朝が来る (文春文庫 つ 18-4)
著者: 辻村 深月
評価:
読了日: 2020/07/06
投稿日: 2020/07/06
いやぁ、これは入り込んだ。
視点を分けた三人称と概ねそれに倣う四章構成。
前半は芯の強い女性がみせる現代の子育てに対するリアル。
後半は感情が安定しない少女の堕ちていくエピソード。
それでも真面目に働く少女を凄く応援したし、だからこそハッピーエンドを願ってやまなかった。
最後は結局どうなるのかもっと詳しく知りたかったが、それでもなんとか救われた。
とても感情を揺さぶられた物語だった。
このページの固定URL:http://www.dokusho-log.com/r/growth5/ahFzfm5ldy1kb2t1c2hvLWxvZ3I2CxICQk0iEjQxNjc5OTEzMzArZ3Jvd3RoNQwLEgFSIhU0MTY3OTkxMzMwK2dyb3d0aDUrMDEM/
コメント
自分もこの作品読みましたが、おっしゃるとおり前半と後半の対比に驚き感情揺さぶられました・・・!
最近は辻村さんの作品読んでないのでなにか再読してみようかな~と思いました(*^^*)
2020/07/07 by 澄美空
いつつさんの読書レビュー 「朝が来る (文春文庫 つ 18-4)」 | 読書ログ