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未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)

著者: 河合 雅司

評価: 4.0

読了日: 2017/08/11

投稿日: 2017/08/12

人口が減少する日本で、今後起こることが時系列で語られている。

巻末に「大人は大事なことを私たちに隠している」と女子中学生の言葉が紹介されていたが、大人もよく分かっていないというのが実情であろう。

人口減少を食い止めるには、出生率の引き上げが第一の処方箋なのだが、きちんと議論されてきたのか?打つべき施策は打ち切ったのか?甚だ疑問である。

女性の人権侵害や教育の在り方といった観点から指摘が入り、議論も施策もあまり進展が図られなかったのではないだろうか。

既に女性の3人に1人が高齢者であり、AI・IOTなど新産業を担うIT人材の確保は難しく、ハードインフラの再整備も追いつかない。

そして、これから毎年20万人ほど人口が減っていく。土地の売買が個人の自由意思に委ねられている現状は「静かなる有事」である。


    コメント

    まず本当に「有事」なのかから考えてみたいです。
    物事には普通デメリットと同時にメリットもあるはずですね。
    地球的目線で考えれば人口増加の抑制の方が重要です。食糧や飲料水の確保がいかに深刻な問題かという議論は日本においてほぼスルーされていますね。金と人口問題を抱えていないからです。しかし自給率は問題視されています。軍事問題だからです。

    経済大国の地位を守りたいのは誰でしょう?
    税金をいっぱい使う政治家と年収数千万超えの一部企業家と在宅で優雅に暮らしたい資産家(特に土地を資産として拠り所にしている人)などではないでしょうか?
    少子化も非婚問題を解決しなければ。既婚者に関しては2人以上の子どもを育てている人の方が多いですよ。
    掛け声や補助金では出生率上げはできません。
    教育の完全無償化など根本を考え直さないと。
    塾産業との癒着を断ち切らないとできない話でしょうから、政治家はやらないでしょうね。
    問題解決はこの先もないのではないかしら?

    2017/08/13 by 月うさぎ

    まず、人類の問題と日本人の問題は分けて考えた方が良いでしょう。次に、経済力は、一部の政治家や資産家のみを潤すものではなく、教育を含め、社会インフラ、社会保障を支える基盤になるので重要です。問題解決については、全員の賛を取ろうとするから上手くいかないのでしょう。

    2017/08/13 by こいこい

    全員にとって良い方法があればいいですね。
    今の少子化対策はどうも既婚者に頑張って子どもを産めとしか言っていない気がするんです。
    この本では新しい方法論の提示はありましたか?
    それとも大問題だと指摘するだけでしょうか?
    人口問題を語る本であるからにはその切り口を知りたいと感じました。
    一般論と言う訳でなく、この本のこととして。

    2017/08/13 by 月うさぎ

    仰る通り、既婚者の子供の数は長らくほぼ2人で横ばいですから、未婚率を下げることが大切だと思います。後は、現在のフランスに倣って社会的に婚外子を認めるとか。。

    本書では、10の処方箋が示されていました。ちなみに本書は人口減少による社会変化について語る本です。人口減少への処方箋は「第3子以降に1000万円の給付」とだけあります。

    あとは、戦略的に社会を縮める処方箋として、「縮非居住エリアの明確化」「都道府県の飛び地合併」「セカンド市民制度の創設」は面白いと感じました。

    2017/08/15 by こいこい

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