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ヴィレッジブックス (ヴイレツジブツクス)

企業情報
企業名:ヴィレッジブックス
う゛いれつじぶつくす
ヴイレツジブツクス
コード:86332 86491
URL: http://www.villagebooks.co.jp/
      ビューティ・キラー

      CainChelsea , 高橋恭美子2008/06

      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • ポートランド市警の
        アーチー・シェリダン

        ビューティ・キラーと呼ばれた
        連続殺人犯グレッチェン・ローウェルを
        追い詰めたが
        逆に捉えられ
        拷問をうけ
        一時は心肺停止

        そして
        なぜかグレッチェンは
        アーチーに蘇生を施し
        自首して逮捕される

        死刑の代わりに
        見つかっていない被害者の亡骸についての情報を
        アーチーにだけ伝えるという
        司法取引をした

        アーチーは今も
        毎週日曜
        グレッチェンに会いに拘置所に行く

        そのため
        アーチーは妻デビーと離婚

        そんな時に
        放課後の絞殺魔事件の担当で
        アーチーは現場復帰

        放課後の絞殺魔とは何者か

        そしてこれが終盤、
        グレッチェンやアーチーにも関わる
        筋が表れて来る


        放課後の絞殺魔は
        割と中盤で真犯人が分かってくる

        この事件の間に
        グレッチェンの
        アーチーへの残酷な仕打ちのシーンが
        始まりからラストまで
        順を追って挟まるように描かれる

        ここに
        グレッチェンとアーチーの関係を
        読者に知らしめる効果があった

        シリーズは続くらしく
        残念ながら
        図書館に次巻がないため
        一応ビューティ・キラーはここでお休みするつもり
        >> 続きを読む

        2021/09/11 by 紫指導官

    • 1人が本棚登録しています
      ジョナサン・ストレンジとミスター・ノレル

      中村浩美 , ClarkeSusanna.2008/11

      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 【英国実践魔法の復活を願う男ともう一人の魔術師】
         本書は、魔術をテーマにしたファンタジー三部作の第一部です。
         1806年のイギリスには何人もの魔術師がいました。
         しかし、彼らは魔術の本を研究し、討論し、新たな本を書くだけの理論魔術師であり、実際に魔術を使うことはしなかったのです(できなかった?)。
         実際に魔術を使えると公言しているのは、街頭魔術師と呼ばれる、胡散臭い大道芸人のような者たちだけだったのです。
         あるいは、そういう香具師らと一線を画すために、理論魔術師たちは実際に魔術を使うことを忌避していたのかもしれませんが。

         しかし、イギリスには魔術の伝統があるというのに、実際に魔術を使う者がいないのは何故だろうという疑問を抱く者もいました。
         ヨーク魔術学会の新会員となったハニーフット氏もそんな疑問を抱いた一人で、学会でそのことを訴えたのです。
         ハニーフット氏の主張に賛同した学会員であるセカンダス氏は、二人でその謎を解こうと提案してきたのでした。

         セカンダス氏は、ヨークシャーに魔術師がおり、その者は貴重な魔術書を沢山所蔵しているという話を聞いたことがあると言います。
         その者なら、何故実際に魔術を使う者が英国からいなくなってしまったのかが分かるのではないかと言い、二人でその魔術師に会いにいくことにしたのです。

         その者は、ノレル氏と言い、噂通り貴重な魔術書を大量に所蔵していました。
         そして、ノレル氏は、長年の研究により自分は実際に魔法を使うことができるようになった実践魔術師であると言うのです。
         ノレル氏も、かねてより英国魔術を真に使える者は、その力を使って国の役に立つべきだと考えていたのでした。

         喜んだハニーフット氏とセカンダス氏は、さっそくヨーク魔術学会に出席し、ノレル氏のことを報告したのですが、学会員たちは、ノレル氏の話が本当ならば実際に魔術を使うところを見せてもらいたいと言い出したのです。
         学会は、その旨をノレル氏に手紙で要請したところ、ノレル氏は特定の日時に大聖堂で魔術を行って見せるが、実際に魔術が行われたならば学会は解散し、学会員は今後魔術師と名乗らないことが条件だと返答してきました。
         ノレル氏は、実際に魔術を使えない理論魔術師を軽蔑していたのです。

         学会はこの条件を呑んだのですが、ノレル氏が言う通り魔法が発動されてしまったのです。
         学会員たちは、約束通り学会を解散し、自分たちの魔術師という肩書を下ろしました。

         このことはたちまち評判となり、ノレル氏はこの機会に乗ってロンドンにやって来たのです。
         ノレル氏は、イギリスが現在フランスと戦争中であることから、魔術の力でフランスを打ち破ることにより国家に貢献したいと考えていたのですが、政治家たちは魔術などなかなか信用しないのでした。

         その時、政治家であるサー・ウォルターの婚約者が急死するという事件が起きました。
         サー・ウォルターは金に困っており、婚約者の持参金を当てにしていたのですが、それもダメになり、政治家としての生命も風前の灯状態にありました。
         これに目をつけたのが、ノレル氏の取り巻き連中でした。
         婚約者をノレル氏の魔術で生き返らせたならサー・ウォルターの信用を勝ち取ることができ、ノレル氏が熱望している戦争に魔術を使うことの口利きもしてくれるのではないか?

         ノレル氏も渋々ながらこの案に乗り、婚約者を生き返らせてやるとサー・ウォルターに申し出たのです。
        ノレル氏は妖精を呼び出し、生き返った婚約者の寿命の半分を妖精にくれてやるという契約の下、婚約者を生き返らせたのでした。
         歓喜したサー・ウォルターは、ノレル氏の希望通り、政治家連中にノレル氏の魔術の力を売り込み、ノレル氏は戦争に魔術を使うことが許され、イギリスを有利に導いたのでした。

         こうして、確固たる地位を築いたノレル氏なのですが、さて、タイトルにもなっているジョナサン・ストレンジは一体どうなっているのでしょうか?
         ジョナサンの事は本巻の最後の方でようやく出てきます。
         ノレル氏は、街頭魔術師をイカサマだと考えており、ロンドンから追放するように政府に迫っていました。
         そのため、長く人気を誇っていた街頭魔術師のヴィンキュラスもロンドンを追い出されたのです。

         ヴィンキュラスは、インチキな魔術で飯を食っていた大道芸人なのですが、実は魔術のセンスはあったのです。
         但し、ちゃんとした修練を積んでいないため、所詮インチキな大道芸しかできなかったのですね。
         ロンドンから追い出されたヴィンキュラスは、偶然ジョナサンに出会います。
         そして、ジョナサンは魔術師になるだろうと予言し、ノレル氏の部下から巻き上げた3つの魔術が書かれた紙を売りつけたのです。

         さて、ジョナサンは予言どおり魔術師になっていくのでしょうか?
         上巻はこの辺りで幕を閉じます。

         なかなか興味深いテーマの作品なのですが、やたらに注が多いのが読みにくいところです。
         まあ、注も物語に雰囲気をつけるための創作なので、本文の一部だと思って読めば良いのですが、読みにくいことは読みにくいんですよね。
         また、まだ第一部だからなのかもしれませんが、やや展開にもっさり感も感じるところです。
         私の場合、第一部を読んでぐいぐい引きつけられるというところまではいかなかったので、引き続き第二部以降を読むかは迷っているところ。
         もし、読んだならレビューも続けて書きますので、その際はよろしくお願いします。


        読了時間メーター
        □□□     普通(1~2日あれば読める)
        >> 続きを読む

        2021/07/11 by ef177

    • 2人が本棚登録しています
      ねこ捜査官ゴルゴンゾーラとハギス缶の謎

      Mulgray, Helen , Mulgray, Morna , 羽田詩津子2009/02

      カテゴリー:小説、物語
      2.0
      いいね!
      • ハギスというのは
        スコットランドでは一般的な
        羊の内臓料理

        連続殺人を持ってきたり
        命を狙われるサスペンス要素を盛り込んだりしてるが
        コージー物に徹した方が
        良かったのでは

        麻薬密輸捜査官のスミスが
        どんくさ過ぎだし、
        人としても女性としても
        捜査官としても
        全く魅力がない

        ねこ捜査官のゴルゴンゾーラも
        活躍するでもないし
        かわいく書かれているでもないし
        なんか、
        擬人化とまではいかないが
        それに近い能力を与えすぎてる気がして
        つまらない

        今作後も
        シリーズが続いてるらしい

        コージーでも動物小説でもなく、
        ミステリーでもなくサスペンスでもない
        それ以外の要素で読むなら
        おちゃらけてて
        おもしろいのかも
        >> 続きを読む

        2019/01/19 by 紫指導官

    • 1人が本棚登録しています
      フェルメールの暗号

      種田紫 , BalliettBlue.2009/04

      カテゴリー:小説、物語
      1.0
      いいね!
      • 2005年のエドガー賞、アガサ賞(YA部門)受賞というので期待して読んでしまった、子供向けのミステリー。
        フェルメールは大好きな画家だし、手紙を書く女」の絵は作品を観たこともありますし。
        でも☆1です。とってもガッカリな小説でした。

        なんといってもミステリーの肝心な部分がとても乱暴です。
        絵画の盗難事件を小学生の子供たちが追うストーリーですが、
        冒険小説としてはワクワク感が少なく、盗難の手口はなにも語られず
        (そもそも作者は考えてもいないみたい)
        絵画の評価に関しても結論が雑すぎます。
        フェルメールの後期の作品はすべて贋作と言い切りますからね!!!
        犯人像もめちゃくちゃです。
        世界的な美術品泥棒で、変装で身分も隠している怪盗。
        それで説明おしまい。です。
        しかも全然カッコ悪いし。
        主人公の少年少女はか魅力的で、特に本好きな女の子ペトラがかわいいです。
        しかし出てくる大人は誰ひとりとして全く頼りになりません。
        犯人が盗んだ絵の隠し場所ときたら、もうありえなすぎて噴飯もの。
        人に売るための大事な高価な絵を隠すのに、そんな場所かい?
        子供たちがその絵を探し当てるのも最後は非論理的なヒラメキから、お見事。ビンゴ!って展開。

        誤植なのかなんなのか、作中の絵のタイトルが違っています。
        最初絵の説明では確かに「天文学者」の絵だったはずが、途中で「地理学者」に名称がすり替わっています。
        その2点は対になる作品として考えられている絵なので、
        きっとこの「取り違え」がこの先の事件の伏線で鍵になるに違いないと思ったら、
        なんにも言及なしで終わりました。
        その絵もそのまま役割終了でした。
        結果フェルメールは何も「暗号」を隠していませんでした。
        「暗号」という題名では「ダヴィンチ・コード」のように、絵に暗号が隠されていると誤解しますよね?
        けれど原題は「Chasing Vermeer」なので「フェルメールの追跡」が正解です。
        「暗号」は主人公のコールダー少年の趣味なのです。
        ついでに言うと、本文中に暗号の手紙が出てきます。
        暗号表を使っただけのごくシンプルな暗号ですが、
        それをいちいち読み解かないといけないのでとってもかったるいです。
        小学生向けの本なので、それもクイズみたいで楽しいのかもしれませんが、
        解く楽しみは全然ない暗号なので、答えをさらっと書いて流して欲しかったりしました。
        (これは大人のワガママでしょう)

        この著者は絵画に詳しいような紹介ですが、本当なのかと疑いたくなります。
        ある美術研究家の学説を鵜呑みにしているだけだから。
        自分の目で作品を見た直感で練り上げた作品ではないから。
        ああ、所詮、これがアメリカ人なのね。
        ということがと~~~ってもよくわかります。
        ヨーロッパ人ならこのような小説は決して描かないでしょう。
        どうしてこの小説に賞をやったのか、さっぱりわかりません。
        きっと絵画のことを全く知らない人達が選んじゃったのでしょう。
        さすがは歴史に芸術に伝統のないアメリカです!
        アメリカ人には目利きがいなかったから贋作をたくさん掴まされたという話で、
        大美術館には贋作がたくさんあるそうです。
        この小説も贋作問題を告発するかのような内容なのですが、
        この小説が評価されたこと自体。芸術にが目が利かないことを裏付けるみたいで皮肉です。
        もう全部びっくりです。
        (アガサ賞っていうから英国の賞だと思ったらアメリカの賞でした)

        同じテーマを描いた小説で「フェルメールの仮面」という小林英樹氏の作品があります。
        この小説の深さ、説得力、研究の成果と雲泥の差です。
        児童向けだからといって甘い顔はできません。
        いえ、むしろ児童向けであるからこそ、判断力も知識も浅い子どもに絵を見る際に先入観を与えることは害悪だと思います。
        ミステリーとしてだけではなく美術愛好家の立場として
        この小説は私には評価できないとしか言えません。
        >> 続きを読む

        2015/03/23 by 月うさぎ

      • コメント 8件
    • 1人が本棚登録しています
      エンゾ レーサーになりたかった犬とある家族の物語

      山田久美子 , SteinGarth2009/06

      カテゴリー:小説、物語
      5.0
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      • ベストセラーとは知らずに購入して、長い間放置。何でも映画になるらしいということで読み始めた。
        原書(英語)で読みましたが、非常に読みやすかったです。

        飼い主が、愛犬のことを語る物語は珍しくありませんが、この本は、愛犬が飼い主、飼い主の家族や友人のことを語っています。
        長い人生、幸せな時もあれば辛い時もある。そんな時いつもそばにいてくれる犬たち。犬たちは こんな風に人間を支えてくれているんだということがわかります。
        犬たちは、人間に何かを伝える「言葉」こそ持たないけど、人間の気持ちを理解し、伝えようとしている。
        人間も、よ~く犬を見ていれば、その伝えようとしていることを受け取ることができる。感じることができる。

        愛犬家の皆さんには、心温まる一冊になるかと。
        また飼い主がカーレーサーということもあり、レース好きの方にも楽しめる一冊だと思いますよ(´▽`).。o○
        >> 続きを読む

        2014/08/22 by mika

      • コメント 3件
    • 1人が本棚登録しています
      螺旋

      木村栄一 , PajaresSantiago2010/02

      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      •  本を読むことと忘れていたことを思い出すことは相通じるものがある。いや、久しぶりにジョギングすると体が入念な準備運動を求めるように、忘れがちな大事なことを思い出させてくれる本こそ良書なのだろう。活字を目で追うことに嫌気が差していた私にとって、スペインの作家サンティアーゴ・パハーレスの『螺旋』は、どこかに置き忘れた、かつて馴れ親しんだ手触りを呼びもどしてくれた。木々をかき分けるように繰っていくページには冒険が溢れ、展開を予想する内なる私の背中を、読みすすめる流れに任せるもう一人の私が追い越していく。そこには物語が止まらないという感覚があって、出口に辿りつけない螺旋階段を一息に駆け下りるよう。余韻から醒めたあとの、重みのある書物を閉じる手に漂う軽やかさに、この本への偽らざる気持ちがあらわれていた。
         主人公は若手の編集者のダビッド。飲み屋で酔いつぶれた担当作家を救った機知が認められ、会社の命運がかかった厳命をコーエン社長から受ける。その厳命とは、看板作家であるトマス・マウドの『螺旋』の原稿を手に入れること。トマス・マウドは覆面作家で、コーエン社長ですらその顔を知らない。ある日、その原稿はとつぜん送られてきた。そして会社の危機を救った。だが、二年おきに届いていた原稿がふいに途切れる。それにも関わらず、コーエン社長は『螺旋』の新作を世に告知してしまったのだ。信用を失わないためにも、トマス・マウド本人を見つけ出し、『螺旋』の最新稿を催促する必要がある。いくつかの手がかりがあって、トマス・マウドは六本指をもち、機種が特定できるタイプライターを使っている。おそらくピレネー山脈の麓の村で暮らしているらしい。休暇と偽って妻シルビアとその村に訪れたダビッドは困惑する。なんとその村には、六本指をもつ男が何人もいて……

         メインストーリーのあらすじはこんな感じです。とにかくトマス・マウドの『螺旋』をめぐる物語になっていて、サイドストーリーでもこの本が顔を出します。ダビッドの話からコーエン社長の秘書エルサの話に分岐して、そのエルサの話から麻薬中毒に苦しむ青年フランが出てくる。この麻薬パートがちょっと曲者で、どうして挿入されるのか若干疑問だったのだけれど、読了してはじめて自分なりの答えが湧き出てきました。それは、著者のパハーレスは「人間の弱さ」に肩入れしたかったということですね。この小説の登場人物は生彩があって魅力的なのだけど、みんな弱味を抱えていて、それぞれに悩んでいる。やり切れない人生をなんとか生き抜こうとしている。この麻薬パートのおかげで、メインストーリーの陰翳があとから浮き彫りになる気がするのです。気のせいかもしれないけれど、そういう錯覚を惹き起こすことも、価値ある小説の綾ではないだろうか。


        追記
         主人公が編集者なので、本の話題が多く、いわゆるブッキッシュな一面もある。語り手の読書癖が、そのまま著者の本への愛情を映し出しているようだ。
        >> 続きを読む

        2016/03/27 by 素頓狂

      • コメント 5件
    • 3人が本棚登録しています
      暗闇

      McFadyenCody , 長島水際2010/06

      カテゴリー:小説、物語
      いいね!
      • シリーズ3作目で、
        ヒロインも、
        出てくる子供も、
        成長してるなと言う感じ

        全く別の事件なので
        独立して読めるとは思うけど
        どうしても
        ヒロインの顔の傷にまつわる悲劇は
        避けて通れないから
        やはり
        シリーズ1から読む事をお勧めしたい

        1も2も
        忘れかけてたけど
        今作でなぞってくれて
        思い出した
        >> 続きを読む

        2016/11/24 by 紫指導官

    • 1人が本棚登録しています
      失踪家族

      高山祥子 , BarclayLinwood2010/08

      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!

      • 失踪事件は、ミステリ小説の中では嫌というほど繰り返されてきたテーマですが、リンウッド・バークレイの「失踪家族」を読むと、今もそれが少しも古びていないことに、改めて気づかされます。

        この作品の冒頭、平和に暮らしていた四人家族が、ある朝、十四歳の少女シンシアひとりを残して、残りの家族が姿を消した過去が語られる。

        事件は未解決のまま二十五年が過ぎ、ひとり取り残された少女も、今では幼い娘の母親となっているが、心に残った傷は深く、事件を扱ったテレビ番組をきっかけに、消えた家族たちをめぐる悪夢のような出来事に遭遇していくことになるのだった-------。

        ヒロインの一人称ではなく、その夫を語り手としたところが、この作品のミソで、事件との微妙な距離加減が、時に緊張感をたっぷりと醸し、時に彼を理性的な探偵役へと向かわせるのだ。

        冒頭の謎のインパクトが、終盤まで損なわれない展開も見事で、幾重にも仕掛けられた謎解きの快感が、最後の最後まで愉しませてくれるんですね。

        >> 続きを読む

        2019/01/25 by dreamer

    • 1人が本棚登録しています
      いつも天使は夢の中に

      高田恵子 , RobardsKaren2010/10

      カテゴリー:小説、物語
      いいね!
      • 親として
        子供が行方不明なのは
        地獄としか言いようがない

        それとヒロインは
        命の危険がせまるは、
        行方不明の娘の声で電話がかかるは、
        心身共に死にかけてて
        読んでて
        こっちまで疲れ果ててしまった

        ネタバレを避けたいが
        通勤電車で読み終わって
        涙こらえるの
        困難だったことだけ書いておこう
        >> 続きを読む

        2016/12/21 by 紫指導官

    • 1人が本棚登録しています
      魔女の目覚め

      Harkness, Deborah E. , 中西和美2011/07

      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 当時、書店のお勧めコーナーにあって、長い本を探していて読んだ。ものすごく面白かった。まるでその世界にいるような、魔女やバンパイアがいるような。ただの恋愛物ではなく、ミステリー要素や設定がしっかりしている。伏線も。 >> 続きを読む

        2017/10/22 by keiko

    • 1人が本棚登録しています
      魔女の目覚め

      Harkness, Deborah E. , 中西和美2011/07

      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 恋愛物好きにも、ミステリー好きにも、ファンタジー好きにも、歴史物好きにもおすすめできる。 >> 続きを読む

        2017/10/22 by keiko

    • 1人が本棚登録しています
      ハロウィーンの魔法使い

      飯田雪子2011/09

      カテゴリー:小説、物語
      2.0
      いいね!
      • 内容紹介-------------------------------------------------------
        灯里は服飾系の専門学校に通う学生。親友耀子の突然の退学に仲間たちとの不和が重なり、灯里は服飾にかける情熱と自信を失いかけていた。そんな折、居候をする敦美のマンションの一角で道成と名乗るもの静かな男性に出会う。灯里は不思議な魅力をたたえた彼に心惹かれていくのだったが、ふたりが会うことができるのは月がでている夜だけ…。学校ではハロウィーンの時季に開催される文化祭のファッションショーの準備が迫っていた。灯里はある秘密の計画を立てていたのだった―それは恋を手に入れるためのハロウィーンの魔法。この秋、飯田雪子が贈る心あたたまるラブ・ストーリー。
        ---------------------------------------------------------------

        あれ、こんなくどい文章書く人だったか……?
        『夏空に、きみと見た夢』を読んだときは素敵な文章だと思ったものだが。
        当時は読書を始めて間もない頃だったせいか。
        今読むと感想が変わってしまうかもしれない。
        有川浩も甘すぎて読めなくなってしまったみたいだし。

        本作は白雪姫のような定番ストーリーで、吐かれるセリフや文章は過剰に甘く、ロマンチックを狙いすぎて不自然な会話が繰り広げられる。
        元々少女向けの小説を書いている作家のようだが、少女漫画というか、ハーレクインはちょっと違うか、とにかくそういう傾向がみられる。
        ロマンチックな恋愛に憧れた女性が、同じような女性のために書いた小説。

        まあ、それは好みなので構わないのだが、甘い展開にするのならば200ページでは少ない感じがした。
        段階を経ずに急に甘い展開になると余計についていけない。

        登場人物たちは専門学校生で、自分たちの悩みを大人になったが故のものと捉えているが、第三者から見ると子供のそれでしかなく、いささか滑稽に映る。
        男女の肉体関係に関する話には神経質になりながらも、好きでもない男に無理やりされたキスはたいして気にしないなどのブレも気になる。

        『夏空に、きみと見た夢』と本作を含めて、飯田雪子の著作には季節になぞらえた4作品があるようだが、残りは読まなくていいかな。
        >> 続きを読む

        2017/05/31 by しでのん

    • 1人が本棚登録しています
      遺棄

      McFadyenCody , 長島水際2011/10

      カテゴリー:小説、物語
      いいね!
      • 凄い展開になってしまった

        犯人の正体も
        私には驚きだったし
        スモーキーの周囲も
        不快な流れの連続で、
        押し潰されそうになったが
        ラストは
        これで良かったのかなとも感じた
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        2016/12/07 by 紫指導官

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      わたしが眠りにつく前に

      WatsonSteven J. , 棚橋志行2012/07

      カテゴリー:小説、物語
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      • 起きたら全て忘れているなんて
        悪夢な設定。
        作者はこのラストを書きたくて
        長々この繰り返しを描いたのかな。
        ただ、長すぎるよ、
        真実はこうかなって、
        何通りも考えた中に
        オチがあったじゃんか!
        もう少し短くて
        読者に真実推理をさせる時間を
        与えない方がいいと思った。
        >> 続きを読む

        2015/11/27 by 紫指導官

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      トワイライト

      ステファニー メイヤー (2005/08

      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 全巻読みました。
        ベラより先に、私がエドワードの虜になってしまいました(笑)
        もう、途切れることなく「トワイライト」ばかり図書館で借りました。
        しばらく経って映画(DVD)も見たけど、やっぱり本のほうが細部にわたりしっかり書かれているので、いいです。
        これは、またいつか読み直したい。できれば、購入したいです。

        ※ベラの愛読書「嵐が丘」は、私の愛読書には、なりませんでした。ひねくれてるより、純愛がいいな。
        >> 続きを読む

        2015/04/16 by chiiko

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      ちびっこきかんしゃだいじょうぶ (にいるぶっくす)

      ワッティー パイパー (2007/04

      4.0
      いいね!
      • なんと言っても表紙の絵がいいですよね。

        もう全力で登ってる感が漲る、上から下から煙を噴いて、相当斜めってる機関車がたまりません(笑)

        ふと、後続の客車を見ると、無表情でぬぼーっと虚空を見つめている象さんとピエロ。

        この温度差に、この作品の神髄が有ると言えるでしょう!

        とか言いつつも、まぁ絵本なのでそんなはずもなく・・・

        壊れてしまった機関車が頑張って頑張って、山の向こうの子どもたちに素敵な荷物を届けるお話です。

        諦めない気持ちって大切だなって素直に思えるいい本です♪
        >> 続きを読む

        2012/12/11 by カカオ

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      生きながら火に焼かれて

      スアド (2006/05

      カテゴリー:個人伝記
      4.0
      いいね!
      • この作者は今も隠れて生きている。名前も偽名では有るが職業を持ち三人の子供にも恵まれ、5人家族の幸せな家庭を築いている。

        彼女は、ヨルダン川を遡り、政治や法律も届かない奥地の村で生まれた。
        女に生まれただけで、家畜以下の労働を強いられ、父親の暴力は激しく、仕事以外は塀の外に出ることができない。外の文化も知らず、教育もなかった。日々働くことだけの暮らしだった。
        村は男社会で、男には自由があった。家庭の中でも男だけが人間だった。
        女の子は、成長して結婚の機会があれば、家の名誉のため、見得のためにできるだけ派手に支度をして、宴を開く。
        そして男の子を生まないといけない。女ばかり産むと虐待されときには殺されることもある。
        必要の無い子供が生まれるとソッと殺してしまう。こともある。

        そして、女の子は、男を見てはいけない、手足を見せるような服を着てはいけない、結婚までは処女でいなくてはいけない。もしその掟を犯したなら、家族の名誉のために殺され、排除されてしまう。
        嫁に行かない妹は弟が首を絞めて殺したようだ。


        著者のスアドは、19770年後半、17歳で向かいの青年に恋をする、妊娠してしまうと、恋人は逃げ、母に知られてしまう。
        彼女の処置について家族会議が開かれていた。どういう方法で誰が殺す役を引き受けるか。
        身に危険を感じながらおびえていた数日後、井戸端で洗濯中に、義兄からガソリンか、灯油のような液体を頭から掛けられて火をつけられる。
        燃えながら走り気を失なってしまう。目が覚めると病院にいた。一命を取り留めたが、治療も受けず乱暴に体に水をかけられベッドに寝かされていた。
        そして意識ももうろうとしたまま7ヶ月で男の子を生む。

        そこに<人間の土地>と言う福祉団体で働いている、ジャックリーヌがきた。医師を説得し、両親に国外で死なせることを約束し、子供を探しです。
        子供とともにスイス行きの飛行機に乗せる。初めての文化に触れて適応していくように指導してもらう。子供は養子にして預け、仕事にも就く。
        文字は少しだが読めるようになり、20回の皮膚移植を受け、家庭を持つことができた。

        過去のストレスから開放されず、何度もうつ状態にもなる。

        だが今でも世界で「名誉の殺人」と言う名の下に、逃れて名を変え、隠れて暮らしていても見つかり殺されている。

        彼女はこの本を書いて多くの人に現実を理解して欲しいと訴えている。




        私は以前同じ出版社の「イヴと7人の娘たち」と言うノンフィクションを読んだ。とても興味深い内容だったが、その時この強烈な題名を見た。
        恐れをなして読めなかったが、最近 女性の隔離収容所が舞台のミステリを読んだ。イギリスの映画も思い出して、この本を図書館で借りてきた。
        今も行われている中東を中心にした<名誉の殺人>と言う現実を知った。


        <名誉の殺人>今は法的にも認められてはいない。でもとふと思った。日本のあだ討ち、上意討ち、果し合い、御前試合。武士の名誉は命がけだった。
        外国でも決闘が有り、日本人が参加したというのもチラッと読んだか聞いたか。今は決闘法ができたとか、それでも人は名誉を守るために命をかける。命を奪う。
        名誉が命より大事だと思う人々の犯す罪は、深い深い人の根源に連なっていて、ひとつの思想が認識されるのには100年かかると言う、しかしこのような問題は、こうした本や教育によって改められていくしかないのだろうか。
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        2014/10/03 by 空耳よ

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      夏空に、きみと見た夢 (ヴィレッジブックス)

      飯田 雪子 (2006/09

      カテゴリー:小説、物語
      3.5
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      • 書き出しの一文が秀逸。
        あえて書かないので、ぜひ書店で手に取って見てもらいたい。
        の瞬間の雰囲気を伴った映像がふっと浮かぶようだった。

        他にも、情景や細かな機微の表現が美しい。
        「天也の指が、ついとグラスの縁をなぞる。その指先の動きに、まるで自身が撫でられたような気がして、鼓動が早くなった。」
        なんて文章は、もちろん前後の文脈もあるが、こちらもどきどきしてしまう。

        愛情に飢えているが故に愛情を疑う悠里が、天也と出会って変化していくというストーリーはありがちではある。
        しかし、そうさせる天也は不思議な魅力を持っている。
        「人生そのものを愉しんでいた」という天也の価値観や目の向け方が明かされるたび、のんびりとした時間や柔らかな雰囲気を感じることができる。

        誰にでも一つはあるいいところとか、日常の中の幸せとか、そういうものを見つけられる人になりたいと思った。
        >> 続きを読む

        2015/01/24 by しでのん

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      脱出記―シベリアからインドまで歩いた男たち (ヴィレッジブックス)

      スラヴォミール ラウイッツ (2007/11

      4.0
      いいね!
      • 「脱出記―シベリアからインドまで歩いた男たち」驚愕の実話。第二次大戦中シベリアでの捕虜の決死の逃亡劇。

        レビューの続きはこちらへ↓

        http://youyou-bookmovie.blog.so-net.ne.jp/2016-03-10
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        2016/03/11 by youmisa

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      戦慄 下 (ヴィレッジブックス F マ 9-4)

      コーディ・マクファディン (2007/11

      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • この人の書く事件は凄惨…。
        そういうの平気な人は読んでみてほしい。

        詳しいレビューはこちらへ↓

        https://youyou-bookmovie.blog.ss-blog.jp/2021-08-28
        >> 続きを読む

        2021/08/29 by youmisa

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