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コンビニ人間 (文春文庫)

著者: 村田 沙耶香

評価: 3.0

読了日: 2019/08/04

投稿日: 2019/08/04

最近の疑問。「働くって何だろう。」この時代に於いて、「労働」の形が多様過ぎて、自分の中の基準が見えなくなる時がある。

主人公の性格はあまりに特異だが、もっと別のところに薄気味悪さを感じる。
完全にマニュアル化されたシステムの中で働く「店員」と言う部品。
主人公の「世界の一部になる。」と言う言葉も、違和感なく入ってくる。
主人公にとっての完璧なシステムは、大多数の好奇や偏見の目と言う雑音に不調をきたす。

実は会社の中で人間らしさを求められることは、より高次な問題解決な事が多い。マニュアル通りはむしろ安心安全なのだと気づく。

いづれコンビニも無人化の時代になるのだろう。
AIがお天気や人の動態、町の変化を予測し、自動発注。
レジなど置かずにキャッシュレス決済。
そんな時代になったら、この小説はどう読まれるんだろう。


    FUKUchanさんの読書レビュー 「コンビニ人間 (文春文庫)」 | 読書ログ

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