レビューの並び替え:
  • 1~10件 (全150件)
tygkunさんの読書レビュー一覧

評価: 4.0

読了日:2020/09/21

投稿日:2020/09/21

再読。 サリンジャの代表作である短編集だが、以前読んだときは難解さしか印象に残っていなかった。 「バナナフィッシュにうってつけの日」は電話のシーンから始まるが「フラニーとゾーイー」も電話のシーンは結構長く、サリンジャの好みなのかもしれない。 シーモア・グラースをモット・カガミ・ミテちゃんと訳す...

評価: 5.0

読了日:2020/09/10

投稿日:2020/09/10

久しぶりの投稿。 小説を読むのをサボっていたわけではなく、1ヶ月の間に上遠野浩平「恥知らずのパープルヘイズ」、エラリー・クイーン「10日間の不思議」、島田荘司「水晶のピラミッド」を読了したのだが、なぜか検索では上記の作品が出てこなかった。 さて、佐藤友哉「子供たち怒る怒る怒る」は第27回野間文芸...

評価: 4.0

読了日:2020/08/10

投稿日:2020/08/10

第二回PWA(アメリカ私立探偵作家クラブ)のシェイマス賞受賞作品。 アル中探偵マット・スカダーが活躍する物語。 スカダーは真性のアルコール中毒者で、本作ではAA(アルコール中毒者自主治療協会)に通う様子も描かれている。 アルコール中毒であることは、もちろん探偵にとって不利な要素であろう。 ア...

評価: 4.0

読了日:2020/07/24

投稿日:2020/07/24

再読。 芥川賞作家・村上龍が援助交際をテーマに描いた物語。 本作は後に庵野秀明により映画化もされている(こちらも傑作)。 金で異性の身体を買う行為は古代より延々と続いている(残念ながら愛はお金では買えないのだが)。 ブランド物の名称などを記述する際に、改行をなくしている箇所があるのだが、どう...

評価: 4.0

読了日:2020/07/15

投稿日:2020/07/15

エラリー・クイーン中期の傑作。 婦人新聞記者のエラ・アミティの造形は、真っ先に「ハサミ男」の週刊・アルカナの記者・黒梅を連想した。 この作品は国名シリーズのすぐ後に刊行されており、ロジックの切れ味は全く衰えておらず、最初の包み紙のロジックだけでも十分痺れた。 被害者が重婚者で、二重結婚生活を送...

評価: 5.0

読了日:2020/07/01

投稿日:2020/07/01

再読。 僕にとって本作は聖典とも言えるべき作品である。 主人公のホールデン・コールフィールドが、最初のスペンサー先生とのシーンで先生の胸板を洗濯板みたいと形容するのを皮切りに、周囲の人間を心の中だけとはいえ無差別に撫で斬りにし狂犬のように噛み付くスタイルは、明らかに僕の人格形成に多大な影響を与え...

評価: 3.0

読了日:2020/06/22

投稿日:2020/06/22

ヒトラーの密命を受けたドイツ落下傘部隊がチャーチル首相を誘拐しようとする物語。 まず登場人物が多いのに、登場人物表に掲載されている人名が少ないため、物語の進行を把握するのに苦労した。 「約束したら必ず守る、とか、いかなることがあろうと友人を助ける、といった単純なことを合わせたことが名誉といえない...

評価: 5.0

読了日:2020/05/29

投稿日:2020/05/29

3回めくらいの再読。 もちろん実際に読んだのは通常版である(なぜか検索では通常版が出てこなかった)。 孤島に閉じ込められたミステリ研のメンバを襲う連続殺人の物語。 メンバはお互いをエラリイやカーなど黄金期本格ミステリ作家のネーミングで呼び合っているが、クリスチアナ・ブランドやG・K・チェスタト...

評価: 5.0

読了日:2020/05/24

投稿日:2020/05/24

本格ミステリ作家エラリー・クイーン中期の傑作。 ニューヨーク市の無差別連続殺人の犯人を追及していく物語。 クイーンはとかくロジックばかりが取り上げられがちだが、本作の第一章の力強く密度のある文章は素晴らしい(「ハサミ男」の第一章の文章にも同様の印象を持った)。 作中で「猫」と呼ばれる犯人は漫画...

評価: 4.0

読了日:2020/05/18

投稿日:2020/05/18

再読。 第144回芥川賞受賞作。 主人公の北町貫多が織りなす小説は、著者が公言しているうえ読めば一発でわかるのだが、西村賢太本人を投影している私小説である。 「苦役列車」は日雇い仕事をしている貫多が同僚の日下部と親しくなることころから物語が展開する。 日雇い仕事の単調さなども描写されているが...

  • 1~10件 (全150件)

tygkunさんの読書レビュー | 読書ログ

プロフィール
ニックネーム:tygkun
本棚登録件数: 150 冊
レビュー件数: 150 件

自己紹介:
守備範囲は、本格ミステリと純文学です。

tygkunさんの本棚
マイ本棚をブログに設置
絞り込み
絞り込みを解除: すべての本を表示
ステータス:
読み終わった本  
本の所有:
持っている   持っていない