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ヒズミさんの読書レビュー一覧

評価: 評価なし

読了日:2018/08/03

投稿日:2018/08/03

高遠な哲学を披瀝する13歳の少年たちにとって、セカイとはそれすなわち虚であり、それに迎合しきって、ただ生きているから生きているといったような存在となっている「父」というモノは、全く悪辣極まる存在であった。そして、栄光や死との聯関を保ちながら生きていたことで、そんな少年たちの一員である登から確かな憧れ...

評価: 5.0

読了日:2017/12/15

投稿日:2017/12/15

一言で言えばレズビアニズムの2人の主人公を中心に展開される愛憎悲劇(喜劇とも言える)に近しい作品なのだが、作者がこの作品によって表現することを目指しているところの、その根源的なものは、あくまでレズビアニズムによる官能性にあるのではなく、そこから生まれ出た登場人物一人一人のサディズム、マゾヒズムにある...

評価: 3.0

読了日:2017/09/30

投稿日:2017/10/05

「逆説」などという言葉が、氏の作品を評価する上で、非常に多く扱われるようなきらいがあるが、少なくとも、この作品においては、全く逆説などでは無い、至極真っ当で、観念的な、青年たちの心情が描かれているのではないだろうか。有り体に言えば、夢物語なのだ。彼らの周りには、何も無く、何も起こらない。文中の言葉を...

評価: 4.0

読了日:2017/04/23

投稿日:2017/04/24

非常に純粋かつ素朴な物語で、良い悪いの次元でなく氏の作品の中では特異な位置にある作品と言えるだろう。一歩間違えれば冗長にもなり得るような作風ではあるが、些かの難解さもない構成や美しく清々しい描写、そしてそういった作風の中にも何処と無く漂う耽美や毒気、見え隠れする策謀は読み手を退屈させないだけでなく絶...

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ヒズミさんの読書レビュー | 読書ログ

プロフィール
ニックネーム:ヒズミ
本棚登録件数: 159 冊
レビュー件数: 4 件

自己紹介:
三島由紀夫とあとなんか適当に

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