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(株)ジュラ出版局 (ジユラシユツパンキヨク)

企業情報
企業名:ジュラ出版局
じゆらしゆつぱんきよく
ジユラシユツパンキヨク
コード:88284
URL: http://www.jula.co.jp/
      ほしとたんぽぽ

      金子みすゞ1985/10

      カテゴリー:芸術、美術
      3.5
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      • 金子みすゞの詩を「ねずみくんシリーズ」の上野紀子さんが情緒豊かに描きます。

        絵本の中は一人の同じ少女で統一しています。
        すこしさみしげにも見える少女の表情はねずみくんとは全く異なります。

        選ばれている詩がどれも子供の世界に近しく素晴らしいです。
        かわいいばかりではなく、ほんのり死をおもわせるもの
        自然の営みを感じさせるものなど
        きちんとみすゞの世界を伝えています。

        特にタイトルになっている「ほしとたんぽぽ」は

        みえぬけれども あるんだよ。
        みえぬものでも あるんだよ。

        の言葉で知られている詩で、
        昼間の星、たんぽぽの根のことを歌います。

        詩の内容もですが言葉のリズム、響きの繊細さを感じますね。

        ラストの「みんなをすきに」では、絵も詩の中身も明るく希望に満ちた雰囲気で
        これが本の最後にあることで気持ちが和らぎます。
        このチョイスもナイスだと思います。

        【詩のリスト】・・・全15篇
        たいりょう
        おさかな
        つもったゆき
        つち
        つゆ

        わらい
        わたしと ことりと すずと
        ふしぎ
        まゆとはか
        ほしとたんぽぽ
        いぬ
        こだまでしょうか
        こころ
        みんなをすきに


        1985年。一番早い時期に出た金子みすゞの絵本だそうです。
        >> 続きを読む

        2013/07/01 by 月うさぎ

      • コメント 10件
    • 3人が本棚登録しています
      わたしと小鳥とすずと 金子みすゞ童謡集

      金子みすゞ1984/08

      カテゴリー:詩歌
      5.0
      いいね!
      • 私が金子みすゞを初めて知ったのがこの本でした。
        本屋さんで平積みになっていた本の表紙のデザインとタイトルに惹かれて…
        それは、1999年のことでした。

        本来詩集にはそれほど興味があるわけではない私が
        なぜ、この本を即買いたいと思ったのでしょう?

        まだ、この時には金子みすゞがどういう人か、何も知らなかったのに。

        多分、この本が、手に取らせる力を発散していたからでしょう。
        開いたページからは、初体験となる言葉の力が溢れ出し
        心に飛び込んできました。

        やがてあちこちでみすゞさんの詩を見かけることになります。

        どれも、「どこかで聞いたことがある…」ではなくて、
        確かにみすゞの詩だと、すぐに気づくのです。
        彼女の言葉は、それほどに、独特なのですね。

        表題作「わたしと 小鳥と すずと」と「大漁」 は
        特に心に突き刺さった作品でした。

        この本の編集はちょっと変わっていて、いくつかのテーマによって分けられています。

        ☆おさかな
        ☆春の朝
        ☆みんなをすきに
        ☆つゆ

        このニュアンスによる選者の詩のチョイスも見事だと思います。

        巻末に選者矢崎氏の後書きが載せられています。
        彼、矢崎氏も、みすゞの「大漁」に心を打たれたといいます。

        彼が調べたみすゞの生涯やエピソードが語られ、
        私はここで初めてみすゞのことを知るのでしたが、
        この深い「詩」が単に詩ではなく 「歌詞」 であることも知りました。

        童謡の歌詞として作詞されたこれらの詩。

        メロディがついたら、どんな歌になったことでしょう。

        童謡だからこそ、子供の純真さと透明な目線の鋭さが
        ストレートに詠み込まれているのですね。

        「だれの心のなかにも、みすゞはいるのです」
        選者、矢崎節夫は語ります。

        日本人の誰もが、きっとそれが本当だ、と知るでしょう。


        同じ装丁のシリーズ本として、第2作「あかるいほうへ」第3作目「このみちをゆこうよ」も出版されます。

        どれも素晴らしいと思われますが、この1作目があまりに完璧です。
        彼女の代表作はほとんどこの中に選ばれていると思います。
        もしも、たった1冊の詩集が欲しいなら、迷わずにこの本かな。と思います。
        >> 続きを読む

        2013/07/02 by 月うさぎ

      • コメント 9件
    • 2人が本棚登録しています
      金子みすゞ 没後80年

      矢崎節夫2010/03

      カテゴリー:詩歌
      5.0
      いいね!
      • ひさしぶりにとりだして読んだけど、あらためて感動。
        いろいろ関連の書籍やCDもたくさん紹介されてたので、それらも探して読んだり聞いたりしてみたい。 >> 続きを読む

        2015/01/01 by atsushi

      • コメント 2件
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