レビューの並び替え:
一覧へ
  • 129件目(全913件)
梅安乱れ雲

著者: 池波正太郎

出版社:講談社 (2001/05)

評価: 4.0

読了日: 2018/12/06

投稿日: 2018/12/06

図書館本。シリーズ第五巻。
短編一篇と表題作の長編を収録。

梅安の命を狙い始めた大坂の元締め白子屋が、二人の刺客を江戸に向かわせる。同じ頃梅安は、白子屋と決着をつけようとして一人で旅立った十五郎を追って東海道を上る。その途中の宿で腹痛に苦しむ侍の治療をするが、その侍こそ刺客の一人田島一之助だった。
素性を明かさずに別れた二人だが、やがて田島は自分を治療してくれたのは暗殺の標的である梅安ではないかと気づく。梅安に深く感謝する田島は、恩義と仕掛けの間で悩む。

前作に続いて、この巻もさらに緊迫した展開だった。その中で、暗殺者の二人がなんとなく間抜けな感じで、緊張感が少し緩むのが面白い。
緩急のリズムが心地いいのも、作者の語り口の特徴だと思う。


    Kiraさんの読書レビュー 「梅安乱れ雲」 | 読書ログ

    プロフィール
    ニックネーム:Kira
    本棚登録件数: 2214 冊
    レビュー件数: 914 件

    自己紹介:
    読むのはBLが多いですが、ミステリや時代物なども読みます。
    これまで読んだ本も読み返して登録していこうと思います。
    買いたい本も買った本も増える一方ですが。

    Kiraさんの本棚
    マイ本棚をブログに設置