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素頓狂さんの読書レビュー一覧

評価: 評価なし

読了日:2019/01/05

投稿日:2019/01/05

       絶景に包まれた秋津島  あたらしい年を迎えるたびに、ある焦りが心をよぎる。みずからの脚でまだほとんど日本地図を塗りつぶせていない。ある不安が浮かんでくる。いつまで健脚を保てるのだろうか。そしてある声が聞こえる気がした。 「この景色をみないで死ぬなんて、もったいないなあ」 ...

評価: 評価なし

読了日:2018/12/09

投稿日:2018/12/09

      もうひとつのスティルライフ  船頭多くして船山へ登るとあるように、まれに船は居るべき場所を間違える。とりわけ印象深いのは、台風21号にともなう暴風雨や高潮の影響により、関西国際空港への連絡橋にタンカーがぶつかった今年の事件。まさに目を疑う光景で、しかしこれと似た、いいやこれとは...

評価: 評価なし

読了日:2018/11/06

投稿日:2018/11/06

    喉もとで繋ぎとめたかった一言  めっきり口数が少なくなったせいか、このところ不用意な発言をしなくなったのだが、そういうときに限って、咄嗟のフォローが出てこない失言をやらかすものだ。  ある日のこと、工場のロッカーで着替えていたら、おなじ列の顔馴染みの人の、いつもと違った安全靴が目...

評価: 評価なし

読了日:2018/10/07

投稿日:2018/10/07

     この書を開くものは英雄となるべし   芥川龍之介の文学者としての位置付けに悩まされつつ僕は生きてきた。それは自動車の部品の組み付けや筋トレに従事する今でも変わらないが、本を読む習慣がめっきり消えた生活であっても、なぜか脳裏をよぎる芥川の姿に思わず吹き出しそうになる。時ならず一冊の本を...

評価: 5.0

読了日:2017/11/26

投稿日:2017/11/26

    バベルの図書室  第一冊    『ヘンリー・ジェイムズ傑作選』 講談社文芸文庫          (著)ヘンリー・ジェイムズ (訳)行方昭夫    幸せはまだかい♪  まだま~だだよ♪    まだ辿りつけない♪ どんな本がきみを微笑みに♪    できるのか見えずに焦るばかり♪...

評価: 5.0

読了日:2017/10/21

投稿日:2017/10/21

   猫の耳は秋風にゆれて    広い広ろ~いさとうきび畑にて ぼく 「良子さん、良子さん、いっしょに隠れん坊しようよ」 森山良子 「ストンくん、ふたりで隠れん坊しても仕方ないでしょ、ウフフ」 ぼく 「そっか、エヘヘ」    何者かが走りくる足音 森山直太朗 「ストンさん、ぼ...

評価: 5.0

読了日:2017/10/08

投稿日:2017/10/08

   わたしは唄をもつだろう    後れ馳せながら、大岡信さんを追悼して  詩人は詩作によって食べてはゆけず、現代日本文学が詩を失ってからしばらくのあいだ、詩は歌謡曲に住処を求めはじめ、また人びともそれを享受してきたが、今となってはその歌謡曲の存在が心配されている。と、ペシミスティックな...

評価: 5.0

読了日:2016/11/13

投稿日:2016/11/13

 先週の出来事です。今日も今日のうちに帰れないと嘆きながら、ペットボトルのペプシコーラを一口、そして思わず 「モスバーガーの味だ」 と漏らしたのはいいものの、やはり帰宅する目途はたたない。ふわっと意識が宙を浮き、左手をスラックスの後ろのほう、要するに臀部に伸ばすと昼休憩での惨事、あの事件の痕跡と...

評価: 5.0

読了日:2016/10/20

投稿日:2016/10/20

   ルネサンスの逸話よ、甦れ  積み上げれば月まで届くほどの、たくさんの古書を見守る神々たちがとどまる街の一画に踏み入ると、たちまち徹夜明けのような高ぶりを催し、あたらしい出会いに胸がときめく。とりわけ覚醒するのは嗅覚で、稀覯本の香気を知らない私ではない。子供のころから浴室に漂う黴臭さで耐性...

評価: 4.0

読了日:2016/08/24

投稿日:2016/08/24

あまり教材の催促はしたくないのですが、いまのぼくの仕事がまさに教材の販売催促なんですね。先日、久しぶりにノルマを達成できず、公園でしくしく涙を流しました。ふだんは口を開けば会社の悪口だけど、ほんとうに給料をもらうのが辛かった(でもいただくけどね)。公園で泣いていると、まっしろのブラウスに真っ赤のス...

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素頓狂さんの読書レビュー | 読書ログ

プロフィール
ニックネーム:素頓狂
本棚登録件数: 226 冊
レビュー件数: 218 件

自己紹介:
 すこしでも筆不精を退治するため、備忘録としてはじめてみました。本の解説や紹介に加えて、その周辺の雑事、あるいは、書物の世界におけるその本の立ち位置に注目した、調子はずれで個人的な印象をまとめるつもりです。気軽に声をかけて下さい。フォローやコメント大歓迎です(あまり自分からお声掛けできないので)。
 幾久しくお付き合いのほどを……
 
  いろいろな翻訳で読みたい世界文学3選
 
  「審判」フランツ・カフカ
  「感情教育」ギュスターヴ・フロベール
  「オセロー」ウィリアム・シェイクスピア

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