著者: 夏来健次 , SiglerScott.
評価:
読了日: 2016/11/21
投稿日: 2016/11/21
とんでもなく面白い!!
何かに感染したと思われる人たちが
なぜか凶暴になり連続殺人事件を!
それを疫病予防管理センターの研究員、
CIA情報員、感染した男の3つの視点で語られていく。
最初は研究員が主役で感染原因を突き止めて根絶していくのかと思ってたら
違いました〜よい意味で裏切られましたよー
この作品の主演男優は・・・感染した男、ペリー・ドーシーでしょ!
ペリーのパートが凄く読ませるぞ!
結構な凄惨シーンが連続するペリーのとこ、男性はうわぁ…となるでしょうw
物語の展開よし訳もよしで、ほんとに超面白かったです!!!
この作品は紫指揮官さんのレビューを見て気になって気になって
そんな折に見かけて購入しました。
扶桑社はこういうのたまに(?)あるんですよねー
この殺人感染はポッドキャストで発表された作品だそうで
それが人気で紙の本になったんですって。
で、殺人感染は三部作の最初の話なんですってよおおお
が、扶桑社のブログでみたら売れ行きがイマイチらしく…
続きはでないというのを発見してしまった時のガックシ感と言ったら;;
これが角川だったら「シフト三部作」みたくでたかなーと思ったり。
いやー満足満足の読後感です☆
面白いのに売れ行きがイマイチ。残念ですね。出版社の宣伝の仕方のせい?
翻訳作品は、自国では売れていてシリーズになっていても日本では出ていないっていうのけっこうありますよ。
トム・クルーズの主演した「ジャック・リーチャー・シリーズ」(今度第2弾が上映されますね)の原作本なんか、映画になるまでただの1冊も日本では出版されていませんでした。
これもきっと映画になったらいきなり売れ出したりするんでしょう。
2016/11/21 by 月うさぎ
降りる人さんの読書レビュー 「殺人感染」 | 読書ログ