著者: 永谷 研一
評価:
読了日: 2017/08/14
投稿日: 2017/08/14
私も日記帳は持っているのですが、なかなか思うように続けられない感じがあったので、この本を買って読んでみました。
本当に、子供の頃を思い出すような気持ちで、「できたこと」を書いていくというのは、いいアイデアですね。
その一方で、「したこと」ではなく「できたこと」を書くという意味では、「大人の思考力」も問われる気がします。
「できたこと」を見つけるコツについても、いくつかの「メガネ」と「レンズ」という表現で書かれていますが、私は理系人間ということで、"Number"を重点的に探して見つける感じになりそうですね。
また、「内省」にあたって、
1.事実を詳細に思い出して書く
2.原因を丁寧に分析する
3.自分の中に沸いた本音の感情をとらえる
4.そして、次の行動の指針を立てる
というのは、繰り返し実践していかないとなかなか身につかない気がしますが、これが習慣になれば、生活も仕事も少しずつ成長できる実感がありそうです。
『 気持ちを「言葉にできる」魔法のノート』を買って読んでいたので、感情のラベリングの重要視はしていたつもりなのですが、内省において「事実」と「本音」のリンク付けをすることで行動の指針を立てられるようになることは私の理想の行動なので凄く読みたくなりました。
2019/01/05 by 月岩水
ピースさんの読書レビュー 「1日5分 「よい習慣」を無理なく身につける できたことノート」 | 読書ログ