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かんぞ~さんの読書レビュー一覧

評価: 3.0

読了日:2020/08/29

投稿日:2020/08/29

自意識過剰で負けず嫌いの女性作家が主人公。主要人物との会話のほとんどが腹の探り合いで表題の如きマウントの取り合い。途中、肉欲に向かいそうな展開になるかと思いきや、主人公の作家と女の両極で揺れ動く葛藤や煩悶が…最後までスッキリしないと感じつつ、最後の最後で、野生が目覚めて終幕。結局誰一人として救えなか...

評価: 5.0

読了日:2020/08/23

投稿日:2020/08/23

なんて温かい物語だろう。何もない真っ白な世界に独りでいるような青年は、ふとしたきっかけで水墨画の大家と出会う。慰めも励ましもせず、師は青年にただ水墨画を教えることで、彼自身が立ち直るまでを温かく見守る。大きな愛情に触れた彼は気づく。この世界の美しさと生きたいという願い。そして、そのことに気づいた自分...

評価: 3.0

読了日:2020/08/15

投稿日:2020/08/16

マイノリティ側の人間から「おまえたちにわかってたまるか」と投げつけられた言葉は、分断を決定づけるのか、それとも連帯の糸口となる希望なのか。 決して楽しい読書ではなかった。読みながら試されていると感じた。「もっと他にいい方法はなかったのか」と、奪われない、安全な場所にいる自分が繰り返した言葉は、たぶ...

評価: 5.0

読了日:2020/07/24

投稿日:2020/07/25

創作小説なのに、今自分が立っている所とそう遠くない、地続きで起こっている出来事のような気がした。社会や人間の暗部を目の前で広げられたような物語の数々。登場人物たちは何かしらの生きづらさを抱えていて、生きていくうえで選択を迫られる。何にしがみつき、何を捨て去るか。いや、そもそも選択できるのか…。悩みも...

評価: 4.0

読了日:2020/06/15

投稿日:2020/06/20

何にもわかってなかったなぁ。難病や重い障害のある子どもを「かわいそう」と思ってしまうことが、もしかしたらその子の「生」をネガティブにとらえていたのかも。どの子にも発達保障は必要なのに、「死に向かっている」という見方しかないのは、なんと不遜なことだったのか。「あなたが生まれてきて嬉しい」「大好きだよ」...

評価: 3.0

読了日:2020/06/02

投稿日:2020/06/27

子どもだった頃、映画館で見たウルトラマンが、とにかくわけわからなかった。ウルトラ兄弟は出てくるものの、舞台はタイと思われ、現地で崇められている神(いかにも東南アジアの風貌と舞踏っぽいアクション)が巨大化するという物語。今でも強烈に覚えているが、この本を読んで、長い間抱えていた疑問が解けた。それにして...

評価: 4.0

読了日:2020/05/23

投稿日:2020/05/23

「生活音がうるさい」とか「浮気をした」というのはダメだ。でも、だからといってその人のすべてをダメとか、許さないと断罪するのも、と思いつつも、今の社会は許さないよね。親の再婚相手、たまたまアパートの隣の部屋の人、「他人」といえばその通りだが、「関係ない」「苦手」と避けてしまってばかりだと、自分の心も痩...

評価: 4.0

読了日:2020/05/18

投稿日:2020/05/18

善良な人々が多く登場する。相手と争いたくないために良かれと思ってやったことが、どういうわけか悪い方向へ動き、後味の悪い結末へ。そうか、善良というよりも弱さが原因なのか。でも、その弱さを見下したりこき下ろしたりはしないのは、作者の良心だと感じた。韓国といえばドラマのイメージで情熱的でドラマチックな印象...

評価: 5.0

読了日:2020/05/12

投稿日:2020/05/16

例えば、「楽しい」とか「悲しい」と自分の気持ちを常に一言で言いきれるかというと、そうじゃないことの方が多い気がする。「楽しいけど・・・」「悲しいけど・・・」この「・・・」がうまく言葉にできない。この物語を読んだ感想がまさにそのもの。物語という舞台装置の中で登場人物が動いているという感覚ではなく、自由...

評価: 5.0

読了日:2020/04/23

投稿日:2020/04/24

粋な江戸っ子はサッパリしていて、芯があって、それでいてしなやか。派手に着飾らず、身の丈に合ったものを着て、ちょいとお洒落を楽しむ。そんな作者は生き方も文章も粋なのだ。その核となる部分は、幼少の頃から両親や周りの人たちによって仕込まれた。人生を振り返りながら、すっかり変わってしまった浮世を眺めつつ、小...

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かんぞ~さんの読書レビュー | 読書ログ

プロフィール
ニックネーム:かんぞ~
本棚登録件数: 244 冊
レビュー件数: 244 件

自己紹介:
読書好きですが、正確には「自分の好きなジャンルの本をとことん読むのが好き」ですね。本屋や図書館など、「本がたくさんある空間」も大好きです。ブックカフェみたいなところも行きたいですが、敷居が高そうで…達人の方、楽しみ方をご教示ください。

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