないという意味では完結。ストーリーが収束していなくても完結は完結...ついに全巻読了!しかし、まさかこんな気持ちで、この瞬間を迎えるとは想像もしていなかった。この巻の表紙を見た瞬間の何とも言えない違和感。誰だこいつは...?なんと1~7巻まで作画を担当していた池上遼一氏に変わり、松久鷹人なる人の絵に変わっている。最終巻ですよ!?劇画マンガ界の巨匠?池上氏が作画を担当しているから読み始めたのにも関わらず、何ともヒドイ仕打ちだ。とは言え、憤慨していても仕方がないので、冷静に考えてみると、前巻で終了というのはストーリー的に全く有り得ないため、、池上氏がどうしても時間が避けなくなったのだとしたら、作画担当をチェンジしてでもエンディングに持って行ってくれたのは感謝すべきかもしれない。しかし、こうした大人な事情を汲もうとする大人の努力も虚しく、ストーリー的にも裏切られる。オチが付かない...確かに宿敵サイキックとの死闘には明確な決着は付いた。ただ、戦闘能力は非常に高いライバルでは有ったが、彼の婚約者を殺害した勢力の中では小ボス的な立場に過ぎず、復讐という観点で言えば、全く話にならないと言わざるを得ない。結構長いことそれなりに楽しませて貰ったので、最後がこんな雑に放り投げれたのが残念でならない。この最終巻なら、ストーリー的には尻切れトンボでも前巻で終わる方が高評価だったのは間違いない。 >> 続きを読む
2013/06/02 by ice
山本鈴美香 (2002/06)
名作は名作だった。心の教科書か。
2016/01/18 by muzzle
まつもと泉 (1991/12)
2019年5冊目。中学~高校生の頃、好きだった漫画のひとつ。この作者の書く女の子たちはどの子も可愛いけれど、まどかさんはある意味憧れの女性です。主人公の妹の眼鏡美人まなみちゃんもいいかな。懐かしいなあ。文庫版、家の引っ越しで手放してしまったけれど、また集めなおそうかな。2巻目以降も引き続き読んでいきたいと思う。 >> 続きを読む
2019/01/14 by おにけん
池上彰 (2009/06)
森絵都 , 井上荒野 , 角田光代 (2010/10)
高橋よしひろ (1994/05)
【(株)ホーム社】(ホームシヤ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(出版社,発行所)
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