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シャーロック・ホームズの冒険

著者: 延原謙 , アーサー・コナン・ドイル

出版社:新潮社 (1953/03)

評価: 4.0

読了日: 2019/09/12

投稿日: 2019/09/12

もともとミステリーには明るくないけど、シャーロック・ホームズぐらいは読まなければ!という謎の使命感(?)によって読んでみた。

まぁ、表紙が爽やかでつい手に取ったらたまたま本書だっただけなのだけど。

初めてのコナン・ドイルだったが、とても面白かった。

だいたいのミステリーというのは「なぜ犯行に至ったか」という人間の心情に重きが置かれている気がするけど、本書はそこに理由はあれどメインではない感じ。
かと言って、じわじわ謎を解いていくかと言えばそうでもなく、ホームズが最初から解っている答えの確認をしていく、という印象。

でもそこが面白い!ホームズの観察力は惚れ惚れしてしまうし、ちょっと変わっている人格も親しみが持てる。
何より、絶対謎を解いてくれる!という安心感が、不気味な事件でもわくわくさせてくれるものに思える。

全10篇の本書。特に印象に残ったのは「オレンジの種5つ」。
内容が不気味すぎるし、結局理由もハッキリせず、結末もやり切れず。ホームズが感情を爆発させているのも印象的だった。

面白かったけど、まだコナン・ドイルは本書が初めてなので的はずれなレビューになってそう。
翻訳家さんによっても印象が変わりそうだし。

また機会があれば読んでいきたい。


    コメント

    >何より、絶対謎を解いてくれる!という安心感
    そうか~!それは新解釈かもしれませんね。
    でも謎を解かない探偵っていたっけ(・・?
    東野圭吾の名探偵・天下一あたりはそういうノリでしたけれど。
    ホームズはなぜ魅力的なのか?その謎は殺人以上にさらにミステリーなのです。

    2019/09/12 by 月うさぎ

    月うさぎさん、コメントありがとうございます。

    謎を解くのは「物語」として当たり前なのですが、自分が本の中の世界にいると考えた時に、事件の先行きが分からず不安を感じている中、ホームズがいるだけで安心できるな、と感じたのです。

    ワトスンの存在が更にそう思わせる要因です。探偵の助手的存在でも謎が解けないうちは他の人と一緒に怯えたりするものですが、彼はホームズに絶対的信頼を置いていて、安心しきっている。
    彼が安心しているならきっとこれ以上悪い方には動かないだろう、という感じです。

    まぁそれはそれで物語的にどうかと思いますが、ホームズなら何とかしてくれる!という期待感に面白さを感じました。

    …なんて偉そうに言ってますが、何も分かっていないホームズ初心者の赤裸々な感想でした。
    お気を悪くされたらすみません。

    2019/09/12 by 豚の確認

    ところがですね、ホームズも失敗しちゃうという作品もあるんですよ。
    是非、ホームズを読み続けてください。

    2019/09/13 by ef177

    ef117さん、コメントありがとうございます!
    そうなんですね!確かに本書でもアイリーンにしてやられてはいました。他の作品も読んでみたいと思います。

    2019/09/13 by 豚の確認

    豚の確認さんの読書レビュー 「シャーロック・ホームズの冒険」 | 読書ログ

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    ニックネーム:豚の確認
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    なぜ、自分は本を読むのだろう。
    きっと、自分の知らない自分に会うためなのかもしれない。
    と、偉そうに言ってみたものの、読書量はそんなに多くないです。

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