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次の16件をみる >>
  • 著者: レイモンド チャンドラー

    • 評価: 3.0

      フィリップ・マーロウシリーズの中期の作品。
      村上春樹訳。
      ある資産家の家庭で起こる、貴重な金貨をめぐる殺人事件。
      「大いなる眠り」「さらば愛しい人」などに比べ、ストーリーに割りと派手さがなく、淡々と進んでいくような印象を持った。マーロウもその他のキャラクターも、前記2作などと比べても控えめな感じである。派手なアクションもない。
      逆にその分、しっとりと読ませるような作品で、マーロウのタフさよりも、彼のやさしさが海の貝殻のように散りばめられていた。
      読んでいたら、ヒッチコックの「裏窓」がふと頭に浮かんだ。この本の題名と、アパートが作品によく出て来た事から、喚起されたのかも。
      >> 続きを読む

      2017/08/23 by

      高い窓 (ハヤカワ・ミステリ文庫)」のレビュー

  • 著者: 横溝 正史

    • 評価: 4.0

      本書は横溝正史を読んだことがない、あるいはこれから読もうという人にはうってつけ(サリンジャーぽいですな)の粒よりの短編集です。

      なかでもなんとも切ない事実が明かされる「靨(えくぼ)」はひとつの短編小説として良くできた作品だと思います。

      また人間の欲望の怖さと愚かさを描いた「神楽太夫」「女写真家」も面白く読めました。

      絶賛絶版中なので、図書館やブックオフで目にしたときは、是非手に取って読んでください。 >> 続きを読む

      2017/08/23 by

      刺青された男―〔ほか〕9篇 (角川文庫)」のレビュー

  • 角川グループパブリッシング (2013/04)

    著者: 櫛木理宇

    • 評価: 4.0

      (ネタバレ有り。注意‼)







      シリーズ第3弾。こよみをめぐるライバルとして、こよみの幼いころの同級生小山内陣が登場するが森司の小山内に対しての対応は相変わらず煮え切らない。こよみも小山内が登場しても森司の方に親近感を抱いている感じ。まあ、森司とこよみの仲はつかず離れずという微妙な距離でこのまま進むのかなあ。話で印象に残ったのは4話目の「白丁花の庭」。ポルターガイストを起こしたのが死んだ大学教授の妻ではなく飼っていた犬の方というオチ。だがその犬の残された大学教授に対する気持ちにうるっときた。続きは手に入れていないが読み続けていきたい。
      >> 続きを読む

      2017/08/23 by

      ホーンテッド・キャンパス」のレビュー

  • 岩波書店 (2010/05)

    著者: 折口信夫

    • 評価: 4.0

      --彼の人の眠りは、徐かに覚めて行った。まっ黒い夜の中に、更に冷え圧するものの澱んでいるなかに、目のあいて来るのを、覚えたのである。
       した した した。耳に伝うように来るのは、水の垂れる音か。ただ凍りつくような暗闇の中で、おのずと睫と睫とが離れて来る--


      当麻寺、行ってきました。

      駅を降りて、寺までの道の風情、二上山に抱かれるように登場する境内、1300年の時の流れを感じさせる木造の古塔、時間を忘れさせる静謐な園庭。。。
      素晴らしかったです。

      この作品を読んで行ったからこその良さがあったと思うけれど、そもそもこれを読まないでは行くことは無かったと思うので、その意味でも嬉しい一冊です。

      この死者の書は、当麻寺ができた当時=700年代において既に世の中から忘れ去れられかけていた語り部に、古語を使って物語を語らせる。
      加えて、筆者自身が意図的に、話の筋を入れ替えて並べたり、幻惑的なオノマトペ(したしたした、こうこうこう、つたつたつた)を用いることで、幻想的としか表現のしようのない世界に読み手を連れて行く。

      読後、遠くに山を眺めて放心したくなる、そんな一冊です。

      行きたいと思った古寺にすぐ行ける距離の今の生活は、なかなかに幸せです。
      >> 続きを読む

      2017/08/22 by

      死者の書」のレビュー

  • 著者: 土門 拳

    • 評価: 3.0

      --早く撮らないと、仏像が動き出してしまう--


      日本画と比べると西洋画は、美が絶対的・主体的に存在するように感じます。
      何かそこに不動の美が本質的にあって、だから、誰がどこからどう見ても、美は美で、と。

      イングリッド・バーグマンでしたっけ。360度どこから観ても美しいと言われたのは。
      そういう表現が合うのが西洋の女性のように感じます。
      西洋美術館に行って感じ入る絵も、それが自然にせよ人物画にせよ、堂々と額の中に座っている感じで、圧倒される思いです。

      日本画は、反対に、美が非常に相対的かつ刹那的で、瞬間のきらめきのようなものを如何に切り取るかに腐心しているように感じています。
      見返り美人なんて表現も、だから、日本(東洋)特有だったりしないのでしょうか。
      草枕のラストシーン、それですよそれ、と主人公が女性の瞬間的に見せた美しさに躍動する下り、あれはもしかしたら西洋の人には伝わりにくいのかも知れないと感じます。

      それで、写真ですが、これは世界を、狭いスペースと一瞬の時間に封じ込めて捉える表現形式で、その点では、日本の美の捉え方と合致しているのでは無いかと思うわけです。

      そのためかどうか分かりませんが、土門拳の写真はまさに、圧倒するものがあります。
      特に仏像の類いの写真は、本当に、動き出すような迫力で、観るこちらが後ろずさりしてしまう思いです。

      法隆寺、唐招提寺、行かねばなりませんね。
      そして室生寺にもまた。確か11月が特別拝観の日です。
      関西にいる恩恵を存分に享受しようと思います。
      >> 続きを読む

      2017/08/22 by

      新版 土門拳の伝えたかった日本」のレビュー

  • 新潮社 (1968/11)

    著者: 芥川龍之介

    • 評価: 5.0

      芥川さんは「羅生門」短編集に続き、2作目。
      人間的な愚かさ、醜さは描かれていますが、読後感は意外と美しく爽やかな印象。
      全体的に読みやすいお話が多いと感じました。
      特に、蜘蛛の糸が切れ、犍陀多が地獄に舞い戻った後の極楽浄土の光景がたまらなく好きです。
      お釈迦様が浅ましいものを見たときも、蓮池の蓮はいつもと変わらない。
      いつだって穏やかな風景が広がっています。
      芥川作品には印象に残るラストが多いような気がします。

      *蜜柑
      疲労と倦怠とが、まるで雪曇りの空のようなどんよりとした影を落としていた。

      この時芥川さんが感じていた不快な心情が、作中灰色の世界として描かれています。
      重苦しい雰囲気の中、娘が窓から投げた蜜柑が、ぱっと鮮やかに浮かび上がります。
      梶井基次郎さんの「檸檬」を読んだときと同じ気持ちにさせてくれました。

      *魔術
      印度人マティラム・ミスラの魔術に魅了された主人公。
      短いお話の中に、人間の欲望を一瞬で表すのがすごい。

      *トロッコ
      ラストを読まなければ、少年が冒険をする話。
      「薄暗い藪や坂のある路が、細細と一すじ断続している」
      まるで人生を象徴しているよう。
      苦が多い中、終着を目指して歩いている。

      *猿蟹合戦
      蟹を始め同志のものは、その後どう云う運命に逢着したのか。
      彼等は警官の捕縛するところとなり、主犯蟹は死刑、臼、蜂、卵等の共犯は無期徒刑(旧刑法の重刑罪)の宣告を受けたのである。

      おとぎ話を現実社会に当てはめると、嫌な気分にさせられますね。
      元々、猿、こんな報復を受けるほどのことはしていないよね?悪いは悪いんだけれど。という気持ちを以前から抱いていたため、あまり好きではないお話です。
      芥川版猿蟹合戦は、エンドレスなのも後味が悪い。
      >> 続きを読む

      2017/08/22 by

      蜘蛛の糸」のレビュー

    • レビュー数300件到達&達成おめでとうございます!!

      あすかさんはひとつの作品をじっくりと丁寧に読むなぁという印象があります。
      自分みたく乱発&乱読&無駄な多読しないというか(笑)。すごくひとつの本(作品)を大切にしているなぁとも思います。だからこそレビューを上げられると「おっ!?」となるんですよね。希少性と貴重性が高いといいますか。

      ひとつの作品に対する姿勢というか感想も無駄に長すぎずかといって短すぎず、分かり易い言葉を使って文章も上手いしまとめ方も上手い・・・この才能がうらやましすぎます!笑(多分、才能だけではなくそういうふうに書かれている、努力もされているのだろうと思います)

      自分もあすかさんみたいなレビューが書ければなぁ。。。笑
      >> 続きを読む

      2017/08/22 by 澄美空

  • 著者: トーマス・トウェイツ

    • 評価: 5.0

      著者のトーマスはイギリスのロイヤル・カレッジ・オブ・アート大学院で
      デザインを学ぶ大学院生だ。彼が卒業制作の為に選んだのが、「トー
      スターを作ること」だった。

      まずは家電販売店で大量生産され、値段も手ごろなトースターを購入
      する。 パンが同時に2枚焼けるポップ・アップ式のトースターだ。日本で
      もおなじみ だよね。

      そして、分解する。ええ、バラバラに解体してどんな部品が使われてるか
      を確認するんですよ。その総数404個。「安いトースターなら部品も少ない
      だろう」とトーマスは思ったのだが、この時点で少々頭がクラッとした。
      そんなに部品があるのかよ…。

      よし。ではホームセンターへ行って必要な部品を買って来ようとはならず
      に「原材料を調達するところからやっちゃうんもんね」とのトーマスの発想
      に唖然として、一瞬手から本書を落とすところだった。

      チャレンジャーのか。はたまた正真正銘の酔狂の人なのか。「デザインを
      やっている人はどこかずれている」という私の偏見はイギリスでも通用し
      そうだよ。

      さぁ、ここからトーマスのトースター作りのなが~い旅が始まる。鉄鉱石を
      取りに行き、文献を調べて道具を工夫し産業革命以前の溶鉱炉を自宅
      の裏庭に再現して鉄を取り出そうとする。

      この溶鉱炉は失敗に終わるんだが、代わりに電子レンジで鉄鉱石から
      鉄を取り出しちゃう。マジか、トーマス。でも、ママも電子レンジを壊し
      ちゃダメよ。

      プラスチックの原料は原油。なので、イギリスのエネルギー関連企業に
      電話して「バケツ1杯分の原油を取りに行かせて下さい」と電話して、
      「は?原油は取り扱いが難しんだぞ。しかもバケツだなんて…。お断り
      だ」と言われてもめげない。

      じゃあ、捨てられているプラスチックを再生すればいいじゃんと本当に
      再生プラスチックを作っちゃうし、形成に必要な型枠は木を彫って
      完成させちゃう。

      その前に、でんぷんからプラスチックが作れるらしいからとじゃがいもから
      作ろうとして失敗しているんだけどね。食べ物を無駄してはいけませんよ、
      トーマス。

      他にもマイカ採取の旅、ミネラルウォーターから銅を抽出する挑戦が続き
      最も難しいと思われたのがニッケル入手。しかし、当初自身が設定した
      ルールを変更して結構簡単に手に入れることが出来た。カナダの記念
      硬貨が高純度のニッケル製だからって溶かしちゃっているんだけど、
      これ、カナダ国内だったら犯罪のようだ。あ、イギリスでやったからいい
      というもんじゃないか。

      能天気というか、無謀というか。でも、最後には採取した原材料から不格好
      ではあるものの、トースターらしきものが組み上がってしまうのが凄い。

      トースター作りにかかった期間は9カ月、必要経費は1187.54ポンド、日本
      円にしたら約15万円。あぁ…安価なトースターが一体いくつ買える金額
      なのだろう。

      家電量販店の棚に並ぶ安価なトースター。でも、私たちはそのトースター
      にどんな材料が使われていていて、その材料がどんな場所で採取され
      ているか知らない。しかも、電化製品の作り方なんて考えもせずに少々
      不具合が出ただけで新しい製品に買い替える。

      本書はトーマスの笑いを伴う悪戦苦闘を伝えるだけではなく、「使い捨て
      文化」をもう一度考え直すきっかけをも与えてくれそうだ。

      尚、著者のトーマスはこの後、「人間でいるのを休みたい」と、ヤギになって
      9カ月を過ごし、イギリス本国ではこの体験記が出版されるようだ。こっち
      も日本語訳を出してくれないかなぁ。

      それにしてもトーマス、やっぱり変人なのか?
      >> 続きを読む

      2017/08/22 by

      ゼロからトースターを作ってみた結果」のレビュー

  • 角川グループパブリッシング (1985/07)

    著者: 水野谷とおる , Hudson, Christopher

    • 評価: 4.0

      「ニューヨーク・タイムズ」の記者シドニー・シャンバーグが雑誌に発表した
      手記を元に作られたのが映画「キリング・フィールド」。その映画と元の
      手記の内容を繋ぎ合わせて書かれたのが本書だ。

      なので、ノベライズともノンフィクションとも小説とも言いずらいんだが、
      こういうタイプの作品は何と呼べばいいんだろうな。

      部隊は内戦時のカンボジア。アメリカが後押しするロン・ノル政権の打倒
      を目指し、クメール・ルージュは首都プノンペンに迫る。現地で取材を続け
      ていた「ニューヨーク・タイムズ」のシドニー・シャンバーグは、カンボジア人
      の助手ディス・プラン(本書ではディット・プラン)とその家族を国外へ脱出
      させようとする。

      しかし、シドニーがプノンペンに残って取材をするつもりでいるのを悟った
      プランは、妻子をアメリカ軍のヘリに託しシドニーと共にいることを選んだ。
      「クメール語を理解しないシドニーをひとりで置いて行けない」…と。

      クメール・ルージュの支配が強まる中、最終となる外国人の退去が始まる。
      シドニーはぎりぎりまでプランの脱出計画を練るが、二人一緒での脱出は
      実現しなかった。

      ここからプランの過酷過ぎる生活が始まるのだが、結末を語ってしまえば
      ふたりはタイの難民キャンプで再開を果たすのだ。

      国家としてのアメリカの尻拭いを、個人としてのアメリカ人が行っているか
      と思うことがままある。

      例えばヴェトナム戦争時のアメリカのメディアだ。彼らは違法な書類を作って
      までも、それまで自分たちに協力してくれた南ヴェトナムの人々を脱出させよ
      うとした。

      シドニーもむざむざプランを見捨てた訳ではない。パスポートの偽造さえ
      うまく行けば、一緒に脱出できるはずだった。

      本書では残されたプランに重点が置かれているが、アメリカに帰国後、
      一連のカンボジア内戦報道でピュリツァー賞を受賞したシドニーは
      「その賞はプランを犠牲にしたことで得られたのだ」と責められることに
      なる。

      いつ殺されてもおかしくない状況に置かれたプランも辛いが、彼を助けられ
      なかったシドニーの背負ったものも重いと思うんだ。自分が取材を続ける
      ことをしなければ、プランは妻子と共に脱出できたのだもの。

      思いつく限りのところへプランの消息を尋ねる手紙を出し、難民キャンプに
      足を運び、奇跡が起こる。

      「すまなかった」と謝ることしか出来ないシドニーに、プランは言う。

      「いんですよ、そんなこと。あなたはちゃんと来てくれたじゃないか。シドニー、
      あなたはちゃんと来てくれたんだ」

      お互いが、お互いの命に責任を持って、その責任を全うしたのだろなと
      思う。

      尚、プランは1980年にアメリカに渡り、「ニューヨーク・タイムズ」に写真家と
      して雇用された。
      >> 続きを読む

      2017/08/22 by

      キリング・フィールド」のレビュー

  • 著者: 影嶋 裕一NHK「地球イチバン」制作班

    • 評価: 5.0

      中央アフリカに位置するコンゴ共和国。面積は日本と同じくらい。人口は
      約32分の1。1990年代に内戦を経験したこの国の平均月収は約2万5千円。
      1日を130円以下で生活する人が3割存在する。

      決して豊かな国ではない。貧困国に分類されるコンゴ共和国だが、そこ
      にはなんともダンディな男たちがいる。

      服にお金をかける彼らは「サプール」と呼ばれる。そんなサプールを取材
      したのが本書の元になったNHKの番組だ。この番組は私も観ていたので、
      迷わず購入した。

      サプールたちはコンゴ共和国の富裕層ではない。みんな「普通の人々」だ。
      普段は消防士だったり、タクシー・ドライバーだったり、電気工だったり。

      そんな彼らは週末になると高級ブランドの服で着飾り、気取って歩き、独特
      のステップを踏んで街に繰り出す。

      テレビでも観たけれど、本当に格好いいのよ。ビビッド・カラーを組み合わせ
      た服といい、チーフやネクタイ、サングラスなどの小物といい、コーディネート
      の妙にうっとりしちゃう。本書にもサプールたちの写真が満載だ。

      ただ着飾った姿だけが格好いいのではない。サプールは平和の象徴でも
      あるんだ。サプールは決して喧嘩をしない。相手を尊重し、敬意を払う。

      「武器は持たない。軍靴を履く代わりに平和のステップを踏む」

      内戦を経て来た経験もあるんだろうな。年配のサプールたちは何もかもを
      奪い去った過去を繰り返してはいけないと思ってもいる。

      砂埃が立つ道に掘っ立て小屋のような家。収入だって多い訳じゃない。
      それでもサプールたちは高級ブランドの服を買い、自身を飾る。

      服が欲しければいくばくかの収入がなければいけない。だから、仕事に
      就き、まじめに働く。週末、ブランド品を身に着けるには常に清潔を保た
      なければいけない。実際、服飾品にお金をつぎ込むことで別れてしまった
      夫婦もいるようだが、多くの奥様たちも自分の旦那様がサプールである
      ことで喜んでいる人も多いようだ。

      信念といい、着飾った姿といい、本当に格好いいんだよな。ファッションを
      楽しむっていうのは、このサプールたちのことを言うんじゃないだろうか。
      季節ごとに最新の服をとっかえひっかえするんじゃなくてさ。

      サプールではないが、アフリカの女性たちが色とりどりの布を身に着けて
      いる姿を目にすることがある。彼女らの色彩のセンスって素晴らしいのだ
      よね。あれは真似が出来ないわ。
      >> 続きを読む

      2017/08/22 by

      WHAT IS SAPEUR ?――貧しくも世界一エレガントなコンゴの男たち」のレビュー

  • 著者: ピエール・ルメートル

    • 評価: 3.0

      カミーユ警部の完結編でよく出来ていて面白いがあまりにも「その女アレックス」が衝撃的だったので、その陰に隠れる感じです。そして、カミーユの恋人のアンヌの正体も分からず終わってしまいモヤモヤしたままです。物語は三人称で「カミーユ」「アンヌ」そして「俺」といった具合に進んで行く所が面白い。カミーユが可哀想で気の毒です。

      2017/08/22 by

      傷だらけのカミーユ (文春文庫)」のレビュー

    • アレックスのインパクトはすごかったですからねぇ。
      この作品でカミーユ警部完結編ということは、悲しみのイレーヌ→アレックス→この作品ですね。
      この警部や周りの人物も良かったので、いつか挑戦したいと思っています!
      >> 続きを読む

      2017/08/22 by あすか

  • 著者: しのだ まさき

    • 評価: 3.0

      ほんわかミステリの本領発揮かな?

      和菓子×ミステリコミカライズ第3巻です。
      今巻も日常のちょっとした謎を和菓子職人の主人公と大手和菓子屋さんの令嬢が解いていく、(と言ってもそんな大層な謎でもないし、令嬢だったのも今巻ではじめて明かされるわけでして)温かいお話です。

      和菓子はそんなに好きじゃないけど、和菓子の色々なことが知れるのは楽しいですね。

      主人公とヒロインの恋模様も進展があって…

      …って、今巻で終わり!?

      いや、なんとなく読んでいてまさか…とは思っていましたが…やはりコミカライズは短命ですね。中々長くは続かないんですね。。

      凄く絵も綺麗で可愛かったので、もっと続いて欲しかったなというのが正直な気持ちです。

      まあ、原作も確か、5巻くらいで完結してるみたいなので致し方ないのかなとも思います。

      長々とだらだらと続くよりかは良いのかなと自分に言い聞かせつつレビューを締めたいと思います。笑
      >> 続きを読む

      2017/08/22 by

      お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂 三 (シルフコミックス)」のレビュー

    • 和菓子大好物なので惹かれます(⋈◍>◡<◍)。✧
      ほんわかミステリって、なんとなく美空さんなイメージです!
      というかほんわかのイメージが美空さんです!!!
      (何がなんやら)
      >> 続きを読む

      2017/08/22 by あすか

  • 著者: 坂口 裕彦

    • 評価: 5.0

      本書は新聞記者である筆者がある難民の一家を追跡取材した報告である。バルカンルートと呼ばれる、ギリシャからドイツまでの移動ルートを追っていく。はじめは密着取材のような形で追う形式なのかと思っていたが、筆者自身は近くのホテルに宿泊したりしながら、アフガン出身、シリア在住のアリ・バグリさん一家(妻と4歳の娘)と何度も接触をする形だ。難民と一般の人では国境を越えるルートや難民キャンプへのアクセスも異なるからである。そういうわけで何度も行方を見失い、もう再会できないのでは?と読者もハラハラしながらページをめくることになる。またあとがきで筆者も書いている通り、分からないことだらけ、ハプニングだらけで取材をしている筆者が予想もしない展開になってしまう。結果的にこの本はサスペンスドラマのような面白さがあり、はやく次のページをめくりたくなる。途中に書かれている難民をめぐる政治的な事情や歴史的な経緯が、具体的なアリさんの置かれている立場と重なって、理解が進む。ニュースなどで難民が何万人などと言われてもピンと来ないが、アリさんという具体的な人が置かれている状況を見ると、難民として生きていくとはどういうことかが見えてくる。
       本書の優れているところは、難民はこんなに悲惨なのだ、だから人道的な立場から助けなければというような単純なきれい事を語っているわけではないところだ。受け入れ国の歴史的・政治的なさまざまな事情を取材によって明らかにしている。自分の国で仕事がなくて困っていたり、怒っている若者を取材し、そこへ町の人口をはるかに上回る難民が押し寄せる現実を浮き彫りにしている。問題はそう単純ではない。
       筆者はあからさまに主張していないが、アメリカをはじめとする大国の自国の利益を優先する事情が難民を生み、問題の解決を遅らせているのは明らかだ。国連の常任理事国が武器輸出大国であるという事実の前で、戦争の終結を「国際社会」に委ねる現状には矛盾と無力感を感じる。しかし、目の前のアリさんを取材して難民の事実を訴える本書のような良書が世の中を変えていく一歩になるのもまた間違いない。
      >> 続きを読む

      2017/08/22 by

      ルポ 難民追跡――バルカンルートを行く (岩波新書)」のレビュー

  • 著者: 伊坂 幸太郎

    • 評価: 3.0

      心配性で悲観的な伊坂さんの話がおもしろかったです。

      「ソンソン弁当箱」にはビックリ!
      伊坂さんワールドが現実に!という感じでした。

      2017/08/22 by

      仙台ぐらし (集英社文庫(日本))」のレビュー

  • 著者: 長谷 敏司

    • 評価: 4.0

      内容紹介-------------------------------------------------------
      青く深く広がる空に、輝く白い雲。波打つ緑の草原。大地に突き立つ幾多の廃宇宙戦艦。―千年におよぶ星間戦争のさなか、敵が必死になって守る謎の惑星に、ひとり降下したヴァロアは、そこで、敵のロボット兵ガダルバと少女マリアに出会った。いつしか調査に倦み、二人と暮らす牧歌的な生活に慣れた頃、彼はその星と少女に秘められた恐ろしい真実に気づいた!新鋭が描く胸打つSFロマン。第6回スニーカー大賞金賞受賞作品。
      ---------------------------------------------------------------

      長谷敏司のデビュー作。
      彼の作品は『ビートレス』を以前読んだことがあるのだが、2段組600ページという長さと、硬くて回りくどい文章が合わなくて途中で挫折してしまった。
      本作はデビュー作ではあるが、『ビートレス』よりもレベルが落ちることもなく、むしろ硬さがなくて私にはこちらの方が読みやすい。

      また、ライトノベルレーベルではあるが、今の感覚からすると「これがラノベ?」と疑いたくなってしまうような作りこみの世界観と登場人物の動きを見せてくれる。
      やはり一昔前の「ライトノベル」と、最近の萌えや奇抜さに走った「ラノベ」は全く別物だと感じる。

      物語の前半部分は、敵軍が守る謎の惑星に降下した兵士ヴァロワと、その星に住む少女マリアと敵軍兵士のガダルバとともに暮らす日々が描かれる。
      食料を探しに出かけたり、みんなで大きなお風呂を作って入ったり。
      マリアがとにかく感情豊かでかわいい。

      しかし、その生活の中でいくつかの疑問が出てくる。
      この星は何のためにあるのか?
      マリアはどうしてここにいるのか?

      後半では優しくて残酷な真実が明らかになる。
      その一方で、ヴァロワは自軍に戻るか惑星に残るかの選択を迫られる。
      兵士としての自分と人間としての自分、それにマリアへの愛情だとか、感情が複雑に入り混じってヴァロワの行動を鈍らせる。

      ラストは少し寂しさが残るものの、きっと多くの人が納得できる結末だと思う。
      >> 続きを読む

      2017/08/22 by

      戦略拠点32098 楽園 (角川スニーカー文庫)」のレビュー

    • うんうん、ラノベ、変わりましたよね
      昔の方が読みごたえがある印象

      2017/08/22 by ki-w40

  • 著者: 源 素水

    • 評価: 3.0

      原作はタイトルだけ知っていました。
      で、またもやふらふらと某通販サイトを巡回している時にたまたま見つけてちらっと試し読みして良さげだったので購入。

      読んでみた感想は良い意味で普通。既視感はありありだけど絵が可愛いし余分な台詞や文章がなくすっと物語に入っていけました。

      もう、今この時代タイムリープものは溢れに溢れているのでこの現象を題材にするのは色々な意味で大変だろうなぁと思いますがそこも無難にラブコメを混ぜてまとめているなと自分は思います。

      2巻も9月に出るみたいなのでそちらもチェックしていければなと思います。

      最近ゲッサン少年サンデーから出てる作品が面白く好きだなぁ。

      あと、今回は何故かレビュー全体がですます口調になっていたのを書いたあとに気づきました。あれ?なんでだろ(笑)
      >> 続きを読む

      2017/08/22 by

      二度めの夏、二度と会えない君 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス)」のレビュー

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