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shuhei_t_さんの読書レビュー一覧

評価: 4.0

読了日:2015/10/08

投稿日:2015/10/08

この『氷』という小説を一言で言い表すなら、「暴力的な美しさ」だろう。 暴力的であり、かつ美しいのではない。 美しさが暴力的なのである。 この小説は私たちに楽しみ余裕など与えてはくれない。 私たちはまず物語を追うのに必死になるだろう。 情景を思い浮かべることに苦労するだろう。 何故なら...

評価: 4.0

読了日:2015/03/30

投稿日:2015/03/31

「鳥は卵の中からぬけ出ようと戦う。卵は世界だ。生まれようと欲するものは、一つの世界を破壊しなければならない。」 p.136 「彼は愛して、それによって自分自身を見いだした。これに反し、大多数の人は愛して、それによって自分を失うのである。」 p.223 全ての事の発端となる、幼少期の罪...

評価: 4.0

読了日:2014/05/13

投稿日:2015/03/30

本の解釈は個々人の自由だし、人の数だけ解釈があっていい。国語の試験で頻出の「筆者の考えに当てはまるものは次のうちどれか」「この時の〜の気持ちを答えよ」といった問いは、あくまで「『出題者が予想する』筆者の考え」なのであってそれが正しいとは限らない。本人が解説しているのでなければ、正解などない。 己に...

評価: 4.0

読了日:2014/04/21

投稿日:2015/03/30

ある日突然、自分が虫になってしまうという奇抜な設定にばかりどうしても目が行きがちだが、己や親しい者の変化に対する戸惑い、人間の絆の脆さ、他者から見放される絶望、己は何をもって己たり得るのか、例えば愛する者の顔、身体、性格、記憶など、どこまでなら変わってしまってもその人として愛せるのか、などといった観...

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shuhei_t_さんの読書レビュー | 読書ログ

プロフィール
ニックネーム:shuhei_t_
本棚登録件数: 4 冊
レビュー件数: 4 件

自己紹介:
小説、漫画、映画、音楽。
創作物は基本的に何でも好きです(偏りはかなりあると思いますが)。

小説の好みで言うなら鮮やかに伏線が回収される見事な構成の作品、
良い意味で後味の悪い、余韻の残る若干重めな作品、
会話や地の文自体が魅力的でいつまででも読んでいられる作品、
辺りが好きです(漠然としてますが)

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