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シュラフさんの読書レビュー一覧

評価: 1.0

読了日:2017/05/05

投稿日:2017/05/05

まず若き命を自ら絶った女性社員に哀悼の意を捧げたうえでブラック企業なるものについて考えてみたい。 「あの会社はブラック・・・」という若者の情報交換ほど無意味なものはないだろう。無機質なる会社というものの目的は利益の追求・資本の蓄積であり、すべての会社にはブラック的要素を内包する。ワタミを擁護す...

評価: 5.0

読了日:2017/05/04

投稿日:2017/05/04

木曾義仲が6万人の大軍を伴って入洛。 京都という都は守備には適さない都市ということだろう。平氏一門は西国へと撤退していく。 平家追討の院宣ならびに朝日将軍の称号を賜り、得意満面の義仲であるが、都の流儀に慣れぬまま次第に孤立していく。気がついてみれば6万人の大軍も、寝返りが相次ぎ、いつしか4千...

評価: 5.0

読了日:2017/04/30

投稿日:2017/04/30

鎌倉では頼朝がたち、木曽では義仲がたつ。東方が不穏となる中、平家の大黒柱である清盛が死ぬ。享年64歳。 吉川英司は、「どのみち、世に、栄々盛々など、ありえない。咲いた花はかならず散る。栄枯盛衰が自然なすがたなのだ。まして、自分の亡い後、平家がなお弥栄えてゆけるはずがない・・・」と清盛に述懐させ...

評価: 5.0

読了日:2017/04/30

投稿日:2017/04/30

日本の歴史のことって知っているようで知らないものだ。平家は木曽義仲によって京を追われるのだが、その前段階として北陸方面で平家軍と木曾義仲軍との激突があったとは知らなかった。倶利伽羅峠は、平家軍は火牛の刑によって大敗を喫したという古戦場だったのか。 平家軍が敗れ去った後に、義仲が優雅な仮名がきの...

評価: 3.0

読了日:2017/04/26

投稿日:2017/04/26

わたしの読書は実利主義的。小池真理子の小説は、けっして哲学的ではなく、歴史小説でもなく、実利的とは言えない。そういう意味からわたしの読書の路線からはずれるのだが、小池真理子をけっこう好き。 この短編集の主人公はみな40代後半の女性。 今わたしも40代後半の女に恋しているから、とても興味をもっ...

評価: 5.0

読了日:2017/04/22

投稿日:2017/04/22

ついに平家打倒に向けた以仁王の令旨が各地の源氏武士あて発せられる。 その文書は激しい。「東海、東山、北陸三道ノ諸国源氏、ナラビニ、群兵等ノ所ニ下ス 清盛法師、ナラビニ、従類叛逆ノ輩ヲ早々追討シテ応フベキ事」。以仁王は平家に追いつめられて自害するが、その意思は各地に伝わる。 頼朝もこれに応...

評価: 5.0

読了日:2017/04/16

投稿日:2017/04/16

キンケイドのセリフにまいった。「ぶしつけかもしれないけど、あなたはすごくきれいだ。わめきながらめちゃくちゃに町中を走りまわりたいほどきれいだ。わたしは真面目に言ってるんです。言葉のいちばん純粋な意味で、フランチェスカ、あなたはとてもエレガントですよ」 こんなセリフを人生の中で一度でも言ってみた...

評価: 3.0

読了日:2017/04/16

投稿日:2017/04/16

組織人の運と不運は、組織の中で誰と出会うかという運命による。大企業でいえば、みな優秀な大学を卒業してるのだから個々人の能力差などない。自分の能力を引き上げてくれる上司との出会いという幸運もあれば、その逆もある。 「のちのことを想えば、劉邦軍には異才が多かった。が、人の才能は、人との出会いによっ...

評価: 3.0

読了日:2017/04/16

投稿日:2017/04/16

恐怖政治で国を治める秦は滅ぼされねばならなかった。 弁証法的に考えれば、秦の「恐怖政治」をテーゼとすれば、「恐怖政治の否定」をアンチテーゼとして、そのうえでの新しい国づくりをしなければならなかった。 にもかかわらず、項羽のやったことは「新たな恐怖政治のはじまり」で、秦とまったく同じこと。...

評価: 5.0

読了日:2017/04/15

投稿日:2017/04/15

新・平家物語とのタイトルであるが、ライバル源氏の物語が続く。清盛によって命を助けられた頼朝と義経のふたりは別々ながらもそれぞれの青春を過ごす。義経は平泉までたどり着き、頼朝は鎌倉の地でじっと息をひそめてただひたすら過ごす。この間、平家の若者たちはいったい何をやっていたのだろうか。後の歴史を知る我々と...

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シュラフさんの読書レビュー | 読書ログ

プロフィール
ニックネーム:シュラフ
本棚登録件数: 57 冊
レビュー件数: 57 件

自己紹介:
人間の本質を知りたければ、芥川龍之介とドフトエフスキーを読め。そして人間としての生き方を知るために、トルストイを読むべきである。

観念論的な至高の美と狂気の世界を知りたければ、ゲーテを読め。そして現実社会には美と醜と窮屈さがあることを知るために、シェイクスピアと夏目漱石を読むべきである。

一流の仕事人になる方法を知りたければ、世阿弥の『風姿花伝』を読め。そして男の生きざまを知るために、山本周五郎と吉川英司を読むべきである。

日本人の物語を知りたければ、司馬遼太郎を読め。そして歴史には物語としての嘘があることを知るために、井沢元彦を読むべきである。

政治と経済という世の中の仕組みを知りたければ、塩野七生とマルクスを読め。そして我々の人生や社会には不条理があるということを知るために、吉村昭を読むべきである。

これが今の私の結論である。

平成29年2月11日

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