評価:
読了日:2016/07/06
投稿日:2016/07/06
友人に勧められて、下の娘に見せたら 「あ、それ、小学2年の時に読んだよ!!おもしろいよねぇ」との反応。 内容自体は『3びきのこぶた』の主役を交代させた作品なのですが、登場する“おおぶた”の悪逆非道(笑)ぶりがたまりません。 どう、ひどいのかは読んでいただいた方が楽しめるかと思います。 ...
評価:
読了日:2016/01/02
投稿日:2016/07/06
近未来アメリカ 地球温暖化による慢性的な水不足が続くなか 巨大な環境完全都市に閉じこもる一部の富裕層が 命に直結する水供給をコントロールし、人々の生活をも支配していた。 米西部では最後のライフラインとなったコロラド川の水利権をめぐって ネバダ、アリゾナ、カリフォルニアといった諸州の対立...
評価:
読了日:2015/12/30
投稿日:2016/07/05
隠れ特撮オタクOL仲村さんのコメディも5巻目。 友人の結婚式で金欠のエピソードが一番笑えました。 “人生の予算が足りない 仲村です” そして、金額と同じく悩ましい、(趣味のものを置く)スペースの確保問題等々。 色んな意味で共感することの多い作品です(笑)
評価:
読了日:2015/12/29
投稿日:2016/07/05
クトゥルー神話が、こうも異国の地で花開いていることは 元々の創造主であるHPLも驚くと思います。 どうしても日本のクトゥルー神話はどちらかというと 原典に忠実である部分があるか否かというものが語られることが強い、多かった印象があるのですが。 この、クトゥルー・ミュトス・ファイルズのシ...
評価:
読了日:2015/12/28
投稿日:2016/07/05
1935年、演劇を学ぶ少年たちが集う千鳥芸術学校。 「舞台の真ん中に立ちたい、スターになりたい」と いう夢に向かって 誰よりも激しい努力を重ねる少年・千鳥敬太郎と 彼の前に現れた、秘密を抱える新入生・麦蒔摂。 “才能”をめぐる格闘の物語がいま、開幕のベルを鳴らす。 演劇の天才...
評価:
読了日:2015/12/22
投稿日:2016/07/05
『王とサーカス』 (正確にいうなら『さよなら妖精』から)登場している 太刀洗万智を主人公とした6編の短篇集。 どの短篇にも苦味が効いていて 個人的には『名を刻む死』『ナイフを失われた思い出の中に』そして、あとがきでの“人称”についての言及が強く印象に残りました。 (こういう風な事を...
評価:
読了日:2015/12/21
投稿日:2016/07/05
昭和六十三年、広島。所轄署の捜査二課に配属された 新人の日岡は ヤクザとの癒着を噂される刑事・大上のもとで 暴力団系列の金融会社社員が失踪した事件の捜査を担当することになった。 「『仁義なき戦い』、好きだよね? だったら読んだ方がいいよ」と 友人である書店店長さんから勧められました。 ...
評価:
読了日:2015/12/20
投稿日:2016/07/05
面白かったです。 表現と規制に真正面から向かったこの作品。 映画的にはこういったディストピア化した検閲社会みたいなものは良くみるのですが そういうものとは違い ものすごく近い場所で、物語が狩られていく感じ。 言葉尻を捉え、表面的にあえて解釈し、物語の命を奪って行く。 個人...
評価:
読了日:2015/12/20
投稿日:2016/07/05
まず、表紙がカッコいいですね。 ジャケット買いをしようと悩んでいる人がいました。 (前の巻が1~6巻もある・・・)と真剣に考えていたのが印象的でした。 物語そのものも良く。 おそらくは、読者が心の奥底で思っていたことを ある人物について厳しく語ります。 若さゆえ、ただ、それを...
評価:
読了日:2015/12/14
投稿日:2016/07/05
話そのものの内容には触れませんが 人間の感情の表層(建前)と深層(本音)の描き方が良い。 特に、多くの登場人物たちの表層の部分が あることで剥がれ、本音が露出するところの描写は 見事です。 ラストはもっと読みたかったという気持ちと ここで終わって良かったというのが等分にあります。...
きみやすさんの読書レビュー | 読書ログ