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弁護士Kさんのコメント

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弁護士K
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ハツカネズミと人間
課題図書だったし、今年はねずみ年だから~と手にした一冊 新年早々、哀しい話を読んでしまった。しまった。 さすがスタインベック… 私のイメージにある通りのエンディング… といっても彼の小説を... by 月うさぎ さん

 おかげさまで、約40年ぶりに再読しました。  さすが、スタインベックでしたね。読んでいるうちにだんだん思い出し、破局の予感に胸を締めつけられながら読み進めました。    ところで、古い方も新しい方も同じだと思っていたのですが、実は違いました。  古い方には、「P〇〇L〇〇」という謎の書き込みが随所に。  これは、何頁何行目という印でしょうね。つまり、これを書き込んだ持ち主は、おそらくリーダーの教科書か副読本かに掲載されていた英文を翻訳するアンチョコとしてこの文庫本を買ったのではなかったか。  言い訳をするわけではありませんが、ぼくではありません。  ぼくは、副読本で『赤い仔馬』の英文を読んだことはありますが、『ハツカネズミと人間』の英文を読んだことはない。    きっと二歳上の兄の本が、ぼくの書棚に紛れ込んだものと思われます。  人に読まれた本である以上、その本にはそれなりの歴史があって、同じ本などないのだとつくづく思いました。  

2020/03/21
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ハツカネズミと人間
課題図書だったし、今年はねずみ年だから~と手にした一冊 新年早々、哀しい話を読んでしまった。しまった。 さすがスタインベック… 私のイメージにある通りのエンディング… といっても彼の小説を... by 月うさぎ さん

 スタインベックは大好きな作家で、この『ハツカネズミと人間』も、高校時代に、たいへん感動したという記憶が残っているのですが、残っている記憶はそこまでで、どんな話だったのか、ちっとも憶えていない(^_^;)  月うさぎさんのレビューを読んでなんとなく蘇ったのは、ジーン・ハックマンとアル・パチーノが共演した『スケアクロウ』という映画でした。考えてみると、『ハツカネズミと人間』を読んでいる最中も、この映画と重ねていたような気がする。とはいえ、『スケアクロウ』も漠然とした雰囲気しか憶えていないので、ほんとに、「気がする」だけですね。  久しぶりに、書棚から取り出してみようかな。  ……と、ここまで書いて立ち上がり、実際に書棚を探ってみると、なんと、同じ新潮文庫の『ハツカネズミと人間』が2冊並んでいました。一つは昭和52年の37刷、もう一つは昭和54年の40刷。どうしてなのか、まったく思い出せません。とりあえず古い方を読んでみよう……なんて、どちらでも同じに決まってますけど。

2020/03/07
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リプレイ
1988年10月18日、午後1時6分。ジェフ・ウィンストンが死んだのは、妻と電話しているときだった。 43歳で死んだはずの彼が目覚めると、記憶と知識はそのままで、25年前に逆戻りしていた。 その記... by あすか さん

 おおっ、これ課題図書になっていたのですか!!  以前、レビューしたことがありますが、大好きな本です。  ぜひ、多くの人に読んでほしいと思います。  読書ログ、やるなあ。

2020/02/24
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ナイン・スト-リ-ズ
【語り尽くさないところに漂う空気感】  本書は、サリンジャー自身が選んだ9編の短編が収録されています。  巻末解説によれば、サリンジャーはそれまでに発表した29編の短編の中からこの9編を選び、発表... by ef177 さん

 高校生の頃はじめて読んで以来、何度も何度も読み返した短篇集です。  その間に、ぼく自身のサリンジャーの読み方はかなり変わってきたように思いますが、たぶん、いま読んでも大好きなのは、『小舟のほとり』ですね。 >他の短編は、今はどうなっているのでしょう?  荒地出版社というところからサリンジャー選集というのが出ていて、その第2巻「若者たち」、第3巻「倒錯の森」というのが、「ナイン・ストーリーズ」に収録されなかった初期短篇群です。

2020/02/24
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女友達をも夢中にさせる美しい女性を中心としたストーリーです。 いかにも谷崎作品!という印象の作品でした。 主人公がことの経緯を話していて、それをふんふんと聞いているような感覚で読み進めてい... by chao さん

 面白いでしょう!!  ぼくにとってはこれと『春琴抄』が谷崎のベストです。  といっても、10年くらいしたら、また違う谷崎の魅力に気がつくということもあるかもしれないのですけどね。とりあえず、いまは、このあたりの谷崎がいちばん好きです。

2019/10/14
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リプレイ
1988年。 会社で突然の死を迎える主人公のジェフ・ウィンストン。 しかし気付くと大学時代に戻っている。 しかも前の人生の記憶を持ったまま。 覚えている競馬などの賭博や投資で巨額の資産を手... by chao さん

 chaoさん、レビューありがとうございました。  とても懐かしい作品です。  3年前の自分のレビューも読みかえしてみて、それもまたとても懐かしく感じました。  年をとるごとに、1年1年の区別が曖昧になって、ある出来事がいったいいつ頃のことだったのかの距離感が掴めなくなってきます。今日は、どういうはずみなのかわからないのだけれど、そのレビューを書いたのが遙か昔のように感じられます。  この作品のことを思い出しながら、いま読みかえしたら、ぼくはどんなレビューを書くのだろう、それを数年後に読みかえした時、ぼくはどんな気持ちになるのだろう……などと思いを巡らせています。  それがこの『リプレイ』という作品の仕掛けであるのかもしれません。  

2019/09/05
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エコー・メイカー
【私は何者でもない】  ネブラスカ州のプラット川には、毎年何十万羽という鶴が飛来する場所でした。  丁度、今年の鶴がやって来たその日の夜、マークは運転していたトラックを路外に転覆させてしまい瀕死の... by ef177 さん

 この作品は、確か全米図書賞受賞作で、パワーズにとっても記念碑的な作品なのかもしれません。しかし、パワーズの作品としてはやや重すぎる感がありますね。ぼくとしては、是非『われらが歌うとき』、『ガラテイア2.2』を読んでほしいと思っています。

2019/08/29
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眠れる美女
波の音が高く聞こえる宿。 ここは「安心できるお客さま」を相手にする逸楽の館だ。 「女の子を起こそうとなさらないで下さいませよ。どんなに起こそうとなさっても、決して目をさましませんから・・・・」 ... by あすか さん

 ぼくはこの作品にさして感銘を受けませんでしたが、ぼくがこよなく愛するコロンビアの大作家ガルシア・マルケスは、この作品に触発されて『わが悲しき娼婦たちの思い出』を書いているのですよね。  奥が深い、ともいえますし、そんな奥までは知らんよ、といいたいような気もしますし。

2019/08/29
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うつくしい列島 (河出文庫 い 35-2)
       絶景に包まれた秋津島  あたらしい年を迎えるたびに、ある焦りが心をよぎる。みずからの脚でまだほとんど日本地図を塗りつぶせていない。ある不安が浮かんでくる。いつまで健脚を保てるの... by 素頓狂 さん

 教えていただいた『詩の自覚の歴史』、たいへん面白く読みました。    特に、大伴坂上郎女!  ぼくは彼女の、  坏に 梅の花浮かべ 思うどち 飲みての後は 散りぬともよし という歌の、あまり女性らしくない潔さがとても印象に残っていて、気になる歌人の一人でした。まあ、女性のなかでは収録作品数が圧倒的に多い人なので、万葉ファンであれば気にならないのがおかしい存在ではありますよね。  しかし、この書で初めて、大伴家の「家刀自」、「斎姫」としての彼女の位置付け、甥であり婿である家持との関係についての考察を読み、これまでうっすらと感じていた「潔さ」が、とても具体的な、陰翳をもったものとして感じられるようになりました。    うら若き総領息子の家持を支える姨として……。  我が背子が 著る衣薄し 佐保風は いたくな吹きそ 家に至るまで  娘の異性関係を気遣う母として……。  風交じり 雪は降るとも 実にならぬ 我家の梅を 花に散らすな  斜陽の豪族、大伴家の斎姫として……。  かくしつつ 遊び飲みこそ 草木すら 春はさきつつ 秋は散りゆく  家持との関係は、われわれ現代人の感覚からは肯うことが難しいけれども、それでもやっぱりその潔さにぼくは惹かれます。  ひさかたの 天の露霜 置きにけり 家なる人も 待ち戀ぬらむ  玉守に 玉は授けて かつがつも 枕とわれは いざ二人寝む  潔くて、でも可愛い。  戀ひ戀ひて あへる時だに うつくしき 言尽くしてよ 長くと思はば  我が背子に 戀ふれば苦し 暇あらば 拾ひいていかむ 戀忘れ貝  しかしまあ、面白いといえば、面白いのだけれども、一方では、ずいぶん勝手なことを書くものだ、という気もするのです(^_^;)  例えば、憶良について、その思想が全部借り物にすぎないとか、五七調がスムーズではなく言葉に鈍感であるとか評するのはあんまりではないでしょうか。憶良のみならず、額田王にせよ人麻呂にせよ、その漢詩体交じりの歌を五七調に訓読したのは後の世の業なのであって、万葉歌人たるもの、そういった訓読を前提としてリズム感を云々されたのではタマランのではないか。家持についても、人麻呂時代の反歌の位置づけが既に理解できなくなっていると評している部分がありますが、詩人ではないド素人のぼくからみると、家持よりも現代の詩人の方が人麻呂をよく理解できるなどということがあり得るとは思えません。  まあ、斉藤茂吉や折口信夫になるともっともっと好き勝手なことを言っていて、山本さんはむしろ控え目な方かもしれないのですが。  とはいえ、そういった部分も含め、ほんとうに読み応えのある本でした。  本日、泣く泣く図書館に返還し、やはり山本さんの『柿本人麻呂』と、折口信夫全集第6巻を借りてきたところです。  また、いい本を紹介して下さいね。

2019/03/08
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うつくしい列島 (河出文庫 い 35-2)
       絶景に包まれた秋津島  あたらしい年を迎えるたびに、ある焦りが心をよぎる。みずからの脚でまだほとんど日本地図を塗りつぶせていない。ある不安が浮かんでくる。いつまで健脚を保てるの... by 素頓狂 さん

 素頓狂さん > 勅撰和歌集がベストスリーに挙がるとは驚きました(笑)。  いや、これはやや背伸びのしすぎであったとわたしの方が後悔しています(^_^;)  まあ、そういう気分にあるのだという程度にご理解くださいませ。  しかし、やっぱり万葉集、ですね。  大岡さんの『私の万葉集』、いま2巻まで読んで、3巻が届くのを待っているところです。とても面白くて、3巻が届くのが待ち遠しいのですが、その間に読みはじめたリービ英雄『英語で読む万葉集』がまたいい!  天の海に 雲の波立ち 月の船 星の林に 漕ぎ隠る見ゆ  On the sea of heaven  the waves of clouds rise,  and I can see  the moon ship disappearing  as it is rowed into the forest of stars.  なんだか、Simon & Garfunkelの歌声が聞こえてきそうです。 > 折口信夫の門下生である山本健吉の「詩の自覚の歴史」が、万葉時代の代表的歌人の総まとめのような本なので大岡信の本のあとに打ってつけかもしれません。  これも是非読んでみたいと思います。  では、わたしの方からもひとつお薦めを。  石川九楊『万葉仮名でよむ「万葉集」』    ぼくが、講談社学術文庫『万葉秀歌』全5巻を買い揃えたのはいまから約20年ほど前のことですが、その当時のぼくの興味は、歌集としての万葉集というよりも、歴史書としての万葉集にありました(基本的には古田武彦の多元的古代観に依っています)。だから、訓読で親しまれている形よりも、その歌がもともとどのような形で表記されていたのかに興味があり、訓読と万葉仮名と現代語訳がセットになっているこのシリーズを選んだのだったと思います。  興味があるといってもごく表面的な話で、深く研究したわけでもなんでもありませんよ。  昨年秋頃から、にわかに和歌に対する興味が募り、歌集としての万葉集の魅力に目ざめつつあるところなのですが、さまざまな論者がその歌について語るのを読み、ますますその魅力を感じるほどに、万葉仮名ではどう表記されているのだろうというところにぼくの心は戻っていくようです。  天海丹 雲之波立 月船 星之林丹 榜隠所見  さて、『万葉仮名でよむ「万葉集」』の著者である石川九楊は、書道家であって、国文学の専門家ということではなさそうです。言語学や記号論についてのわたしの浅薄な常識からすると突飛に感じられる部分も多々ありますし、そのような前提を抜きにして、論理的に筋が通っているかどうか首を傾げたくなるところもあります。  しかし、一口に万葉仮名といっても、例えば、柿本人麻呂の「東野炎立所見而反見為者月西渡(東の野に陽炎の立つ見えてかえりみすれば月傾きぬ)」のようなほぼ漢詩体のもの(「天海丹…」もこれに近い)から、茅上娘子の「可敝里家流比登伎多礼里等伊比之可婆保等保登之尒吉君香登乎毛比弖(かへりける人きたれりと言ひしかばほとほと死にき君かと思ひて)」のようなほぼ一字一音仮字体のものまでの幅があるのであって、その歌においてなぜこの表記が選ばれているのかを、時代の推移の中で考察してはじめてその歌を理解できるのだという姿勢には、全面的に共感できます。  本来であれば、もう少し、このような観点からの議論があっていいのではないかと思うのですが、私の知る範囲、目の届く範囲には見つからないのですよね。  というわけで、ちょっと読んでみる価値のある本ではないかと思っている次第です。 > プルーストに毒されているせいか、当たり前のことを当たり前と認識し始めたのか不明ですが、やはり「時間」が、文学、いいや人生においても最も大切なものだと自分のなかではっきりしてきました。  このあたりをよみながら、ヴァージニア・ウルフの『灯台へ』を読みかえしてみたいと、漠然と思いました。実は、あまり記憶していないんですが、なにか関係ありそうでしょうか。  なかなかプルーストを読みかえそうとは思わないんですよね。でも、わかりませんね。昨年の前半には、まさか万葉集にはまるとは思ってませんでしたからね。      

2019/02/16
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