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りゅうおうのおしごと! 7 (GA文庫)

著者: 白鳥 士郎

評価: 5.0

読了日: 2018/07/12

投稿日: 2018/07/12

【小さな熾火達に炙られて、なまくらは真っ赤な鋼として甦る】
老いぼれてゆく事で、昔日の勢いを失う清滝師匠が就任式の八一の軽んじた発言をきっかけに次の順位戦で降級すれば引退する事を決意し、己の傲慢な殻を破り、老成された力を解き放つ7巻。
いくら歳を重ねても、心の暗い炎で嫉妬も覚えるし、悔しい涙も人知れず流す。最新ソフトがのさばり、古い世代の将棋は廃れてゆく。
それでも、鍛冶場の鉄のように余分な物を取り除き熱い火にくべる事で再び強き鉄となる。
清滝師匠がプライドをかなぐり捨て純粋に戦う姿は冷めやらぬ熱を灯してくれた。

燃え尽きるより、燻り続けて終わってしまう方がよっぽど怖いのだ。
清滝師匠が最後まで諦めず食らい付いた事で、弟子達に道を照らされていた事に気付けたのは、彼の今までの精一杯の歩みが間違っていない事を証明している。


    ebishiさんの読書レビュー 「りゅうおうのおしごと! 7 (GA文庫)」 | 読書ログ

    プロフィール
    ニックネーム:ebishi
    本棚登録件数: 102 冊
    レビュー件数: 85 件

    自己紹介:
    初めまして!ebishiと申します。本を最高にenjoyしたいです。
    ◆好きな作品の傾向
    ・小説でしか表現出来ない手法
    ・漫画ならではの表現の仕方
    ・文章が一味違う、斜に構えている
    ・ひねくれた考え方
    ・風景描写、心象描写が丁寧
    ・どんでん返し、アッと思う作品、意外性
    ・起承転結がはっきりしている
    ・時事ネタ、パロディ、メタネタ
    ・映像化を意識している
    ・読み手の立場になって考えられている
    ・漫画はよく動くもの、真似出来ない圧倒的構図。キャラの表情が豊かで面白い。(俗に言うハンコ絵よりも、作画崩壊が好き)
    ・伏線が大量に張られ、且つちゃんと回収されてる
    ・登場するキャラに、作者の愛がある。躍動感が感じられる。
    ・ゲスい、クズな登場人物、脇役が光るもの
    ・下品じゃないスプラッタ、グロ系
    ・変態フェチに特化したもの
    ・青春モノ、スポ-ツもの
    ・日本の文化を踏襲した作品(古き良き日本)
    ・ことわざ、熟語がふんだん
    ・言葉遊び
    ・頭からっぽでスラスラ読める
    ・極端に笑いに走った作品
    ・センスのあるギャグもの、退廃的なシュ-ル系も好み
    ・鬱展開、シリアスもの
    ・絶望的、逆境
    ・セカイ系
    ・都市伝説、怪談、ホラー
    ・タイムリープもの
    ・イヤミス
    ・ギャップが激しい
    ・生粋のヤンデレマニア(あくまでフィクションの、リアルは勘弁(笑)
    ・切ない話、侘しい話。読後、何とも言えない気持ちになる作品
    ・人間の生々しいどろどろとした感情が描かれた作品
    ・格言、名言が光る作品
    ・自己啓発
    ・主人公が人間らしい悩みを抱えている
    ・弱さ、醜さを隠し持っている
    ・不格好に、なりふり構わず努力している
    ・思わず口ずさみたくなる台詞、迷言
    ・生きる事に必死である
    ・専門分野の知識が増える、学べる
    ◆逆に、嫌いなのは
    ・理系ミステリ-
    ・頭脳戦
    ・ギャンブル
    ・海外文学
    ・探偵モノ
    ・具体的な数字が並ぶ
    ・色々な組織が権謀術数して交錯する
    ・IT関係
    ・登場人物がたくさん出る作品 ・登場人物がカタカナ
    ・近未来
    ・人情味がない、機械的
    ・作者の自己陶酔、一人よがり
    ・メッセ-ジ性が曖昧(何を伝えたいのか分からない)
    ・恋人達の切った腫れただのイチャつくだけの恋愛小説そういう系は、苦手というか読む前から敬遠してしまう。
    ・多人視点での群青劇(感情移入出来ない)
    ・ストーリーの進捗が遅々として進まないのはイライラ

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