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愛する意味 (光文社新書)

著者: 上田 紀行

評価: 3.0

読了日: 2019/08/08

投稿日: 2019/08/08

普段なら気恥ずかしくて手に取らないタイトルだが、思わず購入したのは先日読んだ恋愛小説にモヤモヤしていたせいだ。
今流行りの映画の原作者の著書だったが、私自身は恋愛小説ってやっぱり楽しめないな、と思ってしまったからだ。
普段から他人の恋愛話には全く興味が無い。
それぞれの人生と同じく、それぞれのカップルは十組十色。
当人たちにしかわからない共感覚こそが恋愛なのでは、と思っているから。
なので、このタイトルで、どんなふうに「愛」を定義しているのかしら、と思って購入したが、期待していた内容とはちょっと違った。
「愛されたい」人ばかりの現代人に向けて、自ら「愛すること」で人生の主役になれと。
そのわりには、「愛すること」の動機付けが今一ダラダラとわかりにくい。
しかし、最後のあとがきにようやく集約されていました。
「愛すること」とは、自分が何に心震わせ、何が欲しくて、何がしたいのか、「自分自身が何ものなのか」を知ることだと。
以前、仏教の本に「人間の本質は空」だとありました。
そこを満たすものはやはり「愛」なことだけは確かなようです。

追記:大学教授もしている著者の学生への考察がいかにも現代っぽい。無欲な「さとり世代」の男子学生は、もはや「草食男子」を超え女子学生に「草」と呼ばれているらしい。食まれるだけの「草」。
改めて女性修行な時代だとも思うのは、たまたま自分も女性だからだけだろうか。


    FUKUchanさんの読書レビュー 「愛する意味 (光文社新書)」 | 読書ログ

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