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  • 講談社 (1995/09)

    著者: 村上春樹

    • 評価: 4.0

      久々に読む村上作品長編。短編と思って読み始めたら長編だった。

      小説ハジメの成長~中年期の物語。

      少年ハジメは小学生の頃、仲の良い女友達がいた。彼女の家に行ってとりとめのない話をしたり、レコードを聴いたり…ハジメは彼女にほのかな思いを抱き、彼女の方も自分に好意を持っていることがわかったが、やがて彼女とは疎遠になってしまう。
      高校生になったハジメはどこにでもいるような高校生、それこそ「スカートの中に手を突っ込むことしか考えてない」ような高校生になる。(この表現はノルウェイの森でも登場した)周りの人がするようにガールフレンドをつくり、楽しいことをしては、浮気もして童貞も捨てる。自分の好む女には、「吸引力」があるという…なんとなくわかるような、わからないような。
      大人になったハジメは、バー経営に成功し、妻と子供に恵まれて、幸せな家庭を手にれる。しかし、いつしか「もうこんな生活には耐えられない」と思う時が来る。そんなものだろうか。愛する家族に嘘をついて、女性と二人できた石川県。雪で飛行機が遅れた時、「もう飛行機が動かなければいい」と思った。それはその女性とただ別れたくないからということだけでなく…幸せに縛られている環境から逃げたかったのかもしれない。僕もそんな風に思う時が来るだろうか。

      今まで読んできた村上作品とは少し違っている。でも今までの村上作品にそっくりだと、読みながら思うときもあった。恋愛小説というにはお門違いかもしれないが、最初から最後まで女性と関わってばかりの男の物語。「スカート…考えてない」ような頃の自分と、世の中の男性に読ませたい作品。
      >> 続きを読む

      2021/01/27 by

      国境の南、太陽の西」のレビュー

  • 著者: ジョージ オーウェル

    • 評価: 4.0

      ディストピア小説の頂点に位置する「1984年」を著した、ジョージ・オーウェルの「象を撃つ」を読了。

      この「象を撃つ」は、オーウェルの出発点と言ってもいい作品だと思う。

      第二次世界大戦以前、イギリスが統治していたビルマ(現在のミャンマー)で警察官をしていた、彼自身の当時の経験が書かれている。

      ある日、警察官に象が暴れているという報告があって、その現場へ行く。
      辿り着くと、もう象は暴れていなかった。

      だから、象を撃つ必要はないのだが、集まったビルマの群衆が、撃つのを期待している。
      それに抗すことが出来ず、象を撃ったという話だ。

      当時、イギリスの植民地だったビルマで、オーウェルは、力による統治で支配しているはずの相手により、動かされる逆説を経験した。

      権力の是非を問うのではなく、支配する対象によって、権力が揺さぶられるという感覚は、独特なもので、政治について考える契機になる作品だ。

      >> 続きを読む

      2021/01/26 by

      オーウェル評論集 1 象を撃つ」のレビュー

  • 著者: 石田 美紀

    • 評価: 5.0

      声優のメディア史でも、なぜ女性が少年を演じるのかとタイトルに入っていたのが気になり購入。女性が少年の声を演じるようになった経緯などがより詳しく書かれている。

      2021/01/26 by

      アニメと声優のメディア史 なぜ女性が少年を演じるのか」のレビュー

  • 安房直子ファンタジスタ

    講談社 (2008/11)

    著者: 安房直子

    • 評価: 4.0

      とても透明感のある短編の作品集、オカルトとメルヘンの案配が絶妙で不思議さを醸し出す物語の世界観が良い。

      2021/01/26 by

      春の窓」のレビュー

  • 著者: 吉田 類

    • 評価: 3.0

      何でも知っているようで、この歳になるまで知らぬことの多いこと。
      吉田類さんもしかり、単なる酒好きで酒場案内のおっさんぐらいとしか知らなくて、今回初めてイラストレータで俳人とは、旅から旅への酒を求めての紀行記。

      読んでいると、のみたいなあと思うが以前ほどでもない自分に気づく、5年前に胃がんで胃を全摘してからお酒の量も減ったが、いつの間にか好まぬ体質になってしまったようで残念。

      あちらこちらの旅先で、色紙をたくさん書かれているようだがそれで思い出したのが、嫁さんとの南九州旅行(2017年5月)、高千穂の蕎麦屋“神代庵”で見たのを思い出し、写真探すと出てきました。
      ちょっとしたことで、結びつながるのは嬉しいもんですな。
      >> 続きを読む

      2021/01/26 by

      酒場詩人の美学 (単行本)」のレビュー

  • 著者: 服部 文祥

    • 評価: 評価なし

      狩猟と山岳、ふたつの異なる極限状態で人間が何を選択するかを問い、哲学的な思考実験の様相をも呈する、表題と「K2」の二篇。作品内で扱われる詐欺犯罪、狩猟、山岳のそれぞれに対する情報が詳細で、リアリティによって作品の世界に引き込まれる。厳しいテーマとともに現実的かつドライな作風で、感傷的な要素は希薄。二作を通じて、女性が一度も登場しないことも特徴。サバイバル登山家が書いたという事実に関係なく、小説作品として楽しめた。

      「息子と狩猟に」136ページ

      テレアポ詐欺チームのリーダー加藤。普段は新聞社に勤務し、休日に初めて息子を連れて狩猟に出掛けた倉内。物語は二人の視点を交互に細かく切り替えながら進行する。長くない紙数のなかで犯罪小説と狩猟文学のふたつを混在させた作品。オレオレ詐欺と息子との休日の狩猟という、いかにもミスマッチな二つの物語が、奥秩父山中に向かって徐々に接近する。息を呑んで、二つの線が交錯する瞬間を見守る。

      「K2」63ページ

      世界で最も難易度の高い山のひとつで、死亡率三割前後とされるK2の頂上を目指す、日本人五人の登攀チームの様子を描いた山岳小説。登頂のさなかには二週間ほど前に帰ってこなかった情報のあるイタリア人男性らしき遺体も目撃される。主人公はチーム最年少のタカシ。天候不順による厳しい状況で登攀は困難を極め、五人はそれぞれ生死を賭けた決断を迫られる。

      ----
      「秘密は自分の口からバレる。しゃべらなければ絶対にわからない」
      「ケモノは人間が思うほどバカじゃない。人間は自分で思っているほど利口じゃない」
      >> 続きを読む

      2021/01/26 by

      息子と狩猟に (新潮文庫)」のレビュー

  • 著者: 寺田 和代

    • 評価: 3.0

      予算20万円以内で自分で組み立てる海外旅行(ヨーロッパ)。
      憧れる〜。
      20代始めの頃は怖くて添乗員付きパックツアー。20代後半には飛行機とホテルがセットの半日観光付きのフリーのツアー。
      それはそれで楽しかったけれど、やはり泊まりたいホテルとはちょっと違ったり、お土産物屋さんに連れて行かれると、時間がもったいなかったり。
      自分で手配するのは色んなリスクも自分で背負うことになるので当時は不安でできなかったけれど、今はネット環境が整ってるし、価格を比較もできる。
      この本の著者、寺田さんは数々の旅行をされてきているようですが、本当にスマート。
      毎回ステキな旅なのだろうなーと憧れます。
      コロナでどこにも行けない今の自分にとっての空想旅行でした。
      >> 続きを読む

      2021/01/26 by

      Soliste{ソリスト} おとな女子ヨーロッパひとり旅」のレビュー

  • 著者: 橘 公司

    • 評価: 5.0

      天宮市に冬が到来する中、突如として、今まで封印した精霊の力が暴走し始める士道。制御出来ない彼を救われる側の十香達が救済する物語。

      かつての救世主は災厄に堕ちた、今度は私達が救う番だ。

      今まで並み居る数々の精霊を救って来た士道。
      身を削られるような苛酷な試練も乗り越えて。
      そんな彼らにも遂に限界が訪れる。
      制御出来ない力に翻弄される士道を、救われる側だった十香達が助けようとする。
      不器用なまでに失敗を繰り返す事で、初めて士道の存在の偉大さに気付く。

      その有り難さを噛み締めながら、十香達は更なる関係へと進み出すのだ。
      >> 続きを読む

      2021/01/26 by

      デート・ア・ライブ (12) 五河ディザスター (富士見ファンタジア文庫)」のレビュー

  • 著者: 伊吹 有喜

    • 評価: 3.0

      八稜高校に人知れずやってきた迷い犬。
      美術部部員の早瀬光司郎にちなんで、コーシローと名付けられ学校で飼われるようになる。

      ここからコーシローと共に美術部員が在籍している年を一緒に共有していく物語。

      時にやさしく時に切ない話になるが、コーシローはあくまで傍観者であり、青春模様の中で恋愛や友情が育まれていく過程。

      特に第4章のスカーレットの意味が曲のタイトルだったのは知っていただけに意表を突かれた。

      帯に号泣と書かれていたが、むしろ笑顔になるような作品だと思う。
      幸せそうな2人を結び付けてくれたのがコーシローなんだろうなと。
      >> 続きを読む

      2021/01/26 by

      犬がいた季節」のレビュー

  • 著者: 沼田 まほかる

    • 評価: 2.0

      怖かったよーー!
      田舎、寺、夏、僧侶にいい思い出ないんだけどどう考えても屍鬼のイメージだ。悪いことしか起きない。ここに不思議な力を持つ無垢な子どもが加わってほのぼのするかと思ったら僧侶が序盤からめちゃくちゃ警戒してる。悪いことしか起きない。気持ち悪い、不穏の表現がとても秀逸だと思った。
      あと個人的には解説の方が「頭も股もゆるい律子」って見も蓋もない書き方してて吹き出してしまった。律子には幸せになってほしい。何でも許すって究極の愛だよね。相手を幸せに出来るか、二人とも破滅するかどちらかだと思うけど。

      2021/01/26 by

      アミダサマ (光文社文庫)」のレビュー

  • 著者: 文六, 獅子

    • 評価: 5.0

      どんな悪ガキの話かと思いきや、いやはやカワイ~じゃないかっっ! 妾の子呼ばわりや感化院(矯正施設)送りなど、いろいろな困難が降り掛かっても、たくましく乗り越える主人公の痛快物語。大人目線で立身出世を教え諭すのではなく、子どもが子どもらしくあることを全肯定して、成長していく力を信じて見守る、あくまでも子どもの側に立った作者の語りが軽妙かつほのぼのとさせられる。主人公に冷たく当たる異母きょうだいや養母もなぜか心底憎めない。ラストは粋なオマケのエピソード。盧溝橋事件から1ヶ月経った頃に、こんな作品が連載されたなんてなぁ・・・。 >> 続きを読む

      2021/01/25 by

      胡椒息子 (ちくま文庫)」のレビュー

  • 著者: 益田 ミリ

    • 評価: 4.0

      どうすれば絵本コーナーが充実できるのか。無人島に一冊持っていくとすれば何。
      「あったかい本」フェア、「無人島に持って行きたい本」フェア、本が好きで好きでソムリエかコンシェルジュのごとくお客様にやさしく接する主人公。

      32歳独身、仕事、結婚、将来、一回きりの人生の幸せについて考える。
      憧れる書店が舞台の益田ミリさんのほのぼの漫画、ああ、今回の主人公は男性です。

      2021/01/25 by

      世界は終わらない (幻冬舎文庫)」のレビュー

  • R.U.R

    岩波書店 (2003/03)

    著者: CapekKarel , 千野栄一

    • 評価: 評価なし

      SFの古典とされる戯曲。序幕含め、全四幕。原題はR.U.R(ロッスムのユニバーサル・ロボット)で、ロッスムはロボットを製造する企業名。本書内には、実際に登場人物を演じたらしい役者の古い写真が挿入されている。

      「賦役=robota(ロボタ)」を元にしたロボットの言葉が生まれた時点でその反乱がテーマだったこと、ロボットが機械仕掛けではなく生物学的人造人間だったことに驚く。解説では、各登場人物名の意味を知る。SFに慣れたいまの目で見るとストーリーに新奇さは感じないが、「ロボットの反乱」のオリジナルを確認できたことに満足した。 >> 続きを読む

      2021/01/25 by

      ロボット」のレビュー

  • 著者: ジョシュ・ラニヨン

    • 評価: 4.0

      今回も面白かった~ヾ(≧∇≦)〃
      ただ一気に読んだ方が面白かったんだろうなぁ~と、細々読んだ自分が残念・゚・(ノД`)・゚・。



      研修を利用してサムの家にに泊まっていたジェイソン。
      そのジェイソンが何者かに襲われ2日間意識不明に。
      退院したジェイソンはサムの強引な勧めにより
      ワイオミングのサム実家に2週間身を寄せることに。
      傷病休暇中のジェイソンは
      盗難事件のアドバイザーとして手を貸すだけ…のつもりが
      盗難事件は連続殺人事件へと発展?

      自分が襲われた件に
      サムが自分の仕事で実家を離れた時に
      アドバイザーとして助言してきた事件が
      連続殺人事件として巻き込まれる形になった事
      それとサムの元カレのイーサンについて…
      自分の置かれた状況と…
      何が何だかいっぱい、いっぱいで
      グルグルと悪い方に考えこんでしまうジェイソン
      一方、サムはサムでちゃんとジェイソンの事を大事にしてて
      もう愛しちゃってるんだけど…
      微妙に意志の疎通ができてない
      ジェイソンはサムと対等にいたい…と思ってても
      サムから見れば12歳下なので
      やっぱ守りたいと思ってしまっても仕方ないよね?(〃艸〃)ムフッ


      今回の連続殺人はアメリカならではのサイコって感じで
      サイコな人が考える事って分からない┐(-。ー;)┌






      安心したとこでの
      このラストが凄いわ
      これは怖い
      これってやっぱりあの人なのか?((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル


      次が楽しみな作品
      >> 続きを読む

      2021/01/25 by

      マジシャン・マーダーズ (モノクローム・ロマンス文庫)」のレビュー

  • 著者: 辻 仁成

    • 評価: 3.0

      新型コロナ感染拡大で弱気になった時、救ってくれたのは「いいんだよ、人間だから」という息子の一言だった。
      息子のために感染してはいけない、苦しみながら息子と共に生きなければと、奮い立たす自分を逆に救ってくれたのも息子である。

      人は誰かと会話をし、誰かを愛し、誰かのために生きる、誰かのために日々暮らす、
      「なぜ、生きているのかと、考えてみるのが今かもしれない」、家に居ろ、出歩くな、人とむやみに会うな、なんて退屈な日々、でもこの退屈にはきっと意味がある。今、神は僕らに考え直す時間を与えてくれてる、今いろんなことを考えないとならない、と。

      世界中で新型コロナ感染、同時に起こっていて、国や人種を超えて個々の人間として戦う姿は同じである。あのパリ在住の辻仁成が昨年の最初のパリでのロックダウンの経験を日記風に綴ってある。

      市場経済がいきつくところまで来たこの世界にコロナが出現した。しかしその直前には、もともとポピュリズムが台頭しつつある土台があった。英国のEU離脱、欧州各国での極右台頭。もともと世界が門戸を閉じかけていたところに新型コロナが出現、完全に各国の門が閉ざされた。どこも自国を守るので精一杯なので世界のバランスな考える余裕などない。

      できる範囲で、新しい価値観に対応できるだけの心の準備をしておこうということ。いずれ訪れるアフターコロナの時代を準備を・・。
      今の日本を見ていると、わが身の保身に明け暮れ、経済優先でオリンピックの開催のみがその手段のような政策、もっと五年、十年、のスパンで国民の新しい生活はどうあるべきか新しい日本国あり方を論じ希望を与える人はあらわれないのか、一国民として人として、何をすべきか考えさせられましたな。
      >> 続きを読む

      2021/01/24 by

      なぜ、生きているのかと考えてみるのが今かもしれない」のレビュー

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