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(株)藤原書店 (フジワラシヨテン)

企業情報
企業名:藤原書店
ふじわらしよてん
フジワラシヨテン
コード:938661 89434
URL: http://www.fujiwara-shoten.co.jp
      バルザックがおもしろい

      鹿島茂 , 山田登世子1999/04

      カテゴリー:フランス文学
      5.0
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      • バルザックのことを鹿島茂さんと山田登世子さんが対談あるいは書簡で語るわけだが、その合間合間に語られるフランス文学やフランスの国の成り立ち、書簡では一触即発なやり取りまで、面白い面白い。
        これまでの僕のフランス観を一気に変えてくれました。
        以後鹿島茂さんの本をしばらく追いかけることになる。
        >> 続きを読む

        2015/04/19 by soulfull

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      経済幻想

      平野泰朗 , ToddEmmanuel1999/10

      カテゴリー:経済政策、国際経済
      3.0
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      • 著者トッドさんの「日本の読者へ」と題した一文だけでも読んで損は無い。
        世界の平和のためには「経済レベル」の安定もまた軍事レベル同等に重要なんだなあ。日本はそっちのほう一本で平和貢献すればいいのに >> 続きを読む

        2014/10/27 by junyo

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      感性の歴史家アラン・コルバン

      Corbin, Alain, 1936- , 小倉和子2001/11

      カテゴリー:歴史学
      3.0
      いいね!
      • ヨーロッパの人はルーツが色々だから複雑なバックグラウンドって意外と普通なんだろうな。歴史家として中々研究者が関わってこなかったテーマを研究している所がより興味深い。 >> 続きを読む

        2013/06/15 by freaks004

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      パリの胃袋

      小倉孝誠 , 宮下志朗 , エミール・ゾラ , 朝比奈弘治2003/03

      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 【ゾラは、パリ中央市場のむせかえるような食料品の群れを書きたくてこの作品を書いたのではないかと思えてくる】
         本書は、ゾラの『ルーゴン=マッカール叢書』の第3巻に当たります。
         主人公のフロランは、共和制を支持しているものの、特に何をしたわけでもないのに、官憲の制圧に巻き込まれて群集に踏み倒され、気が付いた時には身体の上に女性の死体が乗っており、その血で手が血まみれになってしまいます。
         慌てて逃げ出したフロランですが、官憲に捕まり、血まみれの手をしていることから共和主義者の煽動者だと誤解され、有無を言わさず流刑に処せられてしまいます。

         フロランは、流刑先の南米ギニアで7年間を耐え、その後脱出してぼろぼろになってパリに舞い戻ってきました。
         餓死寸前だったのですが、パリの雑踏の中で弟のクニュに偶然出会い助けられます。
         クニュは、リザという美人の妻を娶り、シャルキュトリ(食肉加工店)を営んでいました。
         クニュは、フロランを家に連れ帰り、家に住まわせてやり食事を与えたのです。

        実は、クニュは遺産を相続していたのですが、本来ならフロランにも相続権があったことから、リザは公正に分配すべきだと主張し、遺産の半分をフロランに譲ると申し出たのです。
         しかし、フロランは、住む場所と食事を与えてもらえれば他に金はいらないと言い、遺産の受け取りを拒否します。

         その後、フロランは周囲の者の勧めもあって中央市場の魚の検査官代理の職を得ます。
         この検査官というのは警察組織に所属しており、本来共和主義者だったフロランとしては、自分が認めない政府の禄をはむことは嫌だったのですが、リザの強い勧めもあり、また、自分も意固地になりすぎているのかもしれないと考え直し、この職を受けたのです。

         さて、この作品、ストーリーとしてはかなりシンプルで、パリでの生活の基盤を得たフロランは、凝りもせずにまたもや革命思想にのめり込み、何ら現実性のない政府転覆計画を立案し、一度は受け取りを拒否した遺産をこの計画に注ぎ込み(実際には騙されているんですけれどね)、周囲の者からこぞって告発されてしまい、結局再び流刑に処せられてしまうというだけの物語です。
         ですから、このストーリーを描くだけならさほどの長編にはならないような作品とも言えます。

         ところが、単行本400ページ以上の長編に何故なっているかと言えば、これはもう、パリ中央市場に集まってくる様々な食品の描写がこれでもかと、濃密に繰り返されることがその理由の一つです。
         最初は野菜を運ぶ農民達、そして市場に並べられる野菜の山が描かれ、肉、魚介類、花、乳製品と、中央市場で扱われる食材それぞれについて、むせかえるような描写が重ねられていくのです。
         ゾラは、まさにこの描写をしたいがためにこの作品を書いたのではないかと思えてくるほどです。

         その描写は、肉やバターの手触り、魚や臓物の臭い、中には腐った物の臭いなどの描写にも及びます。
         あるいは、光にきらめく野菜や肉の色と言った、まるで印象派の絵画のような表現もなされます。

         ゾラは、『ボヌール・デ・ダム百貨店』(ルーゴン=マッカール叢書第11巻)においては、デパートや商店に氾濫する様々な商品、布地などをこれでもかと描写しますが、本作はその市場ヴァージョンとも言えるかもしれません。

         そしてもう一つ書き込まれているのは、市場に集う一般庶民達の何とも噂高く、醜悪な様です。
         特にヒドイのはサジェ婆さんという老婆です。
         この老婆、町中の噂を悉く集め、あちこちに目を凝らして人々が何をしているのかをこと細かく調べ上げ、それを言いふらし、時には尾ひれをつけて噂を広めることが何よりも大好きという嫌な老婆なんですね。
         この老婆が至る所に顔を出し、あることないことを言いふらすために人々は憎みあい、不審にかられ、見栄を張り合うことになります。
         この老婆、人の秘密を暴き立てることが楽しくて仕方ないという人で、人の不幸は蜜の味としか考えていないようなとんでもない婆さんなんです。

         フロランのことも、クニュ夫婦が流刑地から脱走したことをひた隠しにしていたのに、結局はこのサジェ婆さんが暴き立てて、何ら具体性もない夢のようなフロランの革命ごっこを告発し、再び流刑にさせてしまうのですから、そしてそれを楽しんでいるのですから本当に鬼婆ですよ。
         こういう人間関係の描写も本作のヴォリュームを作っている理由の一つです。

         さて、本作は『ルーゴン=マッカール叢書』の一部ですので、全体の中でどういう位置づけになっているかについても書いておきます。
         クニュの妻であるリザがマッカールの血を引いており、本作では出番がありませんが、リザの妹のジェルヴェーズが第7巻『居酒屋』の主人公になります。
         また、第2巻『獲物の分け前』に登場したアリステッドの名前も本作中にちらほら出てくるのですが、アリステッドはルーゴン家の血を引いており、本作と同時期に再開発盛んなパリで地上げに精を出していたのだということが分かります。

         ルーゴン、マッカール両家は、アル中と精神障害の呪われた血を引いているというのがシリーズ全体の根底をなす設定なのですが、本作に限ってはそのような要素はほとんど描かれておらず、その血が問題になるような展開にはなっていません。
         負の遺伝子は、思い出したように時々顔を覗かせるということなのでしょうか。
         あるいは、やはり、本作はパリ中央市場の溢れんばかりの贖罪を描くことの方に主眼があった作品ということなのでしょうか。


        読了時間メーター
        □□□     普通(1~2日あれば読める)
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        2020/05/02 by ef177

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      ムーレ神父のあやまち

      小倉孝誠 , 清水正和 , 宮下志朗 , 倉智恒夫 , エミール・ゾラ2003/10

      カテゴリー:小説、物語
      3.0
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      • 【これはゾラの宗教に対する批判なのだろうか?】
         『ルーゴン=マッカール叢書』の第5巻です(藤原書店の『ゾラ・セレクション』では第3巻目に当たるので、てっきり同叢書の第3巻だろうと思って図書館から借りてきたのですが、よくよく調べてみたら同叢書の第5巻でした。お気を付けください)。
        本作の主人公である神父のセルジュ・ムーレは、同叢書第11巻の『ボヌール・デ・タム百貨店』に登場するデパート経営者のオクターヴ・ムーレ氏の弟に当たります。
         また、本作にはセルジュの叔父であるパスカル・ルーゴン医師も登場します。
         ルーゴン=マッカールの血を引く者としては、セルジュの妹のデジレも登場するのですが、デジレは一族の負の血を引いているのか、精神薄弱者として描かれています。

         パスカル医師の言葉を借りれば、セルジュは汚れた血の一族であるルーゴン=マッカールの中で唯一神への道を歩んだ者であり、他の者たちが俗悪にまみれあこぎなことばかりしている中での救いだとされています。
         とは言え、タイトルから想像がつくように、セルジュは神への道を踏み外してしまうのですし、パスカル医師も後にセルジュを強く非難することになるのですが……。

         第一部では、司祭に叙されたセルジュが、自らの意思でレザルートという貧しい村に赴任し、ほとんど荒れ果てたような教会で日々の勤めを果たす様子が細かく描かれます。
         レザルートの村人たちは信仰心に薄く、教会へなど誰も通って来はしません。
         それでもセルジュは誰もいない教会で黙々と日課を果たしているのです。
         そして、そのような生活こそは信仰の証であると考え満足し切っていたのです。
         セルジュには欲など何もなく、また自然は醜悪であるとして嫌悪すらしていたのです。

         そんなある日、叔父のパスカル医師が重篤な老人を診るために馬車を飛ばしてきました。
         パスカル医師は、「もしかしたらもう死んでいるかもしれない。そうなったらお前が必要になる」と言い、セルジュを馬車に乗せて一緒に老人のもとへ向かったのです。
         このジャンベルナという老人は、パラドゥーと呼ばれる廃園にある焼け残った家に住んでいる変わり者で、神を全く信じていないと公言している老人でした。

         パスカル医師たちが到着してみると、ジャンベルナは自分で瀉血したとかいうことで、瀕死どころかピンピンしていました。
         用が無くなったパスカル医師たちは帰途に着くのですが、その際、セルジュはジャンベルナの一人娘である16歳のアルビーヌと知り合います。
         アルビーヌは広大なパラドゥーの廃園で自然を友として生活している溌剌とした少女でした。
         その夜、セルジュは急に体調を崩し、高熱を出して倒れてしまうのです。

         パスカル医師に治療してもらったセルジュは相変わらず前後不覚の状態なのですが、転地が必要との理由でパラドゥーに連れていかれます。
         それは、パスカル医師のある考えに基づいての企てだったのですが……(パスカル医師はジャンベルナに言い含めて邪魔をさせないようにしたのです)。
         意識を取り戻さないセルジュを看病したのはアルビーヌでした。
         パスカル医師の診断では熱が下がっても精神に異常をきたす恐れがあるということでしたが、アルビーヌの献身的な看護によりセルジュは意識を取り戻したのです。
         ただし、記憶を失っていましたが。

         第二部では、健康を回復していくセルジュが、アルビーヌと共にパラドゥーの廃園で自然と戯れ、二人が結ばれるまでの様子が描かれます。
         セルジュは病のために自分が何者で、アルビーヌが誰なのか全くわからないのですが、自然な気持ちのままにアルビーヌに愛を告白し関係をもってしまうのでした。
         その後、セルジュはパラドゥーの廃園のたった一つの壁の破れ目から外界を目にしてしまうのです。
         それはアルビーヌが恐れていたことでもありました。
         外の様子を見たセルジュは一気に記憶を取り戻し、自分が神父であったことを思い出してしまったのです。
         そして、壁の外には酷薄なアルシャンジア修道士が待っていました。
         アルシャンジアは、セルジュがあやまちを犯したことを見て取ったのです。

         第三部に入り、セルジュは自分があやまちを犯したことに悩まされ、より強く信仰を求めようとします。
         アルシャンジアは、セルジュがあやまちを犯したことを一言も漏らそうとはしませんが、セルジュの行動を逐一見張るようになったのです。
         一方のアルビーヌは、永遠の愛を誓ったセルジュに恋い焦がれ、何とかしてセルジュを取り戻そうと考えます。
         セルジュは信仰の道を貫くのか、あるいは神を捨ててアルビーヌのもとへ走るのか。

         ご紹介を読んでいただいてお分かりのとおり、非常にシンプルなストーリーです。
         それなのにゾラはこれを400ページ超の長編に仕立て上げたのです。
         ですから、セルジュの信仰生活の様子や、特に第二部の廃園の自然描写などは微に入り細を穿つ描写であり、きわめて濃密に書かれています。
         それはいささか退屈になるほどに。
         ここまで筆を連ねる必要が本当にあったのか?と思ってしまうほどです。

        この作品の主題をどう読むのかはいろいろあるのかもしれませんが、私にはゾラの宗教批判のように読めてしまいました。
         みなさんは本作をどう読まれるでしょうか?


        読了時間メーター
        □□□     普通(1~2日あれば読める)
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        2020/05/05 by ef177

    • 1人が本棚登録しています
      愛の一ページ

      小倉孝誠 , 石井啓子 , 宮下志朗 , エミール・ゾラ2003/09

      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 【『居酒屋』と『ナナ』の間に置かれた物語】
         本作はゾラのルーゴン=マッカール叢書の第8番目の作品です。
         ストーリーはシンプル過ぎるほどにシンプル。
         主人公のエレーヌは、夫を亡くしたばかりで、一人娘のジャンヌと共にパリで生活を始めたところです。
         ジャンヌはもともと身体が弱く、今夜も発作を起こしてしまいます。
         エレーヌは、かかりつけの医者を呼びに行くのですが、生憎他の患者の往診に出かけていて不在でした。
         何とか医者を探さなければならないとうろたえるエレーヌは、他に医者がいないか尋ねようと、近所の見知らぬ家の扉を叩いたのです。
         その家は、偶然にもアンリ医師の家でした。

         エレーヌは強引にアンリ医師を家に連れ帰りジャンヌを診てもらいます。
         アンリ医師の措置によりジャンヌは回復するのですが、以後、エレーヌはアンリ医師の妻とも知り合いになり、家族ぐるみで交際するようになりました。

         そして……エレーヌもアンリ医師もお互いに魅かれ合うようになってしまうんですね。
         アンリ医師には妻もいますので、お互い気持ちのままに振舞うことができずにいるのですが、ある時、遂にアンリ医師は自分の思いの丈をエレーヌに告白してしまうのです。

         本作は、エレーヌとアンリ医師の愛の行方、この一点だけに絞って書かれた作品です。
         その後、アンリ医師の妻が浮気をしそうになり、それを知ったエレーヌが迷い抜くというエピソードが出てきます。
         エレーヌとしては、アンリ医師の妻に浮気をさせてしまえば、彼女に対する自分の罪悪感が和らげられるとも考えるのですが、他方でこんなことは止めなければならないとも思い、その気持ちに翻弄されるのです。

         また、ジャンヌは病気がちのせいもあり、母親の愛情を強く求めるのですが、母が自分以外の誰かに愛情を注いでいることを敏感にも感じ取り、ひどく嫉妬するというエピソードも挟まれます。

         それにしてもこれだけシンプルな筋立ての作品なのに540ページ超も書いてしまうというのもすごいもんだ。
         加えて、本作が第8作目になっているというのも曰く因縁を感じさせます。
         というのは、本作の前後の作品である『居酒屋』も『ナナ』もかなり強烈な内容の作品なのに対して、本作は非常にシンプルな恋愛ものという対比が際立つのですよね。

         しかも、ゾラは、本作について、当初から第8作目として執筆することを構想していたと主張したようなのですが、どうやらこれは嘘であり、当初は本作を8作目に書くことなどまったく考えていなかったと思われるというのです。
         これは、『居酒屋』が当時としてはあまりにショッキングな内容で、発表するや悪評が立ち、連載も中断させられてしまったということにも関係があるのかもしれません。
         何せ、『居酒屋』の次に書こうとしていた『ナナ』はさらに強烈な内容なのですから。

         『居酒屋』が批判されている今、立て続けに『ナナ』を発表するわけにはいかなくなり、急遽ストレートな恋愛ものである本作を書き上げたのではないかと勘繰りたくなります。
         そして、これは当初からの構想通りなのだと強弁したという。
         まあ、その辺りはよくわかりませんが、何となくそんなことも思ってしまいました。


        読了時間メーター
        □□□□    むむっ(数日必要、概ね3~4日位)
        >> 続きを読む

        2020/05/13 by ef177

    • 1人が本棚登録しています
      「東北」共同体からの再生 東日本大震災と日本の未来

      川勝平太 , 東郷和彦 , 増田寛也2011/07

      カテゴリー:社会福祉
      4.0
      いいね!
      • はや1年(読んだ当時)が経過しようとしている。
        しかし、動きがなかなか見えない。
        ・代議士・官僚はどこへ行って、何をしているのだろうか。
        中にも書かれていたが、与党も野党もない筈なのに、そうではない政治の世界。
        県レベルが中心となり、動くしかないのかと思うと、慙愧に耐えない。
        この時代に生まれた者として、何ができるのか、何を思うのか。
        どこか、根っこになるべきものを失ってしまったのが、ここ10年なのかもと思うが、過去ばかり振り返ってもしかたがない。
        価値観が変わりつつあるからこそ、今なのだと思う。
        >> 続きを読む

        2014/10/04 by けんとまん

      • コメント 1件
    • 1人が本棚登録しています
      廃校が図書館になった! 「橋本五郎文庫」奮戦記

      北羽新報社2012/11

      カテゴリー:各種の図書館
      4.0
      いいね!
      • 改めて地域ということを考えた。
        地域にける学校(小学校・中学校)の役割を考えると、とても大きなものがあると思う。
        地域の拠点の一番手ではないかと思う。
        子ども達が集い、それに合わせていろんな人が集う場。
        それがストップした時に、どうするのか?
        地域おこしと言うといろいろあるが、このような形があるというのは、可能性が拡がると思う。
        関わる人たちの思いも変わっていくし、それが何より大切なことだと思う。
        もちろん、中にも書かれているとおり、このあとのこと・将来のことをどう考えていくのかが、ますます重要なんだと思う。
        >> 続きを読む

        2014/08/14 by けんとまん

    • 1人が本棚登録しています
      メドベージェフvsプーチン ロシアの近代化は可能か

      木村汎2012/12

      カテゴリー:政治史・事情
      3.0
      いいね!
      • 500ページほどのなかなかの厚さの本でしたが、比較的読みやすい本です。多くのクレムリンウォッチャーたちの意見や他国の評論家の意見を引用して紹介した部分が多く、なるべく相対的な視点で本書を書こうという意図が伝わります。

         メドベージェフとプーチンが弟子と師のような関係にあり、メドベージェフはプーチンには逆らえないし、ロシアには指導者はプーチンしかいないというのが本書の結論です。ペレストロイカを推進したゴルバチョフも最近批判をしていましたが、プーチンの政治手法はまるで帝政ロシアの皇帝のような強権政治です。本書ではメドベージェフが民主化を掲げてある程度の改革を行おうとしたが、結局それに失敗し、プーチノクラシーに戻ってしまったとしています。プーチノクラシーの中身は、資源依存型の経済です。石油や天然ガスの会社をプーチンは次々と国有化し、国家主導の政治システムを作りました。利権に群がる官僚、横行する賄賂などによって、世界から投資先の環境が悪いと認識され、海外大手の企業が次々と撤退しています。筆者は様々な数値を挙げてロシアの現状を表現していますが、これを見ているとロシアの国際的な地位はかなり低くなってきているようです。ロシアの優秀な頭脳は海外に流出しているそうです。以前佐藤優が書いていた本では、ロシアのエリートは日本の学生とは比較にならないくらい勉強するから、ロシアはそのうち大国として復興してくると読んでいましたが、どうなのでしょうか。冷戦を知っている世代としては、ロシアは米露と併称されるイメージですが、BRICSの中でも地位が低下しているようです。プーチン政権は未だ続いており、現在進行形の話ですから、これからがどうなるか注目です。
        >> 続きを読む

        2013/07/21 by nekotaka

      • コメント 6件
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