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室田尚子さんの読書レビュー一覧

評価: 3.0

読了日:2020/09/15

投稿日:2020/09/15

前作『邂逅の森』の方がずっと奥行きがあって面白く感じたのは、「時代」という背景がうまく作用していたからだろうか。今作は現代の話なのだが、登場人物のキャラクター、人間関係、起きる事件やそれに対する感情の動き方、などがどれもこれも「ありきたり」すぎて薄っぺらい。特に女性の主人公の造形が、「男が考えた現代...

評価: 5.0

読了日:2020/07/29

投稿日:2020/07/30

これ、もしかしたら2020年のベスト1かもしれない、ってくらいに良い。 ドイツという国の、特にベルリンという都会のもつ多様性、弱者への寛容性、合理性、ロジカルなところ(つまり今の日本に見事に欠けているところ)が描かれている。しかも、例えば、人が人間や動物や宇宙人ぽいクリーチャーで表されていて、...

評価: 4.0

読了日:2020/07/22

投稿日:2020/07/22

安定した面白さ。今回、宗教がらみ+菌、冬虫夏草で知らない世界を垣間見ることができました。朱戸先生、色々調査が大変だとは思いますが、もっと色々な話を読みたいです!熱烈応援!

評価: 5.0

読了日:2020/07/10

投稿日:2020/07/10

第二次大戦中、鉄道聯隊の一員として満州に派遣され、終戦とともにシベリアに抑留された著者の父。その父が遺した「だまされた」というメモを見た著者は、父が辿ったシベリア鉄道の行程を、韓国、中国、ロシアとたどっていく。 一見「センチメンタル・ジャーニー」にもみえるが、そこからあぶり出されてくるのは「戦...

評価: 4.0

読了日:2020/07/05

投稿日:2020/07/07

4巻全巻読了。(なぜか3巻しか表示されないのでこれで) ドラマを先に見ていたのだけど、ラストの締め方はドラマの方が好きかな。でも、全体としては小ネタが多くて楽しめました。

評価: 3.0

読了日:2020/07/02

投稿日:2020/07/02

著者が最初に飼った犬であるマージとの最後の日々を綴った日記。ほとんど毎日同じようなことが書かれている(日記だからね)にもかかわらず、読み始めたら途中でやめることができなかった。愛する猫サクラを看取った日々のことを思い出してしまったからだろうか。 猫と犬とでは人間に対する「ありよう」が大きく違う...

評価: 4.0

読了日:2020/06/29

投稿日:2020/06/30

馳星周作品、初めて読んだ。筋立てはちょっとできすぎの感がないではないけれど、文章が硬質なので読ませる。私は犬より猫好きだけれど、ここで描かれている犬の「気高さ」には惹かれる。ノワールものを読もうとは思わないけれど(苦笑)、彼の犬ものや山岳ものにこれから手を出してしまいそう。

評価: 4.0

読了日:2020/06/25

投稿日:2020/06/25

岡田育さんの処女作。最初の頃には今より少しだけ気負いが感じられるものの、筆のノリがどんどん良くなっていって、最後の方は現在の「岡田節」とほとんど変わらない痛快さ。 女子校の「男役」は大いに自分にも覚えがあるところだし、「本気のオタクは実は超絶美しい」というコミケ体験もわかるわかる、と頷きながら...

評価: 5.0

読了日:2020/06/20

投稿日:2020/06/25

佐藤愛子『血脈』上・中・下全3巻。 佐藤愛子の著書を読むのは実はこれが初めてだが(佐藤紅緑の娘でサトウハチローの妹、ということすら知らなかった)、面白いなんて言葉じゃ表せないくらい面白かった。突き放したような、それでいて熱量にあふれた文体も好みだ。 ありえないくらい破天荒な一族の物語、な...

評価: 5.0

読了日:2020/05/27

投稿日:2020/05/27

引き続き佐藤賢一。『フランス王朝史』にも当然出てくる百年戦争を取り出して、新たな視点から分析した新書。 著者の態度は徹底している。それは「現代の目から歴史を評価しない」ということで、百年戦争で言えば、当時「フランス」「イギリス」という「国家」はなかった、という視点だ。そのために、イギリス、じゃ...

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室田尚子さんの読書レビュー | 読書ログ

プロフィール
ニックネーム:室田尚子
本棚登録件数: 198 冊
レビュー件数: 57 件

自己紹介:
音楽ライターです。

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