読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト
こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)
HicksJerry. , 吉田利子 , HicksEsther. (2007/09)
1クリック登録
恋愛指南本と並んで、食わず嫌いだった引き寄せの法則に関する本。これも思うところがあり読んでみた。感情を頼りに正しく欲することで望む現実を引き寄せる、その方法が繰り返し説明される。逆に、突き詰めればそれだけしか言っていないのに、こんなにページが要るの?と思ったくらい。エッセンスとして頷ける部分もあったが、災いを含むこの世の全てが当人の思考から生じるというのは、いまいち腹落ちせず、読後にモヤモヤ感が残った。あと、訳が稚拙すぎて読むのがしんどい。同じような内容でもっと読みやすいものがあれば、そちらの方がよかったかもしれない。 >> 続きを読む
2016/10/05 by かえる
吉田和樹 , 本位田真一 , GammaErich. (1999/09)
デザインパターンはオブジェクト指向でソフトウェアを設計する際に覚えていて損の無いデザインのパターン集を集めた本です。著者はGang Of Fourと通称される4人。近年OVM等のLSI論理設計の検証ライブラリの設計でも応用されており、LSI論理設計にも徐々に浸透中(結局盛大かつ日常化した(HW記述用の言語としての)DSLでも文字で記述してオブジェクト指向の概念を取り込むとデザインパターンが適用されるという事)。でも、これを暗記用の暗記カードorコミュニケーションツールとしての辞書としては欲しくないです。と、言うのは、これオブジェクト指向で独力で試行錯誤して様々な設計を考えたことのある人であれば、ああ、あのクラス図の駒の配置(色々な制約条件を加味して作り出した物を)こう呼ぶのねという常識の範囲をあまり超えない概念だからです。ですからむしろ普遍的とも言えます。オブジェクト指向のノウハウというのは難しいものがあります。というのは単なる積み上げではないからです(時間を掛ければ会得できるものではないのです)。オブジェクト指向を持ってソフトウェア設計はより直感的になりましたが、故にプロシージャ指向から直感/経験指向にシフトしました。つまり直感/経験指向の職人芸(原生林の中で生き延びられる人は生き延びられる)->プロシージャ指向(生き延びる術だけは確立された)->直感/経験指向(良いものを作れるかどうかはその人のセンス次第)に戻ってきた事になります。真っ白なキャンバスに初期なクラス図を描き出す術をプロシージャで表すことは不可能なのです(だって、描く人にその線見えるかか見えないかなのです。そして見えるか見えないかは過去の開発において開発の時間の流れによる変化という運命という神とのがちんこの戦いにおいてどれだけかすりボーナスGETしたかというパラメータに実は比例します)。オブジェクト指向により生産性や保守性、拡張性は飛躍的に上がりました。これは派生開発を見越したシステム開発(例えばプロダクトライン)には必須でしたし、個人的には定着期をうまく支えることができれば、安全性にも多大に寄与すると思っています。ですが、オブジェクト指向の設計の考え方の実際的はフローを説明した人ってまだ居ないのですよね。つまり、デザインパターンとそれがフィットする設計の思考という峠の風景というのでしょうか。峠への道のりをおぼろげに示した本はございますけれどね。この技術の難しいところは会得できる人は認識した時には会得していて、会得していない人にはどうやったら会得できるのかを説明できない事にあるように思います。 >> 続きを読む
2012/10/23 by Shimada
宮本信二 (2007/02)
Webアプリの知識が無い方におすすめの本です。サーブレットとは?Cookieとは?コネクションプールとは?一通りの解説を易しく記してくれています。最近はフレームワークを使用するのが普通だと思いますが、フレームワークは何を便利にしてくれるのか、基礎があっての応用なので基礎の勉強に良い1冊だと思います。 >> 続きを読む
2015/01/12 by あさりん
結城浩 (2007/05)
数学の宇宙を垣間見ることができた。
2019/07/10 by kaoru
結城浩 (2009/10)
「萌え」かつ「数学」 感心すべきは、本職のラノベ主人公たちに引けを取らない「僕」のハーレム力……ではなくて、様々な数学トピックの基本をしっかり楽しませてくれるところです。「うそつきのパラドックス」や「0.999…は1に等しいか」、「数学的帰納法」、「ペアノの公理」、「イプシロン・デルタ論法」などのトピックを読んでいくと、自分がRPG的にレベルアップしていくことが肌身で感じられます。テッテレ〜♪ ラスボス「ゲーデルの不完全性定理」は強敵です。でも、一行一行読めば、大体はわかるように書かれています。そして、クリア後は、ちょっとした登山並の達成感が得られます。 物語の終盤、「数学的な議論と数学論的な議論は分けるべきなんだ」という台詞が非常に印象に残りました。 証明を眺めていると、「美しい」と思う瞬間があります。そして、人の性なのか、美しさに感動した先に、ときどき神を感じます。八百万なんて言うくらい、人は神を感じることに長けておるわけです。私などは、綺麗な景色を見るたびに「神ってる!」と言っちゃいますからね(←ミーハーなだけ) でも、それは時として間違った理解に繋がってしまいます。数学の証明からインスピレーションを受けて、人生論や哲学を語るのは自由だが、数学とそれはキッチリ分けなければいけない、とクールビューティーな数学少女・ミルカさまは言います。ゲーデルの不完全性定理は、自己言及を証明に用いていたり、自己の無矛盾性を証明できないという結論であったり、「なんだか教訓が見いだせそうだぞ」というポイントが多く、色々くすぐられがちだったので、この言葉は身にしみました。 本書を読んだ方の中には、「帯に短し、たすきに長し」な本だ、という感想を持たれた方もいるようです。でも、少なくとも数学においては、遊戯から学びにステップアップできる、本書のような存在は必要だと思います。なぜって、数学では一歩ずつ積み重ねて到達することが大切だからです。 数学という遊戯は誰にでも門戸を広げているように思いました。 良書です。 >> 続きを読む
2016/11/22 by あさ・くら
都外川八恵 (2012/05)
配色の理論を企業のロゴ、商品、WEBサイトの実例を上げてとてもわかり易く解説している。美しい配色には理論付けられた理由があった。今までは綺麗だからとか見やすいからというだけで色を決めていたが、目的に応じた効果的な組み合わせを豊富な実例を上げて紹介しているため、すぐに応用(パクリ)可能。私自身は別にデザイナーでもなんでもない、ただのしがないSEだがこれは確かに本棚に置いてて損はない。日頃のちょっとしたプレゼン資料、ツール類、コンテンツの配色の見栄えが劇的に良くなった。デザインの素人でも効果は大きい。 >> 続きを読む
2013/02/28 by ybook
立花竜司 (2012/03)
プラス思考への持って行き方、小さな目標を積み上げることなど共感した。
2015/12/08 by kazenooto
白鳥士郎 (2012/02)
掟破りの農業高校生達が、今度は本気で農業に挑戦する事で、想像を絶する悲しみとそれに伴う喜びに出逢い農業の奥深さとその深淵に息を飲む第3巻。大きすぎる悲しみを大地の肥やしにして、喜びの種を大きく咲かせよ。生きているとどうしても許容しないといけない、悪いと思っても見過ごすしかない必要悪という物がある。この物語でも連作障害という大地に作物を育てる上で、必然的に起こってしまう悲しみが取り上げられる。真剣に取り組んでも切っても切り離せない日常に溢れる嫌な事。それにどう取り組むかによって僕らの真価は問われるのだ。 >> 続きを読む
2019/08/30 by ebishi
望公太 (2012/05)
重度の厨二病に罹患している主人公、安藤 寿来と文芸部の仲間達が日常の中で非日常世界を生きていく。安藤 寿来ってオレじゃねって位気持ち分かる・・・(笑) >> 続きを読む
2017/11/19 by ヒデト
林晴比古 (1998/07)
思い返せば、開発職を志して入社し、最初に手渡された本がコレでした。そういう意味では原点なので、思い入れは深いものが有ります。引数を「いんすう」と読んでいた頃が懐かしい!! >> 続きを読む
2011/02/25 by aprilia
坂本千尋 (2000/04)
Win32APIを使ったアドベンチャーゲームの作り方。プログラムのことだけでなく、ゲームを作るために必要な他の人々についても紹介されている。企画、シナリオライター、原画、彩色、音楽、声優、営業、広報。シナリオのスクリプト化の概念が紹介され、「スクリプトプレーヤー」なるソフトを収録。ゲーム作りの職業プログラマからすれば得るものは何も無いが、C#だけのManagedな世界で生きている方や、描画ってCSSのことですか?みたいになっているWeb屋の方々には良書かもしれない。若干レガシーな内容にはなるが「作りたいものを作る」というソフトウェア開発の面白さを思い出させてくれる。 >> 続きを読む
2012/08/05 by suppaiman
林晴比古 (2003/11)
開発の仕事をしたい!という気持ちがまだぼんやりしてた頃、基本情報処理技術者試験を受けるためにC言語の勉強を始めた。その頃にとてもお世話になった本。当時はこの本を開くだけで心が折れそうになっていたけど、「○日でわかる!」とか「カンタンにわかる!」とかそういうコンセプトではなくて、割ときちんと説明されているから結果的によく読んでよく調べてよく使った。勉強で作ってみたちょっとしたプログラムでも、ちゃんと動くと「おぉ~!!」と感動して、とても面白くて楽しかった。その「面白い!」という気持ちが開発の仕事の第一歩だったと思うと感慨深い。 >> 続きを読む
2012/03/25 by gavin
柴田望洋 (2004/08)
入門編なので、原理や細かい説明はあまりありませんが、C言語の入門書としてはかなり良いものだと思います。1章のタイトルは「まずは慣れよう」。本当に何にも考えずに書いてあるコードを書くだけでお馴染み「Hello World!」が出力されます。ちゃんと動く感動を味わった後に、なぜその結果が得られたのかを開設する、というスタイルです。各関数の具体的な使い方の例も豊富で、一つの関数に対して3~5個くらい例があったりします。また、効率的なアルゴリズムやメモリ管理についても触れられており、この本を読めばスマートなソースを書く下準備ができると思います。 >> 続きを読む
2015/05/18 by メガネ萌え
結城浩 (2005/03)
仕事であるいは趣味でソフトウェアを記述する際に求められる数学はその分野ごとに異なります。例えばフーリエ変換を求められたり、集合論を理解したり、四元数や3Dの幾何数学を求められたり、時に微分積分や統計学その他もろもろありますが、この本で説明している内容はプログラムそのものに必要な数学です。数値という集合、論理とbool代数、組合せ、同値分割、再帰、アルゴリズムの効率、計算可能性。どれもソフトウェアで何かを処理する場合に絶えず頭の片隅に置いておかなければならない概念ばかりです。それを非常に分かり易く説明しているのがこの本です。この本以上に分かり易い本は無いと思いますのでお勧めです(ソフトウェアエンジニア向けというよりはソフトウェアエンジニア以外の人、もしくはたまたまソフトウェア業界に入ったばかりの人にお勧めです)。 >> 続きを読む
2012/10/30 by Shimada
林晴比古 (2004/11)
Web関連の開発の仕事の配属が決まった時にJSP/サーブレットの本と合わせてまず読んだ参考書。C言語を勉強した時にとてもお世話になった林晴比古さんのシリーズで、使い慣れていたので迷わずコレに。ページ構成とか色々安心感があってやっぱりこのシリーズが好き。初心者向けにイラストたっぷりでわかりやすいとかそういう感じではないけれど、しっかり説明されていて使いやすい。ジェネリクスとか載っていないこともあるので、この1冊だけでは足りないけれど基礎の習得はできる。この参考書を読み終わった後、シニア編も読みたかったのに、異常に分厚く、異常に高く、そしてネットや本屋さんで探しても売り切れ。無念… >> 続きを読む
2012/05/23 by gavin
堀江貴文 (2005/01)
元ライブドア社長。ホリエモンこと堀江氏の仕事術。多少時代が古い点が気になるものの、本質を見極める鋭さは参考になる。なるべく多くのメーリングリストを使いこなせ。などという辺りには全く同調出来ないのだが、おそらく当時はこれでも先駆的だったのだろうと考えて読み替えれば決して陳腐化はしていない。社長業ということで、作業というよりは、情報収集と意志決定が中心になると思われるため、彼が語る仕事術を流用に近い形で使えるのは、世の社長達だけなのかもしれない。一般サラリーマンの立場では、彼の主張からエッセンスを抜き出し、自らの環境に適用させるという作業が必要になる。最も印象に残ったのは意志決定時の明確な基準。リスクが少ないなら、あまり深く考えずに何本も走らせる。リスクが大きいなら、しっかり考えてから走る。ごくごく当たり前のことでは有るが、こういう基本軸をキッチリ持つことはとても重要なことだと思う。かつては飛ぶ鳥を落とす勢いだった彼も、現在は犯罪者となっている。犯罪は犯罪なので、もちろん擁護は出来ないのだが、若くしてジャパニーズドリームを具現化した、本当に日本では数少ない人材を服役という形で失うのは残念で仕方が無い。他の若手IT社長にくらべるとGeekな香りが漂っているところに好感を持ったのを思い出した。 >> 続きを読む
2011/05/28 by ice
結城浩 (2006/02)
マルチスレッドのデザインパターンので今ではJDKに含まれているため自分で実装することはないがロジックを考える上でおさえておきたいポイントがちゃんとおさえてあり勉強するのにとてもいい >> 続きを読む
2011/04/19 by ◆空太◆
高橋征義 (2005/11)
プログラマ稼業をやっていると設計やデザインなど、華の有る作業だけをやっていられるわけもなく、本来あまり興味の無いプレゼンなどと言うものも避けては通れない。「いかに労力を減らし、聞き手の印象に残すか」これをテーマに調査を進めた結果、辿り着いたのが「高橋メソッド」簡単に言えば、1枚のスライドに大きな文字で2~3行だけを書けと言うもの。最初は意外に感じるのだが、武骨なようで不思議と印象に残る手法で有る。この本は、高橋メソッドの解説書で有り、実例も豊富に用意されている。そもそも楽をしようという不純な動機で巡り合ったのだが、意外な収穫が有ったと言える。 >> 続きを読む
2012/08/08 by suppaiman
矢野浩三郎 , FollettKen (2005/12)
全三巻1000ページを超える大作ですが、ワクワクが止まらない。歴史小説の醍醐味は全部入ってます。とにかく、悪役ウィリアム・ハムレイがまぢサノバビッチで、やることなすこと本当に最低なので、自身にふさわしい凄惨な最期をいつ迎えるのかが楽しみにすらなってきます。ともかく、ワタクシはこの小説に1週間夜更かしさせられました。 >> 続きを読む
2012/04/30 by mercy
鈴木光司 (2006/12)
母性よりの社会である日本において、男の子が男らしさをもった大人になるためのは、特に父親がはっきりした意思と行動を示さなければならないという意見には納得できた。そのことを認識し、責任を持って育児にかかわる父親が少しでも多くなってほしい。 >> 続きを読む
2020/01/03 by hide
【ソフトバンククリエイティブ(株)】(ソフトバンククリエイテイブ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(出版社,発行所)
ページの先頭に戻る
会員登録(無料)
レビューのある本