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(株)旬報社 (ジユンポウシヤ)

企業情報
企業名:旬報社
じゆんぽうしや
ジユンポウシヤ
コード:8451
URL: http://www.junposha.com/
      生徒がくれた"卒業証書" 元都立三鷹高校校長土肥信雄のたたかい

      澤宮優2010/06

      カテゴリー:個人伝記
      5.0
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      • こういう方が一人でも増えると、この国はよくなるのだと思う。
        東京都教育委員会とは、いったい、どういう組織なのか。
        人間として、そもそもどうなのかと思う。
        その上からの指示があるのだとは思うが、あまりにも酷いし、教育という名が廃る。
        まさに、パワハラの権化だ。
        土肥先生の基本スタイルは素晴らしい。
        おかしいと思うことは表明し、悪法も法の精神にのっとり、職務として果たすことは果たす。
        そして、何より、校長室にいるのではなく、生徒の身近にあり続けるというのが、すべてを物語っている。
        いろんなヒントがここにある。
        >> 続きを読む

        2014/08/11 by けんとまん

    • 1人が本棚登録しています
      内部被曝からいのちを守る なぜいま内部被曝問題研究会を結成したのか

      市民と科学者の内部被曝問題研究会2012/01

      カテゴリー:内科学
      5.0
      いいね!
      •  内部被曝とは、放射性物質を体内に取り込むことにより、体内で被曝すること。放射線が遺伝子を傷つけるので人体への影響は大きい。
         福島原発事故後、内部被曝についてはタブー視されている感があります。
         本書によると、広島・長崎での原爆でも、内部被曝については隠蔽されたといいます。
             
        「背景には、『核兵器は破壊力はあるが、放射線で長期にわたり苦しめるものではない』としたい米の核戦略があった」  
             
        「アメリカは「核兵器は通常兵器と同じ。放射線で長期にわたり命を脅かすことは無い」という核兵器の虚像を描くために、内部被曝を隠ぺいする
        (被爆地から放射性の埃が無いことにし、内部被曝を「生じようがないもの」にしました)
        という核戦略が強行されました。」
             
         そのため、広島では、床上1メートルの大洪水の後に、長崎では1300ミリの豪雨の後に放射線測定をして
        「放射性の埃はこれだけしかなかった」
        ということにされました。
             
         本書を読めば、広島・長崎原爆での放射線被曝線量の公式研究は、支離滅裂でいい加減なものだと分かります。
         このように、公正である医学データ・研究も大きな権力によって捻じ曲げられることがあるのです。
         そしてそれは今現在まで続いており、現在進行形であり、今後も続いていくのでしょう。
             
        「ECRRは、チェルノブイリの影響を世界中で疫学調査をした結果、平均値として「内部被曝の実効線量は外部被曝の600倍」としています。内部被曝の特性を考慮すると妥当な大きさです」
             
        「内部被曝を切り捨てる政府を支える学者ICRP論者が外部被曝の3%等と言っているのはとんでもない過小評価です」
             
         内部被曝の怖さが分かる事件としてラジウムガール事件というのがあります。
         夜光時計の文字盤にラジウムを塗る時、筆先をなめて整えていたら、口の周りが内部被曝でひどいことになったという。
             
         なお、医療被曝と発がんの関係についての研究では、広島・長崎での原爆被爆から計算して推測する、ということが行われます。
         しかし上で見たように、広島・長崎での観測がそもそも当てにならないものです。
         本書では、澤田昭二先生の以下の記述があります。
             
        「内部被曝の障害の仕組みが外部被曝と異なるのでX線やCTスキャンによる被曝と比較することは適当でない。さらに、X線やCTスキャンは病気の危険を減ずることの兼ね合いで覚悟して浴びるもので、こうしたことを無視した比較は二重に不適当である。」
             
         さて、本書は“市民と科学者の内部被曝問題研究会(内部被曝問題研)”のメンバーが分担して執筆しています。
         錚々たるメンバーが大集合です。
         しかし、内部被曝問題研のその後は活動が失速し、本書の出版が最大の成果でありピークだったのではないでしょうか。
         そういう事実を見ていると、財力も権力もない科学者や市民がまとまって活動していくことの難しさを実感します。
         やはり、財力も権力もある原子力ムラなりカルト宗教団体なりがスポンサーとなって世論を誘導・操作していく方式が効率良いのです。だからこの世の現実は、財力も権力もある原子力ムラなりカルト宗教団体なりのやりたい放題の天下となっているのです。
         民主主義とはいっても、やはり財力や権力を持つ者が有利なのです。
         科学的研究とはいっても、スポンサーの意向によって捻じ曲げられることもあるのです。
         そういう風潮に一矢報いるためにも、我々一般市民は勉強していかなければなりません。
         知は力です。御用学者に騙されない知識と思考力が必要です。
             
        「信頼できる放射線の専門家がほとんど前に出てこないうちに、政府の「放射能は怖くないキャンペーン」が高まっていく」
             
        「原発は安全だと騙された国民・住民が、今度は放射線は大して危険ではないと騙されようとしている。この状態を覆したいと、肥田舜太郎さんをはじめ、内部被曝の脅威を解き明かしてこられた方と出会い、歩んできました今こそ市民の手に科学を取り戻して自立すべきときです。そのためにともに尽力し、明るい未来を切り拓きましょう!」(守田敏也・ジャーナリスト)
           http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20160126/p1
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        2016/01/27 by 荒馬紹介

    • 1人が本棚登録しています
      ぼくが宇宙人をさがす理由

      鳴沢真也2012/08

      4.0
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      • SETI(地球外知的生命体探査:Search for Extra-Terrestrial Intelligence)
        地球外知的生命体が発している電波を探す研究。

        映画「コンタクト」で題材にされたので、覚えている人もいるかと思う。
        (この映画の原作は、天文学の分野では、その名を知らない人はいない、と言ってもいいほどの有名な天文学者、カール・セーガン)

        SETI は外国でだけ行われているわけではない。日本でも少ないながら行われてる。
        著者は日本で数少ないSETI研究者の一人。

        2009年11月の11日と12日に日本全国の30あまりの観測施設が同時に空の一点を見つめた。
        日本全国同時SETI観測「さざんか計画」である。

        この計画のリーダーとなったのが、著者。

        なぜ「さざんか計画」という名なのか、今まで分からなかった。
        が、11月頃にも梅雨があるそうで、「さざんか梅雨」とも言われるらしい。
        それが由来だという事がようやく分かった。

        この「さざんか計画」については、「宇宙から来た72秒のシグナル」に詳しい。
        http://randokukanso.blog79.fc2.com/blog-entry-164.html

        ちなみに、この本を某書店の書籍検索用パソコンで検索したところ「超科学」の分野に分類されていた。
        こういうタイトルを見ただけで、判断する人が多いのだろうか。
        ・・・となると本書は?確かめてみたい気もする。

        この「さざんか計画」は、SETIの本場、アメリカでも注目されていた。
        著者はヒューストンで開かれた宇宙生物学会に招待され、そこで発表を行う。

        そして、ここで知り合った研究者に「日米合同SETI」を提案する。
        この「日米合同SETI」は、その後、どんどん話が膨らみ、ついに「世界合同SETI」(ドロシー計画)となった。
        「ドロシー計画HP」:http://www.nhao.jp/~narusawa/oseti/project-dorothy-j.html

        本書は、2010年11月5日から7日にかけて行われた「ドロシー計画」の実現までの裏話と著者の小学生から大学の頃の話が中心となっている。
        ただ、小学校高学年を対象としているようなので、大人が読むと少々、物足りない。
        (お門違いの文句ではあるのだが)

        焦らしておいて、またもう一冊、という作戦だろうか、とさえ思ってしまう。

        ところで「さざんか計画」も「ドロシー計画」もSETIのための観測であるが、もう一つの大きな目的が「SETI研究者のネットワークを作る」こと。
        まずは日本で、そして、日米での協力体制を一足飛びにとばして、世界各地の研究者のネットワークが作られた。
        学会で話を聞くより、一緒に仕事をした方が強固な繋がりができるのだろう。

        こういう話を聞くと、今、隣の国と領土のことで悪口を言い合っている人達がいかに狭量かがよく分かる。
        そういう意味でも子供に「ドロシー計画」のような話を読んでもらうは、いいのかもしれない。

        それに、なによりも著者が今、行っている研究を継いでもらわなければならないから。
        >> 続きを読む

        2012/08/30 by Tucker

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      4歳からはじめる親子トレッキング

      関良一2012/09

      4.0
      いいね!
      • 引越し先には標高200mのおむすびのような山があります。
        なんとなく山がみえたりすると登ってみたくなりませんか?
        こちらの本は低い山から~高い3000m級の山まで役に立つでしょう。
        山の注意点、基本的なことですが知らないことがいっぱいかかれていました。
        私の父はピッケルをもって冬山へ通っていたような人だったので
        しょっちゅうではなかったですが、山登りに連れて行ってもらったことを思い出しました。
        自分の脚だけで歩いた達成感と町にはない神聖な空気、山小屋に泊まった朝の雲海もすべてが栄養になりました。
        まずは装備もスニーカーに動きやすい普段着で200mを5歳と登ってきましたが、山頂から見える風景に達成感を覚えましたし、子供もまだまだいけそうな感じでした。
        図書館で借りてきましたが、手元に置いておきたい本です。

        山で迷ったら今来た道を戻る登るというのが山の鉄則!参考になりました。
        >> 続きを読む

        2013/11/17 by 借りてくる

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